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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

葛原家住宅

Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a histric district and heritage site of Japan, Residence of the Kuzuhara family Page 1/2
葛原家(本家)外観   
 南会所町筋から見た外観  
母屋に連なる土蔵   黒壁に虫籠窓(むしこまど)と出格子窓が調和している。
 
親子格子
上部の竪子(たてこ)を間引いて、建物の内部から戸外が見えるようにした格子
母屋の鬼瓦 
 
   
   
葛原家住宅(続き)

Information

非公開

建築年代
19世紀初期

所在地
富筋・南会所町

歴史(由来)
葛原家は奈良県吉野郡十津川村(とつかわ)の元郷士で、天明元年(1781年)頃に当地で酒屋を始めたと伝えられている。しかし、現在の母屋が建てられたのはそれより後で19世紀の初め頃の再建と考えられる。宝永7年の絵図に拠れば、葛原家住宅の東方に会所があったことがわかる。今は遺構が残っていないが、会所町の名称はこれから由来したと考えられる。

屋号
十津川屋
(酒造業を廃業後には、田葉粉屋と称していた。)

建物の特徴
区画の半分を占める敷地内には、母屋のほかに東方に表玄関をもつ別屋敷と土蔵が、壺庭を「コ」の字形に囲むように配置されている。接客空間の「奥」に12畳半の広い書院座敷があり、当時の大商人の実力が偲ばれる。

ボランティア・ガイド

団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

 寺内町の建築様式
 屋根・屋根瓦
 虫籠窓
 格子窓
 土蔵
 煙だしの越屋根
 鐘馗さん(魔除けの瓦人形)
 袖うだつ

ナビゲーション