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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

Information

屋根・屋根瓦
富田林・寺内町の寺院や商家の屋根は大小さまざまで、形もそれぞれ個性的です。商家の屋根には竈(かまど)の煙を出すため越し屋根(煙だし小屋根)が設けられています。

屋根瓦葺きは、圧倒的に桟瓦葺きが多い。相対的に言って、本瓦葺きは桟瓦葺きに先行するものであり、桟瓦の出現は江戸時代も後半になってからと言われています。このため、江戸時代の中期以降にも富田林にはなお茅葺の民家が多くあったものと推測され、実際に戦後にも富田林の町中には茅葺きの民家が2戸残っていました。そして、それら茅葺きの家が屋根を改造し、厨子二階風の町家に改造したのは江戸時代も末の頃と考えられています。

寺内町の建築遺構のうち、本瓦葺きの建築物は、興正寺別院本堂、妙慶寺本堂、重要文化財・旧杉山家住宅、仲村家住宅、田守家住宅、杉田家住宅、木口家住宅、葛原家住宅、佐藤家住宅、越井家住宅などです。入母屋造りや八棟造りなど切妻の形にもぜひ注目してご覧下さい。

サムネイル形式ですので、それぞれの写真をクリックしながら、拡大写真でもお楽しみ下さい。

 寺内町の建築様式
 屋根・屋根瓦
 虫籠窓
 格子窓
 土蔵
 煙だしの越屋根
 鐘馗さん(魔除けの瓦人形)
 袖うだつ

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