本文へスキップ

富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

佐藤家住宅(続き)・紅梅蔵

 【Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a histric district and heritage site of Japan, Residence of the Sato family Page 2/2
 
城之門筋
 
雨水切り小庇が特徴的な土蔵(城之門筋
  城之門筋に面した土蔵。水切りの小庇が特徴的です。
城之門筋
 佐藤家(新宅)
新宅(明治時代、北会所町
二階部分は軒高になり、虫籠窓も大きな長方形をしており、明治時代の建築物であることがわかる。
 
 
   
昔懐かしい牛乳箱
紅梅蔵 
   
佐藤家住宅 

Information

非公開

建築年代
1820年 (文政3年)

所在地
亀が坂筋・北会所町

歴史(由来)
当家は仲村家(佐渡屋)より出て初代・藤兵衛(とうべい)が文政3年(1820年)にこの家を興した。従って,屋号を「佐渡藤」と号し、2代目より佐藤姓を名乗った。紅梅酒味醂の醸造を営み、現在も敷地内に多くの土蔵を残す。

屋号
佐渡藤

建物の特徴
母屋(入母屋造り)は区画東南に位置し、西側には分家新宅(明治の建造物)が連なる。 母屋の建築時期は明らかではないが、ほぼ原形を留めている。左勝手の土間を入ると、下手に小ニワをおいて、下店を設けその裏方にカマドを設け広舗(ひろしき)に接して居室が表より4室(帳場、店、中の間、ダイドコ)と並ぶ豪壮なものである。 城之門筋に面する土蔵に設けられた小庇(雨水切り)は特徴的である。

紅梅蔵
『2010年3月、寺内町内に空き家を活用した新たな複合店「紅梅蔵(こうばいくら)」がオープンしました。紅梅蔵は元々、佐藤家のみりん醸造蔵で、現在でも蔵内部の地中に埋まった甕や、中庭に置かれている甕、石臼などからその名残りが感じられます。当地区には空き家が多く、それが地域の大きな課題となっており、現在富田林駅南地区まちづくり協議会やLLPまちかつ(有限責任事業組合町家利用促進機構)が中心になり空き家活用の活動(空家の建物調査や所有者へのPR活動、所有者と入居者との橋渡し等)を進めています。「紅梅蔵」の誕生は、そういった地域のまちづくり活動のひとつの成果と言えます。』(パンフレットから引用)
 寺内町の建築様式
 屋根・屋根瓦
 虫籠窓
 格子窓
 土蔵
 煙だしの越屋根
 鐘馗さん(魔除けの瓦人形)
 袖うだつ

ボランティア・ガイド


団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

ナビゲーション