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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

じないまち訪問記 2004年10月10日-11日(続き)

2004年10月10・11日の2日間、富田林寺内町をまもりそだてる会の発足10周年記念行事として「寺内町フェスタ」、及び昨年に続いて「クラフトアートフェア2004」が寺内町一帯を会場に開催されました。前日まで台風の接近でお天気が心配されましたが、幸いにも台風一過の好天に恵まれました。 

会場となった町家では各種展示や即売、また興正寺別院本堂ではライブコンサートや記念講演会、重要文化財・旧杉山家住宅ではお茶会や琴のコンサートなど、さまざまなイベントが企画・開催されました。朝日新聞の地元版でもこの催しや寺内町紹介の記事が大きく取り上げられたことから、多くの訪問者で賑わいました。

10日(日)夜には日本の道百選にも選ばれている城之門筋に約300基の行灯が道の両側に並べられ、夜6時から一斉点灯。周辺の街路灯は消され、暗闇の中に町家が燈火で照らし出されて幻想的な雰囲気に包まれました。

佐藤家住宅北会所町
 
上野家住宅林町
 
勝間家住宅林町
 
空き地(市有地)を利用した写真展(富山町
「町づくりセンター(仮称)」建設用地
 
松本建具店(手作り市)

「城之門燈路」で点灯された行灯(旧杉山家住宅
 
重要文化財・旧杉山家住宅 庭園
 
寺内町土産の即売(柏屋葛城堂興正寺別院境内にて)
 
田守家住宅
 
田守家住宅
 
田守家住宅

田守家住宅 蔵長屋「路地猫」写真展城之門筋
 
田守家住宅城之門筋
 
田守家住宅 蔵長屋「路地猫」写真展城之門筋
 
「町家空庭」の展示 (東)奥谷家住宅

「町家空庭」の展示 (東)奥谷家住宅

「町家空庭」の展示(東)奥谷家住宅城之門筋
大阪市内で空庭CAFEを経営されている山内さんの創作展示です。普段は緑が少ない寺内町の町家の軒先に忽然と出現したオアシスとなりました。手前の椅子に腰をおろしながらくつろいでご覧になる方々も多くてとても好評でした
 
喫茶ナロード(本町筋)
 
喫茶ナロード店内 訪問者で一杯
じないまち探訪記 2004年10月10-11日 (前篇)
じないまち探訪記 
じないまち随想
 ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人)


Information


(富田林市提供、禁無断転載)

道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。

重要文化財・(旧)杉山家住宅

杉山家は富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代は造り酒屋として栄えました。現存する家屋は寺内町で最も古く、江戸時代中期の大規模商家の遺構です。明治時代の明星派女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)の生家でもあります。昭和58年(1983年)国の重要文化財に指定され、富田林市が維持・管理しています。



(南)葛原家住宅・三階蔵

酒造業で栄えた商家。三階蔵は日本に少ない貴重なもので、寺内町のランドマーク的存在。各層に庇を廻し本瓦葺き。妻を表に向けて白壁を際立たせている。年貢米を入れる蔵であった。1854年建築

ボランティア・ガイド




団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)

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