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記述例 | |
記事の掲載誌の号数(初版発行日) | |
記事名 | |
著者/訳者等(敬称略) | 総ページ数 |
記事の概要 |
Vol.51 (2008.12.22) | |
アーカム計画 ラヴクラフトの幻夢境 | |
文:坂本雅之│画:原友和 | 5P |
#夢幻境に関するこのような記事は「RPGマガジン」1994年1月号の「クトゥルフ通信 第6回『幻夢境観光案内』」以来14年ぶりか。 | |
シルバーレインRPG 銀誓館の学園ライフ5 鼻歌まじりのハウスキーパー!? | |
文:友野詳/安道やすみち/グループSNE│画:トシヤ/ヤトアキラ | 5P |
ゲーム内のキャラクタークラスを取り上げる「ジョブクローズアップ」のコーナーにおいて、「楽器から発する音波を使い、様々な効果を生み出す能力者」フリッカー系向けのシナリオソースとして、「二十世紀初頭の、天才ヴァイオリニストが遺したという奇妙な楽譜」をめぐる事件「エーリッヒ・ツァンの楽譜」が例示されている。「通常の音楽理論にはまったく沿わないその曲を完璧に演奏すれば、異界への門が開くと囁かれています。」 |
Vol.52 (2009.1.25) | |
Brand New Games | |
― | 1P |
“クトゥルフ神話TRPG ラヴクラフトの幻夢境(仮)”の発売が告知されている。発売日は2月の予定。定価は未定。日本語版サプリメントとしては初めて、カラーの地図が付属するとの事。 | |
アーカム計画 はるかウルタールに猫を求めて 第一話 | |
構成:坂本雅之│文:内山靖二郎│画:那知上陽子 | 5P |
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ボードゲーム・ジャンクション Topics 2008年 エッセン・ゲーム祭―シュピール! つぶぞろいの新作をどうぞ その1 | |
文:安田均 | 2P |
コスモス社の新作ボードゲーム“ドイツ・クトゥルフ”が紹介されている。ゲームの原題は「セイレムの魔術師 / セイレムの魔女たち」"Der Hexer von Salem"で、ヴォルフガング・ホールバイン Wolfgang Hohlbeinによる同題のクトゥルフ神話小説が原作。ゲーム自体のデザインは、同じくコスモス社の「大聖堂」(これも同名の小説が原作)等を手がけたミヒャエル・リーネック Michael Rieneck。ゲーム進行は新版“アーカム・ホラー”と似ているが、プレイ中で扱われるデータがより少なく、その分システムにおけるジレンマ感が加味されているとの事。結果的に“アーカム・ホラー”よりも軽く、短時間で1ゲームをプレイできるようになっている。 同じく「ボードゲーム・ジャンクション」内の記事「今スグ買える! 遊べる! 輸入ゲーム ピックアップ」にある「掲載ゲーム一覧」では、“ドイツ・クトゥルフ”は「プレイ人数 2〜4人、プレイ時間 50〜60分、対象年齢 10歳以上、価格 $53.99」となっている。なお、この記事の時点ではアークライトの輸入ゲームのラインナップには入っていない。 #原作の"Der Hexer von Salem"はシリーズもので、ゲーム化作品としてはブックタイプの"Der Hexer von Salem - Cthulhu -"が2005年にPegasus Gamesから発売されているようだ(上記のゲーム"Der Hexer von Salem (Spiel)"との関係はよくわからない)。原作については安田氏も「現在調査中」としているので、そのうち詳細が誌上で報告されるかも知れない。 | |
RPG・ボードゲーム・プラスαを斬る! | |
文:安田均 | 1P |
2008年のエッセン・ゲーム祭で登場した新作ゲームの特徴について論じており、「一昨年の『大聖堂』でブレイクした、原作小説のボードゲーム化の流れ」の顕著化の一例として、上記の“ドイツ・クトゥルフ”が取り上げられている。
しかし安田氏としては原作の「セイレムの魔術師」やそのTRPG及びゲームブック化という展開の方により興味をそそられていて、このボードゲーム自体の評価は「一応、おもしろい」というもの。
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Vol.53 (2009.2.23) | |
Brand New Games | |
― | 1P |
“クトゥルフ神話TRPG ラヴクラフトの幻夢境”の概要が紹介されている。
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アーカム計画 はるかウルタールに猫を求めて 第二話 | |
構成:坂本雅之│作:内山靖二郎│画:那知上陽子 | 5P |
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Vol.54 (2009.3.24) | |
アーカム計画 はるかウルタールに猫を求めて 第三話 | |
構成:坂本雅之│作:内山靖二郎│画:那知上陽子 | 5P |
リプレイ中においてドリームランドにおける狂気/悪夢の特別ルールと、ドリームランド特有の技能〈夢見〉〈夢の知識〉が使用及び説明されている。 |
Vol.55 (2009.4.22) | |
魔法イメージ探訪記 第三十五回 語りきれなかった事など(3) | |
文:門倉直人│画:緒方剛志 | 2P |
連載「第三回:花見の魔法」の「『桜』の色々な諸源説について考察あれこれ」において、ヘブライ人が唯一神の名をそのままでは発音困難な神聖四文字"YHWH"として表した事に触れ、「畏れ多い存在だから」婉曲に表現したというよりも、抑圧されていた身分から信仰を秘密にせざるを得なかったヘブライ人が「仲間内でしか通じない」ように暗号化する必要があったのではないかと考察し、「ラヴクラフトによるクトゥルフ神話の『読めない神名』というモチーフは、この神聖四文字からヒントを得た――というか少しネガティヴな視線でのパロディーだったかもしれません」と推測している。 | |
アーカム計画 はるかウルタールに猫を求めて 第四話 | |
構成:坂本雅之│作:内山靖二郎│画:那知上陽子 | 6P |
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Role&Roll Station | |
― | 2P |
Vol.48のRPG・ボードゲーム・プラスαを斬る!でも取り上げられた、FANTASY FLIGHT GAMES社の"Call of Cthulhu THE CARD GAME"が、アークライトから“コール・オブ・クトゥルフ カードゲーム”として今秋発売予定である事が発表されている。同社の「ディセント」と同じく完全日本語版。この号のBrand New Gamesでは触れられておらず、追加情報は5月31日に開催されるゲームマーケット2009において知らされるとの事。 |
Vol.56 (2009.5.24) | |
ボードゲーム・ジャンクション Topics 2009年 アメリカゲーム 初夏の新作! | |
文:安田均 | 2P |
FFG(FANTASY FLIGHT GAMES)社のボードゲーム“アーカム・ホラー”の最新拡張セット“アーカム・ホラー:黒山羊の森”"ARKHAM HORROR: THE BLACK GOAT OF YHE WOODS"(ケヴィン・ウィルスン作)が紹介されている。「今月の注目作 CLOSE UP」の記事でも、同じ作者のFFG社製ボードゲーム「アンドロイド」が取り上げられ、高い評価を受けている。 #“アーカム・ホラー”及び拡張セット(エクスパンション)については、有味 風様の「終末同盟」に詳細な解説があります。 | |
アーカム計画 ドリームランドを舞台としたクトゥルフ神話作品 | |
文:坂本雅之 | 5P |
#ラムレイによるファファードとグレイ・マウザー……じゃない、デヴィッド・ヒーローと放浪者エルディンのコンビの幻夢境冒険ものは、残念ながら「タイタス・クロウ」ものとは異なり、原書の各版とも絶版状態のようです。 | |
サタスペ 亜侠必死 | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:速水螺旋人 | 2P |
「今月のおたから大百科」に追加アイテムデータ「エーリッヒ・ツァンのジュークボックス」が……音楽機器メーカー「オーゼイユ」製であるとの事。 | |
セイクリッド・ドラグーン シナリオ&サポート 海竜の魔境 | |
文:力造│画:桃タイ | 6P |
追加クリッター(モンスター)データに「深きものども」が……やはり奉仕種族であるとの事。 |
Vol.57 (2009.6.24) | |
アーカム計画 1930年代――飛行艇の時代 | |
文:坂本雅之│写真協力:月刊エアワールド | 5P |
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Role&Roll Station | |
― | 2P |
「今夏発売!完全日本語版ボードゲーム最新情報」と題して、FANTASY FLIGHT GAMES社のカードゲームの翻訳版『クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版』の完成が報告され、見本として「クトゥルフ/偉大なる旧支配者」のカードが掲載されている。発売日についての情報は無いが、拡張パックの発売は決定しているとの事。 |
Vol.58 (2009.7.17) | |
アーカム計画 戦闘ラウンドの試案いろいろ | |
文:坂本雅之 | 5P |
#これまでに提案された戦闘ルールの改良案で思い出されるのは、1982年に「ディファレントワールド」"Different Worlds"誌issue19に掲載され、有坂純氏によって「TACTICS別冊RPGマガジン」1987.1(No.2)に翻訳された、銃器ルールに関する記事「クトゥルフを撃て」"Guns Against Cthulhu, by Dick Wagenet"です。この中の「発射率(ROF)」の追加ルール等は、後に有坂氏作のキャンペーンシナリオ“黄昏の天使”に付属する“1980年代に関する資料集”の銃器ルールにも採用されました。
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Game Market 2009 レポート! | |
岡和田晃 | 1P |
5月30日及び31日に開催された、今年で10周年となるアナログゲームの総合イベント「ゲームマーケット」の内容報告。アークライトのブースでは、今夏発売予定の『クトゥルフ神話カードゲーム スターターキット』の先行体験会が行われた。著者いわく「びっくりするほど面白い!」との事。
Vol.57の「Role&Roll Station」において紹介された「クトゥルフ/偉大なる旧支配者」のカードにもかなりの反響があったという事が、今号の「〜ステーション」ページにおいて報告されている。 |
Vol.59 (2009.8.24) | |
アーカム計画 『クトゥルフ神話TRPG』における戦闘のススメ | |
構成:坂本雅之│文:内山靖二郎 | 5P |
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Role&Roll Station | |
― | 2P |
「発売直前! この夏のイチ押しゲーム!」と題された記事において、対戦型カードゲーム『クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版』のあらまし等が紹介されている。
「ピックアップカード」として「キャラクターの負傷を打ち消す能力」を持つ「ミ=ゴの戦士」が取り上げられている。
ロール&ロール ステーションでは8月にこのゲームの体験会を計画している。また日本語版の入荷日が判明し次第、その詳細をWeb及び店頭にて告知するとの事。 |
Vol.60 (2009.9.17) | |
アーカム計画 日本の法執行機関と「特殊部隊」 | |
文:坂本雅之 | 5P |
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セイクリッド・ドラグーン シナリオ&サポート 炎の災厄を断て! | |
文:力造│画:桃タイ | 6P |
追加クリッター(モンスター)データに「ミ=ゴ」が……種別は「植物」(菌類)で、やはり資源採掘をしているとの事。 | |
ボードゲーム・ジャンクション 今スグ買える! 遊べる! 輸入ゲーム ピックアップ | |
文:―│イラスト:水着M | 2P |
1ページにわたって“クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版”、通称“クトゥルフLCG”が取り上げられ、プレイの手順や勝利条件等の概要が紹介されている。ルール説明だけ聞くと複雑そうな印象を受けるが、実際にプレイするとそのような感じはあまりないとの事。末尾の「掲載ゲーム一覧」の情報は以下の通り。発売はアークライトで、輸入ゲームラインナップにも入っている。
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Role&Roll Station | |
― | 2P |
“クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版”絶賛発売中との告知。また「拡張パックも、今後本国での英語版発売と同時期に日本語版も発売していく予定」とされていて、拡張パックセットの一つ『ドリームランド・アサイラムパック 黄昏の恐怖 TWILIGHT HORROR』の日本語版パッケージの写真が載っている。 | |
ハラショー!REPORT&RESPONSE | |
文:―│イラスト:笛吹りな | 2P |
読者からのお便りの「その他の感想」の項において、2009年7月22日の皆既日食を観測しに奄美大島まで出かけた読者からの「日食中“イア! イア!”と口ずさみそうになりました(笑)」という投稿に対して「勇敢な探索者の活躍により発生した雲によって日食が隠され、邪神の復活が阻止されたのだ!」「『悪石島』もクトゥルフ的に気になる名前」「日食を見にきた人たちは、実は邪神復活の陰謀を企む秘密結社に、儀式のためのいけにえにされるとか……」等とシナリオネタで盛り上がっている。 |