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記述例 | |
記事の掲載誌の号数(初版発行日) | |
記事名 | |
著者/訳者等(敬称略) | 総ページ数 |
記事の概要 |
Vol.91 (2012.04.17) | |
アーカム計画 『クトゥルフ神話TRPG』シナリオ ダニッチの双子 | |
文:内山靖二郎(アーカム・メンバーズ)│画:原友和 | 7P |
記事末尾のコラムでは先日発売された「H・P・ラヴクラフト大事典」が紹介されている。
また、連載記事「アーカム計画」等の著者達がチーム「アーカム・メンバーズ」を結成したとの告知がある。
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エクリプス・フェイズ リプレイ 金星の人狼 -Garou in the Venus- 第4回 | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)│協力:『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム | 6P |
2012年の夏に日本語版が発売予定の宇宙SF-TRPG「エクリプス・フェイズ」のリプレイの最終回。“クトゥルフ神話TRPG”と同じく恐怖と狂気を扱うルールがあるこのゲームにおける、心的ストレスから来る精神的混乱状態やトラウマ、一時的及び永久的な精神崩壊に関する判定の解説と実際のロールプレイが行われている。 #未来世界の超高性能3Dカメラ越しに怪物を目撃した場合、実際に遭遇したのと同じ精神的ストレスを被ってしまうというのは、現代ものの“クトゥルフ”のシナリオでも利用出来そうなギミックだと思う。知れば知るほど不幸になるのが神話知識の本質。 | |
スピタのコピタの! 第97卓:寝た子とビギナーには勝てぬ | |
画:緑一色 | 8P |
作者の参加したTRPGやボードゲーム等(主に最新作)のセッションを元にして書かれるリプレイ漫画。今回はFantasy Flight Games製作、アークライトから4月下旬に発売予定の“エルダーサイン 完全日本語版”及びWhite Goblin Games発売の「ロスト・テンプル」"Lost Temple"が取り上げられている。全8ページ中“エルダーサイン 完全日本語版”のリプレイは6ページ。 #今号の「ボードゲーム・ジャンクション」のボードゲーム・リプレイは「ロスト・テンプル」なのだが、何故か笛吹りな氏の口絵には旧き印の描かれた書物を抱える男性とクトゥルフらしき神像を持つ女性の姿が。 | |
Brand New Games | |
― | 5P |
トライデント・ハウスから発行された「幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌」、季刊「ナイトランド」の創刊号が紹介されている。特集は「ラヴクラフトを継ぐ者たち」であり、いくつもの初翻訳の神話小説の中に、当方でも要約を載せているラムジー・キャンベルの短編「コールド・プリント」"Cold Print"が、SFやホラー小説の翻訳家である野村芳夫氏の手による完全訳で収録されている。
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ハラショー!REPORT&RESPONSE | |
文:―│イラスト:笛吹りな | 2P |
イラストコーナー「イラストルチョック!!」のコメントで、矢野健太郎の「クトゥルフの呼び出し」(学習研究社ノーラコミックス 邪神伝説シリーズ4巻「コンフュージョン」に収録)を名作クトゥルフ漫画と評している。 |
Vol.92 (2012.05.28) | |
深淵 第二版 ラホールと魔法の本 第四夜 厨房と魔術 | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)│画:田口順子 | 5P |
2012年4月4日に新宿ロフトプラスワンで開催された「新宿クトゥルーミーティング」において振舞われたポーランド・ミードを念頭に設定したアイテム、「星の色を七つ数えた蜂蜜酒」という薬酒が掲載されている。また、料理と魔法との、そして料理書と魔道書との類似点という興味深い指摘もある。 #「見ないことこそ、見ることに通じる。それを忘れるな。」という警句は探索者にとっても悩ましいものだろう。 | |
アーカム計画 『クトゥルフ神話TRPG』シナリオグラム | |
文:坂東真紅郎、アーカム・メンバーズ│画:ポール・カリック(『Beyond the Mountains of Madness』より) | 5P |
#「ニャル子さん」の主題歌のハイテンションな曲調と名状し難い歌詞が心地良い。「怖がりの物ずき」は探索者にとって正しい資質かも。 | |
Brand New Games | |
― | 7P |
Vol.81やVol.89のリプレイ等で取り上げられた“マンション・オブ・マッドネス 完全日本語版”の、三種類の拡張ストーリー“魔女の帰還”“銀のタブレット”“死が二人を分かつまで”が発売されるとの事。
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Vol.93 (2012.06.20) | |
特集 TRPGイラスト素材集 キャラクターパレット 現代編 | |
― | 12P |
参加イラストレーター一覧(五十音順):浅井あきひろ、有谷まほろ、笛吹りな、木志田コテツ、黒百合姫、里大樹、渋沢佳奈、谷中里帆、速水螺旋人、洋武、見田航介、吉井徹、吉田トオル、よねざわまお、らうん、ラファエロ・T、緑一色 #日本を舞台にした“クトゥルフ”のシナリオに利用可能。ただし使用上の注意でインターネット等への転載は禁止されているので、サイトに載せるリプレイ記事や動画には利用出来ないと思われる。 | |
アーカム計画 『クトゥルフ神話TRPG』巨大神話怪物対処法 | |
文:寺田幸弘、アーカム・メンバーズ│画:クリス・マリナン(『Cthulhu Companion』より) | 5P |
記事の口絵はシナリオ「ロッホ・ファインの謎」"The Mystery of Loch Feinn"の挿絵で、ホビージャパン社のボックス版“クトゥルフの呼び声”のシナリオブックレットに収録されているものには「探索者たちとウォーター・ホース」という説明文が添えられていた。Yog-Sothoth.comのCall of Cthulhu Product Databaseによれば、このシナリオは1983年発売のサプリメント"Cthulhu Companion"及び1989年発売の"Call of Cthulhu, 4th edition"に収録されている。 #「ウルトラマン」世代なせいか、現行の基本ルールブックの「サイズの比較イラスト図」より“クトゥルフコンパニオン”のシルエットによるサイズ比較表が好きなので、今回の再録は嬉しい。 | |
深淵 第二版 ラホールと魔法の本 第五夜 暗黒の炎 | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)│画:田口順子 | 5P |
強大な力を持つ怪物の偶発的な影響により、魔道書に守護者/罠として封印されていた下級の怪物が解放されて災いをなし始め、主人公達がその対抗策を求めて探索する……という、“クトゥルフ”のシナリオプロットとしても使える物語が語られている。作中の下級の怪物が物理的な攻撃力を持たず、犠牲者をじわじわと精神的に追い詰めて狂死させるというタイプなのも“クトゥルフ”との親和性が高い。 | |
魔道書大戦RPG マギカロギア | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:トリゾー、吉井徹 | 4P |
現代社会を舞台に魔法使いとなって、災厄を振りまく魔道書=禁書を追い求め回収していくTRPG「マギカロギア」の新サプリメント「マギカロギア リプレイ 大夢消滅」の紹介及び追加データの記事。追加データの悪の魔法使い=書籍卿として「死体甦生人《リアニメーター》」ハーバート西がいる。 #「大夢消滅」には、Role&Rollに掲載された「マギカロギア」関連記事や追加データも収録されている。これは“アーカム計画”にも真似して欲しいところ。 | |
ブルーローズ・ネクサス サポート ホットスポット ツングースカ大爆発 | |
監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)│文:西上柾 | 2P |
トレジャーハンター冒険活劇RPG「ブルーローズ・ネクサス」のシナリオの舞台の候補、1908年に謎のツングースカ大爆発が起こったシベリアの大地を取り上げ、“クトゥルフ”にも応用可能なシナリオフックが提示されている。
“クトゥルフ神話TRPG”においては、ツングースカの大爆発はアザトースの種子によって引き起こされたとする説が有力である。詳細は“エンサイクロペディア・クトゥルフ”等を参照。 | |
報告セヨ! ボードゲェム調査団 | |
― | 2P |
ほぼ1ページを使って“エルダーサイン 完全日本語版”が紹介されている。
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Vol.94 (2012.07.24) | |
異界戦記カオスフレア Second Chapter 三千世界の魔法 コラプサー編 | |
監修:鈴吹太郎、F.E.A.R.│文:三輪清宗、小太刀右京│画:合鴨ひろゆき | 7P |
他の世界観でいう神的存在である「コラプサー」の使用する魔法の一覧が紹介されているが、クトゥルフ神話的存在に似た「宇宙怪獣」の使用するものを中心に、クトゥルフ神話ネタが散見される。「無慈悲な女王」はハインラインの小説+「ニャル子さん」の宇宙CQC? | |
アーカム計画 『クトゥルフ神話TRPG』シナリオ 深海の悪魔 | |
文:坂東真紅郎、アーカム・メンバーズ│画:原友和 | 6P |
#個人的には「深海の悪魔」と聞くと思い出すのはゲームブック「ファイティングファンタジー」シリーズの一編「深海の悪魔」。表紙を飾る怪物は、今回のシナリオに登場する神話的存在に少しだけ似ているかも。 | |
深淵 第二版 ラホールと魔法の本 第六夜 銀の門を越えて | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)│画:田口順子 | 5P |
“クトゥルフ神話TRPG”にも応用可能な、魔道書の原本と写本、抄本の価値についての解説が掲載されている。 | |
現代忍術バトルRPG シノビガミ―忍神― 闇夜に囁く妖魔の誘い…… | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:七原しえ | 4P |
「シノビガミ」に登場する妖魔のアイデア集。妖魔の一体として、チリの民話を基にした海の怪物「クエーロ」(「神魔精妖名辞典」では「エル・クエーロ」"El Cuero")と、それを支配する「インブンチェ」("Invunche"、「神魔精妖名辞典」では、支配下に置いているのは「クエーロ」とよく似た性質の怪物「トレルケフエクヴェ」"Trelquehuecuve"となっている)が紹介されているのだが、「インブンチェ」はクトゥルフ神話に登場する「旧支配者」のような存在として設定されているとの事。特性値等のデータを用意すれば“クトゥルフ神話TRPG”のシナリオにも登場させる事が出来るかも知れない。 | |
ブルーローズ・ネクサス サポート ヴィランズ 仮想化する世界 | |
監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)│文:西上柾│画:有谷まほろ | 2P |
トレジャーハンター冒険活劇RPG「ブルーローズ・ネクサス」の敵役の陰謀組織についての解説。これらの設定は“クトゥルフ神話TRPG”にも応用可能である。
記事中で語られている、不可能図形に関して「明治大学理工学研究所・宮下研究室の吉川祐輔氏」の考案したプログラムは、「不可能立体AR」だと思われる。会員制動画投稿サイト「ニコニコ動画」で動画による閲覧も可能。 #ルルイエやダオロスをこの目で見る事が出来る日も近い……? 逆に正気度を脅かす存在を見られなくする「減損現実」"Diminished Reality"技術も開発されたりして。 | |
Brand New Games | |
― | 5P |
トライデント・ハウスから発行された「幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌」、季刊「ナイトランド」の第2号が紹介されている。今号の特集はブライアン・ラムレイの短編等を収録した「ネクロノミコン異聞」及びロバート・E・ハワードの短編等を含む「モンスター・ゾーン」。
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ゲームを斬るNEXT ダイスゲームの新潮流 | |
安田均 | 2P |
ダイスを使用するタイプのボードゲームが過去の勢いを取り戻しつつあるという一例として、Fantasy Flight Games(日本語版はアークライト)のクトゥルフ神話ボードゲーム“エルダーサイン”が取り上げられ、ゲームシステムの簡単な解説と寸評が書かれている。 |
Vol.95 (2012.08.22) | |
異界戦記カオスフレア Second Chapter 三千世界の魔法 ネフィリム編 | |
監修:鈴吹太郎、F.E.A.R.│文:三輪清宗、小太刀右京│画:渋沢佳奈、合鴨ひろゆき | 7P |
“クトゥルフ神話TRPG”における職業に当たる「ブランチ」に、「直接的な戦闘ではなく、調査と探求によって真実にたどり着き、それによって邪悪の計画を阻む者たち」である「探索者」が追加され、「目星」「古代の印章」「図書館調査」「永劫の探求」等の特技が列挙されている。また、特徴は異なるが“クトゥルフ”における神話的存在に相当する「Evil」を扱った魔道書についてのデータ「禁断の書庫」も載っている。 | |
アーカム計画 ぜったいにやってはいけない探索者 | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:原友和 | 5P |
「ちょっと変わった運命をたどる」探索者の例としては、他に以下のようなものを挙げる事が出来る。
カルトに入信して洗脳される他にも、ハスターと名状し難き契約を結んでしまったり、イゴーロナクの憑依の標的となっってしまったり、魔道書を読んでダオロスに選ばれし者になってしまったり、探索者が邪神の下僕になりかける機会はたくさんある。 #"Ramsey Campbell's Goatswood and Less Pleasant Places"等の既存の資料を解釈すると、「グラーキの従者となった探索者」には、内山氏の挙げるものに加えて以下の様な特徴が存在するかもしれない。
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魔道書大戦RPG マギカロギア ミニサプリメント「異境横断」 | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:トリゾー | 4P |
現代社会を舞台に魔法使いとなって、災厄を振りまく魔道書=禁書を追い求め回収していくTRPG「マギカロギア」の、新たな冒険の舞台である異境を紹介した追加データ集。PC達の属する組織の本拠地「アレクサンドリア図書館」は「セラエノという異境の恒星」の中に存在しているとされている。 | |
霊障都市捜査ファイル 殺人課最後の日 | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)│画:小山宗祐 | 2P |
サポート記事の最終回にふさわしく、シナリオには“マレウス・モンストロルム”で見た事のある奴等が「霊障」として登場している。 | |
GAME NOVEL ゴーストハンター13 スペイン屋敷の恐怖 | |
監修:安田均│作:柘植めぐみ│画:洋武 | 8P |
「ゴーストハンター13」は「ゴーストハンターRPG」をより短時間でプレイできるように、ゲームマスター不要のタイル/カードゲーム風にしたもので、現在企画進行中との事。また、今回の記事のような「状況判断と狂気カードシステムで遊ぶスタイル」のゲームノベルの、長編ものとしての展開も予定されている。 #モーガンとアレックスと謎の東洋人Kが元気で何より。「ゴーストハンターRPG」のサプリメントは“クトゥルフ”用の資料としても役に立ったので、今後の展開に注目。また今回のゲームノベルに使用されたシステムの解説や製作過程等が公開される事があるならば、独自に“クトゥルフ”ものを製作して遊ぶ事が出来るかもしれない。 | |
Brand New Games | |
― | 4P |
ラヴクラフトの誕生日である8月20日に日本のラヴクラフト研究家達によって開催されるトークショー「H・P・ラヴクラフト聖誕祭」が紹介されている。
阿佐ヶ谷ロフトAのイベント情報では、参加者として他に文芸評論家の笹川吉晴氏の名前もある。 |
Vol.96 (2012.09.15) | |
アーカム計画 わたしは見た!となりのクトゥルフ・モンスターたち | |
文:寺田幸弘、アーカム・メンバーズ│画:デビッド・リー・インガーソル(『Terrors From Beyond』より) | 5P |
「コラム:海外ソースブックに登場する妖怪」に関して"Terrors From Beyond"を参照したところ、インガーソルによる冒頭のイラストにはキャプションがついていなかったのだが、シナリオから推測すると、幻影の魔術によって人間に化けていたミ=ゴが正体を現した場面のようである。 #バロン・サムディをサメディ男爵と記憶していた事から、角川の劇場用アニメ映画「幻魔大戦」に似た名前の幻魔が登場していたのを思い出し、Wikipediaの該当項を読んだところ、幻魔ザメディとその相棒の幻魔ザンビは「幻魔大戦」の第一作目である少年マガジン版ではサメディ及びゾンビーという名前だったとの事。 | |
Brand New Games | |
― | 7P |
「アーカム計画」でも触れられている“クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばーすでい”の発売予定について、より詳細に紹介されている。
また、トライデント・ハウスの季刊「ナイトランド」第3号も紹介されている。今号には魔道書「黄衣の王」の登場するカール・エドワード・ワグナーの小説「夜の夢見の川」が収録されている。そして去年亡くなられた翻訳家の、クトゥルフ界隈では「真ク・リトル・リトル神話大系」等の編者として名高い那智史郎氏や、欧米の最新のクトゥルー・コミックについても特集が組まれているとの事。
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ゲームを斬るNEXT 新しいゲーム文庫登場 | |
文:安田均 | 2P |
クトゥルフ神話ボードゲーム“マンション・オブ・マッドネス 完全日本語版”の拡張セット“魔女の帰還”“銀のタブレット”“死が二人を分かつまで”が紹介され、寸評が書かれている。 | |
ハラショー!REPORT&RESPONSE | |
文:―│イラスト:笛吹りな | 2P |
イラストコーナー「イラストルチョック!!」に、道化の真実氏の描いたクトゥルフのイラストが掲載されている。 #道化の真実氏の投稿は、社会思想社の「ウォーロック」等にも掲載されていたのを見た記憶がある。特にゲームブック関係について非常に造詣が深い投稿者ではなかったかと。 |
Vol.97 (2012.10.17) | |
ガンドッグゼロ シナリオ D-Report! | |
文:狩岡源、西上柾│画:浜田よしかづ、よねざわまお | 12P |
ガンアクションTRPG「ガンドッグゼロ」の特集において、これまで発売されたサプリメントが紹介されているのだが、リプレイ「ハーフ・ボイルド・ディティクティブ」について「シナリオネタに有名な宇宙的恐怖を絡めてみたりしている」という記述がある。なお、このリプレイは普通の書店では取り扱われていないので注意との事。 | |
アーカム計画 禁断の知識の授け方 | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:原友和 | 5P |
各項の解説に際して内山氏の“クトゥルフ神話TRPG リプレイ るるいえばーすでい”におけるキーパリングが例示されている。
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サタスペ 亜侠必死 | |
文:河嶋陶一朗、池田朝佳(冒険企画局)│画:速水螺旋人 | 4P |
今回掲載のシナリオ「亜侠の秋、読書の秋」は巨大図書館を舞台に行方不明になっている書物を捜索するというもの。速水螺旋人氏によるコラム「亜侠熱始 図書館」も興味深い。 | |
続々登場!新紀元社ネオゲーム文庫!! | |
文:― | 1P |
「ゴーストハンターRPG」の流れをくむ新作「ゴーストハンター13」(2012年冬発売予定)を素材にしたゲームノベル「ゴーストハンター13 ゲームノベル(仮)」の刊行が告知されている。著者は柘植めぐみ氏、監修は安田均氏で、12月刊行予定との事。 | |
Brand New Games | |
― | 5P |
プレイヤーがミ=ゴとなって探索者の妨害を避けながら優秀な脳みその収集を競い合う、クトゥルフ神話カードゲーム“ミ=ゴの脳みそハント!”の発売が告知されている。
また、“マンション・オブ・マッドネス 完全日本語版”の拡張セット“恐怖の館 完全日本語版”も発売されるとの事。作者は小説「ドラゴンランス」シリーズで有名なトレーシー・ヒックマン。
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Vol.98 (2012.11.21) | |
アーカム計画 正気度ゼロの世界 | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:トム・サリヴァン(『療養所の悪魔』より) | 5P |
巻末の次号予告によると、2012年12月11日頃発売予定のVol.99では「アーカム計画スペシャル5 クトゥルフ注意報発令中!」という特集記事が組まれるとの事。 #「クリーチャーが変身した人間」よりも人間性の含有/残存率が高いであろう「人間が変身したクリーチャー」の中でも、原ショゴスは「人間らしさ」を意識的に維持できる分、探索者にとって非常に危険な存在だと思う。 | |
スピタのコピタの! 第104卓:骨がダンナでダンナが骨で | |
画:緑一色 | 8P |
作者の参加したTRPGやボードゲーム等(主に最新作)のセッションを元にして書かれるリプレイ漫画。今回は8ページ中2ページで、アークライトが製作し発売するクトゥルフ神話カードゲーム“ミ=ゴの脳みそハント!”が取り上げられている。残りのページはファンタジーボードゲーム「ディセント 第2版」のリプレイ。 | |
お手軽に熱く楽しめる“頭脳系”カードゲーム登場! MI-GO's BRAIN-HUNT! ミ=ゴの脳みそハント! | |
文:Role&Roll編集部 | 2P |
発売直前という事で、クトゥルフ神話カードゲーム“ミ=ゴの脳みそハント!”のプレイ内容が解説されている。
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Vol.99 (2012.12.19) | |
特集 アーカム計画スペシャル5 クトゥルフ注意報発令中! | |
文:坂本雅之、内山靖二郎、寺田幸弘/アーカム・メンバーズ│画:輝竜司 | 全14P |
R&R Vol.20の「クトゥルフの呼び声」、R&R Vol.32の「クトゥルフの再臨」、R&R Vol.74の「クトゥルフの再興」、R&R Vol.90の「いまさら聞けないクトゥルフ神話TRPG」に続く、5回目の“クトゥルフ神話TRPG”特集。 | |
キーパーの十戒 | |
文:内山靖二郎 | 6P |
内山氏が考察しまとめた、“クトゥルフ神話TRPG”の標準的なシナリオの展開から外れないようにするための十戒。
#パロディとして戒律の形式を真似ているために、それだけではどうしても言葉足らずになってしまっていると思う。批評する前に各戒律の解説は必読。 | |
学園クトゥルフの呼び声 | |
文:寺田幸弘 | 4P |
#神奈川県にある御津門大学をホームグラウンドとした“みなせゼミの名状しがたき夏休み”シリーズの続編にも期待したいところ。 | |
現代日本とカルト―プレビュー | |
文:坂本雅之+寺田幸弘│画:トム・サリヴァン | 4P |
#セヴァーン渓谷における「カルト」については"Ramsey Campbell's Goatswood"の「キャンベル神話における教団」"Cults in the Campbell Mythos"の節で扱われ、以下の教団が列挙されている。
#当方は現在、EDO-RAM様の「Fantasy,or Fanatic Gate」に掲載されているシナリオの、カエル様によるリプレイ動画「ゆっくりと大正クトゥルフ:帝都モノガタリ 天球賛歌事件」を視聴中。 | |
うちのファンタジー世界の考察 (73) 湖 | |
文・画:小林裕也 | 1P |
ファンタジーにおける様々な要素を取り上げて、著者の立場から論じていくイラストコラム。今回は湖の定義やその寿命等。 #「ブリチェスター湖」は別として、“クトゥルフ神話TRPG”で印象深い湖といえば「ロッホ・ファイン」"Loch Feinn"か。なお、スコットランドには"Loch Fyne"(ファイン湾あるいはファイン湖)という深い入り江が実在する。 | |
戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 〜ファンタジーから現実中世への架け橋〜 第十二回 聖遺物とその霊力 | |
文:岡和田晃と戦鎚傭兵団│画:見田航介 | 2P |
#例えば「アブホースの身体の一部」や「グラーキの棘」等、熱心な崇拝者が神性からその身体の一部分を授かるという事が「クトゥルフ神話」ではある。その様なものの扱い方の設定や描写に関して、聖遺物についての知識が役立つかも知れない。そういえば諸星大二郎の「妖怪ハンター 赤い唇」に登場する「朱唇観音の右手」は、怪異に対抗出来る聖遺物だった。 | |
Brand New Games | |
― | 5P |
「邪神金融道」及び「妖神グルメ」(いずれも創土社)の発売を記念して東京都千代田区神田神保町で開催されるイベント「菊地秀行とクトゥルー神話」が告知されている。
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Shinkigensha News | |
― | 1P |
2012年中に発売予定の「クトゥルフ神話超入門」の一部を抜粋した1ページ広告が掲載されている。
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Vol.100 (2013.01.19) | |
アーカム計画 アーカム計画総索引 | |
編:坂本雅之、アーカム・メンバーズ│画:加藤直之(『クトゥルフ神話TRPG』より) | 5P |
#「Role&Roll」100号到達記念号という事で、雑誌の巻頭にはこれまでの歩みを振り返る特集記事が、また「ボードゲーム・ジャンクション」のコーナーには取り扱ったゲームをまとめた記事一覧が掲載されている。 | |
ハラショー!REPORT&RESPONSE | |
文:―│イラスト:笛吹りな | 2P |
読者投稿欄において“クトゥルう神話TRPG”の今後のサプリメント展開に関する質問が掲載されている。それに対する(編集部の?)返答は以下のようなもの。
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Brand New Games | |
― | 5P |
トライデント・ハウスから発売されている、季刊「ナイトランド」第4号が紹介されている。特集「オカルト探偵/闇を狩る者たち」の一編である「幽霊狩人カーナッキ」のパスティーシュや「注目の幻想文学作家、間瀬純子の書き下ろしクトゥルー神話短編」が収録されているとの事。
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報告セヨ! ボードゲェム調査団 | |
文:―│画:吉井徹 | 2P |
クトゥルフ神話カードゲーム“ミ=ゴの脳みそハント!”のプレイ内容の簡単な紹介と評価がされている。
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