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記述例 | |
記事の掲載誌の号数(初版発行日) | |
記事名 | |
著者/訳者等(敬称略) | 総ページ数 |
記事の概要 |
Vol.61 (2009.10.16) | |
アーカム計画 『クトゥルフ神話TRPG』現代日本シナリオ 将門の首 | |
文:内山靖二郎│構成:坂本雅之 | 7P |
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Role&Roll Station | |
― | 2P |
“クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版”拡張セットの発売の告知。9月末に“黄昏の恐怖”が、その後も各月末ごとに全6種類が順次発売されていくとの事。
また、2009年9月4日〜6日に開催されたJGC2009における、新紀元社ブースへのR&Rステーションの出店が報告され、好評だった“クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版”の体験プレイコーナーについて簡単に触れられている。 |
Vol.62 (2009.11.18) | |
アーカム計画 DNAに潜む宇宙的恐怖 | |
文:坂本雅之 | 5P |
#ホビージャパン時代のキャンペーンシナリオ“黄昏の天使”には、古のものが自身の遺伝子を人間に組み込んで誕生させた種族が登場している。古のものと人間の体組織は全く異なると思われるので、この所業は超科学力によって自身の遺伝情報を人間のそれに「翻訳」し組み込むという、古のものの側からのアプローチによってしかなし得ないものであろう。 | |
スピタのコピタの! 第67卓:暇をもてあました神々との遊び | |
画:緑一色 | 8P |
作者の参加したTRPG(主に最新作)のセッションを元にして書かれるリプレイ漫画。今回は6ページを使って“クトゥルフ神話カードゲーム完全日本語版”が、残り2ページでカードゲーム「うさぎ狩り」が取り上げられている。 | |
ボードゲーム・ジャンクション Topics ドイツゲーム賞発表+話題作の続編が続々 | |
文:安田均 | 2P |
ボードゲーム“アーカムホラー”の最新エキスパンション“アーカムホラー:インスマスの影”(ARKHAM HORROR: INSMOUTH HORROR/R・ラウニアス&K・ウィルソン作/FFG社)が紹介されている。
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ハラショー!REPORT&RESPONSE | |
文:編集部│画:笛吹りな | 2P |
ゲームスキーが酉の市で買った神話的な熊手、タイトルイラストに描かれていないのが残念。 |
Vol.63 (2009.12.22) | |
アーカム計画 1920年代の法医学 | |
文:坂本雅之│画:ポール・カリック | 5P |
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サタスペ 亜侠必死 | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画/シナリオ原案:速水螺旋人 | 4P |
今回掲載のシナリオ「サタスペ・ワールドツアー」において「アーカム」の街と「ミスカトニック大学」が登場している。 | |
ボードゲーム・ジャンクション 今スグ買える! 遊べる! 輸入ゲーム ピックアップ! | |
― | 2P |
「マイナー版“アーカムホラー”」とも評されるボードゲーム"Witch of Salem"が取り上げられ、プレイの手順や勝利条件等の概要が紹介されている。
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Role&Roll Station | |
― | 2P |
「イチ押しゲーム」の項において、ちょうどクリスマスの時期に発売される“クトゥルフ神話カードゲーム 拡張セット4:銀の鍵を探して”(販売:アークライト、価格:税込1260円)がプレゼントとしてお勧めされている。 |
Vol.64 (2010.01.26) | |
アーカム計画 ニャルラトテップのひみつ | |
文:寺田幸弘│構成:坂本雅之 | 5P |
この記事の著者である寺田幸弘氏は「赤虫療養所 Red Worm Sanatorium」の管理人、「クトゥルフオンリー・コンベンション(Co-Con)」の世話人兼キーパーとして活躍されており、「クトゥルー神話 ダークナビゲーション」(ぶんか社)にも「舶来クトゥルフ〜海の向こうから見た日本〜」という記事を寄稿されている。今号の「アーカム計画」によれば、近日発売予定のサプリメント“クトゥルフ2010”にも参加されているとの事。 今号の記事についての個人的な覚え書き:
#"The Royal Pant"は"Nyalrathotep"のアナグラムだと初めて知った。 |
Vol.65 (2010.02.24) | |
アーカム計画 過去の遺産を活用せよ | |
文:内山靖二郎/坂本雅之│画:原友和ほか | 5P |
“クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2010”(エンターブレイン)発売直前の記事として、現代日本を舞台としたシナリオに、1920年代等のより過去の時代を舞台として以前にプレイしたシナリオを「歴史」として再利用するという方法を提案し、基本ルールの付属シナリオ「死者のストンプ」及び「悪霊の家」を例に解説(ネタばれ有り)している。
#このソースブックはこれまでのものとは異なり「日本オリジナルと翻案のハイブリッドともいえる構成」になっているとの事だが、補遺に挙げられている「深きものの検死報告」及び「深きもの人間の混血種のDNA考察」は“キーパーコンパニオン”翻訳の際に割愛された"The Keeper's Companion 2"の"Deep One Diary"及び"Deep One Reproduction"、「若年探索者の創造」はかつて「RPGマガジン」1993年4月号に掲載された「INVESTIGATOR in SCHOOL」、「幕間での成長ルール」は内山氏のリプレイ“るるいえあんてぃーく”において使用された「シナリオ間の成長に関するハウスルール」(同書P107で解説)とそれぞれ関係しているのであろうか…… | |
Role&Roll Station | |
― | 2P |
「クトゥルフ神話カードゲーム拡張セット ドリームランドシリーズ完結!!」と題された項において、このシリーズが2月下旬発売予定の“クトゥルフ神話カードゲーム 拡張セット6:未知なるカダスへの旅”(販売:アークライト、価格:税込1260円)で完結する事が告知されている。 |
Vol.66 (2010.03.19) | |
アーカム計画 深きものの美味しい調理法 | |
文:内山靖二郎│構成:坂本雅之│画:原友和 | 5P |
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スピタのコピタの! 第71卓:不可能を可能に 可能を不可能にする人々 | |
画:緑一色 | 8P |
作者の参加したTRPG(主に最新作)のセッションを元にして書かれるリプレイ漫画。今回は“クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2010”が取り上げられている。キーパー(GMではない)は内山靖二郎で、氏のウェブサイト「ひきだしの中身」で公開されているシナリオに手を入れたものがプレイされた。 #「補遺I:学生探索者の創造」は、かつて「RPGマガジン」1993年4月号に掲載された「INVESTIGATOR in SCHOOL」と比較すると、あくまでキャラクターの作成及び成長ルールとしてデザインされている。「INVESTIGATOR in SCHOOL」には、若年キャラクターの可塑性のある精神という特徴を再現した、特殊な正気度チェックのルールが付属していた。 | |
ブルーローズ・ネクサス サポート 例えばこんなオーパーツ 「暗き狼神アポロンの彫像」 | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ) | 4P |
トレジャーハンター冒険活劇RPG「ブルーローズ・ネクサス」におけるシナリオ制作の解説。朱鷺田氏の記事故に“クトゥルフ神話TRPG”にも応用が可能と思われる。
「ブルーローズ・ネクサス」の場合、オーパーツは「(1)誰かが発見して大騒ぎ」「(2)すでに暴走していて大騒ぎ」「(3)陰謀組織と争奪戦の挙句、(1)か(2)に」という扱いになるので、いずれかを選択してPCの勝利条件を設定し、それを核にしてシナリオのあらすじを決定するとの事。 #この制作過程を“クトゥルフ神話TRPG”に応用する場合、面白い神話上あるいは歴史上の仮説に「トンデモな仮説」ではなく「クトゥルフ神話」を結び付ければよいのではないか。 |
Vol.67 (2010.04.22) | |
ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:落合なごみ(冒険企画局) | 1P |
表紙を飾っているタコモドキも属するお化けの集団「X族」用のアイテムとして、「輝く多面体」が追加されている。外見は「直径10センチほどの黒く輝く多面体」で、装備する事で使える魔法は、心の中の闇を実体化して操る「闇をさまようもの」。 | |
アーカム計画 陸上自衛隊の戦闘車両 | |
文:坂本雅之│写真:奈良原裕也 | 5P |
#対抗技能ロールについて坂本氏は「個人的には抵抗表を使うのを基本にするのが良いと思っている。」とコメントしている。以下は「抵抗表を使った対抗技能ロール」の部分の「Basic Roleplaying」からの訳出。 先に詳述されているシステムに代わるものとして、対立する二つの技能を含む行動を、抵抗表を使用して解決する事が出来ます。攻撃側及び防御側の技能値をそれぞれ5で割り、結果を四捨五入してください。そしてそれらを抵抗表上で戦わせ、一度のロールで解決するのです。 #なお、「ロールの成功の度合いを比べる」及び「攻撃側技能値から防御側技能値を引く」という方法では、攻撃側と防御側との双方がダイスロールをするのに対し、「抵抗表を使った対抗技能ロール」では、ダイスロールの機会は一度しかない。「Basic Roleplaying」では、NPCを基本的には「受動側」に設定して、出来る限りプレイヤーにダイスロールをさせるという処理が提案されている。 | |
ブルーローズ・ネクサス サポート ホットスポット マヤ | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ) | 4P |
トレジャーハンター冒険活劇RPG「ブルーローズ・ネクサス」のシナリオの舞台の候補、マヤ文明についての解説。“クトゥルフ神話TRPG”にも活用可能である。
#“クトゥルフ・コンパニオン”(ホビージャパン)の「中央アメリカの宗教の中のクトゥルフ神話」"The Cthulhu Mythos in the Mesoamerican Religion"(リチャード・L. ティエルニー Richard L.Tierney)という章では、マヤ及びアステカ神話の神々とクトゥルフ神話の神話的存在との関係が推測されていた(以下の引用中の括弧内の英語表記等は、湖の隣人による註釈)。
#なお、マヤ神話においてはクトゥルフはチャック(Chac、チャク)、イグはククルカン(Kukulcan)という名で知られていた、とされている。 #ウェブサイト「Chakra6低速回転中」の御津羽輝明氏が「中央アメリカ神話とクトゥルフ神話」において“クトゥルフ・コンパニオン”のこの章を取り上げ、別の考察を試みている。 |
Vol.68 (2010.05.21) | |
サタスペ 亜侠必死 | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:速水螺旋人 | 4P |
アジアンパンクRPG「サタスペ」の舞台である大阪のグルメをミニシナリオ形式で紹介している記事だが、メニュー一覧に「妖神グルメ」という名前の料理が……紹介は以下の通り。
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アーカム計画 異界のテクノロジーの追加 | |
文:坂本雅之│画:ポール・カリック | 5P |
原典である記事名は正確には"Mythos ex Machina"。
"Mythos ex Machina"の翻案であるため、原文冒頭のCharles P. Zaglanisによる序文が省略されている。以下はそこで言及された、「異界のテクノロジーの産物」と「秘術のアーティファクト」(“キーパーコンパニオン”P49〜)とを区別するための判断基準。
また、各種族における未訳のアイテム及びその出典作品は、以下の一覧の通り。
#ミ=ゴの「クリオレイ」はcryo(=冷凍の)+ray(=光線)だから「冷凍光線銃」という古風な訳でも良いのではないか。 |
Vol.69 (2010.06.24) | |
アーカム計画 インディ・ジョーンズとその時代―その1― | |
文:坂本雅之 | 5P |
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ブルーローズ・ネクサス サポート ホットスポット ナスカ | |
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ) | 4P |
トレジャーハンター冒険活劇RPG「ブルーローズ・ネクサス」のシナリオの舞台の候補、ナスカ文明についての解説。前回と同じく“クトゥルフ神話TRPG”にも活用可能である。
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Brand New Games | |
― | 4P |
ホビージャパン特選ゲーム“クトゥルフダイス”"Cthulhu Dice"が紹介されている。
またNew Release Calendarには、"Lead & Read"に掲載されたリプレイをまとめた“みなせゼミの名状しがたき夏休み(仮)”が、7月下旬の発売予定で登録されている。 |
Vol.70 (2010.07.23) | |
アーカム計画 インディ・ジョーンズとその時代―その2― | |
文:坂本雅之 | 5P |
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Brand New Games | |
― | 3P |
“クトゥルフ神話TRPGリプレイ みなせゼミの名状しがたき夏休み”の発売情報がこちらにも掲載されている。 |