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記述例 | |
記事の掲載誌の号数(初版発行日) | |
記事名 | |
著者/訳者等(敬称略) | 総ページ数 |
記事の概要 |
Vol.101 (2013.02.20) | |
アーカム計画 オリジナルカルトのススメ | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:上院芭郎 | 5P |
リン・ウィリス氏の数々の業績及び逝去に対するケイオシアム社の追悼文の邦訳については、寺田幸弘氏の「赤虫療養所」で紹介されている「ネコぶんこ」の記事を参照の事。 #"The Keeper's Companion 2"に収録されている"THE KEEPER'S LIST OF LISTS"の"Cults, Sects, and Secret Societies"の項では、教団や結社の名前と出典、そして崇拝対象について記されているのだが、それによると既存のシナリオには、星の吸血鬼(星の精)や外なる神々の従者を崇めている集団も登場している。 | |
GAME NOVEL ゴーストハンター13 教会の夢魔 | |
監修:安田均│作:柘植めぐみ│画:洋武 | 8P |
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Vol.102 (2013.03.21) | |
アーカム計画 ショゴスのひみつ | |
文:寺田幸弘、アーカム・メンバーズ│画:リー・ギボンズ(『At Your Door』より、ショゴス・ロード) | 5P |
今号の「Brand New Games」では、“アート・オブ・クトゥルフ(仮)”の発売予定日は4月下旬、予価は2940円[税込]となっている。原書の"The Art of H.P.Lovecraft's Cthulhu Mythos"については、鏡氏の「卓上RPGを考える」においてレビューを読む事が出来る。 #当方が2007年に"The Art of H.P.Lovecraft's Cthulhu Mythos"の原書をamazon.co.jpで注文した時の値段は、税込みで3000円程だった。しかしamazon.co.jpでは確保できず、最終的に紀伊国屋書店で取り寄せてもらったはず。その際の購入金額は残念ながら覚えていない。 #「うちのメイドは不定形」第2巻絶賛発売中。テケリさんよりもショゴスらしい「ひでぼんの書」のしょごすさんもいいキャラしている(主に性的な意味で)。 |
Vol.103 (2013.04.18) | |
はじめてのテーブルトークRPG 2013 | |
文:Role&Roll編集部│画:逢魔刻壱 | 10P |
「はじめてのTRPG購入ガイド」の章において、編集部がお勧めする「はじめてのTRPG」ルールブックの一つとして“クトゥルフ神話TRPG”が、そしてその入門書として“るるいえびぎなーず”が紹介されている。 | |
アーカム計画 クトゥルフ・サイキック | |
文:坂東真紅郎、アーカム・メンバーズ│画:原友和(『クトゥルフ神話TRPG クトゥルフカルト・ナウ』より) | 5P |
“クトゥルフカルト・ナウ”79ページの「PSIの種類」において坂東氏が挙げている各超能力に、実際のプレイ用データを追加する記事。「PSIの種類」と比較した場合、「セカンドサイト(霊視)」は「オーラ・ディテクション(オーラ感知)」、「ヒプノーシス(催眠)」は「マインドコントロール(精神支配)」に含められ、「アストラル・プロジェクション(幽体離脱)」「デンジャーセンス(危険感知)」が追加されている。また「ヒーリング(心霊治療)」「ソートグラフィ(念写)」「アポート(物質転送)」「アンチPSI(霊的防御)」がない。 #この選択ルールは、"Basic Roleplaying 4th Edition"の第四章"Powers"の"Psychic Abilities"の節を基にして、各能力のデータに正気度のコスト等を追加したものの様である。上述の「PSIの種類」を再編成して"Basic Roleplaying"のデータに当てはめているが、「テレポーテーション」だけは該当するデータが見当たらないので、この選択ルール用に独自に用意されたものと思われる。 #思わず「紅い牙」のRPGがしたくなる。 | |
戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 〜ファンタジーから現実中世への架け橋〜 第十四回 目指せ博士(ドクトル)! 中世の大学と学生 | |
文:岡和田晃と戦鎚傭兵団│画:見田航介 | 2P |
#“クトゥルフ・ダークエイジ”で中世の探索者をロールプレイする際の参考になるのでは。 | |
GAME NOVEL ゴーストハンター13 神の左手悪魔の右手 | |
監修:安田均│作:友野詳│画:洋武 | 8P |
#同名の楳図かずおの恐怖漫画作品のような残酷なシーンはないので安心? |
Vol.104 (2013.05.23) | |
アーカム計画 佐比売党の歴史 ――カルトが誕生するまで―― | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:青木邦夫 | 5P |
#日本オリジナルのカルトといえば思い浮かぶのは「東方薄暮騎士団」(Grandorder of Oriental Twilight/G∴O∴T∴)だが、キャンペーンシナリオの設定のままでは、直接敵対した場合に強大過ぎて取り扱いが難しいかも知れない。 | |
スピタのコピタの! 第110卓:おぞける鉄工所 | |
画:緑一色 | 8P |
作者の参加したTRPGやボードゲーム等(主に最新作)のセッションを元にして書かれるリプレイ漫画。今回は“クトゥルフ神話TRPG クトゥルフカルト・ナウ”が取り上げられている。キーパーは内山靖二郎氏で舞台は現代日本、上述の佐比売党も登場。 | |
魔道書大戦RPG マギカロギア ミニサプリメント「呪物目録」 | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:トリゾー | 2P |
現代社会を舞台に魔法使いとなって、災厄を振りまく魔道書=禁書を追い求め回収していくTRPG「マギカロギア」の、新たな魔法の品々を紹介した追加データ集。「アルハザードのランプ」「黄金の蜂蜜酒」「イブン・ガジの粉薬」「レンのガラス」といったアイテム名が記載されている。 | |
Role&Roll Station News | |
― | 2P |
2013年4月20日に開店一周年を迎えた「ロール&ロール」直営のアナログゲーム専門店「ロール&ロールステーション横浜店」において、当日に店長一押しの“マンション・オブ・マッドネス”をプレイするイベントが行われた、という簡単なレポートが掲載されている。発売前の拡張シナリオ“イエローサイン”も使用されたとの事。 | |
オンラインでセッションしよう! | |
文:北沢慶 | 2P |
TRPG「ソード・ワールド2.0」用シナリオ「5つの神像」の記事の末尾に掲載された、オンラインセッション用会員制サイト「富士見書房公式TRPG ONLINE」の紹介記事。基本的に取り扱っているTRPGは「ソード・ワールド2.0」及び「アリアンロッドRPG 2E」だが、キャラクターシートやダイス等の機能は“クトゥルフ神話TRPG”のプレイにも対応出来ているとの事。 |
Vol.105 (2013.06.21) | |
アーカム計画 ミスカトニック大学入学案内 | |
文:寺田幸弘、アーカム・メンバーズ│画:上院芭郎、ジョン・スナイダー | 5P |
記事によると、翻訳の原本である"Miskatonic University"は、以前に発売されたサプリメント"Miskatonic University: The University Guidebook"及び"Miskatonic U. Graduate Kit"、さらにミスカトニック大学に関連する既存のシナリオやクトゥルフ神話小説から各設定を整理しつつ取り込んで製作されたとの事(引用元はクレジットに明記)。その際、相互に矛盾する部分もある各設定を取捨選択する判断基準として、以下の優先順位が設けられていた。
シナリオ「生半可な知識は……」は以前、1990年発売のサプリメント"Arkham Unveiled"第1版(日本ではボックス版用サプリメント“アーカムのすべて”としてホビージャパン社から発売)に収録されていた。第2版の"The Compact Arkham Unveiled"では第1版付属のシナリオは全て削除、第3版の"H.P. Lovecraft's Arkham"では他のシナリオは再収録されたものの、このシナリオだけ日本語版“H.P.ラヴクラフト アーカム”でおなじみのシナリオ「サイラス叔父の蔵書」と交換され、2005年発売の"Miskatonic University"で15年ぶりに復活している。 | |
Role&Roll Station News | |
― | 2P |
「クトゥルフフェア連動企画」として、回答を「ロール&ロールステーション」のレジで提示すると先着30名に賞品が贈られる「クトゥルフ推理パズル」を掲載。 | |
次号予告 | |
― | 1P |
巻末の次号予告欄において、2013年7月9日ごろ発売予定の「Role&Roll」Vol.106の特集として「アーカム計画スペシャル6 夏のクトゥルフ強化合宿!」が告知されている。Vol.101のアーカム計画で募集された「“クトゥルフ・カルトナウ”シナリオ・コンテスト」の結果発表や、海外における出版状況のリポート等が掲載されるとの事。 |
Vol.106 (2013.07.19) | |
特集 アーカム計画スペシャル6 夏のクトゥルフ強化合宿! | |
文:坂本雅之、内山靖二郎、寺田幸弘/アーカム・メンバーズ+林潭玉(リン・タンユ)│画:那知上陽子/上院芭郎/狐印 | 全14P |
R&R Vol.20の「クトゥルフの呼び声」、R&R Vol.32の「クトゥルフの再臨」、R&R Vol.74の「クトゥルフの再興」、R&R Vol.90の「いまさら聞けないクトゥルフ神話TRPG」、R&R Vol.99の「クトゥルフ注意報発令中!」に続く、6回目の“クトゥルフ神話TRPG”特集。 | |
『クトゥルフカルト・ナウ』シナリオ・コンテスト優秀作 「忌むべき海の歴史」 | |
文:林潭玉(リン・タンユ)│画:上院芭郎 | 6P |
#「画:上院芭郎」は氏の“クトゥルフカルト・ナウ”の表紙イラストの一部がタイトルバックに転用されているため。せっかくの最優秀作の雑誌掲載なのだからNPCのイラストをつけてあげて欲しかった。応募者の励みにもなるであろうし。 | |
るるいえ漫遊記 キーパー視点による旅行の楽しさ | |
文:内山靖二郎│画:狐印 | 4P |
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海外シナリオ集紹介 | |
文:寺田幸弘 | 3P |
#紹介されているサプリメントの中で個人的にお勧めなのは“星辰の正しき刻”"The Stars Are Right!"(「タクテクス」の記事で知ったので“星辰の座正しき刻!”の方が馴染みがある)。はっぴぃえんど様の「HAPPYEND HOMEPAGE」(http://he23.hp.infoseek.co.jp/)に掲載されていた第1版の訳を参考に、手元にある第2版の裏表紙の文章を以下に訳してみる。
#“星辰の座正しき刻!”第2版収録シナリオ及び資料:
#"Love's Lonely Children"というシナリオタイトルは"Deep in the Woods"という歌(YouTube等で聞く事が出来る)の"The sidewalks are full of love's lonely children"という歌詞が元ネタではないかと思われる。演奏者は1980年から1983年にかけて活動したパンク・ロックバンド"The Birthday Party"。このシナリオ中にもパンク・ロックバンドが登場する。 | |
スピタのコピタの! 第112卓:無邪気な邪神におもちゃが4つ。 | |
画:緑一色 | 8P |
作者の参加したTRPGやボードゲーム等(主に最新作)のセッションを元にして書かれるリプレイ漫画。今回は冒険企画局で開発中の「サイコロ・フィクション」シリーズ「マルチジャンル・ホラーRPG インセイン」が取り上げられている。 #ゲームシステム的に“クトゥルフ”よりも色々と陰鬱なシナリオ展開にならざるを得なさそうだなぁ。 | |
Brand New Games マルチジャンル・ホラーRPG インセイン | |
― | 2P |
クトゥルフ神話の属するコズミック・ホラーも含めた様々なホラーをRPGとして遊ぶ事が出来る「マルチジャンル・ホラーRPG インセイン」の、開発中のシステムが簡単に紹介されている。「スピタのコピタの!」と一緒に読むとより把握できる。
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Vol.107 (2013.08.23) | |
アーカム計画 『クトゥルフ神話TRPG』シナリオ その腕買います | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:原友和 | 8P |
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マルチジャンル・ホラーRPG インセイン | |
文:河嶋陶一朗(冒険企画局)│画:coco | 4P |
#"Trail of Cthulhu"に関しては、有味風様の「終末同盟」における解説ページがとても参考になる。「非常にユニークな情報収集のシステム」についても説明されている。 | |
Brand New Games | |
― | 6P |
クトゥルフ神話ボードゲーム“マンション・オブ・マッドネス”の拡張セット“野生の呼び声”の発売予定が告知されている。
また、1994年に世に出た田中文雄の神話小説の復刻版である「邪神たちの2・26」の発売も告知されている。
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報告セヨ! ボードゲェム調査団 | |
文:―│画:吉井徹 | 2P |
Vol.93の同記事でも取り上げられたクトゥルフ神話ボードゲーム“エルダーサイン”の新版である“エルダーサイン 改訂版 完全日本語版”が紹介されている。 | |
Role&Roll Station News | |
― | 2P |
2013年7月6日にロール&ロールステーション 秋葉原店において開催された「クトゥルフ神話TRPG初心者体験会」のアフターレポートが簡単に掲載されている。好評につき9月7日には第2回も開催。 |
Vol.108 (2013.09.14) | |
特集 インセイン×キルデスビジネス ヘルこわいRPG | |
文:冒険企画局│画:青木邦夫、coco、MR ホワイト、落合なごみ(冒険企画局)、すざ木しんぺい(冒険企画局) | 12P |
「サイコロ・フィクション」シリーズ第七弾「マルチジャンル・ホラーRPG インセイン」及び第八弾「リアリティショーRPG キルデスビジネス」の特集記事。冒頭では“クトゥルフ神話TRPG”も深く関わった「インセイン」誕生のいきさつが語られている。 | |
『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』都市サプリメント 齶田市(あぎたし) | |
― | 4P |
「インセイン」ルールブックに掲載されているリプレイ「山の工場」の舞台である、東北地方の日本海側に面した地方都市「齶田市」について、昼の顔と夜の顔を表す二枚の地図が用意され、シナリオに利用可能な各地点について解説されている。県立齶田大学の大学図書館はミスカトニック大学とも密接な交流があるとの事。面積や人口以外の具体的な数値データは無し。 | |
河嶋・齋藤の深夜のヘルトーク | |
― | 2P |
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アーカム計画 「るるいえとらべらーず」NPCデータ 『るるいえとらべらーず』の奇妙な面々 | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:狐印 | 5P |
#“アート・オブ・クトゥルフ”に掲載されている「蒼白の仮面」のイラストは、Fantasy Flight Gamesの"Call of Cthulhu: Collectible Card Game"において"Pallid Mask"のカードに使われていたもの。 | |
ゴーストハンター13 タイルゲーム | |
文:安田均 | 2P |
安田均とグループSNEがデザインした、プレイヤー達がゴーストハンターとなり、幽霊屋敷にまつわる13編のシナリオに立ち向かうボードゲーム「ゴーストハンター13 タイルゲーム」の内容が簡単に解説されている。
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Brand New Games | |
― | 6P |
創土社の「クトゥルー・ミュトス・ファイルズ」シリーズのオマージュ・アンソロジー「ホームズ鬼譚〜異次元の色彩」の発売が告知されている。
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Role&Roll Station News | |
― | 2P |
2013年8月9日及び12日にロール&ロールステーション 秋葉原店において開催された「マンション・オブ・マッドネス拡張 野生の呼び声 先行体験会」のアフターレポートが簡単に掲載されている。 | |
ハラショー!REPORT&RESPONSE | |
文:―│イラスト:笛吹りな | 2P |
イラストコーナー「イラストルチョック!!」に、道化の真実氏の投稿作品が2枚掲載されている。うち1枚は「クトゥルー・ミュトス・ファイルズ」シリーズの「ダンウッチの末裔」に収録されているゲームブック形式の神話作品「ウィップアーウィルの啼き声」の批評。 |
Vol.109 (2013.10.23) | |
アーカム計画 For JGC2013 Official Event 『クトゥルフ神話TRPG』シナリオ 鍵はどこだ | |
文:内山靖二郎、アーカム・メンバーズ│画:原友和 | 8P |
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Brand New Games | |
― | 3P |
創土社の「クトゥルー・ミュトス・ファイルズ」シリーズの新刊、菊地秀行による仮想戦記「邪神艦隊」が紹介されている。
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Role&Roll Station News | |
― | 2P |
2013年9月7日にロール&ロールステーション 秋葉原店において開催された「第2回クトゥルフ神話TRPG初心者体験会」のアフターレポートが掲載されている。11月9日に予定されている第3回の開催も告知。 | |
戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 〜ファンタジーから現実中世への架け橋〜 第十七回 皇帝vs教皇――権力の二極構造はなぜ成立したの? | |
文:待兼音二郎と戦鎚傭兵団│画:見田航介 | 2P |
#“クトゥルフ・ダークエイジ”で教会関係者の探索者をロールプレイする際の参考になるのでは。 |
Vol.110 (2013.11.22) | |
アーカム計画 宇宙からの色のひみつ | |
文:寺田幸弘、アーカム・メンバーズ│画:ドレイファス(『Cthulhu Now, Second Edition』より) | 5P |
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ゴーストハンター13 タイルゲーム シナリオの簡単な作り方 | |
文:安田均 | 4P |
ボードゲーム「ゴーストハンター13 タイルゲーム」のシナリオ作成法とサンプルシナリオ「地獄の館」が掲載されている。サンプルシナリオは以前発売された「ゴーストハンターRPG」サプリメント「13の幽霊屋敷―怪奇探索行」収録の同名シナリオを基にしている。 | |
Brand New Games | |
― | 3P |
創土社の「クトゥルー・ミュトス・ファイルズ」シリーズの新刊「超時間の闇」が紹介されている。
また、広告ページではクトゥルフ神話ボードゲーム“エルダーサイン”の拡張セット“見えざる軍団 完全日本語版”の発売が告知されている。
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Role&Roll Station News | |
― | 2P |
2013年11月24日開催の秋葉原店オープン8周年記念クトゥルフコンベンションが告知されている。 | |
ハラショー!REPORT&RESPONSE | |
文:―│イラスト:笛吹りな | 2P |
イラストコーナー「イラストルチョック!!」に、「クトゥルー・ミュトス・ファイルズ」シリーズ「ホームズ鬼譚〜異次元の色彩」に収録されているフーゴ・ハル氏作のゲームブック「バーナム2世事件」の、道化の真実氏による批評が掲載されている。 |