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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

じないまち訪問記30 2015年5月3日(日)GW連休中は来訪者で賑わいました


スケッチを楽しまれる来訪者の皆さん(城之門筋
 
VitaRomantica西林町
 
スケッチを楽しまれる来訪者の皆さん(城之門筋)
風薫る新緑の季節になりました。201553日(日)GW連休を利用して、富田林寺内町を訪ねました。午前中は薄曇りでしたが、午後からは晴れ間も出て、行楽日和となりました。寺内町界隈には、各地から多くの来訪者の方々がお越しになり、カメラやスケッチブックを携えて、思い思いに町並み巡りを楽しんでおられました。 

とんだばやし きらめきファクトリー
 
とんだばやし きらめきファクトリー

地元物産展示販売スペース(1階)
 
インフォメーション・カウンター
2015年51日(金)には、近鉄富田林駅前に地元の観光交流施設、「とんだばやし きらめきファクトリー」が新たにオープンしました。これまでの古くて手狭だった駅前観光案内所が移転して、二階建てのスマートなデザインの新築の建物は、一階に観光案内所と地元物産展示販売スペースがあり、二階はイベントスペースになっています。富田林寺内町への玄関口(本町商店街)に当たり、インフォメーション・カウンターでは地域の観光情報や寺内町散策地図が貰えます。寺内町散策の際には、是非お気軽にお立ち寄りください。(入場無料) 

(旧)田中家住宅
 
 
建物内部が一般公開されている(旧)田中家住宅では、端午の節句に因んで玄関先に鎧・兜の五月人形が飾られて、雰囲気を盛り上げていました。 屋根裏部屋に登る梯子や、裏庭に回ると石臼や大きなガラス瓶もありました。

イタリアンレストランのオアジ
 
イタリアンレストラン・オアジのお庭
   
地卵を練り込んだパスタ 泉佐野産犬鳴豚 朝掘り筍

大和肉鶏 新タマネギ
 
イタリアンレストラン・オアジのお庭
お気に入りのイタリアンレストラン・オアジでも、玄関先に五月人形が色鮮やかに飾られていました。シェフがこだわる南河内の地元産野菜(お店の裏庭の竹林で採れる筍もありました)などをふんだんに取り入れた趣向を凝らした色彩豊かなランチコースに舌鼓を打ち、古民家のお庭の新緑を眺めながら食事の会話も弾んで瞬く間に2時間半が過ぎてしまいました。
   
   
幕末期に吉田松陰が滞在した大阪府有形文化財・仲村家住宅の蔵の内部には、新しく芸術家のギャラリースペースがオープンしていました。 (佐藤勝彦展)
 
ゲストハウス「泊や」
 
 
オーナーの泊野千香代さん
 
2015年4月には古民家を利用した女性専用(18歳以上)のゲストハウス「泊や」がオープンしました。富田林寺内町に待望の宿泊施設が出来ましたので、ぜひご利用ください。 
寺内町点描
   
   
じないまち探訪記
じないまち随想 
 ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人)


Information


(富田林市提供、禁無断転載)

富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。


重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。

寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。

また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。


興正寺別院(富田林御坊)

真宗興正寺派、富田林・寺内町の成立と発展の中心となった寺院です。地元の人からは御坊さん(富田林御坊)として親しまれています。


応永年間(1394-1412年)に毛人谷(えびたに)御坊に草創。 永禄3年(1560年)に京都・興正寺第16世証秀上人が現在地に移建。

城之門筋に表門を開き、鐘楼・鼓楼を構え、本堂・客殿・庫裏などを配する。 表門は桃山調の高いもので、もと伏見城門のひとつが興正寺に寄与されたものをここに移建したと伝えられています。

ボランティア・ガイド




団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)

 立ち寄ってみたいお店
 寺内町の町割(都市計画)
 城之門筋(日本の道百選)
 寺内町の入り口
 東高野街道
 重要文化財・(旧)杉山家住宅
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 歴史的建造物一覧(寺院・町家)
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 歴史的町並み景観の整備・保全

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