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 僕が大学に入学したとき、一番最初に声をかけ友人になったのはK氏(彼のユニーク【?】な一面はこちらで)でした。
 在学中、サボった授業を補完しあったり、一人暮らしの彼の家に無理やりおしかけたり、飲みに行ったり、卒業旅行でグアムに行ったりと、僕の楽しいキャンパス・ライフは彼無くしてはあり得ない、彼は最も大事な仲間の一人でした。
 卒業後、彼は営業職、僕は経理職とお互いに違う道を往く事になっても彼を含めた数人のグループで会う機会を極力作るようにしてきましたが、年月を重ねるごとにお互いに仕事が忙しくなり、自然と会う機会が減っていきました。それに加え、彼の仕事には、常に転勤がつきもので、彼は東京を離れ、金沢、大阪と住む場所を変えざるを得なかったため、会う事が非常に難しい状況となってしまいました。

 2004年、僕は転職活動の末に新しい職場を見つけ(その時の様子はTriviasのNo.4を参照)、以前の仕事に一区切りを付けて数週間にわたって骨休めをするチャンスが到来しました。
 こう言う仕事を背負わない時期に出来ること、すべきこと…
 思い浮かんだのは、第2の故郷への里帰り、そして「そのうち、そのうち」と言っておきながら中々実現できなかったK氏の住む大阪に行くことでした。
 思い立ったが吉日、早速彼とコンタクトを取り、前職の引継ぎを全て終わらせてから迎えた11月の中旬、僕は彼の住む喰い倒れ天国、大阪に向かいました。
 結局、K氏の計らいのお陰で、たった1泊2日の大阪旅行だったにも係わらず、結構良い思いをすることができました。
 ここでは、その時の様子を写真を交えてご紹介します。


新世界地区
たこ焼き食べ較べ
法善寺横丁と夫婦善哉
ド定番もろもろ
のぞみのグリーン車
 
新世界地区

 今回の滞在で一番印象に残ったのは、新世界と言う地区。
 十三や鶴橋と並んで、大阪でもっともディープな場所の一つらしいのですが、行ってみたら本当にディープ
 ジャンジャン横丁と呼ばれるエリアではクダを巻いている人がいたり、紳士服屋さんのご主人のパンチパーマがビシっと決まっていてちょっと怖かったし、最近殆ど見かけなくなった将棋や囲碁を打てるお店があったり…首都圏で暮らす僕としては、それはそれは非日常が溢れる不思議な世界でした。
 K氏曰く、以前は一見さんには近づき難いエリアだったのが、それでもインターネット等のお陰で楽しめるエリアに変わったとの事でした。

 K氏が僕をここに連れてきた一番の目的は、僕に名物の串かつどて焼を食べさせること。
 ジャンジャン横丁の有名なお店では、どこでも順番待ちの行列ができてましたが、僕たちもそんな行列のできるお店の一つに並び、お腹をペコペコにしてお店に入りました。
 定番の牛肉の串かつ(こちらでは肉と言えば牛だそうです)やどて焼(串に通した牛スジを甘いミソで煮込んだもの)、レンコン、タマゴ、なす(こちらでは「なすび」です!)、玉ねぎ、じゃがいもなどのフライ全て揚げたてので出してもらい、ソースにどっぷり漬け(2度漬けは厳禁です!)、熱さと格闘しながら美味しく食してきました。
おいしい串焼き屋さんがひしめくジャンジャン横丁にて。K氏の奥方がシャッターを切ってくれましたが、そうしている間にも酔っ払いのおっちゃんたちがちょっかいを出してきます。 八重勝」と言う串かつ屋さんの前で。
こちらで美味しい串かつやどて焼きをたくさんごちそうになってきました。
これを喰わなければ、大阪に行ったことにはならない?
新世界の近くにはスペル・デルフィンが主催する大阪プロレスの聖地、デルフィン・アリーナがあります。プロレスのチケットの回数券を売っているのにはちょっと驚きです。
 
たこ焼き食べ較べ

 大阪と言えばたこ焼き、たこ焼きと言えば大阪。それくらい大阪と言う町とたこ焼きは切っても切れない関係にある…と、僕は勝手に思っています。
 13年前、大学時代にやはりK氏を含めたいつもの仲間と大阪に滞在した時、あの有名な「大たこ」のたこ焼きの、しかも15〜16コ入りの大きいヤツを何回も頬張ったのですが、やはり今回もそうせずにはいられませんでした(笑)
 今回は、K氏の現場での思いつきで、急遽たこ焼き食べ較べ大会をすることになりました。
 エントリーしたのは、ご存知「大たこ」、こちらへ来て初めて知った「赤鬼」、そしてお店の名前を失念してしまったのですが、そのお店のまん前で売られていたたこせん。
 結果は…
@一番美味しかったのは、甘口ソースがかかった赤鬼のたこ焼き。他にも何種類かのソースが用意されていました。
Aたこ焼きを大判のせんべいで挟んだたこせんもなかなか侮れませんでした。
B大たこはソースの味が今イチでした。過度に期待をかけ過ぎた…かな?

 皆さんも、お腹をペコペコにしてたこ焼きを食べ較べてみてはいかがでしょう?
赤鬼」の甘口ソースがかかった一品。
これが僕の中ではナンバー1でした。
接客していた関西弁を駆使する女の子が実は中国から来た娘だったのも、僕には印象に強く残ってます。
有名な「大たこ」。
日曜日の午後で行列が凄かったのも、期待を膨らませた一因だったのですが…
次回、再度検証します(笑)
こちらがたこせん
「赤鬼」のお店の近くで売られていました。
ビッグマックのように食べるのが大変でしたが、凄く美味しかったですよ。
 
法善寺横丁と夫婦善哉

 不幸にも幾度かの火災に見舞われたものの、僕が行った時にはキレイに造り直されていた法善寺横丁。
 織田作之助と言う人の小説、「夫婦善哉」で有名な路地と言うことらしいのですが、僕はこの小説のことは全く存じ上げておりません。
 が、どうも「大阪と言えばたこ焼き」と同じくらい法善寺横丁と夫婦善哉はかなり強い繋がりがある…らしいと言う事で、K氏とその奥方と3人で夫婦善哉を食べて来ました。

 お茶と一緒に食べる善哉…確かにウマかったのですが、新世界で串かつやどて焼きをたらふく食べ、道頓堀でたこ焼きの食べ較べをし、そしてこの夫婦善哉…
 この夫婦善哉の一つ目のお椀を完食した頃から満腹感がかなり強くなり、僕はK氏のことを、「鬼」と思い始めていたのでした(笑)
 この後、K氏の計画では、イカ焼きを食べに行く予定となっていたようなのですが、限界に近付きつつあった僕は、謹んで辞退いたしました。
 
ド定番もろもろ

 大阪に到着した夜に行った行きつけの焼肉屋、そして翌日に新世界、たこ焼き食べ較べ、夫婦善哉と十分過ぎるほど大阪を満喫させてくれたK氏でしたが、彼はそれだけでなく定番スポットにも僕を連れて行ってくれました。
 K氏には本当に感謝、感謝です!
かに道楽の本店。中に入ると高くつくので、看板のカニだけいただきました。 くいだおれ人形と。
周囲は携帯カメラを携えた観光客でいっぱいでした。
道頓堀に迫り出す看板の中でもひときわ目を引くグリコの看板。これも有名ですよね。
これ、USJの近くの天保山という山の頂上だそうです。標高4.53メートル…山頂の横を船が横切るってのも、何だかなぁ… これ、大阪のド定番土産、蓬莱の豚饅です。
マジでウマいんですよ〜。
何、豚饅を知らない?
じゃぁ、目で味わってください。
 
のぞみのグリーン車

新横浜駅 出発前、K氏から「家に泊めてやるから、宿は取らずに切符だけ買ってきてくれ」と言われました。K氏のこの言葉で「宿代が浮いた!」と喜んだ僕は、せっかくだからと、グリーン車で行くことを考えました。
 切符を買いに言ったとき、改めてグリーン車の料金の高さを実感しました。新横浜と新大阪の往復を買ったところ、購入金額はしめて36,740円也!ちょっとビビりましたが、こんなチャンスはまたとないし、「いずれもらう退職金でカバーできるから良いや」と考えた僕は、購入を決意し、当日のお楽しみにしました。
 乗ってみた感想は…やっぱり違うな〜。
@シートはゆったり
A車内はすごく静か
B無料でおしぼりやビジネス誌が配られる
 新横浜から新大阪まで2時間強の道程ですが、新大阪に到着したときは、「もっと長く乗っていたい」と少し後ろ髪を引かれました。
のぞみのシート 深川めし
グリーン車の車内
間接照明を使い、床には絨毯が敷き詰められていて、温かみを感じさせてくれます。
ゆったりできるシート
前後の間隔もちゃんと確保されているので、リクライニングも気兼ねなくできます。
新横浜で買った駅弁、深川めし
値段は\850とちょっと高いかな〜なんて思いましたが、やっぱり列車の旅に駅弁は欠かせないので、買っちゃいました。あ、もちろん、ウマかったっす。


法師温泉  Hong Kong 2001  Hong Kong 2005  Farm Stay in NZ

  


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