The Journey of INDIAN PACIFIC
-from Indian Ocean to Pacific Ocean-
at Cook
The Transcontinental Railway Journey in Australia
Distance from Perth to Sydney: Approx. 4,350km



インディアン・パシフィックの概要にジャンプ
メニューにジャンプ


 2002年3月、その年の年末年始に17連休もの休暇を得るチャンスをもらった僕は、「オーストラリアで2週間以上ないとできないことは無いか」と考えました。
 最良のアイデアが浮かぶのには、それほどの時間を要しませんでした。僕の長年の憧れだったインディアン・パシフィックがすぐに頭に浮かんだからです。自分のスケジュールに合うことを確認した僕は、早速2週間にわたる旅の計画を立て、年末年始の言う事もあり、すぐに必要なパーツの手配に入りました。
 飛行機、ホテルは簡単にリクエストOKの返事。しかし、このオーストラリアの鉄道は搭乗6ヶ月前からの受付と言うことで、6月の終わりまで3ヶ月間返事を待ちました。お願いしている旅行会社でも僕の切なる願いを感じ取ってくれたのか、受付初日にすぐにリクエストを入れてくれ、希望していた1等1人用個室寝台をすんなり取ってくれました。

at East Perth Terminal 念願のチケットを手に入れた僕は、12月中旬に日本を出発、パースでクリスマス休暇を過ごした後、大陸横断鉄道の出発駅である
East Perth Terminalに向かいました。
 
500メートルほどあるホームには、ステンレスの車体にシンボルマークであるウェッジ・テールド・イーグルが刻された客車が既に入線していました。「世界の車窓から」と言うTV番組でその魅力にとりつかれてから何年の月日が経ったのでしょうか…僕が長きにわたり夢見てきた列車が、僕の目の前に停まっているいるのです。感激です!
 オーストラリアの大地を自分自身の足で横断する旅が今、始まるのです!

 
The Outline of Indian Pacific
 
 「インディアン・パシフィック」の名前は、インド洋(Indian Ocean)に面するパース(Perth)と太平洋(Pacific Ocean)に面するシドニー(Sydney)を結ぶことに由来しています。
 僕の場合、東行きのパース→シドニーと言うルートを辿るので、まさに「インディアンパシフィック」ルートとなるのです。
 パース、シドニーの両都市間を、途中、金鉱の町カルグーリ(Kalgoorlie)、ナラボー平原のど真ん中の人口が数えるほどしかいない地クック(Cook)、サウス・オーストラリア州の州都アデレード(Adelaide)、鉱山と空飛ぶお医者さんの町ブロークン・ヒル(Broken Hill)に停車し、距離にして4,350km、時間にして67時間3泊4日かけて結ぶのです。

(クラス)
 一等車のゴールド・カンガルー・サービス(Gold Kangaroo Service)と二等車のレッド・カンガルー・サービス(Red Kangaroo Service)の2クラスがあり、さらに一等車は二人用の寝台個室と一人用の寝台個室、そしてホテルのスイートルームのようなデラックス・キャビンの3種類に、二等車は二人用の寝台個室と座席のみのコーチ・カーの2種類に分かれます。一等車、二等車にはそれぞれ専用のレストラン・カーとラウンジ・カーが用意されており、乗客はこれらの場所で他の乗客と出会い、楽しく語らいます。

(料金に含まれるもの)
 一等車の料金には、寝台個室と一日3食のフルコースの食事が含まれていて、ラウンジや各車両の乗務員室に置かれているコーヒーや紅茶を自由に飲むことができます。食事時やラウンジでオーダーするアルコール類、その他のソフトドリンクは別料金となります。また途中の駅で開催される市内観光ツアーもその都度別途支払います。
 二等車の料金に含まれているのは寝台個室または座席の料金のみです。その他の一切の費用は別料金となります。

RedKangaroo: Coach(各部屋のスペース)
 一等車の二人用の寝台個室では、6畳ほどのスペースに3人分の座席、クローゼット、シャワー、洗面器がセットされていて、夜には座席部分が二段ベッドに変わります。
 一等車の一人用の寝台個室では、3畳ほどのスペースに1人分の座席、クローゼット、洗面器がセットされていて、夜には座席がシングルベッドに変わります。なお、車両の端にあるシャワールームにてシャワーを浴びます。
 二等車の二人用の寝台個室では、一人用の寝台個室ほどのスペースを二人で共用します。夜にはそのスペースに二段ベッドをこしらえるため、かなり狭くなります。
 二等車のコーチ・カーは左右二人ずつの座席配置になっていて、夜はその座席にて眠ることになります。
 なお、それぞれの寝台個室では、乗客が食事に出ている間に、キャビン・アテンダントが朝は座席を、夜はベッドをセットしてくれます。
 
それでは、大陸横断の旅に出発しましょう!


↓下のメニューから鉄道の旅の様子を頭出しできます。↓
まだパースに残りたい!
PART 1

27/Dec/2002(Fri)
Perth (East Perth Terminal)
First Sitting? Or Second Sitting?
Pipe Line is Life Line
People from Worldwide
Kalgoorlie, WA

28/Dec/2002(Sat)
The Nullarbor Plain
Cook, SA
Jeremy & Vashti

PART 2

29/Dec/2002(Sun)
Adelaide, SA
Broken Hill, NSW
Last Night in Indian Pacific

30/Dec/2002(Mon)
Blue Mountains
Arriving at Central



My round trip of the continental Australia
is accomplished
by this transcontinental journey!
早くシドニーに行きたい!


Adelaide(SA)  Broome(WA)  Canberra(ACT)  Capricorn Coast(QLD)  Darwin(NT)  Gold Coast(QLD) 
 Perth & Suburbs(WA)  Port Macquarie & Wauchope(NSW)  
Sydney(NSW)
The Journey of Indian Pacific
What about Australia do you wanna know?


  


法師温泉  Hong Kong  Farm Stay in NZ