Gold Coast,
Queensland



-Have a fun at Sunshine Resort!-
Part 2
(N-Z)

 「ゴールドコーストに来たら、ビーチだ!」と考える人が多いと思います。
もちろん、ビーチもOK!
でもそれだけじゃぁ、つまらない。
ゴールド・コーストではどんな楽しみ方が出来るのか?
ゴールド・コーストにはどんなものがあるのか?
僕が実際にゴールドコースト及びその周辺で訪れた場所を
2ページに分けてご紹介します。

(このページはPart 2です。)

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(クリックすると充実ライフを頭出しできます。)
National Parks
Lamington National Park
Hinze Dam


Robina
Sea World

Shopping Malls

Australia Fair
Chevron Renaissance
Pacific Fair
Paradise Centre
もっと他のゴールドコーストを楽しみたい!

 
National Parks
 どうしてもビーチのイメージが先立ってしまうゴールド・コースト。
 僕もこの地に行くまで持っていたそのイメージは、周辺に点在するいくつもの国立公園を訪れ、見事に覆りました。
 ゴールドコーストはビーチやテーマパークだけが売りの町ではない。美しく、雄大な大自然に触れ、そして心洗われる、いくつものスポットに行くための拠点ともなっているのです。
 大抵の公園では道路が整備されていて、車があればそれほど難しくなく行ける所が多いです。
 「他の人とはちょっと違うゴールドコースト滞在を体験したい」と考えている人には、僕は迷わず周辺の国立公園での散策を奨めます。きっと「自分は今、命の洗濯をしている」ことを実感できるはずです。
 
Lamington National Park
 ラミントンは、サーファーズ・パラダイスの南西部に位置し、1994年にユネスコの世界遺産に指定された世界最大の亜熱帯雨林を擁する国立公園です。
 空気が美味しい森林地帯の中のドライブ、いくつもの絶景、美しい鳥たちや珍しい動物たちとの遭遇…ゴールドコースト周辺にいくつかある国立公園のドライブコースの中で、僕が特にお奨めしたいのがこのエリアです。

 僕は現地在住者のご家族と共に車で訪れました。
 サーファーズ・パラダイス中心部から、北部サウス・ポート(South Port)あるいは南部に位置するパシフィック・フェア(Pacific Fair)に隣接する交差点でGold Coast HWYを抜けて西に走りネラング(Nerung)を目指します。
 ネラングの町を通り抜けると、道はやがて車線が減り、カーブが多くなり、道の左右にはユーカリに木々が生い茂るようになるはずです。その時にはもう、ラミントンにつながる森林地帯に足を踏み入れていることになります。
 ネラングからずっと走ってきた道に別れを告げ、Lamington National Park Rd.と言うさらに細い道に入ると、しばらく時折右手に小川を見ながら車を走らせます。
 ラミントンを本格的に楽しむ前に、あるワイナリーで昼食&小休憩をとりました。
Canungra Valley Vinyardsと言うワイナリーから壮大な美しい森林地帯を望みます。 ワイナリーで食べた昼食。地元に住む人お奨めのワイナリーだけあって、とても美味しいです。 ワイナリーの敷地内には、澄んだ水が流れる小川があります。ここで顔を洗うと生き返ります!
 ランチを食べたワイナリーは、Canungra Valley Vinyardsと言います。周囲を森林で囲まれ空気が爽やか、敷地内にはきれいな小川が流れます。
 時折さわやかな風が吹き込むテラスで美味しいランチを食べました。自然に囲まれた美味しい空気の中でのランチは最高です!

 美味しいランチでお腹を満たした後、車をさらに山奥へと走らせました。
 道はやがて右へ左へとクネクネ曲がったり、時折車1台がやっと通れる細さになったりするようになり、周囲には切り立つ絶壁や飲み込まれそうな崖が現れるようになります。本格的な山の道です。
 今まで鬱蒼と茂っていたユーカリの木々はいつの間にか見えなくなり、細い低木が目立つようになりました。亜熱帯雨林に入ったようです。
 そんな山道を走る途中、ラミントンの一番奥に控える目的地に向かう前に、いくつかの場所に立ち寄りました。 
アルパカ(Alpaca)と言う動物を飼っている牧場にて。羊と同じように、刈られた毛が様々な衣料に使われます。
写真のアルパカは毛を刈られたばかり。暑い中での「散髪」だから、スッキリしたかな?
Green Mountainsにある展望台から。
サーファーズ・パラダイスから車を2時間ほど走らせるだけでこんな絶景に巡り会えるんです。
同じくGreen Mountainsにある展望台から。
中々絵になりますよね?
 上の写真の通り、車は大分高いところまで登ってきました。
 山を分け入った展望台やそれまでの道のりで何台かの観光バスとすれ違いました。
「バスに乗った人たちも、今度は時間に縛られたりしないで自分自身の足でしっかりこの地を味わえたら良いな…」などと僕は余計な心配をしてしまいました。

 展望台からさらにもう一息、車を走らせ、ラミントンの一番奥にあるこの日の目的地、O'Reilly's Guesthouseに到着しました。
 ここはオライリーと言う家が所有する建物を宿泊施設用に大金を投じて改修した宿泊施設で、今もオライリー一家の末裔が訪れる人たちを一流のもてなしで迎えています。
 宿泊施設の周囲には、自然に触れるとこができるいくつものお楽しみがあります。
車を降りると、自然に溶け込んだゲートがゲストを迎えてくれます。 鳥にモテまくる僕。
ゲストハウスで用意したエサではなく、在住者の方持参のヒマワリの種に沢山の鳥が群がってきました。
鳥をアップで。
きれいだったら、モテる相手が女性じゃなくて鳥であっても嬉しい…かな?
ツリー・トップ・ウォークの吊り橋より。
デジカメが電池切れ寸前でこんな写真になりましたが、却って迫力が出た?!
ツリー・トップ・ウォークの途中にある木に纏わりつくように作られたハシゴ。下を見ると…ちょっとビビります。
このハシゴ、年齢制限があります。
ゲストハウスからのサンセット。
日本じゃ拝めませんね。
 ここには美しい色を身にまとった鳥たちと交流できるスペースがあります。
 カランビンにある動物公園ではロリキート達に全くと言って良いほどモテなかった僕ですが、ここでは在住者の方が持ってきてくれたヒマワリの種のお陰で大モテ!周囲では寝転がった体の上にエサを乗せて鳥と戯れるなど、みんな一生懸命鳥たちの気を引こうとしています。
 エサを求めて美しい鳥たちが腕、肩、頭のテッペンに足を乗せてきます。鳥たちは夢中でエサを食べるため、足のツメを立てるので、長袖の服が必要かと思います。Tシャツ1枚で来たお陰で、僕は「名誉の負傷」(平たく言えば『引っ掻かれる』とも…)を喫しました。
 あ、もちろん、鳥たちの落し物にも注意です。僕、ヤラれました。(泣)

 鳥たちとの交流を楽しんだ後は、ゲストハウス前から始まる散歩コースを歩いて森林浴を楽しみました。
 このお散歩コースの途中にはツリー・トップ・ウォーク(Tree Top Walk)と言う吊り橋を歩いて渡るコースが用意されています。
 この吊り橋を歩いて渡るコース、「鳥たちの目線で動植物を見下ろすことができる」のが売りで、一番高いところでは30メートルもあるそうです。橋の袂には橋桁間の1区間の制限人数が記された注意書きがあって、この注意書き、時折ギシギシ言うこの吊り橋を渡るスリルをさらに引き立てていました。

 このゲストハウスでは、他に夜の森を歩いてポッサムなどの夜行性の動物を発見するガイド付きのツアーを主催していますが、僕たちは時間の都合が合わず、残念ながら今回の訪問では後ろ髪を引かれる思いで参加を見送りました。

 オライリーでの滞在を満喫している間に、気付いたら周囲はもう真っ暗な夜に。
 車でサーファーズ・パラダイスに戻る途中、思わぬ大自然からの贈り物が。日本では望むべくも無い満天の星空が僕たちの頭上に広がっていたのです。車を降りて夜空を見上げました。やがて目が慣れてくると無数の星が僕の目に飛び込んで来ました。あのオリオン座も肉眼でハッキリと見えるんです。
 「ゴールドコーストでこんな感動的なシーンに巡り会えるなんて…」
 僕はしばらく夜空の無数の星たちを見つめていたのでした。
 
Hinze Dam
The Hinze Dam  ラミントン国立公園を訪れて日後の2003年のクリスマス、未だその美しさへの感動が覚めやらぬ僕に、在住者の方の車で再びゴールドコースト近郊の自然と触れるチャンスがやってきました。
 何も出来ないであろうと思われたこのクリスマスの日、僕は在住者の方からメイン・ビーチとハインツ・ダム(Hinze Dam)へのドライブと言うこれ以上無いプレゼントをもらったのです。

 ラミントン国立公園の東側にスプリングブルック国立公園(Springbrook National Park)が隣接しています。
 その国立公園の玄関口ともいうべき場所にAdvancetown Lakeと言う湖があり、この湖にはハインツ・ダムが建設されていて、このダムからはネラング川(Nerung River)に水が流れ込むようになっています。
 ネラング川を通して供給される水をコントロールするこのダムは、ゴールドコースト地区の水源でもあります。

 僕がゴールドコーストに滞在していた2003年12月、好天に恵まれたゴールドコーストの町は、異常なまでの暑さに見舞われていました。まるでその暑さを裏付けるかのように、ダムの貯水率も低く、僕が訪れた時は約45%だったと聞きました。ダムに立っている石柱に刻まれた満水時の水位の跡が貯水率の低さを物語っていました。

 ハインツ・ダムへは、ラミントン国立公園と同様にネラングを経由していくのが一般的なようです。ネラングの町の外れでNerung-Murwillumbah Rd.に入り、"Hinze Dam"の茶色い標識が見えたら左折します。
 湖ではカヌーを楽しんでいる人たちがいました。また、湖の周囲は綺麗に手入れされたピクニックエリアになっていて、キオスクやBBQの設備も完備されているので、1日かけてノンビリするには良い場所かもしれません。
ダムの周囲のピクニック・エリア。少し高い場所からは湖が見渡せます。 ハインツ・ダムに貯水を管理されているAdvancetown Lake
石柱の赤く変色している部分は、満水時のから水位がかなり下がっていることを意味しています。
ハインツ・ダムに行く途中で発見した、転落・放置されている車。指をさしているヤツは誰だ?!!

 
Robina
 ブリスベンからゴールドコーストに向かう鉄道の終着駅となるエリアがロビーナ(Robina)です。
 サーファーズ・パラダイスからは直線距離で約10kmはあり、もはやゴールド・コーストとは呼べないエリアです。
 しかし、2003年の時点で豪州はバブルの真っ只中、ゴールドコーストもベッドタウン化が進んでおり、地盤が比較的緩いエリアであるにも関わらず、住宅やショッピングセンター、病院(以前は15kmほど離れたSouth Portまで行っていたそうです)がどんどん作られてて、ここロビーナはゴールドコーストとは切っても切れない関係にあります。
 ロビーナにはこれといった見所はないのですが、町の中には広大な土地を利用したグラウンドがあり、ラグビー、バスケット・ボール、テニスのグラウンドの他に、何とナイター施設完備の天然芝の野球場が揃っています!
 天気の良い休日にここに来れば、スポーツ好きのオージーたちとお友達になれるかもしれません。
日本ではなかなかお目にかかれないナイター設備つき天然芝の野球場がオーストラリアにあるんです! 天然芝の球場の打席に立つ僕。
完璧、イチロー気取りです。
グラウンド近くの牧場で。
馬に手をパクッとイカれていますが、このお馬さん、歯を立てずに口の中でジュルジュルとナメてるんです。
(^ ^;

 
Sea World
 「せっかくゴールドコーストに来たんだから、4大テーマパークのうち、せめて1つだけでも行っておこう!」と思い、選んだのがその名の通り「海」を題材にしたテーマパーク、シー・ワールドでした。
 シー・ワールドでは、入口で料金を払えば、イルカ、アシカ、水上スキー等の各種ショー、絶叫マシン(死んでも乗るか!)、3−Dではなく4−Dのシアター、園内を周遊するモノレールやロープ・ウェイなどをいくらでも利用できますので、入ってすぐのボードでスケジュールをチェックしましょう!
 僕もリーフディスカバリー、ホッキョクグマ、イルカ、水族館、モノレールでの園内1週…など、それなりに楽しんできましたが…
 テーマパークって、男だけで来るもんぢゃぁありません!
…て事を勉強しました。
 いや、楽しかったんですよ、本当に。

 このテーマ・パークにはシー・ワールド・ナラ・リゾート(Sea World Nara Resort)と言うホテルが併設されています。
 2003年11月、あの一世を風靡したベイ・シティ・ローラーズがゴールド・コースト公演を行なった際にはこのホテルを利用していました。
 ちなみに、ホテル名にある「ナラ」とは、奈良建設の建物であることから付いたそうです。
駐車場のすぐ向こうがメイン・エントランスです。 メイン・エントランスをくぐって左に進むとすぐに見つかる建物の中で、Reef Discoveryと言うショーをやっています。恐らく多くの入場者が最初にこのショーを見るのでは… Reef Discoveryの近くでは、ペンギンにエサをやっていました。ペンギンって可愛いんだけど…クサい!
Polar Bear Shoresと言うスペースにいたホッキョクグマ。ここは見てるだけでスゴく涼しそうでした。 泳ぎはなかなか見事なものでしたが、同じところを行ったり来たりするのは、正しくクマさんの習性そのもの。皆さんの周囲にもこう言う人、いませんか? …ん?
イルカのトレーニング。
本当はイルカのショーを見ても良かったのですが、作られたショーよりも、こちらで人間とイルカが触れ合っている様を見れた事が満足だったので、ショーを見ないで帰ってきました。
気をつけ〜い! 優雅に泳ぐイルカ君です。
園内を大きく一周するモノレールです。 ナラ・リゾートからシーワールドへはモノレールで行けます。 モノレールからの景色。
奥がイルカショーの会場です。
園内にはロープウェイもあります。 ロープウェイから見た園内の様子です。 ロープウェウイ乗り場の近くには水族館があります。
水上ショーは迫力があります。 ショーの前に紹介されるお兄さん。
「うぃ〜!」(ちゃう、ちゃう)
水上ショーが始まるのをの〜んびりと待つ子供達

 
Shopping Malls
 オーストラリアを旅行していると、必ずと言って良いほどお世話になるショッピング・モール。
 ショッピング・モールにはスーパーマーケットの他に生活用品などを扱う大型店、フード・コート、おもちゃ屋さん、本屋さん、ファッション関係のお店、子供たちが遊ぶエリア、先立つものを調達するATM…何でも揃っています。
 ショッピング・モールは買い物するだけでなく、そこにいるだけで異国の地の空気を感じることが出来る楽しい場所なのです。
 ゴールドコースト周辺には、そんな楽しいショッピングモールがいくつも点在し、訪れる人たちを楽しく迎え入れてくれます。
 
Australia Fair
 サーファーズ・パラダイスの北の外れに位置するショッピング・モール。
 実はここへはゴールドコーストに到着した最初の夜、ご飯を食べに行っただけです。
 しかし、ここで食べた中華料理が最高に美味しかったんです。
 名前は"Top One"。我々日本人に優しいちょっと薄めの上品な味付けであっさりした感じ。場所もサーファーズパラダイスの中心部からちょっと離れた場所にあるからか、観光ズレした感じが全く無く、雰囲気も良いです。
 店内にいたお客さんの殆どは中国系の人たち。本場の人たちご用達の店、手頃な料金のコース料理($23-くらい)もあるので、お奨めです。
 あっさり味のチャーハン、あんかけ焼きそば、中国野菜の炒め物が一番のお気に入りかな…
 
Chevron Renaissance
 「シェブロン・ルネッサンス」と読みます。
 サーファーズパラダイスの中心部に位置する割と新しいショッピング・モールです。2003年の滞在時にはまだ未完成の部分があるようでした。
 新しくきれいな2層構造のアーケードには、ファッション関係のお店やファーストフード店やレストランが軒を連ねています。またコールス(coles)と言うスーパーマーケットもあります。
 
Pacific FairPacific Fair
 サーファーズパラダイスの中心部から南に5kmほどの場所にあるショッピングモールです。
 誰が言ったか、「クイーンズランド州最大の…」とか「南半球最大の…」とか色々な枕詞を耳にしますが、とにかく大きいことには間違いありません。
 colesTargetTOYS"R"USK-MartMYERなど、オーストラリアで店舗展開しているスーパーマーケットや大型店は一通り揃っています。大型店の他にも色々なお店がメインの建物の内外に200〜300軒ほどあるらしいです。
 あと、ここの特色としては、広い敷地を活かして大きい子供たちの遊び場や庭園、敷地内をゆっくり走るミニ列車、映画館などが併設されています。
 もちろん、フードコートもありますので、1日時間を取って「探索」するのもOKです。

 サーファーズパラダイス中心部から離れているものの、surfsideが運営するバスがかなり頻繁に走っていますので、車が無くても気軽に行く事ができます。

California Ave.
surfside
のバスを降りて最初に入るエリアです。
Linden Strasse Wharf Street沿いにはこんなミニ庭園があります。
TOYS"R"USTarget、オーストラリアでこれらの店にお世話になっている方は多いのではないでしょうか?
ここにも出店しています。
ラグビーファンにはお馴染み、Canterberry of New Zealand。僕がオーストラリアに来たら必ず立ち寄るお店です。 フードコートに来たら、どうしても中華料理に目が行ってしまう僕…
 
Paradise Centre
 サーファーズパラダイスの中心部に昔からデンと腰を据えているショッピング・モールです。
 サーファーズパラダイスのビーチや繁華街であるCavill Ave.沿いと言う好立地から、ゴールド・コーストに来たら誰もが足を踏み入れる事と思います。
 グランドフロア(日本の1階)に色々なお店が入り、地下1階にウールワース(Woolworths)と言うスーパーマーケットが入っています。1階(日本の2階)にはボーリング場やビリヤードなどの設備があるのがここの特徴です。
Gold Coast HWY沿いの交差点より。 左の写真と同じ交差点より。
昼夜を問わず人がいっぱいです。
Cavill Ave.沿いの入口です。

 
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