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鉄腕アマノ
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2005/10/21 15:30:55 |
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ご無沙汰してます。いつもながら精力的で、感服してしてしまいます。 ハンセン病を学んでいらっしゃるのですね。すばらしいことです。かつてはつり革を持ったら手を洗えとか、マスクをして近づけとか、そりゃあ小学校の頃はひどいことを教え込まれていましたもの。患者さんにとったらどんなに屈辱的な事でしょうね。 院内感染も今では防備しすぎだったと、考えを変更してますし、いつの時代も現場が患者が振り回されてますね。 日本では、慢性疲労、老人介護、無呼吸症候群、日中傾眠、鬱病、、、、みんなまだ偏見で見られてますよ。怠け者の病気としか受けとめられてませんから、、、。 また介護施設ではただ食事して、あとは大きな部屋でテレビを見させられているような現実(介護保険料が値上がり個人へのリハビリが一週間に1回です)。たぶん多くの人は施設に簡単に入所できて、毎日、リハビリや薬物治療ができると思っているのでしょうね。 団塊の世代大量退職に合わせて、24時間介護のマンションの販売とか宣伝されてますが、三千万円もするマンションを買って、月々24万も払える国民がどれだけいるのでしょうか。総理が80歳の老人には月20万もあれば十分でないかと思いますとか、話してましたが、その20万すら収入の無い人の方が大勢います。 NHKで認知症の特集をしてました。あそこで話されていたことはすべて我が家でも起きてました。また起きています。最初のケアマネージャーは、便乗で仕事を変えた人で元は不動産や、やたら者を売りつけたがるので即、区役所に話して担当を外しました。また出入りの大工は「どんどん親に金を使わせなさいよ、その方が相続税対策になりますよ、ね、ね」とか言うので、「私は元々教師じゃなかったんで、法学部で税計算もしたんだけど」と話したら、沈黙してしまいました。出入り禁止です。 世知辛いというか、他者の想像力がないというか、生きにくい時代です。かつて大江健三郎さんが、佐藤栄作首相を称して「想像力の無い人」と話してましたが、今の日本人にそれが一番欠けているでしょう。1を聞いて、10想像出来れば、ごたごた細かい議論やら説明はいりませんもの。 私は実は○○腫もあるんです、それが分かったが1月の末、当初2月復帰の予定が、4月、7月、9月、、医者も4回変わりましたよ。大病院が正しいとは限りませんと言いますがその通りですよ。そのたびに県に診断書やら4回くらい出しては、療休だの、休職だの、医学的には療休なのに、引き続き休むから休職だとか、、、色々な都合でここまで休みとか、、、全治の言葉がないと復帰できないとか、、頭が痛くなります。リハビリに電車に乗ったり、歩いたり、図書館に行ったり、事務作業を忘れないためHPを継続したり、みな医者にも認めてもらったり勧められてますが、なかなか理解されないのが悔しいです。 私は一人で暮らしてますから、炊事洗濯もします、またこの間何度も弟が救急車で運ばれそのたびに私が付き添いました。母の施設も三ヶ月が限度ですから、そのたびに変更の手続きもしてました。長引くのは当たり前なんですが、、、。 主治医は産業医さんですが、周囲の無理解で退職せざるを得ない方がこの間もいたとか、、、こうした事が起きないためにも口を酸っぱくしてでも、様々な病気に理解を深めるしかないですね。過労が原因で鬱病になり自殺した責が雇用者に認められた判決は、実に我々には朗報です。また木の実ナナさん、高島忠生さん、小川宏さん、大島渚さん、等が自分を鬱病と発表したことは、人々に勇気を与えてくれます。アメリカでは自分でアルツハイマーと告白する人も増えてます。日本も次第に表れてきました。古くはレーガン元アメリカ大統領も自分がアルツハイマーであると宣言しましたね。日本は一体、何十年遅れているのでしょうか、、。
よしりんさんのお仕事すばらしいことです。是非、是非実践を拝見したいと期待してます。 病気の事は詳しくはメールでお知らせしますね。
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