LKPTeam「今日は違うのですよ!」
		カレン「何が違うのよ? というか、そんなに力強く言わなくても(^^;」
		LKPTeam「今日はですね・・・・・」
		LKPTeam「じゃーん!」
		カレン「・・・・・・・・・」
		カレン「・・・・・・・何、そのCD-Rは?」
		LKPTeam「これは、会社に出社する前に10分くらいで焼いたCD-Rです!」
		カレン「だから、中身は何って聞いてるのよっ」
		カレン「LKPTeamちゃん、分かってやってるでしょ?」
		LKPTeam「あはは、焦らない焦らない(^^;」
		LKPTeam「実はですねー、会社のPCにうちのPCで使ってるエディタ
(*1)を入れようかと・・」
 
		カレン「・・・・・・・・・・」
		LKPTeam「会社のPC、エディタ
(*2)が入ってないんですよー」
 
		カレン「今までは何を使ってたのよ?」
		LKPTeam「メモ帳(^^;」
		カレン「あー、あの最初っからついてくるやつね?」
		LKPTeam「そうそう!」
		LKPTeam「メモ帳、機能が全然ないじゃないですかー」
		カレン「いや、十分にあるでしょ?」
		LKPTeam「いや、検索とか、置換えとか、あることにはあるんですけど、弱いでしょ?」
		カレン「そうかしら?」
		LKPTeam「たとえば、あるディレクトリの中のとある拡張子のファイルだけを対象にして、ファイルの中のとある文字列を別の文字列に置換えしたい、といった場合に、メモ帳だと一つずつファイルを開いて検索文字列と置換え文字列を入力して置換えしないといけないでしょ?
(*3)」
 
		カレン「あたしに振られても分からないわよ・・」
		LKPTeam「うっ・・。 ま、まぁ、そうなんですよ」
		LKPTeam「でも、このエディタを使えば、そんな手間暇一切なしですからねー」
		LKPTeam「ファイル内の検索でもインクリメンタルサーチ
(*4)が使えるし・・・」
 
		LKPTeam「このエディタがあるのとないのとでは、作業効率に大きな違いが出るわけですよ!」
		カレン「ふーん」
		LKPTeam「おまけにエディタ付属のスクリプトを使って、機能の拡張もできるし、スクリプトを使えばこのエディタで某巨大掲示板も覗けるというまさに至れり尽せりな感じなのです!」
		カレン「でも、会社のPC、ネットに繋いでないでしょ? だったらその機能は無意味なんじゃ?」
		LKPTeam「・・・・確かに、この某巨大掲示板を覗ける機能は無意味ですけど、他の機能は有用なんですよー」
		LKPTeam「例えば、コミックの新刊リストとかって、正式なやつはちゃんとした用紙で送られてくるんですけど、それをいちいちデータとして入力するのは面倒ですから、ネットからリストを落としてるんですけど・・」
		LKPTeam「そういうリストって、結構入力ミスとか多いんですよー」
		カレン「そうなの?」
		LKPTeam「ええ。 そのミスを正式なやつとつき合わせて間違いを見つけたりするんですけど、結構面倒なんですよね、探すのが・・・」
		カレン「検索するのがそんなに面倒なの?」
		LKPTeam「検索のダイアログを閉じて修正して、また検索のダイアログを出して文字列を入力、検索してダイアログを消して修正して、ですよね・・・メモ帳だと」
		LKPTeam「ようはこの『ダイアログを閉じる』という動作を無くしたいわけですよ」
		カレン「・・・・・・・・・なんか、どうでもいいようなことに思えるけど?」
		LKPTeam「1件や2件なら、あるいは1回きりとかだったら気にもしませんけど、毎月、9件とか10件だと件数はともかく、無駄な作業に思えてきて・・・」
		LKPTeam「で、何とか効率化したいなぁ、と(^^;」
		カレン「まぁ、仕事に関係することならあたしも文句は言わないけど・・・」
		カレン「それにしても、細かいこと気にするよね?(^^;」
		LKPTeam「うっ・・・・・べ、別にいいじゃないですかー」
		カレン「悪いとはいってないわよ?(^^;」
		LKPTeam「うぅ・・・・」
		カレン「あーはいはい、いじけてないで・・」
		カレン「で、もって来たのはそれだけなの?」
		LKPTeam「・・・・・」
		LKPTeam「あとは、rubyとか」
		カレン「・・・・・・・・・・・・・・」
		LKPTeam「・・・・・・・・・・・・・・・・」
		カレン「それ、仕事に使うの?」
		LKPTeam「多分・・・・・」
		カレン「・・・・・・・・・・・・多分?」
		LKPTeam「ええ、多分」
		カレン「多分ってどういうことよ?」
		LKPTeam「えっとですね・・・・」
		LKPTeam「またリストの話になるんですけど、ネットから落としたリストには、会社で入荷しない新刊も当然入ってるんですけど、こういう不必要な新刊のデータは削除してるんですよ」
		LKPTeam「で、その不必要なリストのデータを削除するのって手作業だったんですけど、この前・・・といっても結構前になりますけど、VBA で簡単なプログラムを書いて自動で処理してたんですよー」
		LKPTeam「でも、VBA、というかVBってよく分からないし、文字列の処理にはどちらかというとPerlとかrubyのほうが向いてるので、この際rubyスクリプトで、このプログラムを置き換えてしまおう、と(^^;」
		カレン「VBAで作ったプログラムでも問題ないんでしょ?」
		LKPTeam「それはそうですけど、融通が利かないんですよね、適当に作ったから(^^;」
		カレン「適当ってねぇ・・」
		LKPTeam「ほら、とりあえず、不用なデータを削除できればいいや、くらいの気持ちで作ったので・・」
		LKPTeam「で、今は出版社の名前でいらないデータかどうかを区別してるんですけど、例えば前まではAという会社のコミックは入荷しなかったけど、今月からは入荷するようにしたい、となった場合に今のプログラムは修正するのがえらく面倒なんですよ・・
(*5)」
 
		LKPTeam「で、そういったときとかの事をちゃんと考慮したスクリプトをrubyで書こうかな、と(^^;」
		カレン「それ、VBAを修正すればいいんじゃないの?」
		LKPTeam「だから、あんまりよく分からないんですって」
		カレン「Helpとかあるでしょ? それ見ながらやれば?」
		LKPTeam「ところがどっこい、その肝心のHelpがないんですよぅ・・」
		カレン「・・・・・・・・・なんで?」
		LKPTeam「私も散々入れろって言ったんですけど、必要ないだろ、とかHDDの容量を食うから、とかよく分からない理由で入れてもらえなかったんですよー」
		カレン「・・・・・・・・・・・・・・」
		LKPTeam「Helpがあればなんとか分かるんですけど、Helpなしだとほんのちょっとしか分からないですから、諦めてたんです・・」
		カレン「それでrubyを?」
		LKPTeam「ええ。 といってもrubyもそんなに詳しいわけじゃないですけど・・」
		カレン「じゃあダメじゃない(^^;」
		LKPTeam「でも、今覚えてる範囲の知識で何とか補えますから・・」
		カレン「ふーん・・」
		LKPTeam「ということなんですけど、納得していただけました?」
		カレン「しょうがないわね、そういうことなら・・」