LKPTeam「すること、ないんですよね」
		カレン「たくさんあるでしょ?」
		LKPTeam「でも今日はそんな気分じゃないです」
		カレン「いつもでしょ?(^^;」
		LKPTeam「いやまぁ、そういう風に言われるとそうなんですが」
		LKPTeam「というかですね」
		カレン「なに?」
		LKPTeam「さっきのお客さん、いたでしょ?」
		カレン「さっきのお客さんというと、コミックを5冊借りていった人?」
		LKPTeam「そう、女の人」
		カレン「あのお客さんがどうかしたの?」
		LKPTeam「ここ、カウンタに本を置いてるでしょ? 買いやすいようにとか、目に付きやすいように」
		カレン「置いてるね。 あれはお勧めの本なの?」
		LKPTeam「いや、この近くの繁華街にあるお店を紹介してる雑誌なんですけど」
		カレン「いいの?」
		LKPTeam「いいんでしょ? 私は別に気にはなりませんよ」
		LKPTeam「でですね、その本、確かに立ち読み禁止と入ってませんし、ポップも出してませんけど」
		LKPTeam「いくらなんでもカウンタにおいてあるんですから、立ち読みは普通しないでしょ?」
		カレン「そうかな?」
		LKPTeam「だって、カウンタで立ち読みすると後ろのお客さんに迷惑でしょ?」
		カレン「あー、それはそうね」
		LKPTeam「なのにさっきのお客さんときたら!」
		カレン「あ、そういえば読んでたね」
		LKPTeam「そうです! しかも5分くらいも!」
		カレン「計ってたの?」
		LKPTeam「や、大体そのくらいでした」
		カレン「・・・・・・・で?」
		LKPTeam「たしかに先ほどは後ろにお客さんはいませんでしたよ。 ですけどね、やっぱりカウンタにある本を立ち読みはしないで欲しいですよ」
		カレン「なんで?」
		LKPTeam「なんか、気まずくないですか? 目の前に店員がいるんですよ?」
		カレン「そういうのが気にならない人だったんじゃないの?」
		LKPTeam「うぅー」
		LKPTeam「私は言いたかった・・・」
		カレン「何を?」
		LKPTeam「『読みたいんだったら買えよっ!』と(^^;」
		カレン「それは・・・・言ったらまずいわよ(^^;」
		LKPTeam「だから我慢しましたよ?」
		カレン「というか、お客さんに対してそういうことは思っちゃいけないんじゃ?(^^;」
		LKPTeam「いや、立ち読みオッケー、とか謳ってる店でも、ホンネはそうだと思いますよ、やっぱり(^^;」
		カレン「そうなのかな?」
		LKPTeam「そりゃそうでしょう? 立ち読みばっかりで買うお客さんがいないとまずいですよ、経営が成り立たないですよ」
		カレン「それは確かにそうだけど」
		LKPTeam「立ち読みで気に入った本があったら買ってもらう、というのが立ち読みオッケーとか言ってるお店の戦略なんでしょうけど」
		LKPTeam「今日び、そんな戦略に引っかかるお客さんは滅多にいないですよね」
		カレン「古本はねー」
		LKPTeam「立ち読みしてるお客さんの大半は時間つぶしか立ち読みだけでいいや、って言う人でしょう?」
		LKPTeam「なかなか手に入らない本を探してきてる人なんかは見つけたらすぐに買うでしょうし」
		カレン「うん、だね」
		LKPTeam「だから立ち読みっていうのはあんまりメリットがないような気がしません?」
		カレン「でもお客さんを集めるのには有効なんじゃないの?」
		LKPTeam「あー、それがあったかー」
		カレン「お客さんが集まらないと本も売れないしね」
		LKPTeam「そうですねー」
		LKPTeam「立ち読みするのはいいけど、カウンタにおいてある本を立ち読みするのは止めて欲しいです(^^;」
		カレン「あははっ」