大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
1. Access
2. Map・散策モデルコース
3 .Information
1. 重要伝統的建造物群保存地区
2. 寺内町の成立と歴史
3. 歴史的建造物(お寺・町家)
1. 町家の内部見学
2. 立ち寄ってみたいお店
3. イベント情報
1. Profile
2. じないまち探訪記(管理人)
3. Link
「じないまちボランティア・ガイド」 | |
奥谷家住宅 忍び返し・犬矢来 |
興正寺別院山門 雨蓋瓦 |
敬老の日の三連休を利用して、横浜から富田林寺内町を再訪しました。 9月15日(土)と16日(日)午後は、ボランティア・ガイドとして東京・神奈川方面からお越しになられたツアー団体一行をご案内しました。旅行企画・主催者は東京の老舗デパートで、ご参加者はそれそれ12名と15名、二日間合わせて27名でした。前日に岸和田だんじり祭りをご覧になった後、大阪市内に宿泊されて、富田林寺内町をお訪ね頂きました。両日とも気温30度を上回る厳しい残暑のもと、大型バス駐車場(市役所第二駐車場)から寺内町まで往復20分ほど、ペットボトルの水を片手に日陰を辿るように歩いて頂きました。80歳を超えるご年配の方々が多く参加されており、途中、坂道の上り下りもありましたので、どうか旅のお疲れが出ませんように。あいにく大型観光バスは交通規制の制約から、幹線道路(旧国道170号線)沿いの駐車場に停めて頂くことになっており、ご不便をおかけしています。 さて、興正寺別院山門は、豊臣秀吉が築造した京都・伏見城の城門を移築したものと言われています。城之門筋に向かった東向きに建つ山門の屋根の両端には一対の雨蓋瓦(装飾瓦)が載っています。朝日を浴びて青空に映える天女姿の雨蓋瓦を撮影しました。(写真右) |
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「たびもぐらカフェ」 | |
たびもぐらカフェ |
第8回たび・はなし |
15日(土)夜は、「たびもぐらカフェ」で開催された第8回たび・はなし(ライブ&トークショウ)にオーナーからのお誘いで顔を出してみました。この日は、鉄道とバスを乗り継ぎ、ギター片手に米国横断旅行を経験された高橋建一郎さんのお話でした。先ずはベトナムビールを飲んで、辛めのカレーを注文して腹ごなし。気分も高揚した雰囲気の中、7時過ぎからトークショウが始まりました。次々と繰り出されるお話は、かなり危ないスリル満点の体験談ばかりで、その語り口に引き込まれながら自分もその場所に身を置いているような緊張感がありました。人生は旅そのもの。様々な人生体験を積んでおられる方のお話を伺い、楽しいひと時でした。オーナーの人脈も相当なもので、地元や周辺から老若男女が所狭しと集まりました。毎月第3土曜日にこの企画は開催されていますが、さて次回はどのような企画になるか今から楽しみです。寺内町でも夜にこのような企画が定期的に開催されるようになり、嬉しい限りです。 |
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「イタリアンレストラン出店」 | |
勝間家住宅 |
勝間家住宅 |
来年早々にも勝間家住宅でイタリアン レストランがオープンするそうです。北イタリアで修業されて、京都などでシェフをされていた方が新たに独立されます。地元・南河内で採れる新鮮な野菜や鶏肉などを素材にしたメニューを企画されています。寺内町の南端に位置する勝間家住宅は、お庭から金剛・葛城連山や石川の河原を一望できる場所であり、ここで本格的なイタリア料理を食べることができたら最高ですね。話題性のあるお店が開くと、寺内町を見学する際の楽しみもさらに増えそうです。今から開店が待ち遠しい。 上記のような経緯から、勝間家住宅の内部一般公開(つゆの会主催)は2012年10月末で終了する予定です。 |
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「寺西さん家のクリームパン」(パン工房 泰) |
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パン工房 泰 |
「寺西さん家のクリームパン」(パン工房 泰) |
2011年11月に地元に開店した自家製パン屋さん。地産地消の富田林ブランド認定品。地元・寺西養鶏場の新鮮な卵を使ったカスタードクリームがたっぷりの「寺西さん家のクリームパン」。これは確かに絶品です。朝8時、開店して間もないお店に出向きました。(じないまち交流館のすぐ向かい、富田林駅から徒歩10分) 焼き立ての温かさが残る「寺西さん家のクリームパン」は、商品棚の一番手前に並べられていました。5センチメートル角の立方体のパンで、パン皮の中身はカスタードクリームがふんだんに詰まっています。蕩けるような食感。1日14個だけの限定販売。予約も受け付けてもらえます。ぜひ皆さんもお試しください。最近は「簡保の宿・富田林」(嶽山)でもこの商品が販売されています。 |
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「紅梅蔵」 | |
紅梅蔵 |
紅梅蔵・味醂醸造用甕 |
『2010年3月、寺内町内に空き家を活用した新たな複合店「紅梅蔵(こうばいくら)」がオープンしました。紅梅蔵は佐藤家の味醂醸造蔵で、現在でも蔵内部の地中に埋まった甕や、中庭に置かれている甕、石臼などからその名残りが感じられます。当地区には空き家が多く、それが地域の大きな課題となっており、現在富田林駅南地区まちづくり協議会やLLPまちかつ(有限責任事業組合町家利用促進機構)が中心になり空き家活用の活動(空家の建物調査や所有者へのPR活動、所有者と入居者との橋渡し等)を進めています。「紅梅蔵」の誕生は、そういった地域のまちづくり活動のひとつの成果と言えます。』(パンフレットから引用) (2012年9月18日 管理人@横浜) |
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じないまち薄暮・夜景 ~ 街路灯が歴史的町並みをほのかに照らし出します ~ | |
城之門筋 |
城之門筋 |
城之門筋 |
北口地蔵尊 |
じないまち探訪記 | |
じないまち随想 | |
ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人) |
(富田林市提供、禁無断転載)
富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。
じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)