ローメンとソースかつ丼 :旅日記12日目、10月8日(日)
鳳凰山への山小屋の予約が取れないので他へ行く。国道20号を茅野市方面へ。北杜市に入った所で西側を走る甲斐駒ヶ岳広域農道へと移り白州まで北上する。所々、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳がどーんと見えた。
道の駅小淵沢に寄ってから国道20号に戻り、茅野市から国道152号を高遠方面に南下する。今日はライダーが多く、途中、十年ぶりくらいに対向するライダーから何度か手を振られたりした。杖突峠で休憩し、諏訪湖・美ヶ原から霧ヶ峰、車山、蓼科、八ヶ岳の景色を楽しむ。
高遠に入り、高遠城址公園に寄る。高台にはあるが、樹木が多くて景色はあまり望めない。道の駅に寄ってから国道361号を伊那市街へ走る。伊那といえばローメン。ローメンは基本は肉としてマトンを使用し、蒸し麺を使ってスープ風または焼きそば風に調理したもの。「シャトレ」というレストランに入ると、この店では麺を炒めるソース系と煮込むスープ系の両方あり、肉は牛肉、ラム肉、猪肉から選べる。ラム肉を使ったソース系であるジンギスローメン(800円)を注文する。食べてみると、麺が硬く、ウスターソースベースのソースは酸味が強めで、私の好みではなかった。
伊那谷を南下し、中川村の陣馬形山キャンプスペースに泊まろうと、分岐する所で迷いやすい一車線のくねくね坂道を8km程走ってたどり着くと、隙間が無いくらいテントが張られ、駐車場と路上のわずかなスペースに車・バイクがひしめいていた。ネットで事前に調べた時は、「無料だけど熊出没注意」とか「他に人がいない」とかの書き込みがあったのに・・・、やはり三連休の中日だからか。仕方なくふもとに下り、そこの望岳荘で外来入浴する(400円、11:00~20:00)。
駒ヶ根市まで戻り、バイパスに入らずに中心街に向かう国道153号を走って少しの所に昭和園という食堂があったので入る。ご当地ものということで、ソースかつ丼(950円)を食べる。ちょっと高めだけど小鉢が付いていて定食みたい。ソースかつ丼ってとんかつ定食のキャベツととんかつをご飯の上に乗せてソースをかけたようなものだし、結構各地にあって、あんまり珍しい物でもないしな。食べた感じ普通においしいが、ご飯にソースがかかるけど旨味が薄いのでどちらかというと私は玉子とじのカツ丼の方が好みかな。
- 今日の天気:晴
- 走行距離:199.7km
- 宿泊地:長野県飯島町 道の駅花の里いいじま
- 入浴地:長野県上伊那郡中川村 望岳荘