富士宮やきそば・しぐれ焼き:旅日記6日目、10月2日(月)
朝起きると、外は曇り空。6:00に椹島ロッジのふれあいセンター受付で、畑薙第一ダム夏期臨時駐車場行きのバスの受付開始。しばらくして乗車し、6:15定刻にバスは出発。乗客は私を含めて8名だけ。今日の運転手さんはガイドもしてくれた。駐車場には7:20に到着。7:30発の椹島行きバスを待つ客はいなかった。停めているバイクの所に戻ると濡れていた。
荷物をバイクに積みなおして8:00に出発し、県道60号を南下。富士見峠では天気が悪くガスっていて何も見えず。県道189号に入り、権現滝は岩がごろごろした中に幾つか小さな滝が出来ていて荒々しい感じだ。
県道27号を南下、国道1号で北東へ走って富士市を経由し、富士宮市に入って昼食タイム。富士宮と言えば「富士宮やきそば」と「しぐれ焼き」が有名。入ったお店は鉄板焼すぎ本。中に入ると、鉄板付座敷席が5卓程、カウンターが十数席程で、カウンターには鉄板が無く、高さがあるついたてがあるので作る所はほとんど見えない。こちらの店では基本は、焼きそば・お好み焼きは共に、具はキャベツのみでトッピングで肉・玉子・そば等を追加していくという事だ。そして、しぐれ焼きは、そばが入ったお好み焼きということだ。私は肉トッピングの焼きそばと、肉・玉子トッピングのしぐれ焼きのハーフ&ハーフ(それぞれの半分ずつ)(740円)を注文した。しぐれ焼きの作り方を見てみると、お椀にキャベツ・肉カス・ネギ・小麦粉・水を入れて、あまりかき混ぜずに鉄板に広げる。その上にトッピングの肉を乗せる。しばらく置いてからひっくり返し、しばらく置いてからそばに重ね、玉子を張り付ける。ちなみに玉子は最後に張り付けるのではなく最初の具の中に入れる事もできる。全体的にみると関西風のお好み焼きに近いな。さて、調理が完了し、席の鉄板に運ばれてきたのを食べる。焼きそばは麺が表面つるっとして弾力があって、噛むと硬めでゴムのような感じ。鰯・鯖削り粉をかけると味が濃くなる。ソースも広島とは違って慣れていないので、私は広島の焼きそばの方が好みかな。しぐれ焼きは、ふわトロ感が弱くて、関西風の昔懐かしいお好み焼きのような感じ。
ちなみに主なお好み焼・焼きそばの価格は、お好み焼:430円、焼きそば:430円、しぐれ焼き:570円、トッピングは肉・いか・桜海老・ベーコン・シーチキン・チーズが各110円、玉子が50円で、広島で言うお好み焼きの「肉玉そば」にしようとすると730円となって高め。ハーフ&ハーフの計算は、全ての具の価格を合計したものの半分に100円を加算したものになる(1円単位の端数は切捨てしているみたい)。お店の営業時間は通常11:00~15:00、17:00~21:00で土日祝日は20:30迄、火曜定休。
食後は浅間大社へ。鳥居は目立つが、思ったよりこじんまりとしていた。
県道25号を西へ進み、国道352号を北上して山梨県に入り、泊まる所を探しながら走る。市川三郷町にある六郷の里「つむぎの湯」(400円、10:00~20:00、水曜定休)に入る。「フォッサマグナ中にできた緑色凝灰岩の断層破砕帯で形成された温泉」とかいうような解説が掲示されていた。泉質は ナトリウム・カルシウム塩化物温泉(アルカリ性低張性温泉) 。露天風呂もあり、なかなか良い。ゴミは持ち帰りではあるが、弁当を持ち込むこともできる。
温泉から出ると、小雨が降ってきたので雨具を着込み、南下。国道300号との分岐点である上沢交差点の北1.5km程の所にあるショッピングセンターの一角にあるコインランドリーで洗濯した後、道の駅みのぶ富士川観光センター(富士川クラフトパークの中)に行って寝る。
- 今日の天気:曇、夜雨
- 走行距離:256.6km
- 宿泊地:山梨県身延町 道の駅みのぶ富士川観光センター
- 入浴地:山梨県西八代郡市川三郷町 つむぎの湯