ほしたびの旅

南アルプス、三鷹・星と宇宙の日2017への旅

塩見小屋から鳥倉登山口下山、伊那へ:旅日記14日目、10月10日(火)

日記

朝4時過ぎに起床して塩見小屋の外に出てみると、多少ガスが流れているが晴れ間も多く、月と星が見える。朝食は5:30少し前からで、おかずは少量ずつだけど品数はいくらかある。

日の出時刻の5:41を10分程過ぎて小屋外の尾根に上がって南を見ると、山の上部が赤くなっていた。

南側には朝日が当たる山、上部が雲に包まれた山が見える

昨日の内に塩見岳に登頂したので、今日は下山するだけ。6:30に小屋を出発。次第にスカッと晴れてきた。三伏山で振り返ると塩見岳からの尾根ルートが良く見える8:13に三伏峠にたどり着いて9分程休憩してどんどん下り、9:40に鳥倉登山口に到着。さらに林道を歩いて鳥倉林道ゲート駐車場に10:15に到着。荷物を積みなおして11:02に駐車場を出発してバイクで林道を降りていく。

飯島町にある道の駅田切の里に寄ると、「くるみのおはぎ」(270円)というのがあったので食べてみた。一つの容器にくるみのおはぎとあんこ入りごまのおはぎの2種類入っていた。おはぎは作り立てでもち米が柔らかくておいしかった。くるみの方は粒々感があってほのかな甘さが良い。ごまのほうもまあまあ。

くるみのおはぎとあんこ入りごまのおはぎ
おはぎの断面

駒ヶ根市内に入り、駒ヶ根高原に進む。ここにあるすずらんハウスに寄ると、栗ソフト(300円)というのがあった。「おっ栗旬」というキャッチコピーにつられて食べてみた。栗と言われればそうかなぁといった感じだけど普通においしい。

ダジャレなポップ
少し色のついたソフトクリーム

それからマルスウイスキー駒ヶ根蒸留所に寄り、工場見学、自由見学になっていた。貯蔵庫を見て、発酵・蒸留施設を見た後、試飲会場へ。3種類のウイスキーが用意されているが、私はバイクなのでちっちゃなカップにぶどうジュースを注いでもらって飲むだけ。

蒸留所
樽貯蔵庫
試飲用ウイスキーが並ぶ

それから伊那市高遠町に向かい、弁当を買ったりしてから高遠温泉に行ってみると今日は定休日だった。しまった、確認してなかった。それならと伊那市街に戻る。ついでにJR伊那市駅前にある越後屋菓子店(9:00~19:00、水曜定休)に寄って、「伊那のまゆ」(120円)と「月夜唄」(120円)を買って食べてみた。「伊那まゆ」は生クリームを最中皮に詰めてチョコレートでコーティングした物。最中の皮はチョコレートでしっかりコーティングされ、最中の皮が口の中で引っ付いたりはらはらすることなくサクッと食べられ、また、中の柔らかい生クリームの食感と合わせて面白い味でいい感じ。「月夜唄」は中はほとんどくるみという感じで、クッキーのような生地が崩れやすく食べにくい。まるまる一口で食べればよかったかも。

まゆの形で、チョコレートコーティングされた「まゆ」と黒っぽい月夜唄
中はそれぞれ生クリームとくるみ

伊那市駅から北西に7km程の所にある羽広温泉みはらしの湯(500円、10:00~21:30(受付20:30迄)、第1・3・5火曜定休)へ行って温泉に入る。泉質は単純温泉。露天風呂は小さめだが、立ち上がると伊那谷とその向こうの南アルプスが見えるはずだが、もうすっかり暗くなっているので街明かりは見えるが山はかすかにシルエットとおぼしきものが見えるだけ。風呂から上がって館内の食堂(LO19:30)で鯖の味噌煮定食(800円)を食べる。味は普通。ちなみに食堂の他の主なメニューは、唐揚げ定食850円、ソースかつ丼900円、カレーライス620円、醤油ラーメン600円、ローメン680円、さるそば550円等。

鯖の味噌煮定食

食後休憩してから伊那市街のコインランドリーで洗濯をした後、高遠を過ぎて長谷にある道の駅で寝る。

  • 今日の天気:晴
  • 走行距離:137.8km
  • 宿泊地:長野県伊那市長谷 道の駅南アルプスむら長谷
  • 入浴地:長野県伊那市西箕輪 羽広温泉 みはらしの湯

今日の登山行程

標高 場所
2760m 塩見小屋   6:24
  塩見新道分岐 6:30  
2658m 本谷山 7:24 7:28
  のぞき岩 7:35  
2615m 三伏山 8:02 8:05
2580m 三伏峠 8:13 8:22
  9/10 8:30  
  8/10 8:35  
  7/10 8:42  
  6/10 8:51  
  5/10 8:58  
  4/10 9:07  
  3/10 9:15  
  2/10 9:21  
  1/10 9:30  
1790m 鳥倉登山口 9:40 9:45
1650m 鳥倉林道ゲート駐車場 10:15