荒川岳登山 :旅日記5日目前編、10月1日(日)
4時に起きて外に出てみると満天の星! 冬の天の川もしっかり見える。そして富士山がシルエットとして見えていて、左側に金星が輝いている。素晴らしい夜空だ。ん?何か東の空からほぼ垂直方向にかすかに明るい筋が見えるような・・・えっ?これは黄道光? 星座で言うとしし座からふたご座方向に向かっていて、確かにほぼ黄道に沿っているような感じだ。もっと早く起きればよかった。とにかく急いでカメラと三脚を持ち出して星景写真を撮る。

薄明の空に昇る金星と富士山
撮影時間:4時32分0秒~4時34分0秒
露出時間:2分
レンズ:28mmF2.8、絞り4
ISO:400
小屋に戻って外にかけている温度計を見ると1度だった。テントサイトの近くにある水場に行ってみると、まわりの石の表面が凍ってつるつるだった。
日の出予定時刻は5:34だが朝食は5:30からで、日の出の様子は見られないと思って食堂に行くと、案内された席は丁度太陽が昇ってくる方向を向いた窓際だった。食事を始めて少し経って、富士山からいくらか左の所が赤く光るのが見えた。そしてどんどん太陽が昇ってきた。

朝食は焼サバや玉子等一般的なもの。ごはんもお代わりした。そして、頼んでいた昼食用の弁当をもらった。

さて、荒川小屋を6:48に出発。快晴で山と空が鮮やかに見えて気持ちがいい。荒川岳に向かって登って行く。途中、わずかなマツムシソウの花が頑張って咲いている。所々、紅葉が綺麗だ。


尾根に出ると、中央アルプスと伊那谷の景色が飛び込んできた。

尾根に出た所は分岐になっていて、登ってきた道なりに右へ行けば今日メインの荒川東岳方面だが、まずは左に折れ曲がる。緩やかな道を200m程登って、荒川前岳(3068m)に登頂。長野県の飯田・伊那方面から北アルプスまでよく見える。西側は大崩壊地の絶壁になっている。


東側にはこれから向かう荒川中岳、荒川東岳が見える。

8:25に出発、Uターンして分岐点まで戻り、そのまま直進して少し登って8:34に荒川中岳(3084m)に到着。

塩見岳方向

歩いてきた山を振り返る
8:41に荒川中岳を下って行く。中岳避難小屋を過ぎて下って行くと、難関がせまってくる。

まずはやせ尾根を通過し、コルを過ぎると、ガレた急坂の登りとなり、所々岩場の登りになる。そこを登り切ってもう少し登るとついに、9:38に荒川岳の最高峰であり、日本で6番目に高い荒川東岳(悪沢岳)(3141m)に登頂。

360度の大展望だ。記念写真を撮り、山頂からの景色をじっくり楽しんだ。

南方向

赤石岳方向

北北西方向

北方向