ワイン化
  @taouchaid---[3☆満点、+=☆/3]
[H22/10から開始、似たような印象のワインあるときは過去に遡って 追加コメントしていきます]
 ・M [H22] 10 11 12 [H23] 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 [H24] 1 2 3 4 5
平成22年11月・・・今月の始まりに、またやってしまった日に3本.今月のワイン会2つが終了した.美味い不味いではなく、何度も接して褒めて
あげられないと.
1 ニポッツァーノ・フレスコバルディ01’(赤)
2 ドメーヌ・ミシュロ/ブルゴーニュ・シャルドネ07’(白)
3 ヴーヴ・クリコ・イエローラベル(泡白)☆☆++
4 ブルゴーニュ・シャルドネ06'・ドメーヌ・ルー(白)
5 シャトー・ラネッサン97'(赤)
6 ウンドラーガ・スパークリング・ブリュ(泡白)
7 ルイ ジャド ブルゴーニュ ルージュ・クーヴァンデ ジャコバン05’(赤)
8 カンポ・デイ・ジーリ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ03’(赤)☆☆++
9 ワイン会 コート・ド・ボーヌとムルソー(下記参照)
10 イエルマン・シャルドネ・ドリームス07'
11 ボジョレーヌーボーを飲む会(下記参照)
12 ワイン会 ボルドーワインを飲む会(下記参照)
13 フェラーリ・ブリュットNV☆☆++
14 リッチモンド・プレインズ/ネルソン シャルドネ08'
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19
20
H22/11/29
リピート
リッチモンド・プレインズ/ネルソン シャルドネ08':☆☆
[フレコミ要約]ワインラベルのシダ絵、シダはニュージーランドのシンボルで輸出される良質なニュージーランド原産のものにつけられます.私たちは、環境への影響を最小にするため、有機農法を用いて合成化学物質を使わずワインを造っています.それは、その地域の特徴をワインに生かすことができ、豊かな自然の恵みも楽しむことができます.ワイナリー:ネルソンワインはワイン生産地域の中では涼しい気候の地域で、ニュージーランド国内の中でも最も日照時間の長い地域です.この長い日照時間と涼しい秋の夜、そしてこのワイナリーの沖積平野という水はけのいい土壌、そして山と海に囲まれた太平洋から吹いてくる海風は、ワインに適したブドウが育ち優れたワインが生産できます.ニュージーランド政府発行完全有機ワイン認証BIO-GRO取得ワイン.
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[My印象]かがり火ワイン会(東京)でリッチモンド・プレインズを飲む会があり、そのリピート.2,100円前後.大変口当たりの良いバランスのとれたワイン.もう少し酸とボリュームがあればとおもうが、これはこれでなかなか美味しい.
H22/11/28
フェラーリ・ブリュットNV(スプマンテ・泡白):☆☆++
[フレコミ要約]フェラーリ社は、1990年代の初め、イタリアのトレントに高品質のスプマンテ造りの先駆者として名高いシェリオ フェラーリ氏によって設立されました.ぶどう栽培に最適なトレント地区のぶどう畑から収穫されるぶとうを厳選し、シャンパーニュ方式と呼ばれる古来よりの製造法に厳格に従い、高品質で上品なスプマンテワインを造り続けています.フェラーリは、イタリア大使館の公式晩餐会には、必ず登場し、その名前は、世界にあまねく知られています.よく冷やしてお召し上がり下さい.シャルドネ95%、ピノ・ノワール5%.
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[My印象]古今亭(那須塩原).ボトル7,500円.ネットなら3,000円以内で買えるはず.この価格の泡の中ではベスト1.ロゼなら満点.ゴールデンデリシャースの味がします.クリーミーとは言いがたいがバランスは優秀の一言.
H22/11/22
ワイン会
 
かがり火ワイン会(東京) ボルドーワインを飲む会:会費7,500感想のみ
 1  シャルル・ダンブラン・ブリュット(シャンパーニュ、泡・白):☆☆
  6300円のシャンパーニュがセールで2200円前後.レモンイエローでフローラル香.泡は中粒.アタックは、やや粗いが甘味を感じマイルドな味わい.ピノ系60%の割にその特徴がない.超辛口派には物足りないが、良品でデイリーにも良.
 2  シャトー・ローレ09'(アントル・ドゥー・メール・白):☆++
  アントル・ドゥー・メール地区はドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれた地区.アタックでロワールを感じたのだが.ソーヴィニヨン・ブランとミュスカデということで納得.クルミと僅かに石油香.酸は少なく樽香もなくマイルド.温度は低めで.
 3 ドゥルト グラーヴ99'(グラーブ・白):☆++
  すっきりしたフルーツ系.やや軽快になった.グラーブなのでソーヴィニヨン・ブランのみではないですね.1500円前後.
 4 ヴァン・セック・ド・シャトー・クーテ98''(グラーブ・白): ☆☆ 
  グラーブ、CHクーテの作る白.1,800円前後.酸と樽香が加わった、辛口ワイン.セミヨン75%、ソーヴィニヨンブラン23%、ミュスカデル2%である.経年での辛口、ライトな感覚は貴重です.泡の後であれば、更に引き締まる.
 5  オー・メドック・ド・ジスクール06'(ボルドー・赤) : ☆☆ 
  マルゴーのCH・ジスクールが、オーメドックに所有するブドウで作ったワイン.メルロー50%、カベルネ50%.いわゆる早や飲み可能なCSのワインで、濃厚な香(カシス・ベリー)とパワー.しまもマイルドで甘味もありますよというパーカー・ロラン好みのグローバリズムワイン.02'までは問題ないので、10年は良い状態で飲めると思います.それ以上は未体験.2,000円前後.
 6  オー・メドック・ド・ジスクール04''(ボルドー・赤): ☆☆+  
  上述の04'.こちらを飲むと経年の差が良く判る.よりこなれてきて、さらに滑らかになっている.タンニン・樽香も更にマイルド.デイリーならこちらを.2,200円前後
 7  シャトー・ヴィラ・ベレール04'(ボルドー・グラーブ、赤) : ☆☆+ 
  ポイヤックのCH・ランシュ・バージュのオーナーである、ジャン・ミッシェル・カーズ氏が1988年に所有したシャトー.ジスクルールと異なりカベルネフランが入っているところが味噌.CS50%、M40%、CF10%.グローバルな作りは似ているが、フランの酸と樽香の浮感が秀.2,000前後.グラーブのテロワールとは言い難いが.この2種の好みでマルゴー好きかグラーブ好きか判るかもしれないな?
 8  シャトー・タルボ85'(ボルドー・サンジュリアン、赤):☆☆++ 
  やや褐色が入っているが、暗いガーネット色.エッジは薄赤褐色.想像よりボディがある.酸は消えてになめら.複雑な香りでやはりカシス系、土臭さも出ている.84'などは枯れてしまっているが、85'はピークなのかもしれない.見直したが、ヴィンテイジに左右されやす印象が強いので、保存状態がとても良いということかもしれない.格相応といえばそうなのだが.カベルネ・ソーヴィニヨン66%、メルロ26%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%である.12,000円
 9  
H22/11/18
ボジョレーN
[15L樽]
[4]
[5]
ジョレーヌーボーを飲む会(那須塩原YASU):会費8,000円・感想のみ
 1 ボジョレー・ヌーボー15L樽ルイ・テット++
ヌーボーをワインとして楽しむ方ではないので通常1口で終了.ジュースみたいですし、揮発してくるとアルコール臭が気になってしまいます.ムードを考慮しても.
 2 シャトー ペデスクロー93'☆++
これは自腹.ポイヤック5級.ボトル14,000円.CS65%、M20%他.新樽50%、18-22ヶ月熟成.色は褐色味が入っており、香りに土臭くフローラ系はなし.アタックでは、香りには変化なし酸もまだ健在?土臭い感じ.タンニンは弱くボディーはあるのだがポイヤックにしては陰性.ピークは終わっているかな.ここのワインが良くなるのは1996以降.4000円前後.
 3 シャンベルタン07'/ドリューアン・ラローズ
この作り手なら、ボンヌ・マールが一番いいと思っている.シャンベルタン07'は、樽の焦げ臭がばっちり残っており、濃いジャム系.もわっと混沌としている.未だ飲めないでしょう.3年はかかると思う.4000円前後.
 4 シャトー シトラン95'(オー・メドック)☆☆+
クリュ・ブルジョア・クラス.M60%、CS40%.日本企業が買収した時期のワインである.色は深い赤、エッジは良く分からないが褐色は入らず.ヴァニラの香りとボディの強さがマッチしてポイヤックのワインの様である.意外な掘り出し物.5000円
 5 シャトー サント コロンブ02'(コート・ド・カスティヨン)☆☆+
ラズベリーやチェリー系の香りに樽香がマッチ.タンニンもあります.以下4と同様であるが、僕は4の方が好き.これも掘り出し物.2000円前後. パヴィのジェラール・ペルス氏が所有しミッシェル・ロラン氏が醸造指導を行い、パーカーが高得点をというお決まりなのだが、02で未だこれだけ生きいきしているのだから、ロラン氏の早飲みを可能にする指導でも10年は耐えるということか!*コート・ド・カスティヨンは、サンテミリオン衛星地区の東側の9村.プピーユがシンデレラ化.       
6 マコン ヴィラージュ/ヴィニュロン・デ・テール・セクレット☆☆
赤の口直しに地腹で飲んだ.ボトル4,000円.流通1700円.既にマコネーでもトップ・クラスに位置付けられていた3つの生産者「プリッセ」、「ソロニー」、「ヴェルゼ」が1997年に統合して出来た協同組のワイン.ワインジュース的印象を与えない.リンゴやレモンのような清々しい酸味と甘味がある.落ちつきはないがムルソー系.
 7 ブルゴーニュ・コート・ド・ニュイ08'/ベルナール・グロ
最後に開いた瓶なので、多分飲んでいないと思う.グロファミリーでは一番,リッチなワインを作る.2,000円前後.
H22/11/17
イメルマン・シャルドネ(エノテカ・グラス白)6,600円前後:☆☆

[フレコミ要約]イエルマンはイタリア北東部のフリウリ・ベネツィア・ジュリア州にあるワイナリー.ドリームスに代表されるようにモダンなイメージが先行するイエルマンですが、ひとつひとつのワインを取り上げると、モダンどころか伝統に重きを置き、手堅く保守的ですらあるコンセプトに基づいて造られていることがわかります.イエルマンが持つ最大の魅力は、伝統と革新の融合による“モダン”さなのです.

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[My印象]エノテカ品川wing.色調はレモンイエロ−.香りはフローラル系、樽香.アタックは、酸が少なくマイルド.どちらかというとローヌの雰囲気.ついでに、ロデレールNVも、一杯飲みました.おニューを開けてくれました.
H22/11/16
ワイン会
かがり火ワイン会(東京) コート・ド・ボーヌとムルソー:会費10,000円・感想のみ
 1 ムルソー ナルボー07'/バロ・ミロ☆☆+
  色調はレモンイエロ−.リンゴの蜜、バターの香りがきちんと出ており典型的なムルソ−.アタックでは充分な酸を感じる.濃密さはいま一つ.2,3年待まてば大いなる飛躍を感じてしまうし期待したい.3,800円前後.
 2 ムルソー アラン・シャヴィ06'☆+
  香として今一でミネラリーな方向.石灰臭ありかな.酸は普通です.味わいはもパッとしない.価格?☆+
 3 ムルソー ウジェーヌ・ブルトンヌ05'
  05'なのに進んでしまっている.ムルソーの残骸になちゃったかな.ムルソーらしさを感じなかったが、これもムルソー!価格?
 4 ムルソー ルモワネス98'☆++
  タヴァンで一度飲んでいる.今回のボトルは味が全然違ってミネラリーである.同じ年代でこんなに味が違っていいのかな?とても不思議な感じです.典型的ムルソーから少し進んで、糖蜜発酵したような感じを(その点はマイナスなのですが)味わっているだけに僕には残念.こちらなら自分の好みに合っている☆☆.*このボトルは当たり外れが多いようです.
 5 ボーヌ プルミエクリュ・クロ・デ・トゥーロン06/ポール・ペルノ
  これが追加になったこと知らずに試飲.なので最初、次の6ポマールと勘違いしました.メモにはポマール?薄くコクなし香も弱い.滑らかなのは以下ブルゴーニュの特徴ではある.バランスは取れているので繊細というべきなのだろうか?、?ばかりメモ.飲むには早いのかもしれません.4,000前後.
 6 ポマール06'/ヴォーシェール
  こちらは少しボディが出た程度.チェリーの香りかな?開いているわけではない.印象に残らず.2,000円前後.
 7 ヴォルネイ05'/ビトゥーゼ・プリュール☆+
  色はやや濃い.樽香は気にならない.酸が出ていて沈んだ感じであるが軽い.サントノであればもう少し香・肉付きも良いのだが.まだまだ繊細の範疇かと.2,500円前後.
 8 シャサニュー モンラシュV.V.04'/ベルナール・モレ☆☆
  出てきたときの温度が15℃で他のワインより冷えていた.その分、開いていない感じ.しばらくたつと、香は複雑系で酸も充分にあり、肉付きは弱いのだけれどこれまでのワインよりは好ましく、一・二段上がったステージにある.温度を上げて17、8℃で味わうのが良いのではないか.4,000円前後
 9 アロースコルトン03'/ポール・ピドー☆++
  柔らかい、肉好きを感じる.酸は少なくぽってりしている感じ.2000円前後.
   ---二次会---
 ・ バロン ロートシルト/ブランン・ド・ブラン ☆☆+
  ロートシルトは初めて作ったシャンパーニューで期待も広がる.ミネラル果実はしっかりしている.泡がもう少しクリーミーであって欲しいな.もう少し肉付きも欲しい.7,500円前後
 ・ ポマール プルミエクリュ04'/バロ・ミロ 
  よく覚えていない.すみません.ムルソーの出来からすれは美味しいはずですが、、.
 ・ シャルム シャンベルタン01'/テュエリー ボーモン☆☆++
  香は複雑系で樽香、酸はこなれてきている.肉付きもあってこれまでの赤ワインは霞んでしまいますね.ここにも壁がるんでな.10,000円前後.
 ・ コート ロティー04'/タルデュローラン☆☆++
  この01'を飲んだことがあります.漆黒で、プラム、ベリー、フローラル.アタックは、絹ごし.滑らかで01'は甘味もあり優雅でパワフル!04も同様だがどちらかと言うとパワー控えめでピノの様相もある.先ほどのシャンベルタンと共通するのものがある.9000円前後.
 ・  ?
H22/11/14
 
 
 
カンポ・デイ・ジーリ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ(サンアントニオ)03'(イタリア・赤)7,000円前後:☆☆++
[フレコミ要約]州の生産者共同組合の創立者であった、アントニオ・カスタニェーディ氏.1989年、かねてからこの地域のぶどう作りに精通していた氏が、現在のワイナリーを購入したときから「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まりました.1990年から5年間は研究を重ね1997年から販売、さらに1999年以降は新しい醸造所を造りそこでも醸造を行っています.所有する畑は、ヴァルポリチェッラに20ha、ソアーヴェに20ha.現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でワイナリーを支えています.
カンポ・デイ・ジーリ葡萄品種は、コルヴィーナ・グロッソ&ジェンティーレ70%、ロンデネッラ 20%、クロアティーナ&オゼレータ10%.アルコール16.50 %ブルーベリージャム、チョコレート、ドライフラワーにスパイスなどの複雑な香り.とてもなめらかで、凝縮した果実味.かわいた感じもある.逞しくも奇麗さをもった秀逸なワイン.
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[My印象]自宅.セラー自体が14,5度.15℃くらいから飲み始める.色は漆黒か深紅色.エッジは赤い.粘性かなりあり、グラスのボディーにまとわりつく.香は、ブルーベリー、プラム系、ブドウの香りもある.アタックではチョコレートが加わる.辛口でありながら甘い(ビター).ビロードの様な触感にパワーを感じるのだが静かである.この辺がアルマロンとは異なる.16,7度になって香がぐんと開きフラワー香が加わりさらに甘味になる.特別イタリア料理にこだわらなくともいいが、白身の魚介・イカの冷製には合い難い.
サンアントニオ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ(イタリア・赤)4,500円前後:☆☆+   
[フレコミ要約]葡萄品種 コルヴィーナ 70%/ロンディネッラ 20%/クロアティーナ 5%,/オゼレータ 5%  アルコール16.06 % .醗酵:ステンレス・タンク 主醗酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵   熟成:オーク樽熟成 24ヶ月(500L、新樽比率100%)/瓶熟成10ヶ月以上.濃いガーネット色.凝縮した果実のアロマが感じられ、煮詰めたブラックベリージャムのような果実香.アタックは強いが、まろやかでふくらみのある果実味.甘くビターなアフターが心地よい.
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[My印象]あちこちで.良心的な店ならば、ボトルで7,8000円で飲まるはず.一番お手頃なアマローネではあるが本質を捉えている.カンポ・デ・ジーリと比べれば動的であるがフレコミ通りを十分に味わえる.ま、明らかに陽性なのでイラリア料理がベストのマッチング.
・マアジ・セレーゴ・アリギェーリ・ヴァイオ・アルマロン・アマローネ・クラシコ04'(イタリア・赤)7.500円〜:☆☆☆
[フレコミ要約]1353年に詩人ダンテ・アリギェーリの息子が購入した土地、サンタンブロージョ・ディ・ヴァルポリチェッラ地区にあるアマローネ作りに最適と言われる畑 “ヴァイオ・アルマロン” のブドウを使用! そして『ヴァルポリチェッラはかくあるべき』という、意見が一致したマァジがそれを醸造!古来からの製造法アパッシメント(ぶどうの陰干し)で造られる最高のアマローネとなっています!濃い深紅色に煮つめたプラムやよく熟したチェリーなどの甘く凝縮された香りは、桜の樽での熟成によるもの.味わいは非常に力強く、骨格がしっかりしているが、ヴェルヴェットのようになめらかでまろやかな舌触りは、アマローネというワインの全てを物語っているかのよう.アルマロンは、コルヴィーナ65%、ロンディネッラ20%、モリナーラ15%古来からの製造法アパッシメント(ぶどうの陰干し)で造られるワイン.風通しの良い部屋で手摘みのぶどうを専用の竹製のラックで1月下旬まで陰干し.ぶどうは重量が35?40%減り、ボトリティス(貴腐菌)の働きも加わり、さらに香りが増し、糖度が濃縮される.その後丁寧に圧搾され、一次発酵が48日間(13℃)、続いて二次発酵(18℃)が4ヶ月間起こる.ワインはスラヴォニアンオークの大樽(7?20hl)で3?4年熟成、その後桜の樽(600L)で4ヶ月熟成.瓶詰め後は、最低5ヶ月間瓶熟成.
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[My印象]ベルニ-ニ(六本木).ワインの管理の良いお店.リストも素晴らしいが知っているシチリアワインはなかった.リストではアマローネ・クラシコとなっており12,00円.MASIに2種あるとは思わなかったので勉強不足でした.アマローネを飲む客が少ないのか?頼んだらソムリエールがやや驚いた表情でした.色は漆黒.エッジは店が暗いので良く判らない.粘性かなりあり、グラスのボディーにまとわりつく.香は、ブルーベリー、プラム系、フローラル香.アタックではチョコレートが加わる.辛口でありながら甘い(ビター).ビロードの様な触感にパワーを感じ、とても落ち着いた華やかさ.温度が上がると更かぐわしく、周囲に香を振りまく感じ.素晴らしく美味しい.良心的な値段です.リピートして飲みたいものです.
H22/11/10
ルイ ジャド ブルゴーニュ ルージュ・クーヴァンデ ジャコバン05’(赤)2,000円前後:☆☆+
[フレコミ要約]「クーヴァン・デ・ジャコバン・ルージュ」は、コート・ドールで栽培された、高貴品種のピノ・ノワールから造られるワインをブレンドしたものです.一般的にオート・コート・ド・ニュイや、オート・コート・ド・ボーヌのワインが、それぞれのヴィンテージの特性を考慮して選ばれます.それらはポマール、ヴォルネィ、コート・ド・ニュイの村(?)で作られたワイで、慎重なブレンドにより作り出されます.コート・ド・ニュイのワインは深みのあるタンニンをもたらし、コート・ド・ボーヌのワインは果実味を与えます.ピノ・ノワール種の個性を非常に良くあらわしたワインです.
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[My印象]自宅.白用のセラーに入れていたので温度が8,9度低め.抜栓して30分くらい置き温度を上げる.外観、褐色の入った暗赤色.色は薄い.粘性はあまりない.エッジ色は、同様にやや褐色.香はスパイス、フローラル、枯葉?今が飲み頃で温度も高めの方が良いです(15、6度).さすがはルイ・ジァド、高品質である.赤は5年くらいの歳月が必要.「美味い」を連発するようではないが落ち着きます.香りがたてば+追加.ゆずこしょうのから揚げでは味が荒っぽくなるが、スパイシーが故にタレの焼鳥にも問題なし.07を買って寝かせておくのも一興.ケース買いも良いですね.
*ルイ・ジャド社はネゴシアンとしてブルゴーニュ・ワインの取り引きにかかわる一方、総面積105ヘクタールのブドウ畑を所有する大ドメーヌでもあります.ドメーヌはその所有形態に応じて、ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド、ドメーヌ・ルイ・ジャド、ドメーヌ・ガジェ、ドメーヌ・デュック・ド・マジェンタなどに分かれ、それぞれワインのボトルに明記されています.自社畑の範囲はジャヴレ・シャンベルタン村からサントネー村までのコート・ドール全域にわたり、さらに1996年にはボージョレ地区のシャトー・デ・ジャックを入手.
H22/11/9
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[2]
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1:ブルゴーニュ・シャルドネ06'・ドメーヌ・ルー1,000円:☆☆+
[フレコミ要約]ブルゴーニュより、すご〜いオファーが届きました. Louis XV(モナコの三ツ星レストラン)や、ブリティッシュ・エアウェイのビジネスクラスなどでもオンリストの究極白ワイン!「花子;2009.5.28」シャルドネのお膝元ブルゴーニュで4,000円〜5,000円クラスに比肩するヴァリューものを発見!輝きのあるゴールデンイエロー、やわらかな花とはちみつの香り.嫌味のない、クリーンな味わい.奇をてらわぬ造りが飲み手をリラックスさせてくれる.
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[My印象]大田原市.カツタヤ.流通の値段が不明.ちょっとムルソーを思わせる黄色.粘性はムルソー程ではない.熟成している.酸と甘みのバランスが良い.苦味・刺激はなしが最後に樽香が迫る.適当な温度であれば問題ないが、10−12度が良いと思う.意外な掘り出しもので、評判は誇張はあるが概ねその通り.デイリー飲みには、爽やかとはいえないけれど、自分には行けますね.此処では、ハウスワイン的な使われ方をしている.ムルソーが好きな方はケース買いも良いですね.
2:シャトー・ラネッサン97'(オー・メドック・クリュ・ブルジョワ)2,300円前後:☆++
[フレコミ要約]ラネッサンは、オーメドックのアペラシオンの中でも傑出したワインの1つだろう.メドックのワインの格付けをやり直せば、おそらく5級シャトーの地位が真剣に検討されるワインである.ラネッサンは、サンジュリアンのコミューンのすぐ南、グリュオーラローズの広大なブドウ畑の反対側のキュサックに位置し、 深みのある色とたくましくてスケールの大きな枠組みを持つ、噛みごたえのある舌触りの強烈な風味に富んだワインをつくっているフィネスに欠けると言って非難されるかもしれないが、この弱点は、豊かでガッツのあるブラックカラントで埋め合わせしてもなお余りあるだろう.」とパーカー氏はベタボメのコメントを残しています.
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[My印象]那須塩原市.夜間食堂.ボトル6,600円.パーカーが褒めているので気になってはいたが避けていたな.店が暗いので、外観色とエッジ色はよく判らない.香はヴァニラ系であるが、土の感じがする.アタックすると硬いですな.一本空く頃にに開き始めたが、時すでに遅し.96ヴィンテージの方が優れていると思います.
3:ウンドラーガ・スパークリング・ブリュ(チリ・泡白)1,200円前後:☆+
[フレコミ要約]シャルドネ60%、ピノノワール40%.チリ国内スパークリングワイン大手のウンドラーガ社製造.輝きのある黄金色、新鮮でエレガントなアロマが香り、柔らかく、上品な辛口のスパークリングワインです.このワインに合う料理 アペリティフとして、サラダや軽い肉料理、鳥料理.飲み頃温度 7〜9℃.
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[My印象]那須塩原市.夜間食堂.ボトル3,200円.レモンイエロー.泡は乱暴.一口飲んで甘く感じた.キンキンに冷やさないといけないか?あまりピノの味感じないし、シャルドネのキレもない.シャープに作るには、陽を浴びさせすぎない方がいいのだろうな.
H22/11/6
[1]
[2]
ドメーヌ・ミシュロ/ブルゴーニュ・シャルドネ07’(白):☆☆+
[フレコミ要約] 現在7代目を数えるミシュロ家は、17世紀末からブドウ栽培を始め、畑を所有したのは3代目の18世紀末から. 1920年代後半に5代目がフィロキセラ後50年間放棄されていた土地にブドウを植え、所有地を拡大.50年代、6代目のベルナールがドメーヌ元積めにした.ブルゴーニュでの先駆者となるこの英断はアメリカのワインジャーナリストに認められ、その後ドメーヌの評価をゆるぎないものとしました. このベルナールには娘が3人おり、畑をそれぞれに相続.Michelot Mere et fille は99年にドメーヌ・ミュシュロから独立した娘ジュヌヴィエーヴとワイン学校を卒業した孫娘の経営.残り2人娘(オディール他)の畑は、ドメーヌ・ミュシュロとして共有.現在の当主は、オディール婿のジャン・フランソワ・メストル氏.サントネ村出身.偉大なる義父の哲学と情熱を受け継ぎつつ、新しい醸造も導入.セラーの温度を上げて冬の間に終らせていたマロラティック発酵を自然にして長くとり、澱を選んで長い期間のシュール・リー状態で熟成してブドウのポテンシャルを最大限に引き出した.そのため、ミシュロの欠点といわれた「時に強すぎる樽香」も、この長い還元状態によって改善.樽材の管理も厳格にした. 元来歴史が古く、ムルソーの中でも垂涎の絶好の区画ばかりをもつドメーヌだけに、ジャン・フランソワの新しい技術に義父から受け継いだ情熱と哲学が組み合わさり、数年のレンジでムルソー村の真のトップに踊り出るだろうと言われている.ムルソー村にドメーヌを構え、ムルソーを中心にピュリニーモンラッシェ、ポマールなどに約23haの畑を所有.
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[My印象]仙台市.フレンチ・シェパパ.勝山館がイタリアンに鞍替えして本格的フレンチが寂しい.さてムルソーを所望したら、コントラフォン01'しかないとこのこと(ちなみに23,000円).ムルソーのドメーム、ミシュロのものならシャルドネがあるとのことで他にめぼしい白がなく決定、8800円.一寸高い.流通3,000円くらいのワインでしょう.ま、全体が満足できれば問題ない.色はレモンイエローかな.ムルソーのニュアンスがあるかと期待したが、梨・白桃の香り.エッジは透明.粘着なし.アタック、酸はしっかりしてミネラル感あり樽香は薄い.熟成には良いと思う.酸が強いので10-11℃くらいで飲みました.爽やかでした.抜栓はプルタックスシルバーを使い上手だったけど、心配した通りスクリューが深くコルクが落ちたのは残念.こじんまりとしたシックなお店なのに、これ見よがしにDRC・ムートンの空瓶が飾られていた.羊の香草焼きは火を通し過ぎ.白で通すので、グラスのスパークリングを頼んだらカンポス(・デ・エストレリャス)のカヴァ?甘いしちょっと頂けないな!ということで、ヴ―ヴ・クリコ・イエローラベルハーフをお願いした.フレコミも必要ないだろう.こちらはさすがで安心して呑める.☆☆++
H22/11/4
ニポッツァーノ・フレスコバルディ01’(イタリア・トスカーナ・キャンティ・ルフィーノ・赤):3.000前後円 ☆☆
[フレコミ要約] カステッロ・ディ・ニポッツァーノはフィレンツェ北東部、キャンティ・ルフィナの丘陵にあります.古きよきトスカーナの景色が広がるこの土地は、「ニポッツァーノ=井戸がない」という意味どおりとても乾燥しています.果実の香りとシナモン、クローヴなどのスパイシーな香りが豊かに融合しています.凝縮感とキメ細やかなタンニンが特徴.サンジョヴェーゼ90%、マルヴァジア・ネラ、コロリーノ、 メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン合わせて10%.会社説明を下記に.
ルネッサンス発祥の地、フィレンツェを州都に持つトスカーナ.トスカーナワインの醸造家でもあり、フィレンツェ文化の醸造家とも讃えられる「マルケージ・ デ・フレスコバルディ」.イタリアはもちろん、ヨーロッパでも最大規模のワイナリーとされ、彼らのファンは今や世界各国にわたります. フレスコバルディ家の歴史は古く、10世紀半ばまで遡ることができます.貴族社会の歴史には、血なまぐさい政争によって流星の如く現れ、うたかたの ように消えていった貴族たちが多い中、彼らはこの地で黙々と土壌を開拓し、イタリアワインの真実を追い求めてきました.14 世紀には英国王室をはじめとするヨーロッパ中の宮廷に、そして15 世紀には名だたる芸術家たちにワインを納めてきた歴史があります.その富でルネッサンスの伝統文化、経済、 芸術などに貢献してきた真の貴族だからこそ、貴族制度が廃止された今なお、フィレンツェの人々から「マルケーゼ(侯爵)」と呼ばれ、深い尊敬の念 を抱かれているのです. フレスコバルディはトスカーナで最初に外来種の栽培に取り組み、また醸造や熟成には古くからステンレスやフレンチオークの樽を導入するなど、伝統 を尊重するとともに最新の技術にも積極的に挑戦し続けてきました.トスカーナ最高の地に9 つのワイナリーを持ち、テロワールの個性を活かした最 高品質のワインを造り上げることが彼らの信念です.
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[My印象]自宅にて.2004年のカンヌ国際映画祭に出品されたワインドキュメント「モンダヴィーノ」を通して知った醸造家.確執は知ったが、ワイン愛好家にとってはどんなワインを作って物申しているのかってことになるんですね.どんなワインを流通させているのかな?なんて考えながら、映画を観るとさらに面白くなる.先を急ごう.当ワインは数年前に古酒が手に入って、最初に飲んだのは1981もの.それが当たってとても美味しかった.2006に飲んでいるので25年熟成を飲んだ計算.今回は01なので9年物.香りは沈んでいるもののフローラル.エッジは紅褐色.粘性ややあり.アタックすると、フレンチワインの様に枯れていて何故か土臭い感じ.記憶では81年物は陽性面が残っていてこんな味はしなかった.サンジョベーゼで陰性か?サンジョヴェーゼを100%にしたものが「モンテソーディ」
[81メモ]どこまでまで成熟が進んでいるか不安であったが、綺麗に枯れていながらもミドルボディを保ち、ほのかな甘味を残しており触れ込みどおり.久々にキャンティの真髄に触れた気分.やはりキンティはルフィーノ!☆☆++
・カステッロ・ディ・ポミーノ・ビアンコ(シャルドネ、ピノ・ビアンコ):☆☆
[フレコミ要約]1855年初めてイタリアにシャルドネ種を導入しこの地に樹齢しました.小さな畑で丹念に育てた、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワールなどの外来品種がアベニン山脈独特の厳しい気候に磨かれて、個性と芳香にとんだ優美なワインが生まれます.花のような香りで繊細.しなやかなコクの白ワインです.フレスコバルディはグリルした魚やスープ、パスタ、そして鶏料理など比較的軽いメニューに相性の良いワインです.
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[My印象]メモより.那須塩原市のイタリアン.気軽に飲めるシャルドネ.イタリアらしい.フランスで言えばサンセールかな.☆++
・ルーチェ(サンジョヴェーゼ、メルロ):☆☆+
[フレコミ要約]ワインつくりの可能性を求め、フィレンツェの名門フレスコバルディと、カリフォルニア・ワインの父、ロバート・モンダヴィのジョイントにより生まれた稀少限定のスーパープレミアム・ワイン.モンタルチーノの優良地カステル・ジョコンド産の、最高品質のサンジョベーゼ種とメルロー種を使用しふくよかな果実味が、熟成によりさらなる広がりをみせていきます.酸味と渋みの絶妙ともいえるバランスが取れており、香りは豊かで持続性があります.
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[My印象]
メモより.大田原市のイタリアン.イタリアワインでメルローを飲む必要があるかということにつながるな.メルローならサンテミリオン・ポムロールなので.ま、イタリアでもフランスの高級ワインと同等のワインが作れるという国揚効果は認めるが.陽性のメルローになるのはお国柄.スパータスカンとかいってないで、アマローネを大切にすべきだろう.