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[1]ゴネ・ロワ・ソレイユNV(シャンパーニュ・泡・白) :☆☆+〜 |
メニル・シュール・オジェ村で7代続くフィリップ・ゴネ家は、19haの畑を所有する小さな造り手.(師匠:ロワ・ソレイユとは太陽王と言う意味で、フランスではルイ14世の事を指します.NVですが、古酒のブレンドでわざと軽いヒネ感を出しています.スッキリ・クッキリ系の泡好きには敬遠される味ですが、熟成したワインの良さが分かる方にはとっても魅力的な泡だと思います.色は薄めの小金色、泡はクリーミーに溶け込んで細かい綺麗な泡です.香はオレンジピールと、ナッツ、軽いクロワッサン、味わいは強いミネラルと、余韻の綺麗な酸、コクのある香ばしい微妙な熟成香、ふくよかな果実味、美味しいバランスの良い泡です).ブラン・ド・ブラン.
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sorry
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流通4500円.アルフレッド・グラシンに似ている優しい泡.味わいとしては、香りはオレンジ・ナッツ系か?クロワッサンは自分は感じない.成熟している感はある. |
[2]シャサーニュ・モンラッシェ/ベルナール・モロー08':☆☆ |
モローは、2005ヴィンテージからシャサーニュ・モンラッ シェ・ブランの生産を倍増させ、生産量がシャサーニュ 一の造り手になりました.ブドウ樹の3分の2がピュリニーとの境界にあり、3分の1
がシャサーニュの硬い岩にあります.この2つのエリアの偉大な組み合わせにより、素晴らしい複雑さを持つワインに仕上げられています.全ての小地区のブレンド平均樹齢:30〜35年
新樽:4分の1(残りはそれぞれ4分の1ずつ、1年、2年、3 年使用した古樽). そしてこのワインの味わいについては、こう書かれてい ます!!
ハーブバター、レモン、ライムの皮の香りが広がり、少量のレモンバターと豊富なハーブバターが感じられます.チョークの粉、レモンの皮、レモングラスの味わいから、ミネラル感に富んだドライなフィニッシュへと続きます.十分な長さを持つワイン.ピュリニー側の畑の由来するハーブバターとフィネス、
またシャサーニュ側のミネラル、バターが表れます.ブドウ樹はシャサーニュ南北に植えられています.それぞれの個性が生きており、ミネラルと力強さが味わえます. |
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外観は、やや濃いレモンイエロー.火打石の香りも感じられるが、酸はマイルドで落ち着いた味わい.樽香に特徴があり、かすかにそば茶味風のハーブ香が感じられる.そうすると、自分ではそれをムルソー古酒で往々に感じてしまう軽いヒネ感と捉えてしまうのだが、、古酒のシャルドネで感じる、、ぎりぎりのところで耐えている. |
[3]コルトン・シャルルマーニュ/ブリアール07':☆☆++ |
アロッス・コルトンとペナン・ベルジュレス村にまたがる「コルトンの丘」の南西斜面に広がるグラン・クリュ、コルトン・シャルルマーニュ畑(約72ha)は、シャルルマーニュ大帝の寄進によるものであることかが、畑名の由来となっています.775年ソウリュ教会に寄進された畑は、フランス革命で帰属されグランシー伯爵の所有となっていましたが、今日では多くのドメーヌやネゴシアンの分割所有となっており、中でもルイ・ラトール家はコルトン・シャルルマーニュの畑の主要部分を所有している. |
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外観は、やや濃いレモンイエロー.重い厚い味わいの中に酸が入って軽快さを与え特徴がはっきりする.それでいて繊細でフレッシュ. |
[4]モンジャール・ロゼ07':? |
1620年から始まる由緒ある造り手.現在はヴァンサン・モンジャールが当主を務めています.23ものアペラシオンのワインを所有しており、その畑の総面積は30haにも及びます.年間平均生産量は約170,000本.テロワールを活かしたブルゴーニュの王道ともいえる味わいを高品質で世に広く伝えることの出来る生産者です.こだわりは細部にまで渡り、オーク樽は有名なトロンセの森の隣でヴァンサン氏自らが森を開拓してそこの樹を使っています.自らが切り拓いた森の上質なオークを厳選し、自然乾燥で18ヶ月
間乾燥させてから樽にしています.ここまでこだわって妥協しないで出来るのはブルゴーニュでも数えるほどでしょう. |
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流通1,500円.モンジャールのロゼですが、上記の白に続いて出てきたのが不幸でしたかね?薄いし香りもなく、ほとんど進まなかった. |
[5]エシェゾー/ジャン・タルディ07':☆☆〜
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安心のヴォーヌ・ロマネと言えるでしょう、ドメーヌ・ジャン・タルディ.2007年を最後に銘畑をことごとくメオ・カミュゼに返してしまったわけですが、名声は消えません.メオのレ・ショームやN.S.G.レ・ブード、そして、クロ・ド・ヴージョはジャン・タルディが見ていた言っても過言では無いかもしれません.これからは、新しく手に入れた数々の畑を最高の物へと変えてゆくのは、間違いないと思っているブルゴーニュファンは、少なくはありません.新しく手に入れてたグラン・クリュ、「エシェゾー」を試してみて下さい.そこには、確実な造り手、ドメーヌ・ジャン・タルディの真髄が見えるはずです.
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流通13,200円.何故か半額セール.濃くガーネット、味も濃蜜だがやや沈んだ感じ.温度がやや低いせいかと、グラスを温めてそれほど香らず.ただ呑んでしまったが、マイルド差は充分. |
[6]シャルム・シャンベルタン/アルマン・ルソー06':☆☆++ |
アルマン・ルソーといえば最高のブルゴーニュの一つとして実に魅力的なワイン.過去から現在までその品質は安定し、見事な畑もあるがその魅力は村名ワインにまで及ぶ.村名ワインでここまで素晴らしいものもなかなか無い.彼の所有する畑は、ほとんどがジェヴレ・シャンベルタン村にある.全体的には早熟なワインが多く4〜5年目から飲めるようになるが熟成させることに更なる魅力を発揮するため1級畑以上のワインは本来の姿を見たいならば最低でも10年は寝かせたい. |
sorry |
流通17,000円.濃くガーネット、味も濃蜜だがやや沈んだ感じ.これも温度がやや低い.ここまではエシェゾーと同じなのだが、グラスを温めるとグンとアロマが香り華やかになり甘味もでる.1年成熟している分、こな慣れている.シャンベルタンのテロワールなのだろう.マイルド差も充分. |
[二次会]ムルソー/ジャン・デュポン89':☆++〜 |
ドメーヌ・ジャン・デュポンはムルソーに隣接する小さなタイィ村に本拠地を構える小さなドメーヌです。現在は、ジャン・デュポン氏のお孫さんにあたるレイモンさんが、ドメーヌの運営にあたっています。流行の新樽をきかせたタイプではなく、昔ながらの長熟タイプ骨格のしっかりとしたムルソー!旨みが溶け込んで熟成感が楽しめる1本となっています. |
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流通5,700円.黄金色.古典的な成熟ムルソー.バターと蜂蜜感あり.それをベースにそば茶風味のハーブ香る感じるので、これも自分のヒネ感ぎりぎりのところ.自分の好きなレベルからは一歩下がる.此処でもそれを確認. |