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記入日案     内
2023/08/18  「民事裁判IT化の先を考える」に掲載した「訴状1枚目自動仕立てソフト(WordTailor)」は、終了しました。
 その代わりに民事交通事件管理システム」を制作し、近いうちに公開したいと思います。
2023/07/28  東京地裁民事27部では、最近、交通事故訴訟について、訴状、答弁書等の記載様式をExcel を用い損害額等の主張を一覧表化、デジタル化し、これを印刷又は電子ファイルで裁判所に提出してもらう試みを進めています。事件情報の共有化と争点整理が目的のようです。東京地裁民事27部
 これは、Excelのワークシート関数を使用して訴訟書類の電子書式化を図ろうとするものですが、これはこれで電子化の一歩ですが、今のままでは未来のオール電子化にそのまま対応できるものとは思えません。この電子書式を前提としながら、さらに一歩進めて、個人的な研究として、訴訟書類作成作業を「Excelで自動化できるところまで自動化する試み」に取り組んでみたいと思います。
 今作成しているものは、訴状等の1件1件を作成するものではなく、何件もの交通訴訟事件をデータベース化し、一元管理するシステムです。実務でどの程度使用していただけるものかは未知数ですが、ExcelのVBAで作成します。
 先日、今流行りの生成AIに対し、Excelのワークシート関数とVBAの違いについて尋ねてみましたところ、次のような回答がありました。要点のみ抜粋します。
  「VBAはVisual Basic for Applicationsの略で、ExcelやWordなどのOffice製品上で動作するマクロやスクリプトを作成するための言語です。」「VBAはVB6を元にしており、文法や機能が豊富です。VBSはVB4を元にしており、文法や機能が簡略化されています。」、「ワークシート関数は Excel のセルに入力した式を計算することができます。」、「ワークシート関数は簡単に使える上に、多種多様な関数が用意されています。しかし、複雑な処理や条件分岐などには向いていません。また、同じ名前の関数でも VBA と Excel では動作が異なる場合があります。」
 これからのシステム開発には、複雑な処理や条件分岐、自動化が必須です。この知識は、今後作成されるExcel仕様のシステムを理解する上では、まず押さえておきたいところかと思います。
 なお、当方は、昔、VBAの元となっているQB、VB6を使って実務ソフトを作った経験があります。システムの開発に際し、いろいろな課題に対し、どういうプログラムを作成したらよいか、考えることは楽しいことでもあります。
2023/07/27  『坂柿一統記(抄)』(2022年9月風媒社刊2000円+消費税)、ご購入希望の方に、「新品」を半額の1500円(送料込み)で、お譲りします。
 申込み方法は、前記のページをご覧ください。
2023/07/16  昨年5月19日に、「実務の友」の著者が書いた『簡易裁判所における 交通事故訴訟と和解の実務』が新日本法規出版から発行され、1年が経過しました。その後「実務の友」では、交通事故訴訟の判例検索と資料交通事故訴訟 電子判例検索システム 判例サッとのページ等を新設しました。
 しかし、民事裁判の手続きIT化への動きが進んでいる今日、法律実務家に求められているのは、IT化への実務対応になります。
 民事交通訴訟事件については、東京地裁民事27部では、令和3年(2021年)2月から、訴状に損害額等の事件情報をExcelを利用したデジタル一覧表(主張一覧表、損害額一覧表)にまとめ、これを当事者相互に情報の対比と共有化を図り、争点整理の迅速化、訴訟の促進に役立てようとする取組を始めています(判タ赤い本2021(令和3年)1頁以下)。また、大阪地裁の交通部でも、令和4年3月から同様の取組を始めています(判タ1496号(2022年7月))。
 こうした取組の現状や問題点等については詳しく知りませんが、東京地裁のモデル案を参考にして、できるだけ簡単にモデル案に沿った主張と損害額一覧表の作成及びファイルの提出ができるような、Excelによるデータベースソフトを作ろうと考えています。Excelで扱うにはデータ量が多くプログラム内容も複雑ですので、むしろアクセスで作成すべきとの意見もありますが、Excelは一般に普及し、利用がしやすく、他のExcel作成資料との相互利用も可能ですので、これを採用しました。
 IT化が飛躍的に進んだ今日、個人が作るソフトには限界があると考えておりますが、これまで長年作成してきた法律実務ソフトの集大成として完成にまでこぎつけたいと思います。ご意見、ご要望をお寄せいただければ幸いです。
2023/07/16  パソコン操作術は、近日中に閉鎖予定です。
その他のページも、順次見直しをしていきたいと考えています。
2023/07/16  パソコン操作術は、近日中に閉鎖予定です。
その他のページも、順次見直しをしていきたいと考えています。
2023/06/10  記憶より「記録」でつなぐ人事データベース Excel人名簿ラポール 各種名簿作成、検索・抽出に便利がソフト流通サイトVectorからダウンロードできるようになりました。
 ソフト利用の「Readmeファイル」
2023/06/01  Excel・VBAで作った人事データベースソフト「人名簿ラポール」のオートフィルタ画面で、新たに検索機能を追加しました。
 これにより、例えば氏名に「川」の付く人を検索すると、該当のデータは表シート上に背景色を黄色、文字は赤色で表示されます。
 ここで、氏名に「川」の付く人で、「男」、年齢「30歳以下」という条件でオートフィルタをかけると、さらに絞り込んだ該当データが表示されます。
 次の案内ページで、オートフィルタ画面の項をご覧ください。大量のデータの中から、検索ボタン一つで、色付きの該当データが瞬時に目の前に現れるのは、昭和年代の者にとって、考えてみれば革命的ですらありますね。
記憶より「記録」でつなぐ人事データベース Excel人名簿ラポール 各種名簿作成、検索・抽出に便利
2023/05/27  ソフト提供サイトからダウンロードして使用しようとする場合、その方法がよくわからない人が多いと思います。
 ダウンロードしたExcel/Word圧縮ファイル(zipファイル)の解凍及びソフト実行方法を改訂しました。
2023/05/10  「実務の友」で提供しているExcel等ソフト(例:Jの数式計算機等)において、操作案内等のボタンを押してHTMLファイルが自動表示されるべきところ、メモ帳が起動してしまう場合があります。これは、ブラウザの設定がないことが原因です。
 HTMLファイルに対し、常にブラウザ「Microsoft Edge」で開く場合は、以下の操作をして設定します。
(1)Windowsエクスプローラ(ファイル管理ソフト)で、任意のHTMLファイルを表示させる、
(2)ファイル上で右クリックして「プロパティ」を選択、
(3)「メモ帳」とある箇所の右の「変更」ボタンをクリック、
(4)「おすすめのアプリ」一覧から「Microsoft Edgeを選択」し、「既定値を設定する」ボタンを押す。
(5)プロパティ画面で確認の上、「適用」ボタンを押す。
2023/04/01  「民事裁判IT化の先を考える」に、 「訴状1枚目自動仕立てソフト(WordTailor)案内」を掲載しました。
(11) Wordによる訴状1枚目(当事者目録等)自動作成ソフトの案内
 1 訴状1枚目自動仕立てソフト(WordTailor) 案内
 2 Wordによる 訴状自動作成ソフト WordTailor
 このソフトをご希望の方は、末尾の連絡先から「配布希望メール」をお送りくだされば、返信メールで圧縮ファイルをお送りします。ダウンロードした圧縮ファイルの解答及びソフトの実行方法は、次のページを参考にしてください。
  ダウンロードしたExcel/Word圧縮ファイル(zipファイル)の解凍及びソフト実行方法
2023/03/27  「民事裁判IT化の先を考える」に、今回、「(10)貼用印紙額の簡便計算法は民事裁判IT化に役立つか」「(11)すぐ使えるWordによる貼用印紙額計算マクロ」を掲載しました。
2023/03/22  「民事裁判IT化の先を考える」に、今回、「(9)チャットGPT時代の訴状作成自動化ソフト」を掲載しました。
 Word利用による「訴状1枚目の自動作成ソフト」は、今月中に期間限定で試用していただけるようにしたいと考えています。
 もし、試用を希望される方がおられましたら、あらかじめ次の記事をお読みいただけると、スムースに試用ができると思います。
  Wordマクロ(VBA)使用の前提条件
  ダウンロードしたExcel/Word圧縮ファイル(zipファイル)の解凍及びソフト実行方法
2023/03/13  「民事裁判IT化の先を考える」に、先日、このページで書いた「民事裁判手続のIT化と民事裁判のIT化」の話の続きを、今回、「(8)民事裁判手続のIT化と民事裁判のIT化」として加えました。
2023/03/08  「民事裁判IT化の先を考える」に、今回は、新たに「(7)民事裁判IT化の未来」を加えました。
 現在は「民事裁判手続のIT化」の検討が進んでいるようですが、「民事裁判手続のIT化」であって、「裁判のIT化」ではないのですね。しかし、手続のIT化が進めば、いずれは、論理的な法的判断と文書の自動作成等の電子支援システムの開発、高度化に進んでいくものと思います。そこではAIの活用があると思われますが、法律実務は合理性と納得性が求められる分野です。それがどのような場面でどの程度に可能なのか、具体的な法律事実と向き合う中で検討しておかなければ、「あんなことこんなこと、できたらいいな」の夢物語に終わってしまいます。その前の段階で、法律的な要件事実に従った法的判断につき、その論理構造の分析と実践的な支援システム化を具体化していかなければならないと思います。
2023/02/23  ほぼ1年前に書いたものを、「民事裁判手続IT化の先々」としてまとめ、今回は、これに新たに「(6)民事交通訴訟事件とIT化」を加えました。
2023/02/10  自身が使用するWordが「32ビット版」か「64ビット版」かを確認する方法は、次のとおり。
(1) メニューの[ファイル] タブをクリック、(2) 左側項目の[アカウント] をクリック、(3) [Word のバージョン情報]をクリック、(4) 表示画面最上段の項目でビット数を確認します。

 Windows 11から、office「64ビット版」が自動的に組み込まれるということになり、「32ビット版」を使用したい場合は、二つの共存はできず、インストールし直しが必要なようです。
 マイクロソフト社は、2017年12月当時は、64ビットとの比較で、「32 ビットの Office がほとんどのユーザーにお勧めです。」と言っていたのですが(Office 2013 の 64 ビット版
64ビットが主流になると、これまでと今後、どうすればいいのか、どうなるのか、混乱してしまいます。「大は小を兼ねる」ではない・・・現実。
2023/02/09  当事者目録等自動整形ソフトは、32bitのWord上でのみ動作します。62bitのWordではエラーが発生します。原因は、暗号化プログラム中に「CreateObject("ScriptControl")」(62bitでは非対応)を使用していることにあります。62bitのExcelでも、「CreateObject("ScriptControl")」を使用している限り、エラーが発生します。代替の対処法はあるようですが、高度なプログラムを組み込む必要があるようですので、現在のところ、これを利用したプログラム(機能)は諦めざるを得ません。
 Office の 32 ビット バージョンと 64 ビット バージョン間の互換性
2023/02/08 「実務の友」開発の現在までの主なアプリのうち、
 訴状に記載する「当事者の表示」について、当事者目録等自動整形ソフトを、2月中にはバージョンアップを図る予定でおります
 次回バージョンでは、「別紙に記載する当事者目録」のほか、「判決・和解等に記載する当事者の表示部分」、「訴状1枚目に記載する全項目」についても、必要最小限の入力で、あとはボタンのクリック1つで、自動作成、自動整形ができるようにする予定です。  当事者目録等自動整形ソフト
2023/01/26  民事裁判IT化を下支え?する「法曹法務WorkUpソフト」一覧を整理しました。
 その目的は、IT時代に対応した裁判事務の効率化、計算と判断の適正化に資することです。
「実務の友」開発の現在までの主なアプリ
 1 法条文検索 「法令条文検索ソフト案内書」
 2 判例検索 「JP_リーガル・データベース」(憲法判例500選)案内書
 3 裁判文書作成 法律実務家のための文書作成ツール(Word機能拡張ソフト)の活用
 4 交通事故計算 「JC数式計算機(交通事故計算拡大版)」 ソフトの紹介
 5 当事者目録等整形 当事者目録等自動整形 ソフトの紹介(64bitパソコンでは使用不能、近日改訂予定)
 6 和解条項等作成 和解・調停条項自動作成 JC_Writer 6.0 ソフトの紹介
 7 郵便番号検索 [ 郵便番号等検索ソフトPostman ] ソフトの紹介
2023/01/26  (1)簡単、(2)正確、(3)迅速検索の 3拍子揃った郵便番号・住所・地名の検索ソフトPostmanを復活させました。Vectorからダウンロードできます。掲載分野は、法律関係を希望しましたが、「ビジネス・住所録」に掲載されています。
 法曹法務では、訴状等の住所記載、郵便番号の点検、地名の検索に使えます。
2023/01/23  昨年出版した『簡易裁判所における 交通事故訴訟と和解の実務』(新日本法規出版)に関連して、同出版社の「法苑」198号に、筆者執筆のエッセイ 「形式は事物に存在を与える〈Forma dat esse rei.〉」が掲載されました。
 柴田光蔵京都大学名誉教授著「「ラテン語法格言めぐり」(時の法令)から、その解説として、
法律実務について、
(1)「物事がその存在を他からちゃんと認めてもらうためには、まず、形式(所定の様式)をきっちりと踏むことが必要である」、
(2)「もし形式を整えていなければ、中身がどんなにしっかりとしたものであっても、少なくとも、法的な観点からは、何も存在しないものと、扱われてしまう」
ことを引用し紹介しています。
2023/01/06  いつもご利用ありがとうございます。
 これまでに公開した「Wordの友」に不具合のありました短文検索機能を修正しました。ご迷惑をお掛けしました。
 「法曹法務WorkUpソフト」「Wordの友15」で修正し,その他一部で操作性、効率性の向上を図り、バージョンアップしました。
 法律実務家のための文書作成ツール(Word機能拡張ソフト)の活用をご覧ください。
 この「Wordの友15」の目玉としているのは、Wordによる短文・定型句登録活用の効率的入力法です。
 このソフトは、Word本体(マクロ仕様)を「文書作成・編集のシステム」として機能させ,操作パネルのファイル保存により,新たにWord文書(○○.docx)を作成・保存されていくというシステムとなっております。
 よく使われる字句や定型句,複数行にわたる定型文や短文(以下「文例」という。)を多数登録しておき,これを再利用すれば、効率的な文書作成が行えます。
 日常的に使用頻度の高い、訴状、準備書面、証拠申出書、証拠説明書等を手続進行に従って、その書面ファイルの内容を●を付して順次登録しておけば、Wordの1つのファイルが事件進行の経過記録となり、また、1つの手続進行に伴う書式集ともなって、後に活用できることになります。
2023/1/4  いつもご利用ありがとうございます。今年も、よろしくお願いします。
 (1)簡単、(2)正確、(3)迅速検索の 3拍子揃った郵便番号検索ソフト「Postman」を復活させました。
 次のPostmanの案内ページでは、次の内容を掲載し、その末尾で、ご利用ご希望の方に、すぐソフトのダウンロードができるよう案内をしています。
 なお、ダウンロードする場合には、ダウンロードしたExcelの圧縮ファイルの解凍とソフト実行方法を参考にしてください。
[ 「砂の器」から「電子の器」の時代へ ]
[ 画像によるPostmanの簡単な概要説明 ](このページ)
[ Postmanの仕様と操作方法 ]
2022/12/31  「趣味のプログラミング」で、長年「法律実務に役立つ(と思われる)ソフト」をいろいろ作ってきましたが、間違いや不具合もあり、使用者の方には迷惑をお掛けしたこともあるかと思います。
 今年は、インターネットエクスプローラが使えなくなり、あちらこちらプログラムを修正しなければならなかったわけですが、不十分な点もありました。来年からは、これまでのソフトを見直し、整理をしていきたいと考えています。
 さしあたり、法律実務家のための文書作成ツール(Word機能拡張ソフト)の実践的な改訂、郵便番号検索ソフトの復活と応用を考えていきたいと思います。
 来年は良い年になりますように、祈念しております。
2022/11/23 単発利息計算ソフトVer.7
 裁判実務向きの単発利息計算ソフト Excelの操作を知らなくても使える「Excel」なソフト
 最新版が、ソフト流通サイト単発利息計算ソフトVer.7 「ベクター」からダウンロード可能となりました。
2022/11/21  金銭請求事件分割返済の和解案  Word上で表計算→Wordで文章化→印刷・保存と一連の操作を全自動化。
 和解・調停条項自動作成機 JC_Writerをバージョンアップ
 金銭債務に対する分割返済の和解・調停条項を,債務額,月返済額,開始月等を順次入力していけば,返済回数,返済終了月などが自動計算、条項として自動作成。Wordで計算から文章化、印刷、ファイル保存まで全行程を自動化。裁判実務のIT化に向け先行実現。
 1週間ほどして、ソフト流通サイト「ベクター」からダウンロード可能。
2022/11/16  「JC数式計算機(交通事故計算拡大版)」が公開開始されました。
 「JC数式計算機(交通事故計算拡大版)」 一般の実務で使用される計算式の計算のほか、
 交通事故による休業損害、入通院慰謝料、逸失利益等、複雑かつ専門的な計算が簡単にできるExcel数式計算ソフトです。
 入通院慰謝料は、入院日数、通院日数を入力するだけで、ボタンを押せば、計算式とともに計算結果が表示されます。
 逸失利益も、必要な金額、数値を入力すれば、ライプニッツ係数を自動算出し、素早く計算式とともに結果を表示します。  詳しい機能は、「JC数式計算機(交通事故計算拡大版)」を参照。
2022/11/16  「電子六法 Law & Law (Excelで法令条文検索)」が公開開始されました。
 その「電子六法 Law & Law (Excelで法令条文検索)」  裁判実務に必要な基本的な法令、裁判所規則40本を、読みやすく編集加工し、簡単に条文検索ができるソフトです。「e-Gov法令検索」Webサイト、裁判所Webサイト(無料)からコピーした全文を、そのまま利用して、読みやすく、漢数字をアラビア数字に、窮屈な表示を1行空け表示に修正。必要な法令データを簡単に追加も可能。
 詳しい機能は、「法令条文検索ソフト案内書」を参照。
2022/11/10  近日中に、「JC数式計算機(交通事故計算拡大版)」を公開予定です。
一般の実務で使用される計算式の計算のほか、
 交通事故に関する車速と停止距離関係、休業損害、入通院慰謝料、逸失利益等の専門的な複雑な計算が、簡単にできます。
 その「JC数式計算機(交通事故計算拡大版)」をアップしました。
2022/11/10  近日中に、「電子六法 Law & Law (Excelで法令条文検索)」を公開予定です。
「e-Gov法令検索」Webサイト、裁判所Webサイトからダウンロードした法令、規則を、読みやすく編集加工し、各種法令条文を検索できるようにするソフトです。
 その「法令条文検索ソフト案内書」をアップしました。
2022/11/09  近日中に、判例検索システムJP_リーガル・データベース に加え、「電子六法 Law & Law (Excelで法令条文検索)」、「JC数式計算機(交通事故計算拡大版)」のExcelソフトを公開予定です。
 法律家は、すべからく法律知識は身につけていると思いますが、なくてはならないのが、(1)必要な法令がすばやく検索・利用できる道具を持つこと、(2)必要な判例が検索・利用できる道具を持つこと、(3)専門的な実務計算もでき、しかも計算プロセスを示させる道具を持つこと、これが法律家の三種の神器?と思います。
 この3つができるツールができあがりました。大規模なデータベースのほかに、こうした個人用の覚書ツールも必要と思われます。
2022/11/05  もう20年も前の2002年1月のこと、趣味のパソコンで、ホームページ作成の本を見て、HTMLで映画のエンドロールのように下から上へと文章がスクロールしていくモノを作っていました。インターネットが盛んになっていく時代において、ビジネスマンも、大量の情報の中で、有効適切に情報処理をしなければならなくなる、その情報処理術の要点を私なりに整理したものでした。インターネット時代の情報処理術 あかさたな術
 今スクロールはできなくなりましたので、普通の文章スタイルでその時の文章のまま、一括全文表示ができるように改めました。今読み返すと笑われてしまうようなものかもしれませんが、当時は大真面目に考えたものでした。インターネットは高度に発展しましたが、これを利用して情報を有効に活用しようとする人間の営みの基本「あかさたな術」は、今も将来も、変わらないと思います。いかがでしょうか。
 今思うと、この時の「あかさたな術」が、20年経って、不十分ながらJP_リーガル・データベース 案内に集約されたようにも思えます。
2022/11/02  なぜ、大それた『法律学のための知的「データベース」の構築』なのか。
 なぜ、自分流データ蓄積型ソフト、判例・法情報の快速収録・検索・活用「JP-リーガル・データベース」なのか。
 その案内書JP_リーガル・データベース 案内にも書きましたが、そのおぼろげな思いの源泉は、次のようなところと考えられます。
 「一つ一つのデータ・情報は小さくても、長い期間、こつこつと蓄積を重ねていけば、判例等の傾向と論理が明らかとなり体系化され、いずれ確かなデータベースによる情報活用力と法的思考力が身についていくのではないでしょうか。」
 「知は力なり」、「継続は力なり」の言葉があります。
 「JP-リーガル・データベース」ソフト、使い始め冒頭のパスワード入力画面に掲載しています。
2022/10/31  『法律学のための知的「データベース」の構築』で紹介したソフ判例・法情報の快速収録・検索・活用ソフト「JP-リーガル・データベース」
 その案内書 JP_リーガル・データベース 案内です。
 ここでは、500件以上の「憲法の重要判例データ」を紹介しており、初学者、受験者には役立つと思います。
2022/10/30  Excelで作成した判例・法情報の快速収録・検索・活用ソフト「JP-リーガル・データベース」では、500件以上の「憲法の重要判例データ」と、憲法の条文、裁判土地管轄、和解条項、その他の法情報を収録しています。
2022/10/27  Excelで作成した判例・法情報の快速収録・検索・活用ソフト「JP-リーガル・データベース」が、ソフト流通サイト「ベクター」からダウンロードして利用できます。
  このソフトの機能については、「実務の友」のページ:法曹法務Workupソフトでも、紹介しています。
 ダウンロードするソフトは圧縮されており(ファイル名末尾に.zipとある。)、実際に使用する場合には解凍手続が必要となります。
 圧縮ファイルをどのような方法で解凍してExcelソフトが使えるようにするか、その方法と手順が分からない! という人のために、
 上記のページ:法曹法務Workupソフトで、ダウンロードしたExcel/Word圧縮ファイル(zipファイル)の解凍及びソフト実行方法を解説しています。
 参考にしていただけたらと思います。
2022/10/26  『法律家のための知的「データベース」の構築』で紹介したソフト「JP-リーガル・データベース(判例・法情報の快速収録・検索・活用ソフト)」が、ソフト流通サイト「ベクター」から、本日より取得できるようになりました。
 「ベクター」に掲載されたソフトの概要説明は、次のとおりです。

JP-リーガル・データベース(判例・法情報の快速収録・検索・活用ソフト)
 Excel機能の高度な利用により、最高裁判所判例等の簡易取得と容易な編集加工・保存、敏速な検索等が行える情報蓄積型データベースソフト。
 このソフトは,法学生、資格受験者、法曹・法務担当者のための最高裁判例・法情報等の快速収録・検索・活用のデータベースソフトです。
 エクセルの機能を高度に活用し、学習と実務研究・処理に必要な判例・法情報の閲覧、収集と編集加工、保存、検索、分類、並び替え、ネットのURLの保存とリンク集の作成、学習ノート(備忘録)の作成等が効率的に行えるようにしています。簡単な文献管理にも使えます。
 引きやすい憲法判例は、高校時代からの憲法学習にも役立ちます。
 判例等のネット情報源、パソコン内保存ファイルにも簡単にアクセスして閲覧できるようにしています。
 ライセンス(正規パスワード)を取得すれば、500件を超える憲法判例、明治憲法条文、違憲判決集その他の参考情報にアクセスして閲覧し、また憲法、判例内容の音声読み上げも利用できます。
 入力の簡易化、操作の自動化等を図り、情報蓄積型の「自分で作るデータベース」を実現しています。

2022/10/24  『法律学のための知的「データベース」の構築』をアップしました。
 先にお知らせした憲法判例等データベースソフト 「e-サッと判例検索 (憲法編)」は、「JP_Legal_DB:JP-リーガル・データベース(判例・法情報の快速収録・検索・活用ソフト)」のタイトルになる予定です。
2022/10/16  憲法判例等データベースソフト 「e-サッと判例検索 (憲法編)」の公開は、もう少し先になります。
 法律関係で有益な利用サイト一覧をまとめた「法務リンク集」は、終了しました。
 スマホから利用できる
 「知の翼 JT-Net」をご利用ください。
2022/08/28  近いうちに、憲法判例等データベースソフト 「e-サッと判例検索 (憲法編)」を発表したいと考えています。
 Excel機能の高度な利用により、最高裁判所判例等の簡易取得と容易な編集加工・保存、敏速な検索等が行える情報蓄積型データベースソフトです。
2022/07/11  「交通事故訴訟の判例と資料」のタイトルを「交通事故訴訟の判例検索と資料」に改めました。
 「交通事故電子判例集」は、「判例サッと 交通事故電子判例集」をクリックして入ります。
 この判例集には、現在、388個の最高裁判所判例等を収録しています。
 画面左側の判例リストから閲覧したい判例をクリックすれば、左側に、その判例が表示されます。
 最上段の項目をクリックすれば、探したい項目を選択し、その項目から順次目的の判例を探し出すこともできます。
 判例検索は、表示画面で「Ctrl」+「F」の同時押しにより、現れた検索バーで、検索目的の判例年月日を「○.○.○」のように入力して検索をかけます。もちろん、裁判年月日以外の検索文字を入力して検索をかけることもできます。
2022/07/03  「交通事故訴訟の判例と資料」に、「交通事故電子判例集」をセットしました。
 拙著『簡易裁判所における 交通事故訴訟と和解の実務』(新日本法規出版・2022年5月)と併せてご利用いただければ幸いです。上記書籍に掲載の全部の判例を収録しているわけではありませんが、初学者向きに、実務上重要な判例について、特に制度の趣旨、目的、法的な考え方等を述べた判決理由部分を詳しく抜粋していますので、不法行為に基づく損害賠償請求について学習するのに役立つと思います。
 正直なところ、書籍に電子判例集、電子計算機を加えたものを3者一体として電子書籍として発刊するのが夢でしたが、自身の力不足やニーズ、出版事情等から、時期尚早でした。いずれ時代は、法律実務に必要な判例集や書籍等は電子化(デジタル化)され、実務の友が目指した方向に向かい、レベルを上げて発展していくと思われます。
 ここで示した電子判例集は、まだまだ不十分なものですが、今後さらに進化、充実が図られればと考えております。
2022/06/28  最近発売された『簡易裁判所における 交通事故訴訟と和解の実務』(新日本法規出版のWebサイト)では、多数の判例を引用しましたが、これを執筆する際に使用した自作の『交通事故電子判例集(判例検索システム)』を公開し、ネットからも利用していただけるようにしました。拙著をご購入していただいた方は、併せてご利用いただければ、判例の理解が一層進むかと思います。
民事裁判のIT化が進む時代、紙の判例集をめくって判例情報を検索する、閲読する、データを書面に書き写すというような作業は、もう時代遅れになります。
 「交通事故訴訟の判例と資料」(従前の「交通事故訴訟の資料と計算」のタイトル名を変更しました。)に、その概要と使用方法を掲載しました。電子判例検索システムの公開は、近日中の予定です。
2022/06/14  インターネットのブラウザ(閲覧ソフト)「インターネット エクスプローラ」(IE)のサポートが6月16日に終了します。
 「実務の友」も、この便利なソフトを多用し実用ソフトを作り、インターネット活用を楽しんできましたが、IEは便利であるが故に悪用もされ、ついには姿を消すこととなりました。
 これに代わる閲覧ソフトとして、「マイクロソフト エッジ」の利用が推奨されていますが、IEのように自在に、Webサイトのアドレスを自動取得してパソコンが操作できるような機能はなくなりました。ビジネス界にとっても、一つの時代の終焉です。
 IEのサポートが終了するといっても、直ちに使えなくなるものではないようですが、今後、IEの利用を前提としたソフトは、既に予告されているとおり、サポートがない以上ウイルス感染などの危険性は高まり、早急に別のシステムに代えていく必要があります。
 実務の友のソフトも、旧時代のものは、今後予告なく整理していくことになると思います。
2022/05/19  民事裁判の手続きIT化へ 改正民事訴訟法が成立 - NHK.JP  『簡易裁判所における 交通事故訴訟と和解の実務』が本日、新日本法規出版から発行されました。
2022/05/18  法律実務で使える数式計算機(計算式どおり入力すれば計算ができる)のExcel版を作りました。

 1行の数式(計算式)をそのまま入力又はコピペ(貼り付け)して計算できるソフトです。 計算履歴が自動保存され、以前の数式の検算、修正ができます。
 裁判例でよく使用される計算式に対応しており、法律実務家の計算処理作業の効率化に役立ちます。
 ベクターのWEBサイトJC数式計算機(法務電卓)から、ダウンロード可能です。有料ソフトですが、2週間の試用期間で、お気に入りの場合にご利用ください。WEBサイトには「価格: 1,000円(手数料・税込)」となっていますが、当方の希望価格660円に訂正される予定です。
 ソフトに同梱の案内書等は、次のとおりです。
  案内書
  JC法務計算機(数式計算機)案内.pdf
2022/04/28 <書籍出版のお知らせ>
 実務の友の管理者が書いた本 
『簡易裁判所における 交通事故訴訟と和解の実務』 が、今年5月中頃に新日本法規から出版されることになりました。本の詳細な内容はパンフレットで確認できます。
 簡裁の事物管轄は140万円以下であるところ、近年、簡裁では、物損事故のみならず人損事故事案も増え、弁護士関与が大幅に増えている状況に対応して、本書の当初の出版企画では、若手弁護士に簡裁特有の制度と手続、留意点等を知ってもらいたいという狙いがありました。
 内容としては、基本的に、次の3点を中心に書いてきました。
   (1) 簡裁の制度上の位置づけと役割
   (2) 簡裁の交通事故訴訟プラクティスの特徴と留意点
   (3) 簡裁における司法委員の役割と和解協議の手続の進め方
 ところが、原稿を書いていると、欲が出てきて、内容的にあれもこれもと取り込んで、膨大なページ数になってしまいました。その結果、自賠責保険の支払基準の告示や計算処理に関する参考資料や、T時代に向けての計算機ツールの紹介等は切り離さざるを得なくなり、この部分の掲載は、Webサイト「実務の友」にゆだねざるを得なくなりました。
 Webサイト「実務の友」に「交通事故訴訟」のコーナーを設け、また計算機ツールを紹介してきたのは、その趣旨であり、その意味では、そのコーナーは、上記の本と一体をなすものとご理解していただければ幸いです。
 読者対象も、当初より範囲を拡大し、「若手弁護士」のみならず、初めて交通事故訴訟を担当する裁判官、裁判所書記官、司法委員、調停委員の方にも参考にしていただけるように広げ、記載内容も、一覧表や手続進行図など図解を多用し、また、分かりやすい表現方法に努めました。
 また、交通事故訴訟の基本を理解するには、この訴訟制度の趣旨・目的の理解も必要になると考え、これに関する最高裁判例も網羅的に取り上げることとしました(収録数200以上)。さらに、交通事故訴訟の6,7割が和解で終了している実情に鑑み、司法委員(付調停の場合の調停委員)による和解の勧め方と手続の進め方、参考文献(和解に関し40近くの文献)についても、相当な紙面を割くこととなりました。ベテランの方には、もしお役に立つところがあれば、関係者の後輩育成の研修資料として利活用くだされば、ありがたく思います。
 全体としては、単なる訴訟の解説本、事件処理マニュアルにとどまらせないで、簡裁のあり方、事件解決の手続と紛争解決の仕方等についても、過去の裁判所生活と実務経験に基づいて私見を述べ、裁判に対する主観的な思いを語ってしまっている部分もあります。浅学のため間違いの箇所も多々あろうかと思いますが、私の長い裁判所生活の「卒論」のようなものとして御宥恕を願いたいと思います。とはいえ、間違い箇所は、ご指摘いただければ、このホームページで、可能な限り修正を明らかにしていきたいと考えています。
 当初見こみより大幅にページ数が増え、出版社にはお手数をかけ、思いのほか販売予定価格は高くなってしまいましたが、簡易裁判所という「場」での交通事故訴訟のみならず、交通事故訴訟一般の審理と和解の手続について理解を深める一助にしていただければ幸いです。
2022/04/27  令和4年(2022年)4月から、裁判文書における読点の表記は、「,」(コンマ)から「、」(テン)を使用することに改められています。その結果は、最三小判令和4.4.12(令和3(受)919)web判例検索で確認できます。参照:テンでばらばらな句読点
 これにより、裁判文書表記法裁判文書(裁判所提出書類)の標準的な書式、表記法を改訂しました。
2022/04/26  計算機集(法曹法務実用ツール)中の 法律実務で使える数式計算機(計算式どおり入力すれば計算ができる)をバージョンアップしました。
 交通事故訴訟の損害額の計算などでは、計算の根拠と算出過程を1行の計算式で明らかにすることが多くあります。
 裁判の事例で、「平成25年の同平均賃金は489万3200円である。bは死亡当時28歳であり,28歳から67歳までの稼働年数39年に対応するライプニッツ係数は17.0170である。また,生活費控除率は50%である」というような場合、計算式は、次のように書き表されます。
   (計算式)489万3200円×(1−0.5)×17.0170=4163万3792円
 この1行の計算式をそのままなぞって範囲指定、コピーをして、上記の計算機の計算表示部(水色)にペースト(貼り付け)して計算実行すると、計算結果は「41,633,792.2」となり、正解と分かります。逆に、この数式どおり表示部に入力すれば、必要な計算式と結果が表示されます。ライプニッツ係数は、表など見なくても、計算機下方備え付けの係数発出機で、年数、利率などをセットすれば、自動算出され、これを利用すれば簡単に入力できます。計算結果を、そのまま主張書面などにコピペすれば、書面は迅速に仕上がります。
  最高裁判例(最一小判令和3年5月17日)に、「特定の石綿含有建材のシェアに照らし,その建材が各建設現場で用いられる確率が10%である場合,特定の本件被災者が20箇所の建設現場で作業をするときに,その建材がその本件被災者の作業する建設現場に1回でも到達する確率は約88%(計算式は,1−(1−0.1)20)となり,30箇所の建設現場で作業をするときのその確率は約96%(計算式は,1−(1−0.1)30)となるところ,」 とありますが、この計算結果は、正しいでしょうか。この場合は、上記の数式計算機の入力ルールに従って入力すれば、瞬時に「1-R((1-0.1)^20)=0.87842335」の結果が得られ、この計算結果の正確性が確認できます。
 iPadでも、利用できます。
 法曹実務家には、瞬時の計算力、即時対応力が求められる時代です。いつ必要になるやも知れない時に備えて、数式計算機は手元にあった方がよいでしょう。。
2022/04/16 「交通事故訴訟の資料と計算」のページ
 神経系統、精神の機能障害に関する障害等級認定基準、身体の機能障害に関する障害認定基準についての厚生労働省労働基準局長通達へのリンクを掲載しました。
2022/04/08 「交通事故訴訟の資料と計算」のページ
コラム(「民事裁判のIT化への取組」等)の続きを掲載
交通事故損害賠償負担割合計算ソフトの紹介
   交通事故の損害賠償請求では、過失割合と損害額が決まれば、その結果は予測可能となります。
   このソフトは、Word1本で、@計算、A表作成、B和解(条項)作成を自動的に、瞬時に実行できます。
2022/03/28 「交通事故訴訟の資料と計算」のページに、次の資料を追加しました。
 (1)速度・停止距離等の計算式の理解に必要な基礎知識
 (2)時速・秒速換算表、停止距離一覧表
2022/03/27 「交通事故訴訟の資料と計算」のページに、
 「改正前、改正後の民法条文比較」を掲載。
 また、速度、停止距離の計算、逸失利益の計算等に必要な計算機へのリンクを貼りました。
2022/02/18 「交通事故訴訟の資料と計算」のページ掲載の資料を増やしました。
賃金センサス平均年収額の推移表.pdf(平成25年〜令和2年の8年間分)  交通事故訴訟に必要とされる主要な資料を一通り揃えました。
2022/02/15 「交通事故訴訟の資料と計算」のページ掲載の資料を増やしました。
簡易生命表(平成27年〜令和2年の6年間分)
2022/02/15 「交通事故訴訟の資料と計算」のページ掲載の資料を増やしました。
自賠責保険の支払基準(新旧比較)
2022/02/12 「法曹法務WorkUpソフト」
 裁判所管轄検索機
 尋問調書の自動整形ソフト
 バージョンアップしました。
 これまでアップロードした11本の法務実用ソフトのうち8本を最新版にしました。
2022/02/09  インターネットのブラウザ(閲覧ソフト)用のInternet Explorer のサポート(略称IE)が2022 年 6 月 16 日をもって終了する(Microsoft 社)そうです。
 IEは,便利なソフトでしたが,セキュリティなどの面で脆弱性が指摘するなどし,今では,Microsoft Edgeに代わっています。
 IEのサポートは終了しても,当分の間は利用できるようですが,2029 年でサポートも終了する(Microsoft 社)そうです。
 実務の友の実務ソフトも,これを利用し,IEでしか動かないプログラム部分もありましたが,今後を考えて,これまで,一般のブラウザでも機能するようにプログラムを修正しております。
 未修正のプログラム部分もあるかもしれません。お気づきの点がありましたら,ご連絡ください。
2022/02/09 「交通事故訴訟の資料と計算」のページ掲載の資料を増やしました。
2022/02/07  和解・調停条項自動作成機 JC_Writerをバージョンアップ(前回改訂の内容は,2022/01/29の連絡記事を参照)
 金銭債務に対する分割返済の和解・調停条項を,債務額,月返済額,開始月等を入力していけば,自動的に返済回数,返済修了月などが計算でき,条項も自動作成されます。ファイル構造を変え,銀行振込の関係を改訂しました。
2022/02/05 「交通事故訴訟の資料と計算」のページを開設しました。順次資料を加えていく予定です。
2022/01/29 「法曹法務WorkUpソフト」和解・調停条項自動作成機 JC_Writerの案内
 バージョンアップしました。
 Word上で表計算→Wordで文章化→印刷・保存。  

 

 金銭債務の和解・調停条項の作成で,債務額を計算し,分割金,分割開始月を入力すれば,いつまでに何回支払うか,最終月はいつかを自動計算し,和解・調停条項として自動的に文書化します。ファイル保存し,データ化による再編集も可能。
 条項は,Word文書で,別紙として作成されるので,このまま調書あるいは裁判所提出書面等に添付利用することもできます。
 計算と文章化がWordソフト一つで,一体的・連続的に自動化され,作成に要する時間は,大幅に短縮され(2分の1〜3分の1),ITによる効率化の効果は大きいと見込まれます。
 年月日の確認をしたいなら,このシステム上でカレンダーを確認できます。債務返済終了期を早見表で確認したいなら,ボタンを押せば,自動作成される早見表で確認できます。また,印刷をすることもできます。
2022/01/29 「法曹法務WorkUpソフト」「Wordの友14.1」の案内
 少し修正し,バージョンアップしました。
WordがWordを生む
 Wordシステムから、Word文書を,より速く,より便利に,より快適に作成

 法律実務家のための文書作成ツール(Word機能拡張ソフト)の活用を改訂しました。
 Wordによる短文・定型句登録活用の効率的入力法
 ここで作成・編集するWord本体(マクロ仕様)は,文書作成・編集のシステムとして機能し,操作パネルのファイル保存により,新たにWord文書(○○.docx)が作成・保存されていくというシステムです。
 よく使われる字句や定型句,複数行にわたる定型文や短文(以下「文例」という。)を多数登録しておき,これを再利用すれば、効率的な文書作成が行えます。
 「文例庫」では、WordのWordによるデータベース化を図り、訴状、準備書面等も、一つのファイルに●を付けてファイル保存すれば、書式をそのまま維持して呼び出し、作成中の文書に貼り付けして利用することができるようにしています。Wordのデータベース化です。
 また,定型的な文書では,日付や番地等の数字のみを検出して,順次修正を加えていく機能もあります。また,長い文章の中から「等」や「%」の表示のある箇所を蛍光表示で検出し,その表記の適切性を確認したり,修正したりすることもできます。
2022/01/23 「法曹法務WorkUpソフト」 の 民事手数料計算計算ソフトVer.7
 民事裁判(訴訟,支払督促,調停,控訴等)の手数料計算ができます。
 10年ぶりのリメイク版
2022/01/23 「法曹法務WorkUpソフト」 の 単発利息計算ソフトVer.7
 裁判実務向きの単発利息計算ソフト Excelの操作を知らなくても使える「Excel」なソフト
 10年ぶりのリメイク版
2022/01/22 「法曹法務WorkUpソフト」「Wordの友14」の使い方
 実務では、よく使われる字句や定型句,複数行にわたる定型文や短文(以下「文例」という。)を多数登録しておき,これを再利用すれば、効率的な文書作成が行えます。
 実務の友Word14の「文例庫」では、Wordによるデータベース化を図り、訴状、準備書面等も、一つのファイルに●を付けてファイル保存すれば、書式をそのまま維持して呼び出し、作成中の文書に貼り付けして利用することができるようにしています。Wordのデータベース化です。
 データベースの基は、通常のWord文書を作ると同じ方法で,(1)「●を付して見出しを書いて改行」,(2)「その下に文例を書いて改行」という,これだけの方法でデータを書き綴っていけば,すぐデータベースとなって,一覧リストから文例の呼び出し再利用が簡単にできるというものです。
 このシステムについては、既に、JCWord12に関する説明書(Wordによる短文・定型句登録活用の効率的入力法)で説明しています。
 この文例庫システムで使用している文書内容の一つに、過払金返還訴訟関係の最高裁判決等.pdfがあります。これはPDFファイルですが、文例庫ではWordで作成してあります。●を付けた行が見出しの役割をして、リスト表示されます。
 

 1つのテーマに基づき、上記の方法で、Word上に参考となる文例を集めてWordファイルとして保存すれば、これが書式付きのデータベースになります。
 このリスト表示で利用したい項目をクリックすれば、作成中の文書中に、その記載内容を、書式そのままで挿入させることができます。
 この文例については、利用者において、自分流に使いやすいように、自由に追加・修正ができようにしています。
2022/01/17 「法曹法務WorkUpソフト」の「Wordの友13」の不良箇所を改良し、Word2016を基本ベースに作成し直し「Wordの友14」をアップしました。
 修正箇所は、(1)Wordバージョンアップによる不具合を修正、(2)「文例検索」の短文データを「文例庫」のデータに統合して一本化、(3)ファイル保存の不具合を修正、(4)カレンダーの祝日を修正しました。
 「文例庫」では、Wordによるデータベース化を図り、訴状、準備書面等も、一つのファイルに●を付けてファイル保存すれば、書式をそのまま維持して呼び出し、作成中の文書に貼り付けして利用できます。これに併せてWordの友ソフトの紹介も更新しました。
2022/01/17  「法情報の集い」に過払金返還訴訟関係の最高裁判決等.pdfをアップ。これまでの過払金変換訴訟関係の最高裁判決要旨をピックアップしたものです。
2022/01/09  文化庁の報道発表では、1月7日、「文化審議会は、『公用文作成の考え方』を取りまとめ、文部科学大臣に建議した、とのことです。今週以降、「国の各府省における文書作成に当たって活用するよう、政府として周知される予定」のようです。
 その一例として、原則として、「読点には、(テン)を用いる」とされました(「公用文作成の考え方」T表記の原則、5符号の使い方(1)句読点や括弧の使い方 参照) 。
 句点には「。」(マル)、読点には「、」(テン)を用いることを原則とするが、横書きでは事情に応じて「,」を用いることもできる。ただし、両者が混在しないよう留意する。
実務の友では、2004年から、「裁判文書作成の技術」の中で、公用文の表記法について「テンでばらばらな句読点」を取り上げてきましたが、ようやく使用について原則が確認されました。しかし、横書きでは「事情に応じて」ですので、各省庁、裁判所では、どのような扱いになるのでしょう。
2022/01/02  法曹法務能率化ソフト 「逸失利益計算機」 民法一部改正に対応して、バージョンアップ。  ブラウザで最新のホームページに更新するには、「F5」プッシュ。
● 「逸失利益計算機」ソフトの紹介

 

○ 附属のライプニッツ係数・ホフマン係数の算出機
 
○ 年齢早見表付き

2022/01/01

 民事裁判のIT化で、どんなソフト、ツールが便利かを考えます。
 今年もよろしくお願いします。
2021/12/27 「法曹法務WorkUpソフト」の「Wordの友12」の不良箇所を改良し、「Wordの友13」をアップしました。 ● Wordの友ソフトの紹介を更新しました。

 

2021/1/13 「法曹法務実用ツール」中の ● 計算カレンダーを更新。最近の祝祭日に対応しました。
 
 ホームページの内容が更新されない場合は,Windowsの場合は[F5]キーを押します。iPadの場合は,設定で「Safari」を選択し,「履歴とWebサイトデータを消去」を クリックします。 この場合,それまでの履歴データが消去される点はご了承ください。
2021/1/5 ● 数式計算機は,Windowsパソコンのほか,iPadでも利用できます。
  iPhoneでも,画面が小さく使用しづらいところがありますが,利用可能です。
 
2021/1/5 ● 数式計算機を「法曹法務ツールボックス(スマホ用)」でも利用できるようにしました。
 「消費税10%込み計算」のほか,「消費税8%込み計算」のボタンも新設しました。
 消費税加算は「&」符号を用いることとし,売値1万円の商品の場合,消費税10%込みの値段は,「10000円」と入力し「税&10」ボタンをクリックすれば「10000円&10」と表示され,「=」ボタンにより,計算結果として「11,000」が表示されます。消費税8%の場合は,「税&8」ボタンをクリックすれば,計算結果として「10,800」が表示されます。
2021/1/4 ● 数式計算機の「余り計算」では,「M(余り)」ボタンをクリックすると「M」が表示されますが,これは,「Mod」(余り) 計算の略を表示上便宜的に使用しているものです。プログラムの演算子では「%」に自動転換して計算しております。
2021/1/4 ● 2021年(令和3年) 謹賀新年  今年もよろしくお願いします。
 数式計算機を改訂し,√(平方根)計算,累乗計算,余り計算,消費税10%込み計算,%(百分率)計算を可能にしました。
 数式計算機は,「トップページの「計算機集」−「法曹法務ツール」−左方の「数式計算機から使用できます。
 「余り計算」では,次のような計算ができます。
 薬局が,1回2錠,1日朝昼晩の3回服用の薬を31日分処方する場合,1シート15錠入りのシートは何枚必要か。その場合の余り(バラ)は,いくつか。
  「(2×3×31)M14」と入力すると,計算結果として,「商13(13.28571) +余り4」と表示されます。

2020/11/29 ● 最近では高機能,高セキュリティ,高速処理と便利さを売りにする「新しいMicrosoft Edge」の利用者が増えていると思いますが,それは,すべてInternet Explorerの機能を引き継いでいるわけではなく,便利な機能が失われているところもありますので,注意が必要です。Webブラウザを利用したプログラムでは,何ができて,何ができなくなったのか,検討と修正が必要となっております。
2020/11/22 ● 自動車相互の交通事故事件で,事故原因や過失の有無や割合を判断する場合,ときに距離・速度・時間を計算しての事故分析が必要になります。
 この場合,法律実務のプロが,「時速を秒速に換算し秒を,掛けて・・・」と,電卓をセカセカとはじいて計算処理している時代ではなくなりました。
 距離・速度・時間の三角関係の計算処理が,簡単にできるようになりました。
 ノートパソコン(Windows又はipad),スマホiPhone等の携帯情報機器があれば,電車等で移動しながらでも,待ち合わせ時間中でも計算し,次の判断処理,精確な処理が可能になります。IT化時代にあっては,能率機器で手間を省き「次の判断処理へ」。
 実務の友「法曹法務ツールボックス(スマホ用)」から利用可能。
  ● 仕様
1)【計算方法】は,「距離を求める」>「時間を求める」>「速度を求める」>が選択できるロータリースイッチとなっている。
  計算方法は,中央の表示窓に表示される。
2)計算方法を選択しなくても,距離,時間,速度のうち二つの項を入力すれば,【計算実行】により,求める項が算出される。
  また,距離,速度,時間のうち,求めたい項目欄隣の□欄をクリックすれば,計算方法が自動的に選択される。
3)【入力方法】では,たとえば【距離を求める】場合,【速度】欄の秒速一つを入力すれば,他の分速,時速は自動換算。次の計算符号は赤,その隣の【時間】水色欄を入力し,【計算実行】又はピンク色の矢印(>,<,^)をクリックすれば,黄色の【距離】欄に計算結果が表示されるようになっている。

● 使い方
1) 自動車が20mの間を時速60Kmで走行した場合,かかった時間は?
 例えば,【距離】〔m欄〕に20と入力すれば〔Km〕欄に換算結果が表示され,
 【速度】時速〔Km/時欄〕に60と入力すれば,秒速〔m/秒〕欄に換算結果が表示される。
 これにより求める【時間】は,【計算実行】すれば,所要【時間】,何秒か,何分か,何時間かが自動算出される。

2) 自動車が時速60Kmで2秒間走行した場合,走行した距離は?
 例えば,【速度】時速〔Km/時欄〕に60と入力すれば,秒速〔m/秒〕欄に換算結果が表示され,
 【時間】〔秒〕欄に2を入力すれば,〔分〕,〔時間〕欄に換算結果が表示される。
 これにより求める【距離】は,【計算実行】すれば,走行【距離】何mと自動算出される。

2020/11/05 ● 10月31日から11月4日までの間,東栄町で文化祭の一環として『町民作品展示会』が開催され,その一角に,江戸時代が書かれた二つの日記,『議定論日記』と『坂柿一統記』の原本が展示されました。
 この二つの古日記を探し出し,翻刻してまとめ,自費出版をし,さらに貴重な歴史的史料として町に寄贈されるよう斡旋した者として,振り返ると,実に感慨深いものがありました。協力していただいた関係者の方に,心より御礼を申し上げます。
「坂柿一統記の世界」(末尾に展示会の写真を示す。)

2020/08/22 ● 江戸時代,三河で初めて天然痘ウイルスの種痘に取り組んだ村医者の男の一生が綴られた日記 『坂柿一統記(抄)』を出版・発売しました。「坂柿一統記の世界」

2020/07/8 ● 中間利息年3%での「逸失利益計算機」を更新したところで, 「交通事故の損害賠償金が,被害者側の意向で,中間利息控除なしで,定期金により毎月受け取ることも可能」との最高裁判決が出ました。
 最一小判令和2.7.9 (平成30年(受)第1856号 損害賠償請求事件)
2020/07/8 ● 民法改正により中間利息は年3%となり, 「逸失利益計算機」を更新しました。
「ライプニッツ係数・ホフマン係数の算出」も,年3%を基準設定にして更新しました。
 また,「賃金センサスによる「平均賃金」も,過去10年分を見られるようにしました。
逸失利益計算機

2020/06/23 ● 「実務の友」の計算機等が更新されたというのに,以前と変わらないのは,なぜ?。
 こんな時は,以前の操作情報をパソコンに保存し,次回に素早くアクセスできるようにする機能(キャッシュ)が働いていることが原因の場合が多くあります。
 この場合は,キャッシュをクリアすれば,解決します。この操作は,キーボードの [Ctrl] + [F5] 又は [Ctrl] + [R] の操作をすることで,最新のものに更新させることができます。
2020/06/20 ● 「 利息計算機」 更新しました。
   「法曹法務実用ツール」のメニューから,「利息計算」をクリックして表示します。
利息計算機
計算結果の表示 →プリントアウト可
プリントアウト
2020/05/31 ● 「コートマネージャーとしての裁判所書記官」新設
 平成の時代に,裁判所書記官の権限と役割は大きく変わりました。図解により,その解説をしています。
2020/05/30 ● 「振草古文書館」新設
 江戸時代の裁判を扱った「議定論日記」(抜粋)の原本表記を見,その読み下し文を読むことができます。
 また,「候文」の説明,年代一覧,年代計算機等を備えています。
2020/05/30 ● 「度量衡換算機」改訂
  江戸時代の両・分・朱等の換算,現在価値のおおよその算出が素早くできます。
2020/05/28 ● (予告) 高齢化に伴い更新が困難になっていますので,法律実務関係のリンク集や自作ソフトで利用度の低いものは,今後少しずつ減らしていき,年内には終了する予定でおります。 
2020/04/24 ● 「テンでばらばらな句読点」に補充,
2019年11月 文化庁検討開始 「ばらばらな句読点 テン化統一へ」
2020/04/24 ● 訴訟書類の送達は,コートマネージャーとしての裁判所書記官の重要な権限と役割です。
 適正・迅速な裁判の進行を下支えしています。
 書記官には,多様な職務と事務処理があります。
適正処理
 書記官は,常に法規に従い,必要な情報収集をし,適切な判断と処理が求められています。
適正処理
 (新日本法規出版株式会社出版 「コートマネージャーとしての裁判所書記官」の「第3章 裁判実務の基本 第1 書記官事務の思考法−システム的問題解決法―」を執筆する中で収集した最高裁判例及び評釈資料等をまとめています。「書留に付する送達」,「補充送達」に関し,今後の適正処理,実務研究等の参考になれば幸いです。)
 ホームページ下段の「法律情報の集い」のメニュー,冒頭から閲覧できます。
   「訴訟書類送達の効力」

2019/09/06   「民事訴訟の三本の矢(法苑188号)」 2019年9月号
  民事訴訟の三本の矢(法苑188号) 新日本法規出版株式会社

 法技術的には,上記のとおり言えるだろうが,実際の裁判官の奮闘と取組の困難さは,二当事者対立の中で,いかに当事者の「納得」が得られるかであろうと思う。
  「裁判」という劇薬(法苑178号) 新日本法規出版株式会社
 「コートマネージャーとしての裁判所書記官」では,浅学ながら,合意形成のポイントを説明し,大雑把に次のようにまとめている。
裁判の要点
2019/06/03   「コートマネージャーとしての裁判所書記官」 6月16日発売予定
新日本法規出版株式会社 書籍案内
裁判



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