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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

じないまち訪問記14 2013年5月2日-5月5日

2013年5月。GW後半の連休を利用して、富田林を訪れました。

今年のGW前半は、全国的にこの時期にしてはかなり肌寒い気温でしたが、GW後半は五月晴れの好天が続いて、日を追うごとに暖かくなってきました。 今回の滞在中には、イタリアンレストランOASI(勝間家住宅)で2回昼食を楽しんだ他、5月5日(日)午前中には大阪府堺市からお越しになった団体ご一行様(24名)のボランティアガイドをお引き受けしました。私は地元のボランティアガイドに加えて頂き早いもので、この4月に3年目を迎えました。GW期間中は、いつもの週末以上に地図を片手に町並み散策を楽しまれている来訪者の方々を数多くお見受けしました。お天気にも恵まれて、のんびりと町並み散策頂けましたでしょうか?

地元の方のお話では、富田林寺内町をお訪ね頂いた年間の来訪者数は近年3万人を超えたそうで、地元密着型のイベント企画が増えてきたことが大きな理由だそうです。長年の懸案でもあった近鉄長野線富田林駅(南口)広場の整備も今年3月にようやく終わり、駅前のバスターミナルやタクシー乗り場は見違えるようにすっきりとしました。工事期間中はしばらく見かけなかった駅前のシンボル「楠氏遺跡里程標」(石標)も元通りに再登場しました。これで富田林寺内町の玄関口は、電車でお越しになられる来訪者の方々を気持ちよくお迎え出来るようになりました。

一方で、大型観光バスやマイクロバスで寺内町にお越しになる団体の皆さんやお車でお越しになる個人の来訪者の方々には、あいにく寺内町域内に公共駐車場がなく、寺内町に連なる周辺道路も狭いことから、富田林市役所内の指定駐車場から寺内町まで10分以上かけて歩いて頂くご不便をお掛けしています。これから暑い季節を迎えますので、お車でお越しの場合にはどうかこの点にご留意頂いて時間的にも余裕を見て足をお運び願えたら幸いです。

地元のボランティアガイドは2012年度に合計で63団体、1,201名のご来訪者をご案内させて頂きました。ひとりひとり個性豊かなガイドの語りを楽しみに、寺内町富田林の散策をリピーターでお越しになられる方でもボランティアガイドと共に一緒に巡って頂くのも宜しいかと思います。ご来訪をお待ち申し上げております。

(2013年5月6日、管理人@横浜)
 
富田林駅南口
 
富田林駅南口広場「楠氏遺跡里程標」
 
じないまち交流館
 
トールペインティング作品展(じないまち交流館)
 
イタリアンレストラン「OASI オアジ」
 
喜田家住宅(亀が坂筋)
 
興正寺別院
 
(南)葛原家住宅
 
浄谷寺本堂
 
浄谷寺本堂
 
浄谷寺本堂
 
浄谷寺本堂
 
佐藤家住宅
 
佐藤家住宅
 
寺内町ワイン
 
西林町
 
華の菓(手作り菓子工房)
 
平蔵(紅梅蔵)
 
木口家住宅
 
喫茶 ナロード
 
平蔵(紅梅蔵)
 
山本家住宅 煙だし越屋根(富山町)
 
杉田家住宅
 
富田林駅南口広場
 
平蔵(紅梅蔵)
 
佐藤家住宅
じないまち探訪記
じないまち随想 
 ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人)


Information


(富田林市提供、禁無断転載)

富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。


重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。

寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。

また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。

ボランティア・ガイド




団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)

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