宇和町は愛媛県の南西部にあり、札所で言えば43番明石寺のあるところ。 ここに明治初めに建てられた開明学校があると「みやこ」のご主人にお聞きし訪ねてみた。
上は昔の学校だったが左は今の学校。 この町にしては分不相応な立派な学校。だがこの学校を建てるいきさつについて開明学校で説明を受けていた。かなり金がかかっているが時の町長は、教育は町づくりの基本だとしてともかく頑張って頑張り抜いて国と県から金を取ってこれを作ったんだそうだ。 こうしたいきさつを知らなければ、箱ものに金をかけてという物の見方で終わっていただろうが、そんな背景を知ればそうかと納得してしまう。 建築業者のためではなく、子供と日本の将来を真剣に考えてのことと言うからエライ。
このあと調子に乗り、大洲で「おはなはん通り」や「臥龍山荘」(外側だけ)なども見て回った。 こういう息抜きもたまにはいいものです。