かがり火ワイン会:エシュゾーの会(参加6名・全7名) |
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[1]フランソワ・ビリオン キュベ・ド・レゼルブ・ブリュット(泡・白):☆☆++ |
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[My印象]*クリュッグやサロンに並び称されるにもかかわらず、その あまりに稀少さに一般にはほとんど知られていない、もの 凄いシャンパンで、 『オーク樽熟成による重厚なスタイルを牽引.』
『野生的なスタイルのサロンの香り!!』 世界一のシャンパン評論家からこんな賛辞を受ける、幻の シャンパンです!!通常ノンヴィンテージ・シャンパンでは
リザーヴ・ワインの割合が10%ほどのところ、このシャンパン では、40%も加えているのです.現当主であるジャン=ポール・ ビリオン氏はシャルドネにまろやかさや酸味が出て,ワイン
が持つ豊かさや複雑な味わいをもつには時間が必要だと考え、 通常よりも長い3年以上の長期瓶内熟成を行っているとのこ.ドサージは1.5g.
サロン風の作りというが、酸っぱいサロンしか飲んだことがないので僕にはクルュグタイプに思えた.泡は中様だけれども、豊潤な果実味と酸味が良いです.ブラン・ド・ブランで癖もない. |
[2]シャサーニュ・モンラッシュ ベルナール・モロー08'(白):☆☆+ |
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[My印象]*モローの畑は、3分の2がピュリニー側、残りがシャサーニュ側にある.この2つのエリアの 偉大な組み合わせにより、素晴らしい複雑さを持つワイ ンに仕上げられています.ハーブバター、レモン、ライムの皮の香りが広がり、少
量のレモンバターと豊富なハーブバターが感じられます. チョークの粉、レモンの皮、レモングラスの味わいから、 ミネラル感に富んだドライなフィニッシュへと続きます.
十分な長さを持つワイン. ピュリニー側の畑の由来するハーブバターとフィネス、 またシャサーニュ側のミネラル、バターが表れます.
飲むとモンラッシュなのだが、一寸石灰の臭い、なめし皮とレモングラスが混ざったような感じ.果実感はあるのだと思うが臭いが気になるのだね. |
[3]エシュゾー V.V.04'モンジャール・ミュニエ(赤):☆☆〜 |
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[My印象]*マット・クレイマー氏に「エシェゾーの優品は濃厚な果実味をもち、土の匂いがふんだんで、しっかりとひきしまった味わいをもつ.すぐれたエシェゾーであればじつに見事である.」と絶賛させ、「アンリ・ジャイエ、デュジャック、ミシェル・クレルジェ、ルネ・アンジェル、ジョルジュ・ミュヌレ、モンジャール=ミュヌレといったドメーヌの作を味わえばよくわかる.」としてミュニュレを含め6人の造り手の名を挙げています.
04'で成熟感があるのはVVだからかな?香りは来ないが滑らかで、土草後草の匂いか.果実はまったりだけれど香りには現れず沈んでい.しばらく置いておくと早目に酸味を帯びた.天気の影響か? |
[4]エシュゾー00' ニコラ・ポテル:☆☆+ |
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[My印象]*ブルゴーニュの偉大な醸造家だった「ジェラール ポテル」の息子が運営するネゴシアン、ニコラポテル.彼はブルゴーニュの一流プロドゥーサー、コント ラフォンやルーミエで修行した後、カリフォルニアやオーストラリアへ渡り有名生産者のもとで働きました.その後ブルゴーニュに戻り1995年、なんと若干27歳という若さでネゴシアンを設立した.
エッジの色はまだまだ赤い.土の匂いと皮かハーブの匂い.決してフローラルには香ってこないが、滑らかですね. |
[5]グランエシュゾー00' ニコラ・ポテル:☆☆+〜 |
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[My印象]ポテルのグランE.畑の格としては上.こちらの方が、色は若いか?アルコール度は高め.果実味あるが、土かインクの匂いでやはり沈んで華やかさは無い.土臭いのが一番かな. |
[6]グランエシュゾー01' ルモワスネ:☆☆+〜+ |
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[My印象]*1877年に設立された名門ネゴシアン「ルモワスネ社」はボーヌが本拠地で、ブルゴーニュ最大の古酒保有者と言われている.現当主は、2005年に前当主のロラン・ルモワスネ氏から経営を譲り受けたアメリカの資産家のエドワード・ミルシュテイン氏.
素性が判りにく印象があるネゴシアン.成熟して大人しいが傾向は同じである.マイルドになった味わいだけれど、多少果実味はあるようだ.
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[7]グランエシュゾー01' DRC:☆☆+〜+ |
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[My印象]*ロマネコンティの北に広がる「3.52ha」のピノ・ノワール種のブドウ畑で、年間「約1,100ケース」のワインが製造されています.DRCでは、このグラン・クリュの畑の約1/3を所有しています.その味わいは、まるでジャムを濃縮したかのようで、ブラックチェリーやブラックベリーのアロマが特徴的.酸味とタンニンのバランスが良い、とても芳醇で気品のあるワインです.“深い森を散策する夢見がちな貴族”と例えられることもあり、『エシェゾー』よりも複雑な香り・味わいを持つと評されています.
触込み程、凝集感はないのは成熟したためであろうか?ルモワネスとの区別がほとんどつかない.タンニン・酸味はこなれているのだろうが上述よりは緊張感がある. |
二次会: |
[8]CH・ランゴア・バルトン01'(サンジュリアン・赤):☆☆+〜 |
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[My印象]ランゴア・バルトンは、サン・ジュリアンに所在する第3級格付けシャトーで、1821年より、第2級格付けのレオヴィル・バルトンを所有するバルトン家が継承す.バルトン家は、1722年トーマス・バルトンがバルトン・アンド・ゲスティエ社を創設し始まる.彼の孫のヒューの時代にさらに栄え、財産も増大し、1821年、ヒュー・バルトンはシャトー・ランゴアを購入し、続いて、1826年にレオヴィル(「ラスカーズ」「ポワフェレ」「バルトン」が分割前の一つのシャト)の敷地が分割された際にも、その一部、レオヴィル・バルトンを購入しました.
南先生は乳臭いというのだが、その辺の表現は判らない.上手く成熟して華やかではないが、タンニンがこなれて美味しい.今日は台風の為に香りが出ないのは仕方ないが、エシュゾーより香りは出ていた. |
[9]ベルデーリョ・オールド 10年 ヴィニョスバーベイト:☆☆+〜 |
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[My印象]まろやな酸と甘味で飲みやすい.成熟度はもう少し |
[10]マディラ82' ボアル・ヴィニョスバーベイト:☆☆++〜 |
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[My印象]成熟したトロミとコクの出ているマディラ.これでジビエのソースを作ってみたいですね^^
いや〜美味いが酔った. |