The-bouquet-and-love

『真実』とは、何だろう?
『愛』とは何だろう?
『真実の愛』とは、いったい何なのだろう?

目の前に咲いている小さくて青い、可憐な花をぼんやりと、少し淡い恋のにおいに浸りながら見つめる俺。
『私を忘れないで』と全身で言っているその花は、その愛らしさからいろいろなところで重宝されているけれど、俺にとってはただの花ではなく・・・本当に大切な花だ。
もともと植物に興味のなかった俺が、唯一と言ってもいいほど、可愛がっている・・・そんな花だ。
全ての始まりとなった親株は冬を待たずに枯れ果ててしまったけれども、種がこぼれて、溢れんばかりに咲いている・・・。



FIRST

SECOND

THIRD

FOURTH

FIFTH

SIXTH

SEVENTH

EIGHTH

NINTH

TENTH

ELEVENTH

TWELFTH

THIRTEENTH

FOURTEENTH

FIFTEENTH

SIXTEENTH

SEVENTEENTH

EIGHTEENTH

NINETEENTH

FINAL



『真実』はすぐそこにある。あなたの存在こそが真実。
どんなに不安になっても、底知れぬ闇が怖くなっても、信じればいい。その腕を思い出せばいい。『愛』はそこにある。
この誓いさえあれば、俺はどんな困難でも乗り越えていける。あなたさえ側にいてくれるのなら・・・。