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東野圭吾 秘密の映画化




■秘密

<スーパー子役は難しい?>
原作を読み終わってすぐ秘密のビデオを借りて観ました。 その感想は…

まず。見る前から『どうするのかな?』と思っていたのが“小さいの頃のはなし”です。 原作では小学生のころから始まりますが、映画のヒロインは広末涼子ですよね… これはいったいどうするのか??

というより。原作どおりに映画化するなら “40代が乗り移った演技の出来るスーパー子役”を探さなくてはなりません。


この部分が前半はとても滑稽で面白いのですが…さすがに変更したようです。 でも今新たに映画化するなら…“白夜行の子”なんてどうでしょか??



<細部は本にかなわず>
続いて中身のはなしですが、残念ながら 原作を超えるのは難しかったようで… ま、本の内容/出来を考えると無理もないかナと思います。 単純に映画だけ観ればきっと面白いのでしょう。

『映画で物足りないのは何?』とちょっぴり考えてみたのですが、 やはり圧倒的に足りないのは“細部にわたる描写”です。

例えば。本では“時間が経つにつれての二人の微妙な変化”が入念に描かれてますが、 映画でそれを描いていたら…とても2時間に入らないでしょ〜

逆にいえば。本では小中高のエピソードやその他登場人物などがとても丁寧に書かれています。 伏線も多く張られていて、『この話って必要なの?』と思う箇所も後々絡む秀逸さです。

そして。本との一番の違いは間違いなく ココが挙げられます。 これはネタバレになるので書きませんが、最も重要な部分が決定的に違っていました。

というわけで。映画だけしか観てない人には、本も是非ともオススメです。 どちらもまだの人は…断然本がオススメかな(原作の書評

そして話のあらすじから、 『最後はきっとこうなるんだろうナ〜』と“あること”を予想するのですが… きっとそれを超えていますヨ。


東宝 秘密

東野圭吾 秘密の映画 :東野さん本人も出ています。


映画秘密の公式サイト
・東野圭吾さんの作品ではゲームの名は誘拐変身も映画化されています。 最近では手紙の映画化が発表されました。



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