<幻夜はイマイチ?>
たまにはイマイチな作品も。この作品は微妙です。
・最初の舞台は阪神大震災。
・地震のあと助かった主人公は、瓦礫に埋もれる虫の息の叔父を発見します。
・助けだすのかと思いきや、この主人公、叔父から借金があったので…ガツン。
・そしてその現場を女性に見られてしまいます。
・てっきり警察へ連絡されるのかと思いきや…そこからこの女性との奇妙な関係がはじまります。
最初“ガツン”をした男が主人公かと思いましたが、
よくよく話を読んでいくと話の中心は女性です。
そしてこの女性というのが…う〜んと思わせる内容になっています。
<特異な位置付けの作品>
正直ちょっと設定も荒いです。
謎めかしたところに種明かしがなかったり、ご都合主義なトコがあったり…
推理小説として『あっ!』と驚くトコも少なく、『あれ??』と思ったのは1ヶ所でした。
にしてもこの作品…どの方向にいきたいのかわからない作品です。
ガツンを取り上げるわけでもなく、特定の事件にスポットを当てるわけでもなく…
強いていえば。ガツンを見た女性を描きたかったのでしょか。
導入部分が終わるにつれて、だんだんそのようになっていきます。
にしても。もしこの作品を東野圭吾の一冊目に選んでたら…
他の東野作品は読まなかったかもしれません。
東野圭吾 幻夜
(追記)
上の感想は白夜行を読む前に書いたものです。
何も知らずに幻夜を先に読んでしまいました。
白夜行を読んでわかりましたが…幻夜を先に読んではいけなかったのですね(笑)
白夜行の世界を知らないで読むと、上のような感想になります。
というわけで。もう一度幻夜を読んでいろいろ確認したいデス。
※こちらで
東野圭吾さんのインタビューが見られます。幻夜を読んだあとにどうぞ。