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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

第9回新春・初鍋めぐり(2017年1月9日)

   
2017年1月9日(月・祝)には、富田林寺内町の新春恒例行事となった「じないまち四季物語」冬シリーズの第9回「新春・初鍋めぐり」が企画・開催されます。(午前11時~午後3時)普段なら人通りの疎らな寺内町界隈もこの日ばかりは、大勢のご来訪者で賑わいます。皆さんも温かいお鍋をお楽しみに寺内町に足を運んでみませんか?

ダウンロード 2017年新春初鍋めぐり案内チラシ(表)
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2017年新春初鍋めぐり案内チラシ(裏)

 中華そば、中華まん  寺内町子どもだんじり保存会
 あいちゃんの美味しいお鍋  寺内町きっちん あい
 地場産特産加工品の販売  富田林市生活改善クラブ連絡協議会
 わたがし  富田林町子どもだんじり保存会
 きつねうどん  毛人谷子供地車保存会
 伊勢海老汁と古代紫米おにぎり  町家カフェ栞
 ぼたん鍋―猪肉汁  富田林寺内町をまもり・そだてる会
 おでん・ぜんざい  本町公園あやめ会
 きのこつきれ汁、きらめきさんちのお味噌汁  観光交流施設きらめきファクトリー
 十日戎、おでん、たこ焼、飴  富栄戎神社えびす講
 グリーンカレー、コーヒー、コーンクリームスープ  蔵ギャラリーくすのき
 ベジタブルラーメン鍋  暮らし屋
 チョコレートフォンデュ  おやつの時間cafe
 スペシャリティ珈琲  珈琲豆の蔵 平蔵
 芋煮、焼ソバ、甘酒  本町商店会・軒下マーケット
 岩手県特産品物販  富田林市危機管理室
 けんちん汁  富田林市商業連合会
 豚汁  三和会
 ドーナッツ、コーヒー  フロレスタカロー
 ネパール風小籠包  富田林市観光協会
 赤ねこ餅ぜんざい、そば、酒粕  八町茶屋
 本場中国の手づくり水餃子  居場所カフェマップ・とんだばやし国際交流協会
 さつまいものおしるこ  あぐり―町家シェアハウス
 ワンタンスープ  茶房 和―なごみ
 石川県山下ミツ商店の焼いなり  zakka+++marche
 えびす鯛と地元野菜の「祝鍋」  和遊膳おおにし

『お茶碗のいろは展』(府指定連携文化財啓発事業)

2017年1月9日(月・成人の日)には、一日限定の特別企画として、国登録有形文化財・(旧)田中家住宅にて、富田林寺内町遺跡から出土したお茶碗や、大坂城跡、岸和田城跡、中百舌鳥遺跡から出土したお茶碗を展示・説明します。(第1回 ⒑:30~11:30 第2回 13:00~14:00 第3回 15:00~16:00 各回10名限定です。主催:大阪府教育庁、富田林市教育委員会)

ダウンロード 『お茶碗のいろは展』(旧田中家住宅)
「第2回新春・初鍋めぐり」(2010年1月9日開催)の様子です。
   
   
本町公園
   
 
じないまち交流館
 
じないまち交流館
 
 
嶋田家住宅
 
   
 
城之門筋
 
   
 
「じないまち四季物語」と題した四季ごとのイベントが、地元関係者のご努力の甲斐あって定着してきました。春は「雛めぐり」、夏は寺内町燈路富田林寺内町をまもりそだてる会共催)、秋は「後の雛めぐり」、冬は「初鍋めぐり」です。

伝統的町家が軒を連ねる寺内町界隈では、一部の町家(空家)の有効活用策として、伝統文化や技法を伝える、あるいは現代的なアートクラフトが集まる工房の誘致が進められています。すでに陶芸、ハンディクラフト、さらには木工家具を扱う工房が開いています。新たに旧家の蔵を活用した染物工房や、大阪芸術大学の学生さんが制作活動を行なうアトリエ構想もあるそうで、寺内町を舞台に多くの若い世代の人たちが集まり、文化創作活動の場がひとつでも増えることを願っています。工房を探し求める人たちに空家を仲介するために、地元有志が中心になって会社も新たに設立されました。(「LLPまちかつ」)
 
2017年1月9日
【更新情報】 じないまち訪問記46 新春初鍋めぐり・十日戎 (2017年1月9日)

Information


(富田林市提供、禁無断転載)

重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています。 

寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。

寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。

また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。

重要文化財・(旧)杉山家住宅

杉山家は富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代は造り酒屋として栄えました。現存する家屋は寺内町で最も古く、江戸時代中期の大規模商家の遺構です。明治時代の明星派女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)の生家でもあります。昭和58年(1983年)国の重要文化財に指定され、富田林市が維持・管理しています。


(南)葛原家住宅・三階蔵
酒造業で栄えた商家。三階蔵は日本に少ない貴重なもので、寺内町のランドマーク的存在。各層に庇を廻し本瓦葺き。妻を表に向けて白壁を際立たせている。年貢米を入れる蔵であった。1854年建築

富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。西方寺の斜め向かいに位置し、重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。

ボランティア・ガイド

団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。

じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

 寺内町の町割(都市計画)
 城之門筋(日本の道百選)
 寺内町の入り口
 東高野街道
 重要文化財・(旧)杉山家住宅
 寺内町の建築様式
 歴史的町並み保存の歩み
 歴史的町並み景観の整備・保全
 明星派女流歌人・石上露子
 寺内町せんべい
 Art Gallery
 Books(寺内町関連の書籍)
 じないまちボランティアガイド
 地域活性化への取り組み
 じないまち探訪記(管理人)
 じないまち随想(管理人)
 参考資料一覧

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