JR東日本の路線(その1)
線区名 乗車(未乗)区間 感想・ポイント 注目の無人駅
東海道本線 完乗  大きなポイントと言えるのはやはり根府川駅付近、この辺りで視界いっぱいに海が見えてくる。駅の近くの白糸川橋りょうは鉄道写真にもよく使われている。 根府川駅
山手線 完乗  東京の人にとってはごく当たり前のように乗っている路線なので自然に乗りつぶしができてしまうと言った感じでお勧め度は低い。ただし駒込駅のホームから見えるツツジは必見。
赤羽線 完乗  池袋から十条経由で赤羽へ行く路線。かつてはカナリヤ色の電車が走っていたが、現在は埼京線の一部に吸収されてしまった。単独の路線としては特徴がなくすぐ終わる。
南武線 完乗  いちばんのお勧めは浜川崎支線。終点に近づくほど路線に静けさが漂う。八丁畷駅は京急の誇線橋と兼用。本線のお勧めを強いて言えば南多摩〜府中本町間の多摩川を渡る時の貨物線の線路との併走か。 浜川崎駅
鶴見線 完乗  京浜工業地帯を走る通勤用の路線。そのため昼間は閑散としていて鶴見駅以外は全部無人駅。線内の駅の建物はここ数十年間変わっていないのが大きなポイントとも言える。  国道駅海芝浦駅大川駅
武蔵野線 完乗  首都圏の重要な環状線のひとつ。70年代に完成した路線なのでトンネルと高架線が中心の路線。駅も規格がほとんど似ているので乗りつぶし程度の路線。
横浜線 完乗  新横浜〜小机間の横浜国際総合競技場のでっかい建物が印象に残る。八王子の郊外はかつてはローカルな景色が残っていたが次第に無くなりつつある。
根岸線 完乗  京浜東北線の横浜〜大船間(桜木町経由)の正式名称。内陸部を走るので港横浜のイメージからは遠い。ただ桜木町駅からみなとみらい、関内駅から横浜スタジアムが見えるのが救いである。
横須賀線 完乗  横浜と並ぶ港町としてのイメージが漂うが、実際に海が見えるのは田浦〜横須賀間程度。横須賀駅は階段がない駅だが電車の行き違いができない少し風変わりな駅である。
相模線 完乗  神奈川県でいちばん最後に電化開業をした路線。沿線の宅地化が進んでいるが、相武台下駅や入谷駅の手付かずの風景は健在。社家駅の駅舎も一度は見ておきたい。 入谷駅
伊東線 完乗  短い路線だが海沿いを走り、伊豆急行の「リゾート21」での運転が行われるのでこの路線に乗る時は時刻表で要チェック。普通列車の為、乗車券だけで乗れる。 来宮駅、伊豆多賀駅
中央本線 完乗  高尾を出るとトンネルに次ぐトンネルなので若干疲れてしまうかも知れないが、勝沼ぶどう郷駅からのブドウ畑や甲府盆地の風景。長野県内では諏訪湖が目の前に現れるのがお勧めのビューポイントである。  梁川駅初狩駅笹子駅新府駅信濃川島駅
青梅線 完乗  青梅〜奥多摩間がお勧め。多摩川の渓谷美が楽しめ、東京都にあるJR線では最高の景色を誇る。通常は201系のロングシート車両だが眺望列車「四季彩」で景色を見た方が格段にいい。  軍畑駅川井駅白丸駅
五日市線 完乗  青梅線の相方的な路線だが熊川駅を出た後の多摩川を渡るのがいちばんのポイントと言った感じ。武蔵引田駅は畑の中の片面ホームで無人駅っぽい雰囲気だがちゃんとした有人駅。
八高線 完乗  電化区間は八王子〜高麗川間までで残りはキハ110による気動車の運転。だが景色の目玉は電化区間である東福生〜箱根ヶ崎間の横田基地と、金子駅付近の茶畑になってしまう。 明覚駅、北藤岡駅
小海線 完乗  JRで最高所を走る路線で高原鉄道の異名を持つ。やはり小淵沢〜野辺山の山登りが大きなポイントを占める。野辺山の駅からJR最高地点へ行くにはレンタサイクルがおすすめ。  佐久広瀬駅、中佐都駅、乙女駅
篠ノ井線 完乗  起点は松本駅と思いがちだが、塩尻〜篠ノ井間が正式な路線。路線のポイントが羽尾、桑ノ原の両信号場と姨捨駅のスイッチバックに限られてしまう。姨捨駅の景色は日本三大車窓のひとつである。 姨捨駅
大糸線 完乗  JR東日本の区間は松本〜南小谷間。車窓から北アルプス山系の山々と青木湖、木崎湖と言った湖も見えるのが大きな特徴。  稲尾駅海ノ口駅、南神城駅
東北本線 完乗  「はやて」の開業で路線が大きく分断されてしまった。新利府駅横の新幹線の車庫、塩釜〜松島駅間から見える仙石線の陸前浜田駅と私的に宮城県の景色が集中するのは北東北の電車のロングシートの影響か。  越川駅、東白石駅新利府駅
東北新幹線 完乗  トンネルが多く車窓的にはあまり期待が望めない。だが北へ旅立つ時の新幹線に乗り始めた時のわくわく感はなぜかなんとも言えない。
常磐線 完乗  日暮里〜いわき間は有人駅ばかりの影響でかなり味気のない路線になってしまっている。臨時の偕楽園駅は梅のシーズンにしか停車しないので、時期を見逃さない様に。 偕楽園駅Jヴィレッジ駅
水郡線 完乗  久慈川の景色を堪能して楽しむ路線。無人駅の駅舎はここ数年でことごとく改築されてしまっている。ツツジで有名な矢祭山駅は実は東北地方最南端の駅。 矢祭山駅
川越線 完乗  埼京線の乗り入れと八高線の電化で運転形態が川越駅で変わる。乗りつぶし程度の路線だが、川越以西には若干ローカルなムードが残っている。
高崎線 完乗  上信越地方へ行くためのリレー的な路線。路線の特徴がなさすぎるが、深谷駅の初期の東京駅をモチーフにした橋上駅舎が特筆すべき点であろう。
上越線 完乗  川端康成の小説「雪国」の舞台になった路線。湯檜曽駅のループ線、土合駅の日本一のモグラ駅と群馬、新潟の県境がいちばん面白い。電車の本数は少ないがそれでも行く価値は大である。  湯檜曽駅土合駅土樽駅
上越新幹線 完乗  山沿いの方はトンネルが多く大して面白くない。長岡〜新潟間の越後平野の見渡す限りの田園風景はさすが米どころ、新潟が強調されている。
吾妻線 完乗  吾妻川沿いの吾妻渓谷の車窓は最高。小野上温泉駅は駅のすぐ近くに温泉センターがある。終点の大前駅は1日5本しか電車がやって来ない駅として有名。  小野上温泉駅、羽根尾駅、大前駅
両毛線 完乗  岩宿や国定と言った歴史的に面白みを感じる地名が豊富なのは大きな特徴と言えるか。  あしかがフラワーパーク駅岩舟駅
水戸線 完乗  水戸まで行かないのになぜか水戸線である。小田林駅、東結城駅、大和駅は一部普通列車でも通過する電車が存在するが、昔ほどではなくなった。
日光線 完乗  観光都市、日光へ行く路線も107系のロングシートでは東武に客足を奪われるのは自明。ただ日光駅手前の杉並木と日光駅の明治の洋風建築の駅舎は見逃せない。
烏山線 完乗  非電化のローカル線も車内は残念ながらオールロングシート。起点の宝積寺駅と線内の7駅にあやかって各駅に七福神の神様の紹介がなされている。ちなみに大金駅は言うまでもなく大黒様。 滝駅
仙山線 完乗  仙台市と山形市の2つの県庁所在地のみを走る路線。ただ奥羽山脈越えのため、県境に近づくにつれ山奥の様相を呈するがそれがこの路線の売り物であり、冬の雪景色も素晴らしい。  奥新川駅面白山高原駅高瀬駅
仙石線 完乗  東北のJRの在来線で唯一の直流電化区間。日本三景の松島へ行くにはこの電車に乗る事。個人的には陸前大塚駅から見える松島湾が好きである。  陸前浜田駅陸前大塚駅
石巻線 完乗  石巻駅を境に景色が一変する路線。小牛田駅から最初のうちは田園風景が広がるが、石巻駅を過ぎると岩肌が見えたり、山の風景になったりとかなり対照的である。
気仙沼線 完乗  東日本大震災の影響で、残された鉄道区間は何も特徴がない路線となった。BRT区間で海を見ることができるが、沿岸部は津波で消滅した集落が多く、心が痛む。


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