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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

じないまち訪問記13 2013年3月9日 第7回じないまち雛めぐり(1/3頁)

2013年3月9日(土)-  今年も富田林寺内町恒例の第7回じないまち雛めぐり(第1日目)が快晴の下で開催され、さわやかな春風と最高気温22度を超えるポカポカ陽気に誘われて、多くの人出で賑わいました。

富田林寺内町の玄関口・近鉄富田林駅から寺内町に通ずる道路脇には道案内として深緑や橙色の幟が立てられ、迷わずに寺内町まで辿れる工夫がされています。寺内町に通ずる道路と寺内町地区全体がイベント会場になっています。寺内町一帯の旧家の玄関先や軒下、城之門筋沿いの道端や街路灯などには大小様々な雛人形が所狭しとばかりに飾られていました。普段は人通りも少なく静かな一帯も、この日ばかりは伝統的旧家の町並み見学にお越しになられたご家族連れや着物姿の女性、カメラ片手に熱心に雛人形を撮影される方々などで通りは溢れかえっていました。特に、じないまち交流館界隈は見学の人たちで溢れ返り、まるで心斎橋筋のアーケードの下を歩いているかのような、江戸時代の寺内町の賑わいを取り戻したようでした。

じないまち交流館の1階ロビーのテーブル席は、町並み散策の休憩所として、遠方からのご来訪者の皆さんがのんびりと腰を下ろしてご休憩されたり、道案内(観光案内)を聞かれたりと終日多くの方々がご利用されていました。さらに、旧家の蔵や母屋、借家を利用して、新らたに今春オープンしたお店も数多く見かけ、多くの観光客の方々がお店の内部に立ち寄られていました。(じないまち雛めぐりは3月9日・10日の2日間開催されました。)

今回もボランティアガイドとして、事前にご予約を頂戴していた1組5名の皆さんをじないまち交流館から重要文化財に指定されている(旧)杉山家住宅まで約1時間に亘り、ぶらり散歩でご案内しました。その後は、2月6日に勝間家住宅内にオープンしたばかりの、イタリアンレストラン OASI(オアジ)を訪ね、高台に位置する旧家の前栽越しに遠く金剛・葛城連山を望みながら、北イタリアで修業されたシェフの本格的な美味しいイタリア料理に舌鼓みを打ちました。ダイニングテーブルからは手入れの行き届いたお庭を一望でき、デザートの後は縁側に腰を下ろして、ポカポカ陽気の下で、エスプレッソを飲みながら、優雅な昼食のひと時を楽しみました。

じないまち雛めぐり(1/3頁)
じないまち雛めぐり(2/3頁)
じないまち雛めぐり(3/3頁)

ダウンロード 第7回じないまち雛めぐり PRチラシ(表)
ダウンロード 第7回じないまち雛めぐり PRチラシ(裏)

  (2013年3月10日、管理人@横浜)  
 
奥谷家住宅
 
奥谷家住宅
 
奥谷家住宅
 
(東)奥谷家住宅
 
(南)奥谷家住宅
 
城之門筋
 
南会所町
 
南会所町
 
田守家住宅城之門筋
 
田守家住宅城之門筋
 
田守家住宅

田守家住宅
 
田守家住宅
 
興正寺別院
 
城之門筋

武田家住宅
 
武田家住宅
 
木口家住宅
 
木口家住宅
 
木口家住宅
 
木口家住宅
 
中井家住宅
じないまち雛めぐり(1/3頁)
じないまち雛めぐり(2/3頁)
じないまち雛めぐり(3/3頁)
じないまち探訪記
じないまち随想 
 ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人)


Information


(富田林市提供、禁無断転載)

富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。


重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。

寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。

また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。

ボランティア・ガイド




団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)

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