ACT.1 「春の出会い」はお約束?
ACT.2 「真・武田ゼミ」結成!
ACT.3 「年上の彼・年下の彼」
ACT.4 「早々のトラブル」
ACT.5 「彼女と彼の怒り」
ACT.6 「同棲?いえいえ、同居です」
ACT.7 「鷲塚佐助の事情」
ACT.8 「微妙な私と自然な彼」
番外編 「計算外の恋(その1)」
番外編 「計算外の恋(その2)」
番外編 「計算外の恋(その3)」
番外編 「計算外の恋(その4)」
ACT.9 「可愛いなんて、言わないで(前編)」
ACT.10 「可愛いなんて、言わないで(後編)」
ACT.11 「燃えろ、イィ(?)女!1」
ACT.12 「燃えろ、イィ(?)女!2」
ACT.13 「燃えろ、イィ(?)女!3」
ACT.14 「燃えろ、イィ(?)女!4」
ACT.15 「燃えろ、イィ(?)女!5」
ACT.16 「燃えろ、イィ(?)女!6」
ACT.17 「貴方と私の夏休み1」
ACT.18 「貴方と私の夏休み2」

番外SS集
『なりあきさんと、もとこちゃん』
『ゆうこちゃんと、こうたろうくん』
『寒く、暖かな特等席』←NEW!
7周年企画のかなめ様によるリクエスト。
『幸村×女政宗で少し甘めな現代パロ』ですが、果たしてこれでちゃんと合っているのか…;

『主要登場人物』

■伊達 優子(だて ゆうこ)■
…戦国大学文学部英米文学科2年。仙台伊達家の末裔。
歯に衣を着せすぎない言動の所為でかなり損をしているが、頭の回転が早く、 類稀な美貌を持つ。
隻眼ではないが、幼い頃の病気が原因で、右目の視力が極端に悪い。
大学院生の片倉に仄かな恋心を寄せているものの、自分の事を「お仕えする伊達家 のお嬢様」としか見ていない彼に、想いを告げる事さえ出来ずにいる。
意地っ張りの寂しがりだが、情に厚く、一度信じた人間は絶対に裏切らない。
最近では、今年入学してきたひとつ年下の後輩に、振り回されつつも惹かれ始めて いる自分に、戸惑いを覚えている。

■真田 幸太郎(さなだ こうたろう)■
…優子と同じ学部に通う1年生。信州・上田の名家、真田家の次男坊。
年の離れた兄・信太郎(しんたろう)が家を継いでいるのもあり、本人は 飄々と日々を過ごしている。
実は、高校時代にイギリスへ留学していた経歴を持ち、乗馬もこなすなど、 隠れインテリの気質を持っている。(一応これでもいいトコのボンなので)
入学式の日に出会った1つ年上の先輩・優子に、まるで運命のようなものを 直感・ひと目ぼれする。
すげなくされても、何だかんだいって自分を受け入れ てくれる優子に、確かな手ごたえを覚えているらしい。

■鷲塚 佐助(わしづか さすけ)■
…戦国大学院1年で、武田ゼミの学生。
武田の右腕で優秀な筈なのだが、時折「研究旅行」と称して何処かへ放浪してしまう 困ったクセがある。
信州上田の真田信太郎と交友関係があり、彼を通じて幸太郎 とも顔見知りである。

■武田 哲生(たけだ てっせい)■
…戦国大学文学部教授。昔、研究の際に訪れたのがきっかけで、真田家と交流があり、 幼い幸太郎ともその時に会っている。
その豪快な性格と体格は、「文学界の武闘派」の異名を持つほど。
佐助・優子という優秀な学生に加え、もうひとりの息子のような存在で ある幸太郎が入学して来たので、文学界に革命を起こそうと、恐ろしい事を目論んで いるとかいないとか。

■片倉 景次(かたくら けいじ)■
…戦国大学博士課程2年。伊達家重鎮・片倉家の子孫。
幼い頃から優子の従者として仕えていた人物で、伊達家(特に優子)に対する忠誠心は、優子が大人になっ た今でも変わっていない。
勤勉で温厚な好青年だが、優子の本当の気持ちには、残念ながら気付いていない。

■長曾我部 元子(ちょうそかべ もとこ)■
…戦国大学経済学部3年。優子の友人。
チアリーディング部のキャプテン(その厳格な指導は、「チア部の鬼」の異名を持つ)で、優子よりも長身 かつダイナマイトなバディを誇る。気さくな姉御肌の女性。
学部も選択科目も異なるのに、彼女が時折文学部研究室に立ち寄る理由は?

■毛利 就明(もうり なりあき)■
…戦国大学文学部非常勤講師。24歳。かつて戦国大学を首席で卒業している程、明晰な頭脳と鉄面 皮を持つ。
何事もきちんと道筋や計画を立てなければ気がすまない性質で、反面、ひとたびその計算が狂うと、 脆いところも。
大学4年の時に付き合い始めた元子とは、同棲生活を送っている。

■伊達 小次郎(だて こじろう)■
…仙台に住んでいる優子の弟。高校3年生。
伊達家の次期当主として、周囲(特に母親)から期待されているが、本人は些か窮屈そうにしていて、 逆に、東京の大学に進んだ姉の優子を羨ましく思っている。

■伊達 義乃(だて よしの)■
…優子の実母。伊達家の末裔で、入り婿である夫との間にふたりの子供をもうけた。
伊達家の存続と安泰を何よりも重んじる女性で、姉の優子が右目を患った事と、やっと授かった男子に 因縁ともいえる名前を付けてしまった事に、「まさか、かつての伊達家のような事が、再び起こるのか」と 過剰なまでに神経質になっている。
右目を患った娘と、どのように接したら良いのか判らなくなり、やがて、無意識の内に優子を避けるよ うになった。
結果、ふたりの間には亀裂が生じ、優子が大学進学を機に上京してからは、殆ど交流を絶っている。


>>『BASARAパロの部門』に戻る