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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

特別展「明治維新と富田林~最新式洋式銃と天誅組」

 
鉄砲の歴史的な移り変わり(富田林市提供)
 
天誅組が使用したゲベール銃(富田林市提供)
歴史逸話 富田林と天誅組 
大阪府富田林市文化財課では、富田林市立寺内町センター(富田林寺内町)を会場に特別展「明治維新と富田林~最新式洋式銃と天誅組」を開催しています。

2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で登場する「吉田松陰」は、ペリーの黒船来航の直前に富田林寺内町に逗留して、大きな思想的影響を与えたと言われています。明治維新の先駆けとなった攘夷派の天誅組(てんちゅうぐみ)は、富田林周辺の南河内勢百余名の参加によって、初めて軍団として成立するとともに、日本で最初に最新式洋式銃の「ゲベール銃」を実戦に使用しました。天誅組にゆかりの「ゲベール銃」を富田林市立寺内町センター(富田林寺内町)にて特別展示しています。

特別展示にあたっては、古式銃鑑定士で堺鉄砲研究会主宰の澤田平氏のご協力を頂き、鉄砲伝来期の銃から最新式洋式銃の「ゲベール銃」まで、鉄砲の歴史的な移り変わりが一目でわかるような内容になっています。富田林寺内町の歴史的町並み散策の際には、ぜひ特別展にもお立ち寄りになってみてください。

場所 富田林市立寺内町センター1階展示室
   富田林市富田林町15番4号(重要文化財旧杉山家住宅南側)
期間 平成27年(2015年)4月30日(木)まで。午前10時~午後5時 月曜日は休館
入場料 無料 
問い合わせ 大阪府富田林市文化財課 0721-25-1000(内線501)
 
寺内町センター
 
富田林市立中央公民館

また、特別展との連携事業として、富田林市立中央公民館講座として『ゲベール銃と天誅組』が開催されます。

日時 第1回 平成27年(2015年)2月26日(木)午後7時~8時30分
   「幕末武器事情~西洋の最新兵器の流入が歴史に与えたもの~」

   第2回 平成27年(2015年)3月5日(木)午後7時~8時30分
   「ゲベール銃と天誅組~狭山藩よりゲベール銃の供与を受けた天誅組のその後の行動への影響を考える~」

場所 富田林市立中央公民館 2階ホール
   富田林市本町16-28 Tel. 0721-24-3333 Fax. 0721-26-1966
   近鉄長野線 富田林駅下車 南口改札から徒歩5分

定員 50名(事前の申込みが必要です)
問い合わせ 富田林市立中央公民館 0721-24-3333
寺内町の成立と歴史  歴史逸話
寺内町の成立と歴史 宗教自治都市
寺内町の成立と歴史 在郷町としての発展

寺内町の成立と歴史 繁栄と衰退
寺内町の成立と歴史 繁栄と衰退(昭和40・50年代の頃)
吉田松陰 仲村家に滞在 - 嘉永六年二月・三月
桜田門外の変と富田林の木綿問屋
大久保利通が杉山邸に来たこと
郡役所新築に対する葛原氏の意見書 明治十八年
富田林開発記念碑 興正寺別院
木沢与平氏の「年代記」
富田林駅前の「楠氏遺跡里程標」
浄谷寺の釣鐘
歴史的建造物(一覧)  建築様式
歴史的建造物一覧(寺院・町家)
歴史的建造物一覧(寺院・町家)(続き)
歴史的建造物一覧表(寺院・町家)
寺内町の建築様式
寺内町の建築様式(続き)
寺内町の町割(都市計画)・交通 歴史的町並み景観の保存・地域コミュニティー活性化
寺内町の町割(都市計画
東高野街道と石川の舟運
寺内町の入口(街道口)
歴史的町並み景観の保存
歴史的町並み景観の保存(続き)
寺内町の景観(保存・美化・調和)
富田林寺内町をまもりそだてる会
地域活性化への取り組み
 「カラー 歴史の町並」(文・那谷敏郎 写真・橋本治朗、淡交社刊、1975年初版)
既に絶版になっている書籍ですが、富田林市中央図書館の蔵書の中から見つけた1冊です。全国各地の歴史的町並みを著者が訪ねて書かれた紀行文で、富田林にも足を運んでおられます。富田林寺内町の歴史について、エッセー風にわかりやすい文章で記されており、小生のお気に入りです。出版社である淡交社編集部の事前許諾を頂戴しましたので、抜粋・引用の上、紹介させて頂きました。 (2012年9月10日、管理人)


Information

重要文化財・(旧)杉山家住宅

杉山家は富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代は造り酒屋として栄えました。現存する家屋は寺内町で最も古く、江戸時代中期の大規模商家の遺構です。明治時代の明星派女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)の生家でもあります。昭和58年(1983年)国の重要文化財に指定され、富田林市が維持・管理しています。

富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。西方寺の斜め向かいに位置し、重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。

ボランティア・ガイド


団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。

じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

 寺内町の町割(都市計画)
 城之門筋(日本の道百選)
 寺内町の入り口
 東高野街道
 重要文化財・(旧)杉山家住宅
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 歴史的町並み保存の歩み
 歴史的町並み景観の整備・保全
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 参考資料一覧

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