大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
1. Access
2. Map・散策モデルコース
3 .Information
1. 重要伝統的建造物群保存地区
2. 寺内町の成立と歴史
3. 歴史的建造物(お寺・町家)
1. 町家の内部見学
2. 立ち寄ってみたいお店
3. イベント情報
1. Profile
2. じないまち探訪記(管理人)
3. じないまち随想(管理人)
【Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan,Travelogues by Author - Series Vol. 35 Jinaimachi Seminar in English】 | |
きらめきファクトリー |
きらめきファクトリー(2階交流スペース) |
2016年2月20日(土曜日) 大阪地方は太平洋低気圧の発達で、朝からどんよりと雲が垂れ込め、8時過ぎから夜7時頃まで雨が降り続くあいにくのお天気になりました。 2016年「楽食楽まちじないまち」とびきり体験プログラム(案内チラシ) |
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きらめきファクトリー(2階交流スペース) |
きらめきファクトリー(2階交流スペース) |
午前中の会場は、近鉄富田林駅南口から徒歩2分にある「きらめきファクトリー(観光案内所)」2階イベントスペース。昨年5月に新しくオープンした地域観光案内施設です。ご参加者の自己紹介の後、先ずは、富田林寺内町の見所について、拙作ホームページ(英語版)と、事前にご用意しましたパワーポイントスライドを壁面に投影しながら御説明をしました。御参加者はいずれも機会があれば、外国人の方々を英語で寺内町に案内してみたいというご希望の方々ばかりで、熱心に話しに耳を傾けて頂きました。又、皆さんの御関心やご興味を都度お伺いしながら、ご参考になりそうな箇所について、本ホームページの英語訳ページの一部もご覧頂きました。 さらに、拙作ホームページのアクセスログの分析から、来訪者の方々はお店(飲食店、物販店)に関する情報への関心が一番高いことが裏付けられています。寺内町では、以前に比べてこだわりの飲食店が増えてきていますが、リピーターを呼べるこうしたお店が更に増えてゆくことが望まれます。 これからも増加が見込まれる外国人訪日旅行者に日本文化や歴史町の魅力をどのように伝えてゆけばいいのか、さらに外国人訪日旅行者の受入を進めて行く上でハード、ソフト両面からどのような工夫が必要なのか御参加者の御意見もお伺いしました。 歴史まち歩きツアー ガイド日本語版 (PDF) 歴史まち歩きツアー ガイド英語版 (PDF) |
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(旧)田中家住宅 |
(旧)田中家住宅・座敷(書院造り) |
昼食時間(自由行動)を挟んで、午後1時半からは、建物内部が一般公開されている国の登録文化財・(旧)田中家住宅(富田林駅から徒歩10分、富田林市が所有管理)に会場を移し、明治時代の町家の内部を実際に見学しながら、外国人旅行者がどのような事柄に関心を持ちそうか、どのような質問が出そうかなどを想定しながら参加者同士のワークショップ形式で進めてみました。 約1時間、床の間や違い棚を備えた書院造りの座敷の間にお座り頂き、明治25年に築造された当時の住宅と、現代の日本住宅との違いを具体的に比較しながら、西洋化した日本人のライフスタイルの変化についても考察してみることにしました。四つ間取りの間取りを始め、土間、みせ、襖、雪見障子、床の間(1枚板の床板)、違い棚、掛け軸、長押( |
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壁面の耐震補強工事 |
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箱階段 |
ご参加者全員での記念撮影(みせの間) |
ご案内の最後に、(旧)田中家住宅みせの間にて御参加者全員で記念撮影を行いました。幸いにも、雨足が激しくなる前に無事現地解散となりました。御参加の皆様、お疲れ様でした。 |
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マメトコナ |
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フレンチトースト |
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かぼちゃのスープ |
マフィンとかぼちゃのスープ |
本日のセミナー終了後には、(旧)田中家住宅近くの本町商店街にある老舗喫茶店「ナロード」で、次回企画に向けた事前打ち合わせを実施しました。次回は、第10回じないまち雛めぐりが開催されている2016年3月13日(日)に寺内町を歩きながら、英語でのモニターツアーを開催する予定です。普段はいずれも非公開になっている、旧万里春酒造の酒蔵内部のご見学と、仲村家住宅にてご昼食をお楽しみ頂ける特別なプログラムになっています。皆様の御参加をお待ちしています。(要事前予約) |
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老舗喫茶店「ナロード」 |
老舗喫茶店「ナロード」 |
じないまち探訪記 | |
じないまち随想 | |
ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人) |
(富田林市提供、禁無断転載)
富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
興正寺別院(富田林御坊)
真宗興正寺派、富田林・寺内町の成立と発展の中心となった寺院です。地元の人からは御坊さん(富田林御坊)として親しまれています。
応永年間(1394-1412年)に毛人谷(えびたに)御坊に草創。 永禄3年(1560年)に京都・興正寺第16世証秀上人が現在地に移建。
城之門筋に表門を開き、鐘楼・鼓楼を構え、本堂・客殿・庫裏などを配する。 表門は桃山調の高いもので、もと伏見城門のひとつが興正寺に寄与されたものをここに移建したと伝えられています。
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。
じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)