大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
【Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan,Travelogues by Author - Series Vol. 50 Summer holidays on August 10-11, 2017】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2017年8月10日(木)・11日(金・山の日)。 お盆休みに2日間でしたが、富田林寺内町を訪ねました。連日、気温35度を超える猛暑日が続いています。それでも汗を拭いながら、日傘を片手に蝉しぐれの町並み巡りを楽しむ来訪者の方々をちらほらとお見掛けしました。 2017年8月10日(木)午後には、近鉄長野線川西駅から歩いて10分ほどの錦織神社(にしこおりじんじゃ)に参拝しました。プロテニスプレイヤー・錦織圭選手の世界を舞台にした活躍のおかげで、(名前にあやかってか)錦織神社に参拝される方が増えている(⁇)と聞いています。富田林市の保存林に指定されている、鎮守の森の中に建てられた本殿は室町時代の建造物で、国の重要文化財に指定されています。 |
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錦織神社(富田林市) |
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錦織神社参道 |
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由緒ある錦織神社本殿に続く長い参道の入り口には、富田林市立川西小学校のレトロな校舎があります。こちらも国の有形登録文化財に指定されています。 |
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川西小学校 |
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じないまち交流館では2017年8月26日(土)に寺内町界隈一帯で予定されている夏の恒例イベント「第14回寺内町燈路」に向けた準備が進められています。プレ・イベント企画として、じないまち交流館の職員の方のアイディアでミニ・ワークショップが2017年7月21日(金)から2017年8月25日(金)日まで館内で随時開催されており、ミニLED付き行燈づくりを楽しめます。(じないまち交流館定休日を除く。) また、じないまち交流館では歴史的町並みを描いた切り絵作品(切り絵作家・近藤好幸さん作品)を絵葉書にして販売しています。(一枚50円)寺内町散策の想い出に、じないまち交流館からお友達や御家族に絵葉書をしたためてみませんか?じないまち交流館の前には、昭和のレトロな郵便ポストが設置されており、その場で絵葉書を投函することが出来ます。寺内町散策の記念として大切な方へのお便りをお送りください。 |
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じないまち交流館 |
第14回寺内町燈路 |
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切り絵作家・近藤好幸さん作品 |
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じないまち交流館から歩いて僅か3分。富山町の長屋の中に2017年7月に開店したばかりの「長屋カフェROSA」を訪ねて見ました。玄関は吊るし雛の飾りが風に揺れています。紺色の真新しい暖簾をくぐると、入り口からしばらくはゆったりと土間が続いています。土間にはカウンター席や広めのテーブル席が備えられています。内部は天井板を外して、上からは趣きのあるランプを吊るしています。屋根裏や建物の梁が直かに見られる開放感溢れる広々としたお洒落な空間が覗いています。通りに面したカウンター席の窓越しには、向かい側に建つ江戸時代の古い町家が眺められます。また、壁画の棚には和装小物を中心にハンディクラフト作品の展示即売がされています。色とりどりの作品に思わず目が引きつけられます。 |
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長屋カフェROSA |
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こちらのお店は朝7時から17時までオープンしています。毎朝、立ち寄られる常連客も既におられるとのこと。平日も日中に開いているお店は寺内町散策では欠かせない憩いのひと時を提供してくれます。寺内町散策の際には、是非気軽にお立ち寄りください。 (2017年8月12日、管理人@横浜) |
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じないまち散策MAP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お店のインフォメーション(Food, Beverage,Guest House, Accessary & Handycrafts, Massage) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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じないまち探訪記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
じないまち随想 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人) |
(富田林市提供、禁無断転載)
富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
興正寺別院(富田林御坊)
真宗興正寺派、富田林・寺内町の成立と発展の中心となった寺院です。地元の人からは御坊さん(富田林御坊)として親しまれています。
応永年間(1394-1412年)に毛人谷(えびたに)御坊に草創。 永禄3年(1560年)に京都・興正寺第16世証秀上人が現在地に移建。
城之門筋に表門を開き、鐘楼・鼓楼を構え、本堂・客殿・庫裏などを配する。 表門は桃山調の高いもので、もと伏見城門のひとつが興正寺に寄与されたものをここに移建したと伝えられています。
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。
じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)