オオタカ (タカ目タカ科)★★★(留鳥又は毎年定期的に見られる)

  雄の全長は約50cm,雌は57cmで,他のタカ目の鳥の多くと同様に,雌が大きい。
 成鳥の頭,背は暗灰色で,胸から腹には,細い横斑がある。眉斑も目立つ。幼鳥は,頭,背は褐色で,胸から腹にかけては,褐色の縦斑がある。  

  霞ヶ浦湖岸域にいる野鳥などを餌として生息しており,後背低地の水田やハス田などで狩りをしているシーンをしばしば見かける。湖岸域の周囲を囲む洪積台地で営巣しているものと思われる。


成鳥。おそらくレース鳩を捕食しているところ。平成22年2月 土浦市。


幼鳥。コサギを仕留めたところ。手前の脚もとにある白い固まりがコサギ。平成21年11月 かすみがうら市。


オオタカ成鳥が,コアオアシシギを襲っているところ。この直後,このオオタカはコアオアシシギを仕留め,別の場所に運び去った。平成24年11月 稲敷市。