ハジロカイツブリ (カイツブリ目カイツブリ科) ★★★(留鳥又は毎年定期的に見られる)

  体長約31cm。冬羽では,顔の上部から首の後ろ,背が淡灰色で,顔の下半分から喉,腹にかけて,白色部がある。夏羽では,全身が黒くなり,頬から黄色の飾りがねが出る。
  群れでいるときには,「ピー」と鳴き交わしていることがある。

 近年,霞ヶ浦(西浦)でも,冬期に,よく見かけるようになった。数十羽や数百羽の大群で現れる涸沼とは異なり,少数の群れ又は単独でいる。夏羽に換羽する前に飛去するので,霞ヶ浦湖岸で夏羽を見たことはない。 

冬羽。平成27年11月 かすみがうら市。


霞ヶ浦では,この程度の規模の群れが見られる。平成26年3月 かすみがうら市。


夏羽。霞ヶ浦で夏羽を見たことはない。平成27年5月 福島県松川浦。


テナガエビと思われるエビを捕捉したところ。平成25年11月 かすみがうら市。