タカブシギ(チドリ目シギ科) ★★★(留鳥又は毎年定期的に見られる)
「ピイピイ」と鳴くが,鳴くことは多くない。
平成24年度の改定により,環境省レッドデータで絶滅危惧UBに指定されたが,幸いなことに,霞ヶ浦流域では,越冬個体が毎シーズン見られますが,ここ数年は越冬個体が減少し,遭遇する確率が下がっているように思われます。
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平成28年2月 土浦市。成鳥冬羽。 |
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平成25年4月 土浦市。冬羽から夏羽へ換羽中。頸や胸,脇の斑が目立つようになってきた。 |
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平成28年5月 土浦市。更に夏羽に近いと思われる個体。 |
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平成21年8月 土浦市。上面の褐色味が強く,白斑も少ないことから,この個体は幼鳥と思われる。また,タカブシギの脚が意外と長いことが分かる。 |
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平成22年8月 土浦市。翼の下面は白で,黒いクサシギとの相違点。尾の先には斑紋があり,これがタカの尾に似ていることから,タカブシギの名が付いたという。 |
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平成20年9月 土浦市。飛来当初は,こうした群れを形成していることが多い。時間の経過に連れ,徐々に群れはばらける。 |