カンムリカイツブリ(カイツブリ目カイツブリ科)★★★(留鳥又は毎年定期的に見られる)ヶ浦湖岸域の野鳥
体長56cmで,日本のカイツブリ科では最大。体上面は褐色で,下面は白い。冬羽では顔は白いが,夏羽では,褐色の冠羽が伸びるとともに,頬に橙褐色の飾り羽が生じる。冬羽から夏羽に換羽が始まる時期,完了する時期は個体差が大きく,1月頃にほとんど換羽している個体がいれば,5月になってもほとんど冬羽のような個体もいる。
霞ヶ浦湖岸域では,鳴き声を聞いたことはない。
霞ヶ浦湖岸域では,主に冬鳥で11月頃には飛来し,5月頃までには飛去する。ただし,ときに夏を越す個体もいるほか,北浦の鉾田川河口部では,繁殖もしている。単独で居ることが多いが,ときに数百羽が狭い水域に集合していることがある。

成鳥夏羽。平成26年4月 かつみがうら市。

成鳥夏羽(左)と冬羽(右)。換羽の進み具合は,個体差が大きい。平成25年1月 かすみがうら市。

この個体は,ヨシの新芽が芽吹く5月になっても,冬羽のまま。平成28年5月 かすみがうら市。

若鳥。顔に幼鳥のときの模様の名残がある。平成27年11月 かすみがうら市。

カンムリカイツブリの家族。北浦の鉾田川河口部で繁殖している。平成22年7月 鉾田市。

雄によるディスプレイか。平成22年7月 鉾田市。

営巣中と思われるが,この巣は,余りに川の本流の中にあったためか,その後,放棄された。平成23年7月 鉾田市。

ときに,多いときで100羽超えの群れでいるときがある。平成28年12月 稲敷市。
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霞ヶ浦湖岸域では,鳴き声を聞いたことはない。

成鳥夏羽。平成26年4月 かつみがうら市。

成鳥夏羽(左)と冬羽(右)。換羽の進み具合は,個体差が大きい。平成25年1月 かすみがうら市。

この個体は,ヨシの新芽が芽吹く5月になっても,冬羽のまま。平成28年5月 かすみがうら市。

若鳥。顔に幼鳥のときの模様の名残がある。平成27年11月 かすみがうら市。

カンムリカイツブリの家族。北浦の鉾田川河口部で繁殖している。平成22年7月 鉾田市。

雄によるディスプレイか。平成22年7月 鉾田市。

営巣中と思われるが,この巣は,余りに川の本流の中にあったためか,その後,放棄された。平成23年7月 鉾田市。

ときに,多いときで100羽超えの群れでいるときがある。平成28年12月 稲敷市。
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