ユリカモメ (チドリ目カモメ科) ★★★(留鳥又は毎年定期的に見られる)


  成鳥夏羽では,首から上が黒く,雨覆が灰色。冬羽では,頭は白くなり,目の後ろに黒の斑が現れる。脚は,暗赤色。
  仲間との餌の取り合いなどのときなどに,「ギャー,ギャー」と騒々しい声で鳴く。




成鳥夏羽
 

  大きな群れを作って飛来。霞ヶ浦流域では,毎年,西浦中岸に7月下旬から8月上旬までの間に,第1陣が飛来します。7月下旬の飛来は,ネットで調べる限り,我が国でも最も早いものの一つと思われます。その後,沿岸の各所で姿を現すようになり,翌年5月のゴールデンウィーク頃に,最後まで残っていた個体が渡去します。
 7月下旬から8月上旬に飛来したときは,ほとんどの個体はまだ夏羽です。





平成23年7月 かすみがうら市

飛去前には,かなりの個体で夏羽の換羽が始まっています。平成27年5月 かすみがうら市