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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

じないまち随想22 重伝建地区拡大選定・重伝建選定21周年記念事業に寄せて

English【Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan, Essay series vol.22 by Author】

The commemoration symposium for the selection of the extended area of Jinaimachi historic district and the 21st anniversary of the selection of Jinaimachi historic district as a national preserved heritage site since 1997.
2018年(平成30年)1123日(金曜日・勤労感謝の日)午後に、江戸時代の商家の町家が多く残る富田林寺内町で、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)拡大選定及び重伝建地区選定21周年記念事業が開催されました。

(旧)万里春酒造の酒造蔵(石田家住宅)を会場に記念式典やシンポジウムが開催され、「富田林寺内町ボランティアガイドの会」からパネリストの一人として参加させて頂きました。 寺内町ボランティアガイドの活動について、これまでの実績や運営課題をお話しすると共に、富田林寺内町の今後の地域まちづくりの方向性について私見ですが、日頃感じていることを会場でもお伝えしました。

パネリストとして予め用意していました発表予定原稿(案)全文を「じないまち随想22」として掲載しました。(当日の会場では、時間の制約から予定原稿(案)の骨子のみをお話しています。) 
 
記念シンポジウムの様子
(旧)万里春酒造の酒造蔵(石田家住宅))
 
記念式典・シンポジウム会場
(旧)万里春酒造の酒造蔵(石田家住宅)
(お祝い)
本日は重伝建地区拡大選定、重伝建地区選定21周年記念事業開催おめでとうございます。 住民や行政、地域に関わっておられる全てのご関係者の方々のこれまでの御尽力に敬意を表します。  

(自己紹介)
地元寺内町に生まれ育ち、高校卒業まで実家に暮らしていました。現在は会社員で、東京に勤め、横浜に暮らしています。2002年から寺内町の地域情報発信サイト「富田林寺内町の探訪」を立ち上げました。2011年からは「富田林寺内町ボランティアガイドの会」のメンバーに加わり、帰省の折りに地域活動にも参加しています。
本日はこのような場所にお招き頂いてありがとうございました。高い席からお話しさせて頂き恐縮しています。  

(ボランティアガイドの会の活動)
富田林寺内町ボランティアガイドの会」は富田林寺内町の重伝建地区選定に合わせて、1997年(平成9年)11年に発足しました。こちらも21周年を迎えています。現在は会員数14名(男 7名 女7名)。発足以来、その活動には富田林市教育委員会文化財課やじないまち交流館職員の方々から大きなご支援を頂きながら、来訪者へのご案内をしています。訪日外国人向けに英語や韓国語でも対応しています。
 
富田林寺内町 重要伝統的建造物群保存地区
(富田林市教育委員会文化財課提供)
 
ボランティガイドの様子
ガイドの活動実績として、2017年度にガイド申込団体は合計132団体、ガイドご参加者人数は合計2,463名でした。ちなみに、前年の2016年度はそれぞれ105団体、1,757名でした。ガイド申込件数、ガイドご参加者の人数は年によって増えたり減ったり変動がありますが、年間で約2,000人をご案内しています。 ガイドご参加者は関西地域にお住まいの方がほとんどですが、岐阜県や岡山県、更には関東地方など遠方からもお越しになっています。建築工学や地域まちづくりを学ぶ大学生も毎年、訪問されています。近年では訪日外国人旅行者の増加に伴い、海外からのご来訪者も増えています。2018年度は韓国から既に4団体をご案内しています。

組織運営面では若手のガイド会員の人数を増やしていくことが課題になっています。また、会員募集の条件を緩和して、広く公募することも積年の検討課題になっています。
 
「賑わいと落ち着きのあるまちづくり」
 
昭和40年代当時の町並み景観
(富田林市教育委員会文化財課提供)
( 富田林寺内町のまちづくり基本理念)
「賑わいと落ち着きのあるまちづくり」- 先人の知恵が凝縮したまちづくりの基本理念だと認識しています。過度な商業化を追い求めず、節度と調和あるまちづくりを標榜してきました。時間がゆっくりと流れる富田林寺内町では、「スローライフ」や「癒しの空間」を求める自由なライフスタイルがぴったりと当てはまります。

基本理念である「賑わいと落ち着きのあるまちづくり」について、私は以下の通り理解しています。

①静かな住環境の確保と地域経済活性化の調和
②歴史遺産を維持・利活用したビジネスモデル(経済的付加価値)の創出
③地域イニシアチブ(自律性)

ボランティアガイドの際にも、ご来訪者の皆さまに必ずこのまちづくりコンセプトをお伝えしています。
ご来訪者の方々からは、「京都や奈良など代表的な日本の観光地は、町家の伝統的景観が商業化されているが、富田林寺内町は(商業化されていない)原風景のままの素朴な町の雰囲気が素晴らしい。」とその違いを高く評価して頂いています。

デジタルエコノミーがさらに進化して、あらゆる世の中の仕組みが一層の効率性や高速回転を求める21世紀社会にあって、「ゆったりとした時間が流れる富田林寺内町」は現代人のいわば「癒しの空間・時間」として極めて価値が高いと感じています。富田林寺内町が持っているこうした価値を地域社会がしっかりと再認識しておく必要があります。
 
立ち寄ってみたいお店
昭和の懐かしい喫茶店「ナロード」
 
立ち寄ってみたいお店
蔵のあるお庭を眺めながら、自家焙煎の珈琲を楽しめるカフェ「平蔵」(紅梅蔵
(ご来訪者の視点で)
私は個人で富田林寺内町の探訪」という地域情報サイトを2002年から開設・運営しています。
webサイトのアクセスログを見ると、コンテンツの閲覧数では「立ち寄ってみたいお店」の情報が常時トップに来ています。ご来訪者からは、「富田林寺内町では平日に開いている飲食店が少なく、ゆっくりと時間を過ごせる場所がない。」との御意見を伺います。この辺りが改善されると、リピーターがかなり増えるものと思います。 
 
立ち寄ってみたいお店
長屋cafe Rosa
 
立ち寄ってみたいお店
陶工房 飛鳥
(地域情報発信を通じて)
富田林寺内町は全国区での認知度が低いことも課題です。
Webサイトの閲覧者は地元大阪府を中心に関西地域が大半を占めます。コンテンツの一部を英語でも情報発信しており、海外からのユニークユーザーのアクセス数は平均すると約34%ほどあります。地域観光振興に関わる関係機関やイベント主催団体等とのヨコ連携を強化して、積極的な地域情報発信が必要です。

最近では訪日外国人旅行者の人数が大きく増加しています。日本でも地域観光振興組織のあり方として、従来の自治体地域振興組織主導から、地域情報発信を含めた高いマネジメント能力を有する専門人材を配置する第三者機関型、欧米型のDestination Management Organization(DMO)を指向する議論が出始めています。

記念式典・シンポジウム会場
(旧)万里春酒造の酒造蔵(石田家住宅)) 
 
記念シンポジウムの様子
(旧)万里春酒造の酒造蔵(石田家住宅))
先週ですが、2018年(平成30年)1116日から18日の3日間、富田林寺内町の各所を会場に映画イベントが開催されました。最近は中国映画の撮影ロケ地にも選ばれていると聞いています。海外からもその存在が注目されて、面白い企画が話題性を高めています。こうした地道な努力がご来訪者を増やすことにも繋がっていくと思います。ご来訪者に地域アンバサダーをお引き受け頂くことも一案です。さらに事業を発展させて、フィルム・コミッション事業として映画の撮影場所を提供し、NHKの朝の連続テレビ小説や大河ドラマの撮影舞台にも積極的に名乗りを上げられたらと思います。

小説の題材や舞台として、山崎豊子さん の「花紋」(新潮文庫)は、明治の女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)をモデルにして執筆されたと云われており、その生家は(旧)杉山家住宅として、国の重要文化財に指定されています。また、乃南アサさんの「行きつ戻りつ」(新潮文庫)に収められている短編 「最後の嘘」では富田林寺内町の町並み風景が随所に描かれています。
   
(現状認識)
さて、富田林寺内町の現状についてですが、高齢者や独居老人が増えており、既に「限界集落」と化しています。
実家がある富山町(寺内町の中の町筋のひとつ)では、住民はほぼ60歳以上ということを伺いました。空き家の増加など地域コミュニティーが崩壊の危機にあると認識しています。日本の地域社会が抱える深刻な課題そのものであると感じています。

日本全国の地域社会は、深刻な少子高齢化の進行で地域間の生き残り競争の様相を呈しています。日本全国の重伝建地区(2018年(平成30年)8月現在、118地区)の中には今後、貴重な歴史的町並みの保存・維持が難しくなる地域が出てくる可能性が高いと見ています。急速な時代変化の中で、貴重な歴史遺産や伝統的な町並み景観を将来に亘って永く保存、維持することは、時代変化への対応そのものです。

日本全国の地域社会が抱える厳しい閉塞状況の中で、富田林寺内町は戦国時代から約460年間も続いており、我々の世代も貴重な歴史文化遺産をいわば機関車の動態保存のように次世代にも継承していかなければならないと考えています。富田林寺内町における地域社会の現実は、「限界集落化」と「歴史文化遺産の将来への継承」という厳しい二重の課題解決を背負っています。
 
訪日外国人(留学生)向け特別企画ガイドツアー
(2017年10月実施)

(撮影)富田林市観光協会岩城理恵子さん
 
(旧)万里春酒造の酒造蔵(石田家住宅)を会場に映画イベントが開催されました(2017年11月)
(課題解決に向けて)
二重の地域課題解決に向けて、地域コミュニティー存続と歴史文化遺産継承の持続可能性のための「新たな仕組み作り」が必要です。従来の延長線上に、富田林寺内町の未来像は描けないと確信しています。

お金を使うだけの仕組みから、地域資源、文化資本を活用して地域社会でお金を生み出し、地域内でお金を回せる仕組みを自らの知恵で、新たに構築出来なければ、地域コミュニティーと歴史遺産の維持・世代間継承は難しい状況です。

戦国時代の富田林寺内町開発がそうであったように、外部から積極的に人材や資金を受け入れて、時代に合わせたまちづくり(事業開発)を進めていくことが重要です。「限界集落」で人が住まなくなるなら、いっそのこと発想転換して未来志向的な町づくり、つまりテクノロジーの実験場、テストベンチになることも一案です。若い世代を呼び込む仕組みにもなります。

突飛な発想と思われるかもしれませんが、例えば、「変な町」になってみてはどうでしょうか?ロボットを作って、「日本的なおもてなし」を目指します。ロボットと共生する町づくりです。

杜氏ロボットで地酒作りや寺内町ワイン工房を復活させる
接客ロボットで古民家民泊をする
介護ロボットで高齢者を介護する
ガイドロボットで町並みを散策を案内する
掃除ロボットが道路を清掃する
ロボットだけが接客する無人・キャッシュレス決済店舗を増やす。

人手不足が極めて深刻な状況ですので、労働集約型から限界費用をゼロにするようなエコシステムを構築する近未来社会を志向してみませんか?
 
日本の道百選「城之門筋」の景観
 
国の重要文化財「興正寺別院

富田林寺内町開発の原点になった真宗興正寺派のお寺です。本堂の大規模解体修理が計画されています。
(古民家の所有者としての視点)
私自身は江戸時代から6代続く旧家(古民家)の出身者です。私有財産ながら取り壊せない、外観原形保存が求められる、さらに家屋の修理改修費用や空き家の維持費の捻出では、(公的支援があるものの)個人での経済的負担の限界を感じています。地球温暖化による自然災害の激甚化 大型台風襲来の被害は頻発し、復旧費用も増大しています。

既に一部の大型町家の空き家化が始まっています。これからも大型町家の空き家化が進むことを懸念しています。古民家(伝統的建造物・文化財)の個別維持管理が難しくなりつつあります。ふるさと納税制度と連携できるプログラムの開発や、町家の利活用を一層推進することが必要です。第三者機関への信託共同管理のようなやり方も検討しなければならないと感じています。

(結び)
「不易流行」という言葉がありますが、時代の変化の中で変えないことと変えることを見極めながら、変化への対応に躊躇しないことが大切だと考えています。「町並みは美しくなった。そして誰もいなくなった」とならないために。御清聴ありがとうございました。(了)
 
記念式典・シンポジウム会場
(旧)万里春酒造の酒造蔵(石田家住宅)
 
富田林寺内町の景観から
(写真撮影)富田林在住30年のドイツ人女性・Chirsta Mariaさん
(あとがき)
この掲載原稿を纏めている最中、2018年(平成30年)1124日(土)未明にパリで開催された博覧会国際事務局(BIE)総会で2025年大阪万博招致が決定したとのニュース速報が飛び込んで来ました。1970年(昭和45年)高度経済成長時代に開催された大阪万博から55年ぶりに再び大阪で万博が開催されることになりました。関西人としては、これを契機に経済的な地盤沈下が進む大阪・関西の地域経済が反転、浮揚することを願うばかりです。

富田林寺内町にも、ぜひ国内外から多くに方々に足をお運び願えたらと思います。富田林は訪日外国人旅行者の受け入れ体制がほとんど手付かずの状況です。この機会にDMOのようなソフト面での受け入れ体制が整備されることを期待しています。

富田林寺内町ボランティガイドの会」奥谷直也 (2018年(平成30年)11月25日掲載) 
【参考情報】

重要伝統的建造物群保存地区拡大について」
富田林市教育委員会文化財課伝統的建造物係長 森口大士氏

ダウンロード 重要伝統的建造物群保存地区拡大選定記念事業プレゼンテーション(スライド制作:富田林市教育委員会文化財課 (PDF))
(注)富田林市教育委員会文化財課のご許可を得て掲載しています。

「『興正寺別院』の現状とこれから」
公益財団法人 文化財建造物保存技術協会 丸石暢彦氏

ダウンロード 国の重要文化財・興正寺別院本堂解体修理事業プレゼンテーション(スライド制作:文化財建造物保存技術協会大阪監理事務所 (PDF))
(注)興正寺別院及び文化財建造物保存技術協会大阪監理事務所のご許可を得て掲載しています。
お店のインフォメーション(Food, Beverage,Guest House, Accessary & Handycrafts, Massage) 
 
 
Accessary & Handycrafts, Massage Food, Beverage Guest House
1 芦田書店 2 町家カフェ 栞 3 マメトコナ 
4 柏屋葛城堂  5 絵の工房 寺内町がれりあ 6 Un Village 
7  香夢庵 8  喫茶ナロード 9 じないまちclassico 
10 パン工房 泰  11 八町茶屋  12 寺内町きっちんあい 
13 ヤングハート  14 紅梅蔵平蔵今昔の玉手箱 15 Buple
16 蔵ギャラリー くすのき  17  たびもぐらカフェ 18  ポクー・レコード
19 緑の小道  20 Laidback Cafe  21 木くま館箱田商店COCOギャラリー
22 中林寝装店 23 ご婦人の宿 泊や 24 Yim Yeem 
25 峯風庵 26 23番地。 27 mane-ten-cafe
28 kinogu 29 VitaRomantica 30 陶工房 飛鳥
31 あーと馬の目  32 oasi 33 日和
 1 きらめきファクトリー  2 じないまち交流館  3 寺内町センター
 4 じないまち展望広場  5 重要文化財(旧)杉山家住宅  6 登録文化財(旧)田中家住宅
 1 重要文化財 興正寺別院  2 妙慶寺  3 浄谷寺
 4 薬師堂  5 富栄戎神社  6 北口地蔵
 7 本町地蔵  8 西口地蔵
地域活性化への取り組み
LLPまちかつ ~富田林寺内町の古民家で、新しくお店の出店をお考えの方に~
じないまち探訪記
じないまち随想
 ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人)

Information


富田林寺内町
(城之門筋)
(富田林市提供、禁無断転載)

歴史(略年譜)
1560年 富田林寺内町の誕生
    (興正寺別院開基) 
1574年 浄谷寺、富田林移転
1582年 本能寺の変
1580年 豊臣秀吉 天下統一
1600年 関ヶ原の戦い

1608年 妙慶寺開基
1615年 江戸幕府の天領
1638年 興正寺別院本堂再建
1644年 杉山家住宅建造
1688年 51業種149店舗が商売

1720年頃 妙慶寺本堂再建
1751年 防火用心石碑
1753年 木口家住宅建造
1775年 町割が六筋八町に
1782年 仲村家住宅建造

1830年 浄谷寺本堂再建
1853年 
吉田松陰仲村家に逗留
1854年 
(南)葛原家三階蔵建築
1868年 明治元年
1875年 
大久保利通 杉山家訪問
1883年 警察署、
郡役所富田林へ
1898年 河陽鉄道富田林開通


1923年 大阪鉄道があべの橋開通
1926年 金剛自動車運行

1947年 農地改革
1957年 府教育委員会 町家調査
1983年 旧杉山家住宅 重文指定
1986年 城之門筋 日本の道百選
1990年 仲村家住宅 府文化財
1997年 重要伝統的建造物群保存地区選定

2007年 美しい日本の歴史的風土     百選
2009年 都市景観大賞「美しいま     ちなみ優秀賞」受賞
2014年 興正寺別院 重文指定
2018年 関西まちづくり賞受賞
2018年 重要伝統的建造物群保存地区・西側に選定地区拡大

重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。

寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。

また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。

富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

 立ち寄ってみたいお店
 寺内町の見どころガイド (1/2)
 寺内町の見どころガイド (2/2)
 寺内町の町割(都市計画)
 城之門筋(日本の道百選)
 寺内町の入り口
 東高野街道
 重要文化財・興正寺別院
 重要文化財・(旧)杉山家住宅
 寺内町の建築様式
 歴史的建造物一覧(寺院・町家)
 歴史的町並み保存の歩み
 歴史的町並み景観の整備・保全
 歴史逸話
 明星派女流歌人・石上露子
 寺内町せんべい
 Art Gallery
 Books(寺内町関連の書籍)
じないまち瓦版(富田林寺内町をまもりそだてる会会報)
 じないまちボランティアガイド
 地域活性化への取り組み
 じないまち探訪記(管理人)
 じないまち随想(管理人)
 参考資料一覧
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