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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

News 2020


Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan - News 2020
 
2020年12月13日
【イベント情報】2021年第13回新春・初鍋めぐり
例年1月第2土曜日に開催しておりました寺内町恒例の秋の風物詩「第13回新春・初鍋めぐりは、新型コロナウイルス感染拡大により、2021年は開催中止を決定しました。
 
 
2020年9月12日
【御寄附のお願い】中井家住宅復元(富田林町集会所建設事業)
富田林寺内町は大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区に国が選定。その中の城之門筋は、日本の道100選に選定され、国指定の重要文化財「興正寺別院」もあります。その南端に位置する伝統的建造物であった中井家住宅が、2018年9月3日未明に火災で焼失しました。
そこで、地元関係団体が一致結束し、「中井家住宅を復元する会」を2019年.9月16日に設立し、中井家住宅富田林町集会所として復元する事業を取り組む運びとなりました。(認可地縁団体の富田林町連合会が、総事業費5,640万円として、富田林町集会所建設事業を実施します。)
 
中井家住宅(焼失前)
 
中井家住宅(富田林町集会所)復元図
市に補助金の交付申請もお願いしていますが、約3,000万円の寄附金が必要となり、地元では多くの方々に募金活動のご協力を頂いています。つきましては、皆様の募金会活動へのご理解・ご協力を得て、ご寄附頂きますようお願い致します。  (富田林町連合会)
 
2020年9月8日
【イベント情報】第14回後の雛まつり
例年10月第2土曜日に開催しておりました寺内町恒例の秋の風物詩「第14回後の雛まつりは、新型コロナウイルス感染拡大により、2020年は開催中止を決定しました。
 
 
2020年9月7日
富田林市オンライン出前講座「みんなで学ぼう富田林寺内町」
富田林市教育委員会文化財課が企画・制作・公開しましたYouTube動画富田林市オンライン出前講座「みんなで学ぼう富田林寺内町」をご紹介します。寺内町にお越しの際にはぜひご覧になってみてください。
 
富田林市オンライン出前講座「みんなで学ぼう富田林寺内町」
 
富田林市オンライン出前講座「みんなで学ぼう富田林寺内町」
 
2020年8月10日
【イベント開催中止】第17回寺内町燈路
江戸時代の町家が軒を連ねる富田林・寺内町。
大阪府下で唯一の国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているこの地区で、2004年から夏の風物詩として企画されている寺内町燈路。新型コロナウイルス感染拡大により、2020年は開催中止を決定しました。
(2020年8月10日掲載)
   
 
   
2020年5月2日
【イベント情報】第18回寺内町ろまん亭「笑福亭鉄瓶 落語会」
 
 日時 2020年5月31日(日) 第17回 14時開演(13時30分開場)

新型コロナウイルス感染拡大により、2020年は開催中止を決定しました。次回は2020年10月18日(日)に開催予定です。今回ご予約いただいた皆様を優先で受付をさせていただきます。空き数も若干有りますので、再度募集致します。
 会場 富田林寺内町 大正絽漫・箱田商店小田家住宅・壱里山町
大阪府富田林市富田林町24-4(城之門筋北東)
 出演者 笑福亭鉄瓶(しょうふくてい てっぺい)ほか
平成13年笑福亭鶴瓶師匠の 12番弟子として入門。平成25年度「なにわ芸術祭」落語部門新人賞受賞。平成28年度第71回文化庁芸術祭 新人賞受賞。
チケット販売場所 富田林寺内町「大正絽漫・箱田商店」で販売しています。(定員各回先着 70名)
前売・予約: 1,200円(当日券 1,500円)
全席椅子席又は座椅子席(先着順)
主催・お問い合わせ先 寺内町ろまん亭落語実行委員会 (電話):0721-51-4411
 日時 2020年10月18日(日) 第18回 14時開演(13時30分開場)
 会場 富田林寺内町 大正絽漫・箱田商店小田家住宅・壱里山町
大阪府富田林市富田林町24-4(城之門筋北東)
 出演者 笑福亭鉄瓶(しょうふくてい てっぺい)ほか
平成13年笑福亭鶴瓶師匠の 12番弟子として入門。平成25年度「なにわ芸術祭」落語部門新人賞受賞。平成28年度第71回文化庁芸術祭 新人賞受賞。
チケット販売場所 富田林寺内町「大正絽漫・箱田商店」で販売しています。(定員各回先着 70名)
前売・予約: 1,200円(当日券 1,500円)
全席椅子席又は座椅子席(先着順)
主催・お問い合わせ先 寺内町ろまん亭落語実行委員会 (電話):0721-51-4411
2020年4月5日
【更新情報】富田林寺内町をまもりそだてる会の会員向け情報誌「じないまち瓦版」第74号・第75号が発行されました。ぜひご覧ください 。
ダウンロード じないまち瓦版第75号(表) (2020年3月25日発行)
ダウンロード じないまち瓦版第75号(裏) (2020年3月25日発行)
冬の寺内町名物 新春・初鍋めぐり(2020年1月12日)
まもり・そだてる会 活動報告 ・交流館だより
第13回じないまち交流館来館者アンケート
ダウンロード じないまち瓦版第74号(表) (2019年11月25日発行)
ダウンロード じないまち瓦版第74号(裏) (2019年11月25日発行)
寺内町燈路・星空コンサート開催(2019年8月24日)
まもり・そだてる会 活動報告 ・交流館だより
富田林寺内町(富田林町)の人口調査
2020年2月21日
【イベント情報】近藤好幸氏の世界 富田林寺内町きりえ作品展
「大阪の寺内町」をテーマに創作されている、きりえ作家、近藤好幸氏。32年間、富田林寺内町を描かれており、作品数は50をこえています。その独特の視点で描かれた「きりえ」の原画や、カレンダー、絵はがきに使用されたものなど多数展示されています。(入場無料)
期間:2020年2月18日~2月24日午前10時~午後8時 
会場:観光交流施設きらめきファクトリー2階
   
2020年2月20日
【イベント情報】「第14回じないまち雛めぐり
新型コロナウイルス感染拡大により、2020年は開催中止を決定しました。
2020年3月14日(土)~3月15日(日)の期間中、寺内町界隈で春の恒例イベント「第14回じないまち雛めぐり」が開催されます。住民、商店会、まちづくり団体、店舗など多くの地域の関係者のご協力により、春の訪れを感じさせる趣のある賑やかなイベントが企画されています。(主催:じないまち四季物語実行委員会、共催:一般社団法人富田林じないまち文化トラスト、後援:大阪府、富田林市、近畿日本鉄道株式会社)

Information


(富田林市提供、禁無断転載)

歴史(略年譜)
1560年 富田林寺内町の誕生
    (興正寺別院開基) 
1574年 浄谷寺、富田林移転
1582年 本能寺の変
1580年 豊臣秀吉 天下統一
1600年 関ヶ原の戦い

1608年 妙慶寺開基
1615年 江戸幕府の天領
1638年 興正寺別院本堂再建
1644年 杉山家住宅建造
1688年 51業種149店舗が商売

1720年頃 妙慶寺本堂再建
1751年 防火用心石碑
1753年 木口家住宅建造
1775年 町割が六筋八町に
1782年 仲村家住宅建造

1830年 浄谷寺本堂再建
1853年 吉田松陰仲村家に逗留
1854年 (南)葛原家三階蔵建築
1868年 明治元年
1875年 大久保利通 杉山家訪問
1883年 警察署、郡役所富田林へ
1898年 河陽鉄道富田林開通

1923年 大阪鉄道があべの橋開通
1926年 金剛自動車運行

1947年 農地改革
1957年 府教育委員会 町家調査
1983年 旧杉山家住宅 重文指定
1986年 城之門筋 日本の道百選
1990年 仲村家住宅 府文化財
1997年 重要伝統的建造物群保存地区選定

2007年 美しい日本の歴史的風土     百選
2009年 都市景観大賞「美しいま     ちなみ優秀賞」受賞
2014年 興正寺別院 重文指定
2018年 関西まちづくり賞受賞
2018年 重要伝統的建造物群保存地区・西側に選定地区拡大

重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。

寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。

また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。

富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。

重要文化財・(旧)杉山家住宅
杉山家は富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代は造り酒屋として栄えました。現存する家屋は寺内町で最も古く、江戸時代中期の大規模商家の遺構です。明治時代の明星派女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)の生家でもあります。昭和58年(1983年)国の重要文化財に指定され、富田林市が維持・管理しています。


(南)葛原家住宅・三階蔵

酒造業で栄えた商家。三階蔵は日本に少ない貴重なもので、寺内町のランドマーク的存在。各層に庇を廻し本瓦葺き。妻を表に向けて白壁を際立たせている。年貢米を入れる蔵であった。1854年建築

ボランティア・ガイド



団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

 立ち寄ってみたいお店
 寺内町の見どころガイド (1/2)
 寺内町の見どころガイド (2/2)
 寺内町の町割(都市計画)
 城之門筋(日本の道百選)
 壱里山町
 富山町(とみやまちょう)
 北会所町
 南会所町
 堺町(堺筋)
 御坊町
 林町
 寺内町の入り口
 東高野街道
 重要文化財・興正寺別院
 重要文化財・(旧)杉山家住宅
 寺内町の建築様式
 屋根・屋根瓦
 虫籠窓
 格子窓
 土蔵
 煙だしの越屋根
 鐘馗さん(魔除けの瓦人形)
 袖うだつ
 歴史的建造物一覧(寺院・町家)
 歴史的町並み保存の歩み
 歴史的町並み景観の整備・保全
 歴史逸話
 明星派女流歌人・石上露子
 寺内町せんべい
 Art Gallery
 Books(寺内町関連の書籍)
じないまち瓦版(富田林寺内町をまもりそだてる会会報)
 じないまちボランティアガイド
 地域活性化への取り組み
 じないまち探訪記(管理人)
 じないまち随想(管理人)
 参考資料一覧
 Link

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