あの頃ぼくらはアホでした
東野圭吾が自分自身?の昔を振り返っている作品です。 この作品は短編形式で中学時代、高校時代、大学時代のエピソードを物語ってます。
青春まっただ中、金が無い、格好つけたい…そんな当時の懐かしい哀愁エピソードです。
あらすじ
- フダ付きの学校だった中学時代。球技大会やビートルズのエピソード。
- ウルトラマンモノに夢中だった少年時代(かなりオタク…)
- 金のなかった高校時代
- 推理小説に興味を持ったいきさつ
- スキーに夢中になったあの頃
- 高校時代の文化祭にて
- 大学時代のアーチェリー部にて
- 理系人間とは
- 就職活動の思い出
男なら共感。少し、というかだいぶ大人になった人たちが読むと 妙に懐かしく感じるのではないでしょうか。 中学時代というとなぜか印象に残ってる思い出が多々あり、 頭の中の映像もバシバシと出てきます。
東野さんは1958年生まれ。時代は少々先輩ですが、 描かれてるエピソードというのは全世代の男共通。 昭和のニオイがぷんぷんするという感想も多く見られますが、 古き良き時代を懐かしむ…そんな感想も共通して見られます。
ちょっぴりおふざけ系の作品ですが、評価は星4つ5つが多いです。
アホだけど面白い、そして大阪という土地柄感想がよく読めます。