不定期日記 2007

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   5/29(火)  某所の感想で良さそうだった「学園カゲキ!」(山川進)を購入&読了。  何だか惜しい作品。  読み手によって違う気がする。受け止め方の。  主人公と舞台の構造が同じ骨格の作品は他にも幾つもあるので、それを先 に知っているのと、初めて触れるのとで違いが大きいだろう。  そうなってからさらに一ひねりあると思ったので、軽く肩透かしだった。  伏線とかははってあるし、うまくまとめているように思えるのだけど。  先輩キャラとか、ちょっと出ただけなのが残念に思う。  学園設定同じで別主人公とかで話は作れそうだけど。    車の中で深夜の馬鹿力の録音を聞いていたが、「火種を投げ込め」のコー ナーに「裏伊藤家の食卓」の「大発見!」と同じ匂いを感じた。
   5/28(月)  ガガガ文庫の裏の目玉「人類は衰退しました」(田中ロミオ)読了。  表の目玉は、ハヤテのごとくのノベライズだと思うが、あまり目玉になっ ていないように思える。  タイトルからは想像できない、お話だった。  妖精と少女とお爺さんとお菓子とおもらし。  とりあえず「MOTHER2」ファンは読むべきだと思った。  初めてなのに、懐かしい。  続きは書いて欲しいな。いろいろと黒くて怖いものが染み出してきそうに 思えるし。  
   5/27(日)  たまに行くジェラートの店のポイントカードがアイス1個分貯まっていて 期限が今月中の為、出掛けた。  今まで食べた記憶の無いチョコチップを選択。  まだ有効期限が残っているからカード返しますかと問われたが、一年間で ようやく十個スタンプを押されたものが、残り四日間で同数貯まるとはとて も思えない。  チョコチップはけっこう美味しかった。意外だ。  最後でつまっていた「押忍! 闘え! 応援団」の田中クリア。  序盤でついていけなかったのだが、ふと壁を越えたように突付けるように なった。多分もう一回やったとしても、クリアできないまでもそこそこは行 く筈。続編がそれなりに売れているようで妙に嬉しい。良いゲームだと思う のだが、あまり売れなかったからなあ。
   5/26(土)  メロンブックスで「初犬2」(犬)購入。  特典で着せ替えカバーを貰ったのだが、正直、どうすればいいのかわから ない。最近、あちこちで見かけるけど、貰って嬉しいのか疑問。  二冊あれば、片方は違うカバーになるけど、一冊だと本来のカバーが使わ れなくなるし。気分で変えるのか。  今売っている雑誌の掲載分まで既に載っているのはどうかと思った。前の 回までで、続きは今売っている雑誌を読めと繋げるのが正しい気がする。  まだ、前作に取り掛かったばかりなのだが、「おさわり探偵 小沢里奈 シ ーズン2 1/2」を保護。  出回りが少なそうだし、かなり感触は良かったので買っておいて損はない だろう。  
   5/25(金)  らっきー☆ちゃんねるで次回よりテコ入れありそうでやや不安。  二人でだらだらやってる空間が良いのに。  
   5/24(木)  刃牙、懐かしの剛体術云々より先に、あれは寂海王の護身開眼の姿が浮か ぶと思った。あのまま、回転して攻撃に移るのだろうか、オリバは。  ハチワンダイバー、二コ神さんが凄かった。正確には前回が凄かったのだ が。次なる展開が楽しみ。    二、三日前から読み始めた「『ギロチン城』殺人事件」(北山猛邦)を読 了。非常に普通のミステリーだったのでむしろ驚いた。冒頭の物語とか、探 偵役の描写とかで、変な方向に行くのだろうなと思っていたら、ある意味オ ーソドックスな筋立てとラストだった。登場人物と舞台設定とか首を傾げた くなる部分もあるけど、酷い逸脱はしていない。トリックもなるほどと思わ せてくれた。  何故に四作目にして普通になったのだろう。  途中出て来る剣の逸話は少しニヤリとさせられた。  
   5/23(水)  車に乗ってるのが長かった一日。  妙に疲れていたのか、帰ってきて少しぐたぐたやっていて、そのまま眠り についてしまった。
   5/22(火)  昼に食べたランチセットの添え物的な鳥の唐揚を食べて、珍しい食感に驚 いた。肉なのか衣なのか油なのか、ジューシーかつ軽やか。こんなのは初め てだった。日本の鳥の唐揚とザーツーチーって、根っこは同じでも違うもの だと思うが、それともまた違う枝葉。中華料理恐るべし。  確か数年前にぶらりと入ってあまり感動を覚えなかった店だった筈。地元 近郊の方のBlogで評価高かったので来てみたが正解だった。今度は鳥唐主体 のメニューを試してみよう。  オーディンスフィア、変なところでセーブして如何ともしがたい状態の為 一度ホームに戻ってみた。なるほど「強くて再ゲーム」になるのだな。  少し整備の充実もはかっておこう。
   5/21(月)  昼に外で食べる用事が出来て、鉄板皿が凄い音を立てるデミグラハンバー グのセットを食べた。味は良かった。付け合せのパスタがカリカリになる感 触も良い。  満足して伝票を手にレジに行って支払いをしたが、どうも請求額がおかし い気がして、テーブルのメニューを取って金額を確認。やはり違っている。  理論武装してレジへ取って返して、間違っていた旨を説明すると、特に問 題もなく店員は納得して差額の百円を差し出してくれた。それで問題解決な りだが、帰り際に「わざわざ、すみません」という詫びの言葉を送られ、そ れは何か違うだろうと思った。不利益を被っていたのはこちらだ。こっちが 釣銭が多いから返した場合でもないと変だろう。  深夜の馬鹿力始まる数分前に眠りに付いた模様。  そんなに眠くなかったんだがなあ。
   5/20(日)  かにしの分校ルートをちまちまと。  相互補完的なシナリオを進めていて、必然的に同じシーンをもう一度見た り、違う視点から再体験する訳だが、さりげない布石とか伏線に満ち満ちて いて驚かされる。巧い。感動的なストーリー展開とか、唸らせる台詞の応酬 とかよりも、こういう細かい部分の神経の届きぶりの方が、妙に評価したく なる。ドラクエとかが好きなのも、そういう点が大きい。    
   5/19(土)  昼頃に出掛けたら、ぽつぽつと水滴が落ち始め、ほどなく凄い降りに。  これじゃあ傘差しても外もおちおち歩けないなと、行き先変更。  とりあえず昼飯でも食べようかと、車を走らせ、前から行こうと思ってい て縁のなかった店に行ってみた。車から降りて濡れながら店内に飛び込み、 蕎麦とフライ2種の定食を注文。  妙に蕎麦がうまくなかった。湯掻きが足りないのか、何だろう。  ちょこちょこと豆腐だの、蕨の小皿だのが付いている割に安かったが、あ まり次も行こうとは思わなかった。こういう場合、頼んだものが悪かったと いうケースもあるのだろうけど。   何となくアイアンリーガーを何話か鑑賞。没頭。  何でこんなに熱いのだろう。    買って来た「クィンテット!」1巻(越後屋鉄舟)を読んだ。  前作の「花守」は、いろいろと粗もあったけど、良い作品だった。きっぱ りと話を終わらせたのも好感のひとつだったので、いきなり続き物が次作に なっているのに、ちょっと意表を突かれた。  あとがきで否定しているが、基本的には帯やら作品紹介から連想するよう な同居系ハーレム作品で間違ってないと思う。いちどに何人も登場させたの で、まだはっきりと全員のキャラ分けはされていないが、面白いは面白かっ た。「花守」との学園生活描写とか思い起こすと、それほど強烈な違和感は なかった。日常ドタバタで終わらないのだろうなあとは思うし。  とりあえず紹介導入編で続巻への期待をさせるという点では充分及第点だ と思う。ただ、一巻とした場合、まとまりや構成には欠ける。試験関係のイ ベントは次回しで、義妹話で締めるほうがまとまり良かったと思う。  それはそれとして、生徒会長。ステロタイプっちゃステロタイプだが、そ れ故の反転時が予測されて、楽しみ。 
   5/18(金)  とりあえず、PS2の修理費用を確認。  結構、高いな。  下手にレンズ回り交換となったら、少し足して新品買ったほうが良いと思 わせるレベル。  何とかならぬかと幾つかサイト回って、自己責任の範疇で分解修理する手 段へと到った。  ドライバーでネジを数本外して、これを剥がしたらもう修理を受け付けな いと警告しているシールの封印解除。  特に異常は見えず、綿棒でふたつのレンズを拭いて、またカバーを被せた。  電源回りとかのコードをセットし、「オーデンスフィア」トライ。  エラー。  この時点で今度は分解ドライバーもかくやと言うほどバラしてしまおうか と思ったが、DVD入れ直したり、源落として入れたりと何度かトライ。  で、何回目かに画面が変わって、猫と幼女と床に落ちた本が登場。  おお、直った。  ゲームは、記憶の中で神格化されているグラドリエル王女の冒険譚と比べ るとやや違和感があるが、なかなか。基本は逃げつつ攻撃なのか。  
   5/17(木)  セガサターンと言えばいろいろと名作佳作は満ち満ちているが、「プリン セスクラウン」が出ただけでも存在意義があったと思う。  その血脈から現れた「オーデンスフィア」には、雑誌とかでの最初の速報 から期待していた。昨日にAmazonから発送メールも来て、仕事から帰ると少 し大きい配送品がちゃんと届いていた。すぐさま開封。  とりあえず夕飯を食べてから、珍しく間髪いれずにゲーム開始すべく、PS2 を掘り出して電源オン。ずいぶんと久々。少なくとも半年は動かした記憶が ない。中にはディスガイア2のDISKが入っていた。  オーデンスフィアのDISKをセット。  読み込みでしばし待ち、エラー。  リセットしたり、電源を切って再起動したり、縦置きにしたり横置きにし たり、斜めにしたりで、何度も繰り返す。  が、ダメ。如何にしても読み込みをしなかった。  試しに、傍にあった「ガンダムDX」をトレイに乗せると、あっさり起動。  何だこのゲーム開始までの長さはと思いつつ、ジムをちょっと動かしてか ら、もう数回トライ。  ダメだった。  前にも「ゴッド・オブ・ウォー」が同じで、ただしあちらは三十回ほどや り直したらどうにか動いて大蛇と死闘を繰り広げたりしたが、こっちはどう 足掻いてもダメ。仕方なく諦めた。  今更新しいの買うのも嫌だが、ヤマダポイントは只で買える位溜まってい たか。  
   5/16(水)  ちょっと車で遠出をするので、適当に古い深夜の馬鹿力のテープを持って 行って道々聞いていた。  たまごっちを集めるイベントの後、スタッフで大量に一週間子育てをして 生き残っている数が少ない者が罰ゲームというのをやってて、凄く懐かしい。  掛布雅之ミスタータイガース日本シリーズとか、今聞いても面白い。しか し掛布の真似をして出てくるのが、巨人の松井であり、阪神の新庄であり、 オリックスのイチローなのが隔世の思い。  それと「ダメ人間だもの」も久々聞いたが、やはりいいな。ネタも音楽も リアクションも。しみじみと良い。
   5/15(火)  1/3ほど読んでいた「太陽黒点」残りをまとめて読了。  凄く勿体無かった。  いっさいの情報なしで読みたかった。  確かにジャンル名を名乗る事すら拙いのかもしれない。  山田風太郎の特色で○○○作が云々とか、○○で○○させられるとか知らな ければなあ。「○○○○ー○○○○○○」のぐんにゃりとか、「○○○○理」 の如きゾクゾク感に浸れただろうに。どうしても、冒頭からの描写でのあれこ れに目が行ってしまうし。  話の中の理や材料からでなく、外骨格とストーリー構成で、こうだろうと割 り出しても面白さと吃驚を減少させるだけで実につまらない。ああ、勿体無い。  それはそれとして、前半と後半で視点というか主要人物が変わるのが、当然 ではあるし、フェアにやるためでもあるのだろうけど、ちょっと話の構造とし てはどうかなと思った。あれとかこれはどうなったのかというのが置き去りに なる面も出るから。ずっと視点が変わらないで書いても凄くなりそうに思える けど、やはり違うものになってしまうかな。  
   5/14(月)  らき☆すた第六話鑑賞。  イニDパロは置いておいて、姉妹の会話でえろすぎてどうしようかと思った。  えろと言うよりふぇち的というか、生々しすぎるというか。  ジャンプは「太臓もて王サーガ」が完結というか、学年が変わっていろいろ 新規にやり始めた途端に打ち切りと言うか。残念。  それだったら、あと何回か前に終わった方が綺麗だったと思うのだが。  また、ジャンプの必要価値が減少した。
   5/13(日)  付き合いで携帯ショップに行って、あれこれとFOMAの新しいのとか眺めてい たが、あらためて万能ぶりに少しだけ感銘を受けた。どこまで使うものかはな はだ疑問ではあるけど。  
   5/12(土)  注文していた「奇幻想の文学〈7〉幻影の領域」が到着。  遥か昔に星新一の「きまぐれ読書メモ」を読んで記憶していたアンソロジー。  昔探したこともあったのだが姿が見えず。  今になって何となく検索かけると、それなりの値段で家にいながらにして手 に入るのだから、凄い時代ではあるな。それと「きまぐれ読書メモ」も欲しい のだが、やや高い。買ってもいいけど、そうするといきなり文庫版がひょっこ りと出たりしそうだしな。  ゆっくりと読むとしよう。  ここしばらく、山田風太郎の「太陽黒点」が読みたくてしょうがなくなり、 あれこれと調べたり、本屋を確認したりしていた。新刊が普通にAmazonで買え ので通販でも良いのだが。今日見つからなければば発注しようと幾つか本屋を 回ると、あるところにはあるもので、光文社文庫の「山田風太郎ミステリー傑 作選」全巻揃いでずらりと並んでいるのを発見。とりあえず「太陽黒点」の載 っている「戦艦陸奥 戦争篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈5〉」を確保して しばし迷って「眼中の悪魔 本格篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈1〉」「十 三角関係 名探偵篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈2〉」も購入。「男性週期 律 セックス&ナンセンス篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈7〉」とかは順次 揃える事にしよう。  忍法帖はほぼ全て、開化ものもだいたいは読んでいるのだが、ミステリー関 係はほとんど未開拓だな。読みたいと思った頃には、そんなに手軽に読めない 環境だったし。  じっくりと読もう。  それにしても読むべき本ばかり溜まっていくな。  本屋で「男爵校長」(OYSTER)二巻購入。  全部読んでいるのだが、まとめて読むと面白いなあ。  どういう発想からこういうネタを出して絵としてまとめるのか見当もつかな い。こういう作品が、あっさりとコミックス二冊程度で終わるのが本当に惜し いと思う。  まあ、何も内容が変わらず、タイトルだけ変えて連載続いているけれど。  あとがきかと思って読んだら、全巻のコミックス発売ペーパー再録だったり するのはわざとだろうか。表紙カバーを取って出てきた、画風を変えた四コマ にちょっと受けた。  もうひとつの連載もの「光の大社員」の方はまだコミックスは無理かな。  
   5/11(金)  役満DS、ようやくチャンンジ対局上級をクリア。  スタッフロールが流れ、長い戦いが終わった、もうしばらく見たくもないと 思っていたら、新たにプロ級が出現。  もういい。続けて役満二回上がられたりとか、そういうのはもういい。  とりあえずスーチーパイ新作は買おう。
   5/10(木)  そろそろ出ているだろうと本屋に行くと「刀語 第五話 賊刀・鎧」(西尾維 新)が案の定平積みだったので購入。  それと「定食ニッポン」(今柊二)を見つけて購入。何故にちくま文庫でな いのだろうとは疑問に思ったが、まあ良い。出るの知らなかった本が出ている のは何か嬉しいな。まぼろしチャンネルは時折訪れているのだが。    もうすぐ折り返しの「刀語」は、今回はそこそこ。  新たなキャラと伏線とか出しているが、とてつもない驚愕点とかはなし。  前巻が凄すぎたのだが。  いや、ついに九州上陸で明かされた「ちぇりお」の羞恥ぶりは素晴らしかっ たな。あれは良いものだ。  しかし、これまでの流れを振り返ると、安定したレベルは保っているが、刀 を集めねばならないという切実な動機付けはないのだな、このお話。  集めないと誰かが死ぬとか、世界が滅ぶとか。集める目的はあるけど、あく まで手段だからなあ。じりじりとした焦燥感を煽るに至らない。  少なくとも、今のところはだが。  この手の話だと、獲得したものを取られたり、奪還したりが中盤からの肝に なったりもするし、先には期待。予想外に、確実に一冊一刀でゆるゆると続い て終わっても、それはそれでいいけど。    それと「いいなり!あいぶれーしょん」1巻(中嶋ちづな)購入。  初コミックスなので無いかなあと思ったら簡単に発見。角川だからか、作品 ゆえの力か。  連載最初の方は見逃していたのだが、第一回冒頭からこれか。  しかし、読んでいると心底思う。ぢたま某がもっとずっと前にこれを描いて いなくてはいけなったのではないかと。  まあ、「Kiss×sis」が素晴らしすぎるけど。    
   5/9(水)  買おうと思っていたDS「おさわり探偵 小沢里奈 ぐっどぷらいす」が先週 既に発売済みと知って、帰りにヤマダ電器に寄ったが影も形も見えず。入荷数 自体少ないのかもしれないが、ここでDSの廉価版ソフト見た試しがないな。  少し足を伸ばしてゲームショップに行って確保。  しばし積みになるかもしれないが、前に買い逃してそのまま全然見かけなか ったからなあ。  帰って夕食を食べて、ぐだぐだとPCを弄っているうちに眠くなり、そのまま 睡魔に屈した。昨日けっこう寝た筈なのだが。  
   5/8(火)  極道めし、新展開かと思ったら、特に変わった部分もなし。  安堵と言えば安堵。そもそも他の連中はそのままいる訳だな。  それにしても、俺も出所したらまず一目散に店に駆け込んでカツ丼を食べよ うと決意させる描写だった。  毎号連載にならんかなあ、これ。隔週なんだし。  帰って早々に眠くて寝てしまった。  連休疲れと言うより、眠りの週なのかとも思ったが、昨日は四時近くまで起 きていたな。そのせいか。
   5/7(月)  夜に、きしめん。  別に食べるのは初めてではないが、うどんとは違う食感が新鮮。  味というより、すする時の感触が良い。  監督交代と相成った「らき☆すた」を鑑賞。  いや、今回のはもともとの予定だから、正規の交代ではまだないのか。  何だか、露骨に絵に対する工数が削減されているような気がする。  これはこれでいいけど。   更新作業をしつつ、某ゲームに取り掛かっていて、そっちに没頭。  気がつくと深夜の馬鹿力も終わっている勢い。録音はしたが。  
   5/6(日)  連休最終日。  家でごろごろして過ごした。  化物語を読み返したり、ニコ動でガキの使いのトークを延々と見たり、ラジ オのらっきー☆ちゃんねるを何回分か聴いたり。  かなり面白いな、これ。
   5/5(土)  いらない本段ボール二箱分ほどをブックオフへ。  そこそこの値段に。    カレーを食べたが、最初には凄く甘みが強く、食べてから辛味がくるタイプ は今ひとつ好みに外れると認識した。辛いなら最初から辛いほうが良い。  メロンブックスで猫バス停他のゼロの使い魔本を見かけて立ち竦んだ。  名古屋にて中古で購入済みだったから。後で聞いたらイベント前に既に虎と かでは予告あったらしい。情報弱者な方が悪いとは思うのだが。  まあ、本自体は素晴らしかった。やっぱりこっち方面で頑張って欲しい人で はあるなあ。オリジナルだとどうなのかというのはあるけど。
   5/4(金)  何故か名古屋のブックオフで購入した「カーニバル 一輪の花」(清涼院流 水)を読んだ。もういいやと思っていたのだが。  相変わらず読みにくさはなく、やりとりなども読ませてくれる。  犯罪オリンピックというネーミングの勝利だろう。見た瞬間何とも言えない げんなり感が生じて、後はどうでも良くなった。  ラストには、どうなるんだという盛り上がりより、ふーんと感じた。  袋とじの中の自小説解説はありがたかった。「コズミック」「ジョーカー」 の文庫版の構造がようやく理解できた。「ふうん」  もう、これは合う合わないの領域だなと心底分かったので、後は道を違えよ う。問答無用でつまらない訳ではないのが始末に悪い。
   5/3(木)  二時頃か目覚めて、テレビをつけるとNOAHのDHC戦やってたので鑑賞。  新聞コピーのテレビ欄を見て、その後でチャンネル変更。  既に見た回ではあるのだが「らき☆すた」をわくわくと観た。  PCの小窓で観るのとはやはり違うな。  その後で「怪物王女」の後半を見て、なるほどと思い寝なおした。  外を見ると、さすがに暗くなっていた。良い雰囲気だ。  五時頃に目覚め、外を見て晴れと確認して寝なおし。  八時前に目覚め、本式に起きた。  顔を洗って着替えて、外へ。  喫茶店でモーニングを食べるというのが、今回の目的の一つ。  確かにそこら中に喫茶店あるなあと昨日から風土の違いを見て満足していた が、実際に体感してみないと。  ホテルの喫茶ルームがそうした施設になっていて外来者歓迎の所もあるが、喫茶店でなくてはと地下街をぶらぶらして入店。  紅茶を飲みつつ、ゆで卵を食べパンをおかわりして、しみじみとした満足感 を得た。パン自体はまあ只だしという可も不可も無しな感じだったが。  パン・ケーキ主体の喫茶店で、食べ物は固定でコーヒーおかわり自由な店も あったが、どちらが良いのだろうか。  まだ開いている店の少ない地下をぶらぶらと歩いてういろうをお土産に購入 して帰途についた。  ホテル戻って、風呂に入り、着替えて、帰り支度。  チェックアウトをして、再びメロンブックスとらしんばんに寄り、また荷物 を少し増やして駅へ。  切符を買おうとして、東京行き新幹線の指定席全滅の惨状に呆然とさせられ た。荷物持って自由席エリアで二時間近く立っているのも嫌だしなあと、しば し考え、泣く泣くグリーン席の券購入。せめてと左座席の窓際と指定。  とりあえず足は確保したので、また駅をうろうろとして、名古屋コーチンの 腿肉の燻製を購入、昼は久々に駅弁にしようと、あれこれ品定めをしてとり弁 当というのを購入。日本沈没の中にも登場した弁当だそうだ。小松左京作品に は不思議とほとんど縁がないのだが、日本SF界の巨人に経緯を表した。  途中、天むすも購入。持ち帰り用のきしめんも何となく買ってしまった。  新幹線ホームに移動し、缶ビールとペットボトルのお茶を購入。レジで前の 客というか店員のもたつきに少しやきもきとさせられつつも、乗車。  これで乗り遅れたら、憤死していたかもしれない。  席自体はゆったりとしていい感じだ。  すかさず新幹線パーサーがやって来るし。行きには男の乗務員だったのに、 これが自由席とグリーン車の違いか。富士山の見える時刻を教えて貰い、とり 尽くしの弁当に取り掛かる。そぼろの卵がやたらと細かく食べ難かったが、け っこう美味しい。たまには駅弁もいいなあと思いつつ、外を眺めた。  一時間ほど後に、富士の裾野が見えてきたのだが、高嶺は靄というか雲とい うか、姿が見えず。グリーン車代を返せと思った。  無事東京に到着、秋葉原に立ち寄るも、かなりの人出。  ラジオ会館の三階に向かい、疵物同人誌半額セールをやっていたので、しば し掘り出し物を探し続け、何冊か購入。  さらに虎とかまで歩いて行く気力はなく、そのまま帰途へ。  北千住で一時間ほど待ち時間が出来たので、少し東口から出てふらふらと散 策し、ついで西口へ。風通しが良い。しかし、線路境にしてまったく印象が違 うのが素敵だ。駅なんかは多かれ少なかれそういう構造になりやすいけど、や はり独特だなと思う。    しばし電車に揺られ、ようやく帰宅。  総括として名古屋は行ってみて良かったと思った。  語弊のある言い方を避けると、普段着感覚でそこらを散策できる所が、なん とも好感が持てた。  栄とか観光地然としている処では、また印象は違うのだろうが。  しかしまったくいわゆる観光地には立ち寄らなかったなあ。一日目に歩き過 ぎて疲れてなかったら、名古屋城くらいは行っても良かったのだが。  ただ、何でもない町並みをぶらぶらと歩くのが好きなのだな。  やっぱりトヨタ車ばかりだなとか、コンビニの弁当が違うなあとか、喫茶店 多いなとか、何と言うかファッションセンスが関東とは微妙に違うなとか、そ ういうのに触れるのが楽しい。  またいつか行くとしよう。  でも、大阪も久々に行ってみたいんだよな。
   5/2(水)  名古屋行き決行。  東京まで出て、新幹線で名古屋へ。  指定席にするかしばし迷ったが、自由席で良かろうと判断して乗り込むと、 あちこちに空席。何本も出ているしなと思い、ゆったりと道中を過ごした。  ひたすら外を眺めていたが、静岡辺りでお茶畑があちこちにあるのと、海が 見えたのが、景観としては良かった。後、関東圏と名古屋近くでの微妙な看板 やコンビニの違いとか。掛川という地名には反応するな、やはり。  正午少し前に名古屋到着。  立ち食い蕎麦屋がきしめんの所が、観光客としては嬉しい感じだ。  しかし、天気予報では少なくとも雨ではないとされていたので折り畳み傘を わざわざ置いて来たのだが、ざーざー降りの雨。呆然とさせられた。  仕方ないから傘でも買うかとKIOSKを探すも見当たらず。  隣接のデパートに行くも、さすがに三千円からの傘を間に合わせに買う気は せず、軒伝いにコンビニを探しつつ歩き始めた。  さほど歩かぬうちにコンビニを見つけ、ビニール傘を入手。  それからほどなく雨は止んでしまうのだが、雨払いのまじないだったと思えば良いだろう。  そのまま、まず第一の用事を済ませ、それから遅めの昼食にする事にした。  わざわざ地下鉄を使って十分ほど揺られ、さらに徒歩で数分。  ガイドブックにあったエビフライの姿に魅了させられた洋食の店へ。  そのジャンボ・ジャンボ・エビフライを注文だと思ってメニューを見ると、 それより5pほど小さいが十分大きいジャンボ・エビフライというのを発見。  値段もリーズナブル。しばし迷い、小さい方を注文し、人間としての小ささ を感じた。  ほどなく出てきたエビフライは大きく、熱く、美味しかった。ただ、箸で食 べやすいように最初から幾つかにぶつ切りにされているのが、却って食べ難く なっていた気がする。一口で食べれば良いのだが、飯のおかずとするとちと大 きい塊で、適量を噛み切ろうとすると、なまじエビが太くて弾力あるので、衣 と分離してばらばらになってしまう。ナイフとフォークで食べさせてくれるか 丸ごと一匹を噛む方式が良かったなあ。  まあ、満足。レジで支払いしていて、メニューに載っていないエビフライと みそカツと鰻入りオムレツと手羽先と名古屋名物の集結した魅力的なセットの 存在がホワイトボードに書いてあって、愕然とさせられはしたが。  とりあえずホテルに落ち着こうと、再び名古屋駅へ取って返した。  太閤口から出て、うろうろとして予約したホテル発見。しかし、名古屋駅の こっち側の裏手って見事に風俗関係の店が林立しているのだな。  キーを受け取り部屋へ。先だっての富山と比べると格が落ちるが、要はベッ ドあればいいからなあ。あちこち点検すると浴室の電気がつかなかったのでフ ロントに電話。なかなか油断がならない。電話してからの対応は良かったが。  身軽になり外へ。  ホテル前の道を歩いていると、メロンブックスとらしんばんを発見。当然の ごとく立ち寄り荷物を早速増やした。こんな所まで来て、何をやっているのだ ろう。それと女性向同人誌の専門店があったな。凄いな、名古屋。  一休みして購入した「王様の仕立て屋」を読もうと、夕方までモーニングサ ービスを行っている喫茶店リヨンへ。コーヒーと小倉トーストで休憩。プレス サンドになっている小倉トーストはなかなか美味だった。  それからしばし歩いてブックオフへ。また何冊か購入。帰りはバスを使って 駅近くまで。バスに乗ったのも久しぶりな気がする。  手羽先を食べようと最寄のチェーンの居酒屋に行くも空席なし。駅向こうの 支店を進められたが、帰りが遠いので、別の支店をめざして線路沿いに歩いて無事に到着。カウンター席確保。手羽先はなかなか美味しい。どて煮は一人で 食べるにはややきつかった。もっと空腹ならまた違ったかもしれないが、これ なら普通のもつ煮が良いなあと思いつつ完食。  みそ串カツというのも食したが、やはり味噌仕立ての味がちょっとくどい。  ご飯のおかずには良さそうだった。衣の中は肉塊でなくて、薄い肉を巻き つけたような感じで、何だかなるほどと思った。何がなるほどなのか考えると ゆでたまごの怪作「グルマンくん」の大阪話に行き着きそうな気がする。  最後に頼んだ名古屋コーチンの団子スープがあっさりとしていて非常に美味 しかった。  チューハイ類で巨峰がいっさいないのがちょっと不思議だった。それと何だ ったか何故に無いのだろうというメニューがあった。地域性だろうか。  とりあえず周りの関西弁の会話に和んだ。  満腹で苦しくなりつつホテルへ戻った。途中、ローソンで月刊ジャンプを読 んで「クレイモア」は暫定で週刊の方で月一連載になると目にして安堵。  夜になり、風俗店が非常に賑やかになる中、ホテルへ。  何とも雑多な雰囲気が落ち着くなあ。  収穫物など確認してから、早々に寝た。
   5/1(火)  購入した同人誌を読み、延々と「ジョーカー 清」「ジョーカー 涼」「コ ズミック 水」(清涼院流水)を読破して過ごした。  コズミック・ジョーカーは、読んで何とも言えない読後感。  ジョーカーは、一部の台詞に軽い拒否感を覚えた他は、構成や展開などは心 地よく読めた。変な言い方ながら、普通のミステリーっぽかったし。いろんな 推理小説の要素を全て盛り込んでという試みも面白かったと思う。  ただ、最後の辺りがどうにも。  作者を模した名前のキャラが天才肌の作家として出る辺りも少し鼻白む感じ だった。何より、名だたる名探偵が何人も出てきて、何か役に立っていたのか なあと。  で、「コズミック 水」は、読んでいて危険な香りが漂っていたのだが、最 後まで読んで絶句でも呆然でも嘆息でもなく、何と言うか事務的な終わりかと いう事実確認の感情が起こった。  四冊の構成については、未曾有の読書体験は残念ながら味わえず。こちらの 読み取り能力の未熟故なのだろう。何だかなあ。
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