不定期日記 2008

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   5/31(土)  本屋で「そうだ、ローカル線、ソースカツ丼」(東海林さだお)を見掛けて 中をぱらぱらと見て購入。  食べ物について書いたものをお金払ってでも読みたいと思わせる二大巨頭の 東海林さだおと今柊二の定食屋についての対談があるとなれば当然買う。  ソースにちょっと醤油混ぜると良いって話はここで出たのかなるほど。  ローカル線乗る話とかも東海林さだおにしか書けない文章で素敵だったし、 今回は三回に渡って広辞苑の項目に難癖つけるのが絶品だった。国語辞典ネタ なんかは普通に小ネタとして無数に取り上げられているし、かんべむさしの傑 作「水素製造法」なんかに似た部分もあったりしてそう斬新でも目新しい訳で もないのだけど、あの文章力でやられると瞠目してしまう。  メロンブックスに久々に行ったが、同人誌では特に買い物なし。溜めていた ポイントを使うのはここだと「クロノベルト」購入。ただ、まだ「あやかしび と」がコンプ前で「BulletButlers」は序盤舐めてみただけなので当分先だな。    六月のVC配信のラインナップ見ると「スーパーマリオRPG」が目を引いた。  任天堂のものが出るのに別段不思議はないと言えばないけれど、いろいろと 因縁あったソフトだった筈だが。最も、スクエニになってもう長いし、そもそ もスクウェア側での新作ソフト幾つも出していて今更なのか。  後はADKの「ニンジャコマンドー」が地味に嬉しい。格ゲー以外でもネオジ オは各社でいろいろ良作あったと思う。「ジョイジョイキッド」とか「フライ ングパワーディスク」とか「ラストリゾート」とか「クロススウォード」、意 外とぱっと浮かぶものが少ないうえ、持ってるのも幾つかあるな。ハードが壊 れてて遊べないけど。  早売りからの情報で「中年」氏の初コミックスが七月に決定とあった。凄く 楽しみだ。ほとんどの作品読んではいるが、いったいどんな本作るのかという 時点でわくわくする。地道に試行錯誤しつつツボにはまる作品を毎月描いてい るので売れて欲しいなあ、それなりに。
   5/30(金)  何だか「ヘルシング」読むの久々な気が。  あー、こういう事か、少佐。  いろいろと矛盾があるような気もするが、ヘルシングだし。  しかし、どう終わらせるのだろう。
   5/29(木)  セブンイレブンに寄ってヤンサンいつまで続くのかなあと手に取ると予想通 り「とめはねっ」が休載だった。「へうげもの」は切腹命じられるまでにどん な事が起こるのかまったくわからない。すっかり忘れていたが、この作品の中 での織田信長謀殺の首謀者の一人だったよな、千利休。  割引きとかやるとおにぎりにしろパンにしろ売れるものだなと棚見ていて、 じゃがまるくんが復活していたので二種類買ってみた。初めて食べる。  じゃがいもを用いた料理に不味いものなしという言葉があったような気がす るが、マッシュポテト状にして具をつめた感じが美味いと思った。要は揚げず に丸めて焼いたコロッケだろうか。とか考えていてアーサー・ランサムで出て きて何とも美味そうだった砲弾を思い出した。コンビーフとじゃが芋を捏ねて 焼くんだったよな、あれは。  紅茶好きになったきっかけって子供の頃のアーサー・ランサムの影響が大き いだろうな。  
   5/28(水)  ここらにければどこにもないという本屋に昼休みに行ったが、「ライトノベ ルの楽しい書き方」二巻は無かった。売れているのだろうか。  よく見ると、他の同日発売のGA文庫が五冊ずつとかある中で不自然な空間が 出来ていたりもしたが。売れているのだろうな。少し意外だ。  などと思っていたら帰りにようやく見つけて読んでみた。  あー、やっぱりこうなって三角関係にするのか。と読んでみたが、徹頭徹尾 三角関係になっていない。単にコンプレックスと妄想癖があるヒロインがいた だけだ。この先は知らないが。  順当に面白いと思った。一巻からのヒロイン以外お約束なテンプレ的キャラ 造形というのはあまり変わらないけど、置き方とか動かし方でけっこう独自性 が出ているとは思う。それにしてもヒロインが自分で美人だと自覚していてな おかつ口にするというのはいらなかったかもしれない。だからこそ可愛いもの へのコンプレックス姿との対比がとか計算もあるのだろうけど。単純に作者の 嗜好だというのも分かるけど。  DVD「バッカーノ!」、特典の小説だけ先に読んだ。前後編の前編であれだ け大騒動になる要素積み重ねておいて次でまとめられるのかと思っていたが、 見事に終わらせていた。感嘆。、なおかつ本編で語られていないところもちょ っと埋めて見せて、新たに幾つも種を撒いている。  面白かったのだけど、原作だけ追っていると穴が開いていくというのは、正 直どうかと思わなくも無い。今回のとか、電撃通販という結構敷居が高いドラ マCDでのおまけ本でのグラハムとジャグジーの出会いとかクレアとシャーネの 再会とか重要だと思うのだけどね。一方でその穴があっても全然支障が無いよ うに書いているのも確かなんだけど。  何年かしてからその辺の付録を集めて本にしてくれないかなあ。  ときおり行った事の無い肉屋に行って、コロッケとかメンチとかの揚げ物を 試してみて、その度に何年来も贔屓にしている店がやはり一番だなと認識して いた。どうも他の肉屋だと揚げ物をがちんがちんに揚げるきらいがあってマイ ナス。今日あと立ち寄った店はけっこう良い勝負していた。ただ、価格帯が上 でやや微妙か。  それにしても牛肉類のバラエティが結構豊富な店は、揚げ物が今ひとつの気 がするのだが気のせいだろうか。その辺が少し弱いかなと思える店は概して揚 げ物類がレベル高いように思える。売上に占めるウェイトとかでの注力の仕方 の問題だろうか。
   5/27(火)  何となく本屋で「ライトノベルの楽しい書き方」(本田透)を手に取って読 んでみた。最初このタイトル見た時にいろいろと何だかなあ感があったけれど 中身はライトノベル作家の少女と主人公の少年とのまっとうなラブコメ。ラノ ベ読みにとっては目を引くタイトルではあるけど、プラマイどうなのだろう。  しかし、近寄りがたいほどの長身巨乳の美少女で武道を嗜み運動神経抜群、 ただし本人は可愛いもの好きでなおかつ自分が女の子らしくない事にコンプレ ックスを抱いている周囲には秘密にしている覆面高校生ラノベ作家って、積め 込んでいるなあ。さらに自分が類稀な美女である事は自覚していている恋愛下 手だったり、微妙にサムライ言葉だったりと。  妹とか、お母さんとかは、定石通りな感じ。変化球でなく直球ってこういう 事なのか。兄に対して始終文句言いつつも一緒に出かけたりして、恋人のひと つもできない事を小馬鹿にしつつもいざ兄が女を連れてくると慌てふためき敵 愾心剥き出しな妹とか、別に良いのだけどだけど、この作者が描くと何かの実 験でもしているような気がしてしまう。話だけで出てこないヒロインの厳しい 父親とか、別なクラスの少女の絵についての反応とか、続かせる気満々の布石 打っていると思ったら今月二巻が出ていたのか。読んでみよう。  
   5/26(月)  本屋で「クドリャフカの順番」の文庫本を見かけた。  次は「ボトルネック」か。そろそろ新刊が読みたい。    ヘラクレス、ポセイドン神殿行ったりと少しだけ進捗。  戦闘もそう面倒ではないのだけど、据え置き機向きかなあ、あの画面構成。  しかしさして強くないな、ヘラクレスと言われてる主人公。作中でも突っ込 まれているが。  チャットで「空の境界」劇場版についての話をしたが、そっちの議論の中身 とは別に、自分は原典至上主義だなと再認識した。別に「空の境界」に限らな いが、元のものが正で、そこからメディア変えたりしたものは従としか思えな い。元が小説で映画化されるにしろ、元がゲームで小説化されるにしろ。ある いはそれが良かったにしろ悪かったにしろ、別物という認識か。  今日「ARIA」のDVD借りてきて見たが、なるほどなあと思って楽しんだ反面、 抱いていたイメージとの違いも気になったが、やはりこれも別物だしという事 でおさまってしまった。面白い事はは面白かったし。  難しいのは、同人版月姫に対して商業版月姫が出て設定の差異を生じた場合 だけろうか。作っているのは本家本元であり、これは置き換えるしかないだろ うなあ。パラレルと解する方法もあるけれど。  
   5/25(日)  昨日買ってきた「AQUA」と「ARIA」を昼から夜にかけて読んだ。  二冊三冊読んだらあえて少し間を空けて次に。一日で読まないでおこうかと もちらりと思ったが止まらなかった。  面白いものや凄いものを知らずにいて、触れてみて己の不覚を感じる事は良 くあるが、今回もそうだった。長年のファンからすれば何を今更だろう。  良いものを読んだ。  面白かったし、いろいろと凄いなとも思ったが、何より「良いもの」と感じ た。これほどブレずに、キャラクターを成長させつつも変えずに、ゆったりと した空気を描いて来た事に敬意を覚えた。  最終巻で今までとどめていた時間を動かしたように、灯里自身と周囲の様々 な変化を描き結びとした事に、終わりを残念と思う反面、きちんと終わらせた なあと見事と感じた。連載で読んでいたらまた違った感慨があったと思うが。  数年分をまとめて読んでしまったのが勿体無いと共に、凄まじい贅沢をした ようにも思える。  アニメも見よう。そもそもはアニメの方の出来の良さで名前知ったのだが。  前作Wから相当に時を経て甦ったDS「ヘラクレスの栄光」を開始。  オープニングのデモア二メがヘラクレスっぽくないと思いつつも、懐かしい 音楽にはやられてしまう。  ヘラクレスが関わるやり取りの直後に、海辺に投げ出された記憶喪失の若者 とかいう始まりはなかなか。人が近寄ってきて介抱されるのかと思ったら爪先 で蹴飛ばされて行ってしまう辺りで、ちょっと何事だろうと注視。で、勝手に 蘇生して、崖から落ちて、同じく不死身の少年と仲間になって、妖精にヘラク レスと呼ばれてと、チュートリアルを兼ねて進んでいく頃には、引き込まれて いた。けっこう良いじゃないか。いろいろはられている伏線とかもどう明らか になっていくのか楽しみだ。  最初に妖精が手助けするのにVを思い出した。  戦闘シーンは複雑そうでいて、それほどでもない。魔法とかいろいろ考える と変わってくるだろうけど。  しかし、最初の村に行くまでにけっこう時間掛かるな、これ。どこでもセー ブ出来るみたいなので良いのかもしれないが。  本物のヘラクレスはいつ出るのだろうとかいろいろと楽しみにしつつ、とり あえず今日はここまでと終わりにした。先に期待できそうだ。    
   5/24(土)  夜明け頃に劇場版「空の境界 俯瞰風景」のDVDを観た。  自室のテレビでなく、出来るだけ大画面と思って居間のテレビで。  面白かった。  劇場で見ると良かっただろうなと思った。  もともとが小説なだけに、絵が動いて物語られると、いろいろと違和感もあ ったけれど、インパクトがあったのも事実だった。式の動きとか。  一番興味引いたのは、工房の中の描写と橙子さんだったけれど。  無理に説明加えず、原作読んでるのが前提です……な作りは正解だと思うが 難しいところだろう。最も小説も「俯瞰風景」だけ読むと、わかったようなわ からないような感はあるから、忠実と言えば忠実。  スタッフロールの中、鮮花の名前があって、いつ出たんだと首を傾げたが、 その後でエピローグがあったので、そうだよなと納得。だから映画館行ってス タッフロールになっても終わるまで席は立てないんだ。  最後の幹也の台詞、文字媒体だからこそのもので、絵で式の描写やられてし まうと台無しではあるな。今更ではあるけど。  ドラクエW、キングレオで全滅させられ、少し装備整えたりしてから再戦。  単純にメンツが悪かっただけのような気もしたので、一部パーティを入れ替 えたら、今度は皆無事で打倒。マーニャとか下手に薬草でのサポートなぞしな いでもっとメラミ連発させとけばさらに楽勝だったような気もする。  再戦に臨んだ時、ライアンが部屋の外で待っていたのが少々間抜けだった。  ついで情報を元に姫様の城へイベントをクリアし、とりあえず一段落。当然 姉妹は必須でパーティに入れていた。  ヘラクレスを始めるのでしばし中断。あっさり戻るかもしれないが。  午後に出掛けて、「AQUA」全二巻&「ARIA」全十二巻(天野こずえ)購入。  不思議と縁が無かったのだが、最近何が切っ掛けだったか読みたくなった。  耳にした断片からするとどう考えても面白そうだし。  他にもいろいろと買い込んだりしたので、読むのは明日にした。  積んでいた「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」(入間人間)1巻読了。  最初の本出た頃、西尾維新、西尾維新言われていたのでどうも食指が伸びな かったが、何だかんだで続いて評価もされているようなので読んでみた。  何だ、面白いじゃないか。確かに語り手が戯言使いを強く連想させるのだけ ど、まーちゃんの方があれなので、これはこれで別物だと感じさせてくれた。  続き物になっているという事実自体がある意味終わり方とか物語的なトリッ クなどを否応無く暗示してしまうので、終盤の驚きは半分くらい削がれてしま った。章ごとのあれとかどう考えても引っ掛けである事が見えていたし。それ だけに最終盤のやり取りなどは凄かった。いや、そうなるように底の浅い罠を 仕掛けておくという構造なのか。それならばやられた。  最後まで読んで西尾維新というよりも「CROSS†CHANNEL」を強く想起した。  続巻も読むとしよう。
   5/23(金)  ブックオフで「僕の小規模な生活」(福満しげゆき)1巻を見掛けて購入。  モーニング読んでる時にページ捲ってて目に留まったら読む事があるが、最 初の方とかどうなっているのか全然知らないので興味を引いたのだが、読んで から止めておけば良かったと思った。  つまらないからではなく、どんよりとした気分になるから。そういう方向で 描いているのだろうから、むしろ巧いのだと思う。  一応フィクションとした上で作者=主人公での日常マンガになっていて、主 人公は売れない漫画家で漫画家ならではの悩みとか出来事を描いていて、正直 そういうマンガは幾つもあるけれど、群を抜いてダメ人間だ。  売れていなくて妻の稼ぎに頼っているとか、社会生活適応に少々難があると か、ものの考え方とか、ひとつひとつの要素はそう酷くないのだけど、妙に読 んでいて嫌なものを感じる。深夜の馬鹿力でのダメ人間思考とかは共感性を覚 えたり同情したり笑ったりできるのだが。まったく同じ状況を桜玉吉が描いて いたらたいそう面白いだろうなあとも思う。  ナチュラルにダメ人間でそれに気付かず不条理な社会について描いたり、自 覚はあるが自分に都合よく描いたりならば、そんなにマイナスでないのかもし れないが、どう見てもきちんと現状認識して客観的に、ダメな主人公を主観視 点で描いている。だからどんより度が強いのか。たいして酷い自体が起こる訳 でなく、鬱要素などほとんどないのに、何か読んでて落ち込ませられる作品な のが不思議。読まなきゃ良かった。  ヤマダ電機でDVD「ヘラクレスの栄光」購入。  始めのはもう少し後かな。  サイト巡りなどしていて「少女革命ウテナ DVD-BOX」が出る事を知って、す ぐにAmazonで予約した。ああ、嬉しい。
   5/22(木)  一日遅れで電撃大王を読んで愕然とした。  最終決戦で、「はやての勇気が世界を救うと信じて!」的に「はやて×ブレ ード」が終わってしまった。伏線はまったく回収せずに。で、ウルトラジャン プに移籍って何があったのか。表沙汰になってなかっただけで「ローゼンメイ デン」とか「影技」みたいな事でもあったのか。続きが確実に読める事は保証 されているので良いのだけど、ガオ休刊とかも絡んで内部でいろいろときな臭 い動きがあるのかなあ、電撃大王。  昨日と対照的に今日は帰ってきたらアメトーク半分くらい終わっている時間 だったので、ネットなど眺めつつも疲れてすぐ寝てしまった。  今日は「ヘラクレスの栄光」買う予定だったんだが。
   5/21(水)  蕎麦であったり冷奴であったりにつきものの薬味の葱の刻んだやつが嫌いだ と結構難儀する。小皿に載せてあればスルーするし、最初にどかせばいいのだ けど、わざわざ用意されたものを残すのも何だなと思い、店で注文する際に葱 抜きと告げると、すんなりといかない事がある。  言っておいたのに葱が載った状態で出されたり、出される瞬間に気付かれて 一旦戻されそうになったり。後良くあるのが、単品でなく、ご飯ものとのセッ トの時などに、注文を受けて奥へ行ってから引き返してきて質問を返されたり するパターン。炒飯に葱入ってますが抜きますかとかカツ丼に玉葱入っていま すが大丈夫ですかとか。  向こうからすれば気遣いしているのだし、単に好みでなくてアレルギーなど あればとも心配するのだろうからむしろありがたい話だが、こちらは何度かこ の店には来ていて内容の理解はしていて、だからこそわざわざラーメンとか蕎 麦とか品目を指定してそこから葱を抜いてくれと言っているんです。煮たり焼 いたりした葱はむしろ美味いものの中に入りますよなどともやもやと思うので 少し精神衛生上よろしくない。  つらつらと考えて、「生の長葱が嫌いなので、火を通してないのは抜いて下 さい」と言えば過不足なく用を伝えられるかと考えたが、そう言った上で鬱陶 しい対応されるのも嫌だなと思う。  早く帰れたので、新規開拓とばかりに少々遠距離の古本屋とか車で回った。  今までスルーしていたり知らなかった作家・漫画家の本がざくざくと見つか り収穫はそれなりに。  驚いたのが万代書店の某支店。近隣にある店があんまり品揃えの魅力がない ので、近くまで行ってもスルーしていたのだが、試しにと覗いてみたら成人向 のマンガ、同人誌、ゲームの充実ぶりが凄かった。本棚を右往左往してどこか ら手をつけて良いかわからない状態になったのは久々。同人誌なんかもさらり と希少なのが置いてあったり、雑多な群れも丹念に見ていくと掘り出し物はあ りそうな感じだった。  時間があればじっくり見たかったのだが、なくなく店を出た。また来よう。  ドラクエW、イベントをこなしトルネコが仲間に。  感動の船出をしたものの、すぐにエンドールに引き返して家族と再会したり 村に戻ったりした。鋼の剣とか破邪の剣の在庫の山を少し崩して、カジノでコ インにかえてスパンコールドレスに引き換え。はやぶさの剣も買えば買えるだ ろうか。  で、船に戻り新たな大陸へ。  商売の神様と呼ばれる老人のいる町で、ブライとクリフトに再会。  ここでのイベント、アリーナが飛び出すところに出くわすように記憶してい たが、脳内生成だったのだろうか。  この時点でブライが仲間になるのもそうだったっけと記憶定かならず。  単にマーニャいれば充分だったので待機要員になってて印象にないのか。  そう言えばまだ毒針買ってなかった。あの刺さった時の魅惑の音は変えてな いといいけど。
   5/20(火)  ドラクエW、第五章開始。  知っているだけに何とも切ない展開。音だけというのが。  羽帽子がもう。  この辺、何の説明も無く勇者の言葉も何もないのが効果を増している。ムー ビーとかでやられるとむしろ逆効果だと思う。袋に入れて保管。  木こりの家にやっかいになり、南下。  大まかな序盤部の流れは頭にあったものの、何となく東方面にのこのこ歩い ていたら敵に遭遇してあっさり瞬殺。そうか西かと思い直してトンネルに入り 懐かしのエンドールへ。姉妹と出会い、トルネコ所縁の場所を回って、レベル 上げ。トルネコが残したカジノコインを使って全員に祈りの指輪買ったり、持 ち越しの防具を売って鉄の盾を購入したりと、先の苦労は後の楽だと思った。  ついで、東に向かったが、砂漠を渡る手段を思案する前に、洞窟へ。二回騙 してから今度は逆にするあたりが巧い。宿屋の息子と話をして改めて洞窟。  南下。短期間四人パーティになるのか。すっかり忘れてた。  トルネコに再会。まだ仲間にはなってくれない。  ここまで進んで、違和感無くミネアとマーニャに命令出している事に気がつ いた。AIオンリーじゃないのか、知らなかった。むしろそっちの方がありがた くはあるのだが、初期設定はAI戦闘にしとくべきだと思った。試しに「みんな がんばれ」にしてみたら、連続してラリホー唱えるミネアに残り1匹の敵にイ オを炸裂させるマーニャの姿が。ああ、これがドラクエWだ。
   5/19(月)  いろいろ今日発売の雑誌類立ち読み。  イダタツヒコの「誰かがカッコゥと啼く」は綺麗に終わったといえば終わっ たのかもしれないが、強引にまとめました感が隠せていない。「美女で野獣」 の終盤でぐだぐだ感があった辺りの連載期間をこっちに回して欲しかった。  いや、どうせなら夭逝の「ゴルディアス」をもっと読みたかった。  それと「燃えよペン」は面白かったなあ、あるいは新がつく前ならまだとか 思うのは悲しいことなんだろうなあ。主人公が炎尾燃でなく、単に漫画家達を 登場人物としたマンガだったとしたら、また評価違うのかもしれないが。  ジャイアントロボは少し肩透かし。番外編みたいなものだった。  シグルイは話の進みの早さに驚く。このペースで行くと、数巻あれば十一番 勝負全ての前話がこなせるかもしれない。「無明逆流れ」だけが異様に密度濃 いことになるが、もともとどれも短編〜中編レベルの長さだし。とにかく、第 一試合の決着だけはきっちりとつけて欲しい。  ドラクエW、第四章終わり。  汚染した金鉱といい、最後の展開といいライアンとかトルネコと比べると寂 しい雰囲気のまま終わる。それで次はあれからスタートだし。  ラスボスは何度かベホマ使われて、やっと静寂の玉を思い出して使用。しか しこれ唐突な出現アイテムな気がする。事前に魔法封じがキーとなるような情 報も特に無かったし。宝探しする商人はいたけど、特に言い伝えられた宝とか ではないようだし。  で、倒して次の展開は、FC版より凶悪になっていたと思う。一撃で屠られた 憶えはないのだが。イベント的に一度必ず…というのを納得させる為に極端に しているのだろうか。もとからああだったか。  それと爺様の話に、そうだったっけと頭を捻る。やったのは相当前だし怒涛 の展開中だからあまり意識していなかったのか。自分はもう使えないからと託 されたんじゃなかったっけ。  深夜の馬鹿力始まる前に寝落ち。
   5/18(日)  トルネコ、同じ町で購入した武器類を自分の店で売らせ、モンスターの落と した防具類は直接口八丁手八丁で高値で売りつけるのを繰返し。  999,999Gになってカンストさせた時には破邪の剣と鋼の剣も90本ほど袋にス トックされた。ところでアイテムの上限とGの上限超えると切り捨てられるの だろうか。ぎりぎりのところでけっこう損させられた気がしたのだが。  いい加減先に進むかとトンネル掘りに投資。商売が休止したのでカジノへ向 かい溜めに溜めた売上をコインに換えた。とはいえ200Gで1枚って高いなあ。  さすがに全部カジノにつぎ込めず、300,000Gほどは後で換金する為に適当な 武器防具を購入し袋へ。  最後に挨拶しておくかと王様のところへ行ったら、武器集めを云々と言われ て妙だったので、調達係のところへ行ったら剣を何本か徴収され、代金を支払 われた。まだこの取引き終わってなかったのか。すぐに金策に走っていて忘れ ていた。念のため王様のところに行くときちんと台詞変わっていた。この辺は ドラクエだよなあと頷く。  60,000Gは全部カジノに持って行き、店に戻るとトンネル開通のお知らせ。  東へと向かい終了。  そしてついつい第四章スタート。  音楽が良いんだよなあ、マーニャ・ミネア姉妹。  断続的にずるずると続けて、仲間を増やし、港町へ行き、廃坑へ。  面白い。  しかし、ほんの少し前まで、鉄の鎧なんか幾らでも買えたし、ぽこぽこ拾え たのに、凄く高く感じる落差が面白い。  闇のランプの演出はFC版の方が良かったなあ。あの、FCでモザイクさせて見 せるところが凄かった。  しかしポンポンとレベルの上がる事。瞬く間に終盤まで来ている。あとはあ あしてこうしてもう最後の勇者の章に行くものなあ。五章からが本編だけど。
   5/17(土)  DSの「ヘラクレスの栄光」、最初はあまり食指伸びなかったが購入意欲が増 大。Wも良く出来ていたし、Vは屈指の名作だと心の殿堂入りしているだけに 新作とか言われても警戒心が先に立つが、当時のスタッフ群で作っているよと 聞けば、手を出さない訳に行かない。デモムービーに旧作のBGM使うのも反則。  できればVの村の音楽も使っていて欲しい。そして出来ればCD出して欲しい が、任天堂だと難しいかな。ソーマブリンガーなんかはCD出していたが。  しかし、あのヘラクレスのキャラデザいいな。  Amazonのマーケットプレイスの仕組みをつらつらと眺めた。  けっこう前からいらなくなったものの放出先としてはヤフオクを利用してい たが、こちらも結構良いな。極力面倒くささを排除しているのが良い。古本屋 とかでも取ってくれない微妙な古さだけど、絶対に欲しい人間はいるし捨てる のは抵抗ある本とか、それなりに部屋で眠っているから何とかしたい。  写真撮ってUPしてといった手間が減じるだけでも結構ありがたい。そのうち 試してみよう。
   5/16(金)  ドラクエW、どうにかトルネコが自分の店を持った。  ネネってこんなにやり手だったっけ。  世界の危機とか置いといて、ずっと商売やっていたい気分になる。  とりあえず、金を溜めまくろう。後で楽になるし。  たまにふらりと元の村に行って店番のアルバイトなどすると、これもまた楽 しい。破邪の剣売りに来る客がいたりするし。  
   5/15(木)  もう上映終了間近で、サービスデーでもあったので「クローヴァーフィール ド」を観に行った。今月になるまで、怪獣映画という事すら知らなかったのだ が。あの自由の女神の頭が落ちてくるシーンはCMで見ていたが、まったくタイ トルと結びついていなかったし。  最近になってあちこちのレビューを見て、もしかしてこれは何だか非常に好 みのテイストなのではないかと思わされなかったら、ずっと見なかっただろう。  世間一般の評価は知らないが、上映終了間際の平日夜というのもあってか、 観客は極めて少なかった。長方形の真ん中辺りの席を指定したが、少なくとも 前と横だけ見れば貸切状態だった。  うるさいよりはずっと良かったが。  最初のホームパーティの様子というか、カメラマン役の言動がかなりうざっ たくてちょっといらいらしたが、どーん落す前の日常風景と描写と思って期待 を高めていたら突如の振動と音。後は混乱と破壊、現れるなにかの姿。  夜でただでさえ見えにくく、民間人のカメラ視点オンリーとなっていて、何 が何だかわからない状態で実によく蹂躙ぶりを描いている。  「宇宙戦争」も良かったが、こちらもわくわくと浸れた。  あっちはある程度がっと姿見せててからは何体も出すして凄さを強調してい たが、あくまでこっちは何だか姿もなかなか分からないまま一体が猛威を振る っているという展開。こんな中で主人公が恋人を探しに町を移動するのはどう かとも思うが、あっさり脱出させないで一地域にとどめる作劇上の方策として は良いかなとも思う。しかし何より先に携帯電話の電池を求めて略奪の連中に 加わる姿はどうなのだろう。  しかし、登場人物はあまり思い入れも起きないし、存在感薄かったなあ。あ くまで目として用意されただけみたい。カメラマン役でなければそうそうに死 んでしまいそうな主人公の友人は、どこかで覚醒するのかと思ったら、最後ま でそんな事なかったし。常にカメラ回し続ける姿がそれなのかもしれないが。  地下鉄を行くシーンや、襲い来るエイリアンの幼生体みたいな連中のシーン などは良かったのだけど、あまりあの幼生体は意味ないような気がする。後で あれはこうでとわかるのかもしれないが。  大まかに二時間程度かと思っていたら、一時間半程度で唐突に終わった事に 驚かされた。ここで、終わりという。  あの最後もアメリカ映画としてはどうなのだろうと思ったが、とってつけた エンドよりはずっと好感。続編とか出るんだろうなあ。  まあ、全体を通して評価すると面白かったの一語。映画館で観て良かった。  人類なすすべもなく大蹂躙されるという映画はやっぱりツボのようだ。  しかし、ビルに揺れとかとなると、登場人物からまずテロかという言葉が出 るのだな。当然と言えば当然なんだが。  予告編は、インディ・ジョーンズが案外面白そうだった。違和感あまりない のが凄い。何よりあのテーマ曲でやられる。  それと「ハプニング」がちょっと面白そうだった。ミツバチがいなくなった という講義、突然射殺されるシーン、よそで起こっている噂とか、何か不気味 な雰囲気が本編通して漂っているなら見たいかも。  もう一本、何百年だかを一人で生きてきた超人が云々というのがあったが、 どうにも面白そうなオーラが無かった。タイトルすら憶えていない。  意外に早く帰れたので、ちまちまと戦争の空気の中であこぎな商売を行う行 商人ゲームをして、拾い集めた鉄の鎧を少しでも高く売りつける事にしばし熱 中した。やっぱりトルネコの章面白い。
   5/14(水)  SJ、王様の仕立て屋、夜行ネタやらJOJOネタやらあくまでお遊びレベルで時 々仕込んでいるけど、全部この手のはどれだけあるのだろう。  しかし、ひまわりの社長は何で社長やっているのだろう、あるいはやってい られるのだろうと時々思わないでもない。まあ人望はあるのだろうけど。
   5/13(火)  ドラクエW、カジノでコイン1000枚ほど稼いでポーカーは嫌になった。  闘技場はあまり面白くないしなあと思いつつ試してみて、わりあい儲けるの に適しているなと判断を変えた。一回に50枚掛けて当ったら賞金そのまま次に 投資するとあっさり500枚近くになって帰ってくる。  戦闘もテンポ良いし、あくまで運だと思うとそれほどいらいらしない。  何回かやっていて2500枚になったのでスパンコールドレスと交換して終了。  二章終わり、トルネコへ。  お弁当を貰い、店の中をぐるぐると回したりして日雇い労働に励む。  洞窟へ出掛けて少し探索。  楽しいな、三章。
   5/12(月)  久々に某チェーンの古本屋へ行った。  CDやら同人誌まで取り扱う一方で、漫画も含めて本類はブックオフなどに比 べ幅広く古いものまで置いてある。探し物ある時など重宝するが、二階のコー ナーが変に改装してあって唖然とさせられた。迷走しているなあ。  帰りに花まるうどんがあったので立ち寄り、かま玉小を食べたが、今ひとつ ぶっかけうどんとの差別化がわからなかった。あとやっぱり熱い汁をすすりた くなる。ちくわ天は相変わらず美味かった。  ドラクエW、二章終わり前にカジノで装備整えておこうとするも、ポーカー でのいらいらが増しただけだった。見せ札がAで伏せ札が2と3のみって何だ よと思う。スロットとかはむかないしなあ。こんな処で足踏みしているよりも さっさと後にして次へと進んだ方が良いか。  
   5/11(日)  ヤフオクなどで「空飛ぶモンティ・パイソン コレクターズBOX」物色。  素直に日本語吹き替え版のを買えば良い気もするが、前のと比べて画質が落 ちていて一部の訳の表現が穏和なものに変わっているとか聞くと、少し二の足 を踏んでしまう。そもそもあのパイソンズの声と字幕というのに慣れていて日 本語版にまったく思い入れもないし、いちいち字幕設定に変えるのも面倒。  とりあえず日本語吹き替え版出たおかげで、高値安定していたのが現状では 安くなっているのを確認。今が狙い目だろう。  昨日買った「新史太閤記」(司馬遼太郎)上下巻を読了。  高校生頃に初めて手を出してから司馬作品は「峠」「世に棲む日々」「坂の 上の雲」等など通読・部分読みを何回となくとしているのもある一方で、まだ 読んだ事のない作品も幾つか残っているのが少し不思議。無意識に全部読んで しまうのを抑えているのか。  今回の秀吉物語は初めて読んだが、あまり初めて感はなかった。主要な史実 をいろんな形で見聞きしているのもあるし、この辺の話を別の角度からの眺め として「播磨灘物語」などから見ているからだろう。司馬作品の場合、人物像 や事件の解釈などがどうじきの作品群であまりブレる事がないので、秀吉であ れ龍馬であれいつどこで出てきてもすぐに馴染めてしまう。またあの独特の距 離感を持った語り口もあるし。  それにしても、司馬遼太郎の描く信長像は独特に見える。人として異質な部 分と機能的な部分を丹念に描かれて入るが、ほとんど人間らしさが見えない。  黒田官兵衛なり秀吉からの視点だからという訳でもなく主役として描いてい る「国盗り物語」でも感触は同じ。あの中での斎藤道三、明智光秀と比べると まるで違う。司馬遼太郎の信長観なのか、ああ描かないと信長にならずという 事なのか。決して無味乾燥ではなくて「功名が辻」での山内一豊の働きを労う シーンとか良いと思うし。ほんの数頁しか登場しない端役に存在感や人間味を つけるのが巧みな書き手がしているのだから、やっぱり意図してなのかなあ。  DSドラクエW、とりあえず二章をほぼ終わりまで。  ベロリンマンにまったく攻撃が当らず薬草が減っていってどうしようかと思 った。全部尽きて攻撃しかできない状態でぎりぎりで連続で攻撃成功して倒せ たが。  それにしてもやっぱり普通にしていてやたらとゴールドが溜まる。  鉄の爪を買える時点で既に資金が手元にあるし、他に買うものもない状態。  楽といえば楽なんだが。  ヒャダルゴとかあんなに連発できるほどMP余裕あったっけ、ブライ。  カジノはポーカー一択で遊んでいるが、ポーカー部分はともかくダブルアッ プ部分に不満。何で見せ札より大きいものを伏せ札四枚の中から選ぶ形式なの だろう。それで必ず一枚は有効札があるというならまだ納得いくけど、どれを 選んでも負けとか意味がわからない。単純に見せ札より上か下か当てるパター ンの踏襲じゃ駄目だったのか。四枚使うならその中で最強の札を選ぶとか。  闘技場とかスロットに比べてコインが稼ぎやすいからこんな仕様にしてしま ったのか、まったく不可解。  何だかんだでドラクエの序盤から中盤にかけての面白さは凄いな。最終盤に なるとだれたりダンジョンが鬱陶しくなるが、その辺はこの手のRPGだと仕方 ないのか。  次のトルネコでの店番が楽しみ。
   5/10(土)  DSドラクエWを何の気なしに始めてしまった。  最初のロトのテーマに聞き惚れる。  さてライアンがと思ったら、いきなり勇者が出てきたので驚いた。  ここでの質問のやり取りで性格やら成長タイプやらが決められるという訳で はないようだが。シンシアのモシャスに少し鬱気分を味わいつつ1章へ。  どうでもいいが先の話の展開的には、あまり成長している勇者姿を見せない 方が良かったように思うのだが。  で、ライアンの探索開始。懐かしい。  しかしこんなにぽんぽんレベル上がったり金溜まったりしなかったと記憶し ているが、PS版あたりから変更しているのか。FC版はもっとうろうろしていな いといけなかったような。  いろいろあって塔へ。  うっかりボスのところに行ってしまい、戻れずになし崩しに戦闘。鉄の槍で 戦ったがそれほどの苦労なく撃破。やっぱり楽になっているようだ。  いつの間にか出ていた「傷物語」(西尾維新)購入。  書き下ろしは特に無しか。そうそう書き足しとか直しもないだろうし、読む のはもう少し後でもいいか。
   5/9(金)  昼休みに出掛けて「ネムルバカ」(石黒正数)を探して、無事発見。  短編集の「探偵綺譚」も発見、確保。  しかし「リュウ」にしても「アワーズ」にしてもまったく縁が無いのならと もかく、毎月必ず手に取っているのに目に入っていないというのは何とも悲し い事態ではあるとか思った。他の雑誌もそうだが、要は全部は読まないで特定 の気に入ったもののみを読んでいるという事で、どれだけ見逃しがあるのだろ う。そうそう何でもかんでも読んでられないし、読んでても時間の無駄どころ かマイナスというものもあるから取捨選択も仕方ないのだが。  連載物だとそれでも何かの拍子に目にして以後毎回読むようになる事もある けど読みきりだとスルーされてしまう。  筒井康隆の「乱調文学大辞典」の「あなたも流行作家になれる」の中で、一 日チャンネルを変えずに観続けてろ(家人がチャンネル変えるのには従う)な んてのがあったが、選択眼で狭めずにいろという事だろうな、あれ。  それはそれとして「ネムルバカ」面白かった。  そして需要と供給が輪の中で成立しちゃっているという「駄サイクル」とい う言葉の恐ろしい事。  あと壁の硬さと柔らかさの描写が秀逸だった。  最後は少しどうかなあと思ったけど、ウロボロス的な輪の終わらせ方は好き だな。そして最初から読んでみて初読で意識せずに読み飛ばしていた部分に気 付いて、始めから書いてあったんだうわあとなった。  面白くて、そして凄かった。
   5/8(木)  チャンピオン、刃牙で花山が一撃退場でなくて本当に良かった。しかしトリ ケラトプスって何だか先が暗雲。良くティラノザウルスvsトリケラトプスなん て構図が昔は見られたわけで、その一方を常食していた男なんだからトリケラ トプスだって捕食するといった予告のような。花山は数少ないあの世界での幻 想種なのだから大切にして欲しい。そう言えば花山もレックスに圧倒したな、 外伝ではあるけど。  ジャンの怪我人と互角だったからお前の負けという論理は、執事ごときに互 角が精一杯の現役料理人という呪詛返しになると思うのだが。とりあえず坊主 頭になったので良しと思った。  ブックオフで「Present for me」(石黒数正)を見かけて購入。  なげなわマンとか、何となく昔の板橋しゅうほうを連想した。  女の子と壊れたロボットの話がいいな。  こういうところからああいう風になっているのかという作風の流れ点で興味 深かった。  それと「リュウ」読んでここでも連載してなおかつコミックス出ているのを 知った。何件か帰りに本屋寄ったが見つからず。昔なら知らず徳間書店でのコ ミックスで本屋の棚スペースはなかなか確保されていないよなあ。  明日大きな本屋で探してみよう。  
   5/7(水)  ジャンプスクエアに内藤泰弘の読み切りが載っていると今頃になって知って 読んだ。なんでアワーズに広告が載っているのだろう。  吸血鬼ものか。  読みやすいな、というか何をやっているのか読み取りやすかった。  勝ち誇っている時にお前は既に敗北している的な展開といいオーソドックス と言えばそれまでだけど面白かった。さらにインタビューでの「ナイトスラッ シャーズ」へのオマージュという言葉に凄く頷かされた。  続編ありそうな過去の仄めかしとかなければ雑誌ごと勝ってもいいのだが。  ちょっと調べ物があってWikiの月姫の項目での月姫2関連の記述を読んでい て、死徒と魔術師のぐちゃぐちゃ混戦とかだと内藤泰弘が描くと似合うだろう なと思った。ミスター・ダウンなんかもろに内藤世界のキャラっぽいし。覚醒 した後の姿なんかもおそらく。    ついでに「クレイモア」再読したけど、今回の新展開は諸刃の剣だなと改め て思った。キーポイントは向こうの勢力をどういう位置づけにするのかだと思 う。いずれにしてもインフレ抑制が課題だろう。  
   5/6(火)  少し遠出して買い物などしてから帰り道で中古ゲームなど取り扱っている量 販店に立ち寄った。  DSのドラクエWが2千円だったので確保。  PS版は見送ったから何年ぶりだろう。    先日、いやその前からもとはるから薦められていた「それでも町は廻ってい る」(石黒正数)のコミックスを既刊四巻までまとめて購入。アワーズは読ん でいるが、これは読んでいなかった。  とりあえず今月号掲載のを読んでみたがなかなか雰囲気が良いので一気買い したが、まとめて確保してよかった。  素晴らしく面白い。  特に大事件が起こるでもなく、キャラクタのやり取りとかでこうも面白くな るとはと感嘆。あ、でも、主人公が死んだり、異世界が出たり、キャラが奇矯 な行動取ったりはあんまり普通でないのか。  何となくふた昔くらい前の花とゆめ辺りに載ってておかしくなさそうな感じ がする。いや何故にアワーズなのだろう。  今のだと「よつばと」辺りに近いのかなあ。主線と関係ないところでの凄ま じい小ネタ・お遊びなんかは他の近例を挙げられそうな気もするが。  全然縁のないところでなくて、凄いものがあるのに気付いていないってまだ まだあるのだと思った。レフトナンバーだが草野紅壱とか上乃龍也とか。
   5/5(月)  午後、延々とDVDの「バッカーノ!」を鑑賞した。  面白いなあ。  原作読んでないとどうか知らないが、高いレベルで描いていて面白い。  しかし何で原作の1〜3巻と一部その先をパッチワークにして再構成するよ うな真似をわざわざするのだか。面白いけど。  あっという間に既存分観てしまったが、全部出るまで待てば良かった気もす る。早く観たい。
   5/4(日)  小さな王様と約束の国をちまちまと。  魔法学院を城近くに移転したり、町外れに家を増やしたり。  宿が出来たので、他所から旅人が来るので少し変化が。  パーティ編成とか少し研究した方が良さそうだ。  パズルクエスト、お使いイベントなどこなしつつレベル上げ。  ルーンも集めたりしているが、アイテム作りしてショップに行ったらフリー ズ。やり直してもフリーズ。何をしても店に行くとフリーズ。  どうしようもなくてネットで調べると、100%発生の不具合だとか。酷いなあ。  フリーズになる前に売買をすませるか、ルーン装備全部売るのが対策とあっ たが、自動セーブできないと致命的だ。  某所などで勧められていた「ベン・トー サバの味噌煮290円」(アサウラ) 買ってきて読了。半額になったスーパー等の弁当を巡る争奪戦という内容でこ れほど熱く描くとは。ただ、押石守という名前が読んでいる間何度も頭に浮か んだ。狼と犬と豚でなくて、犬と豚だったらなおさらそう思ったかも。良く考 えると弁当を奪取するのに正面きって殴り蹴りというのはどうかと思うのだが、 うまくそこに考えを及ぼさないで作中ルールを受け入れさせるのが筆力なのだ ろう。それでもおかしいのだけど。  しかし集英社ゆえに許される実名の雑誌とか、商品名の類とか、ネタとか、 ちょっと引っかかる。今良ければ良いのだろうけど。  いろんな伏線とか残したままなので続編出るのだろうけど、主人公が力をつ けてしまうといろいろと成り立たなくなる恐れがあるので、どう料理するのか 期待。しかしセガ派とわざわざ書くならもう少しそれらしい言動が欲しかった ようにも思う。
   5/3(土)  買ってから積んでいたDSの「パズルクエスト」を掘り起こしてプレイ。  RPGで戦闘部分を他ジャンルのゲームという形式のものって何が元祖なんだ ろう。とりあえずナイトを選んで開始。  パズルが最初よく理解できなかったが、とりあえず髑髏を並べるのだなと納 得してしばし没入。  落ちモノの対戦形式でなく、同じフィールドで順番にジェムを動かすという のが珍しい気がする。自分が揃えるのと同時に次に相手が有利にならないよう に気を配るのが面白い。やってる内容は違うが「数陣タイセン」に感覚が近い ようにも思える。  無駄に音楽が荘厳なのがいいなあ。  ただ、妙な理不尽さとかもときどき感じる。慣れてくると違うのだろうけど 爽快感には欠けるし。でも、ずるずるとやってしまう。
   5/2(金)  さすがに疲れたので朝はごろごろとしていたが、昼前に所用で出かけた。  昼に中華料理屋でホイコーロー定食。  早々に寝た。
   5/1(木)  いつの間にか寝てしまったようで、眼がさめたら朝に。  ベッドの時計で八時過ぎになっていて、目覚まし一応仕掛けたんだけどなあ と思いつつのたのたと置きだしてテレビをつけた。  まだ七時にもなっていなかった。  疑問符を浮かべて時計を見直すと、時刻は合っていた。見間違いらしい。  顔を洗って身支度を整えて、外へ。  駅の地下街をうろうろとしてから結局、ホテルアソシア1Fのジャンシアーヌ でモーニングを食した。去年のシャポーブランと比べると自分で食パン焼いた り出来る分良いかな。サンドイッチに行列できるような雰囲気も無いし。  昼はエビフライでも食べようと考えていたので、食べ放題とはいえほどほど にしておいた。普段あまり食べないゆで卵が妙に美味かった。あの殻剥く感触 は独特だと思う。  ういろうとか土産物を買ってホテルへ戻った。  途中コンビニに寄って紙の手提げ袋購入。  帰りの計画を立てつつ風呂に入り、十時半頃にチェックアウト。    まずは昨日寄れなかったメロンブックスへ。  ざっと店内を回ったが、さしたる買い物は無く、荷物は増やさず駅へ。  コインロッカーを探して手提げ袋と本類を突っ込んだ。しかし、普通サイズ のロッカーで300円は高くないか。どこでもこんなものなのか。    かなり軽くなった肩掛けカバンを持ち地下鉄へ。  印刷してあった「地下鉄で行けるブックオフ店舗リスト in 名古屋」を手に いちばん大きいらしい熱田国道1号店へ向かおうとしたが、切符を買おうとし て地下鉄の1日券の存在に気がついた。バスとセットのもあるのか。それなら 昨日買って使っても良かったなあ。  熱田国道1号店は確かに大きかった。もう昼で途中の店でチーズカツ丼とラ ーメンのセットなどに惹かれたがパス。さらに新端橋駅前店に寄り、池下店と 川原通店とどっち行こうか迷って前者へ。もう店で昼食べてる余裕は無いので 駅弁にしようと判断。  名古屋まで来て何をやっているのだろう。ちょっとブックオフ寄ってから大 須にも行ってみようなどともちらりと考えたのだが。とりあえず「誘惑エプロ ン」「 M−メイド−」を発見してつつみあかりの本全部手に入っただけでも 着た甲斐があったように思う。佐世保バーガーとかも食べてみたかったが。  名古屋駅に戻り、持ち帰りのきしめんなど購入。赤福がどこ行っても完売だ ったのに少し驚いた。コインロッカーの荷物を回収して新たに増えた荷物をま とめると相当なかさばり。東京戻ってから秋葉原に足を伸ばしてなどは無理と 判断。出来れば前倒しで帰ろうと思った。  駅弁売り場でしばし品定めして、一点豪華主義でなくいろいろと入っている ものを購入。  特に問題なく東京駅へ。  曇っていたが一応富士山は見ることが出来た。雪をかぶった山頂の方のみ薄 く見えていて、鮮やかな全景を拝むのとは違った風情があった。  駅弁は、天むすやら鰻やらういろうやらきしめんやら手羽先やらとこれでも かと名古屋ものを詰め込んであって、他所者には嬉しい構成だった。土手煮が いちばん美味かった。  山手線に乗ってて思ったが、やはり名古屋とは空気が違う。  格好なのか髪型なのか何なのか。  女性なんかだと、いわゆる名古屋巻きなんかがけっこう特徴的だったりした けど。普通のサラリーマンとか見ても、東京だなあって感じはするのだよな、 不思議と。    今度は大阪行ってみようかとも思うのだけど、やはり名古屋の方が馴染むだ ろうなあ。またいつか行ってみよう。
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