不定期日記 2008

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   7/31(木)  ヤングサンデー最終号の連載作品の身請先を眺めているといろんな裏側のド ラマを感じた。しかし、意外と強引に今号までで完結させた作品はほとんど無 いのだな。最終回用として増刊号を出すみたいだが。  とりあえず行き先が気になっていた「とめはねっ!」が無事スピリッツにな って良かった。今みたいな実質隔週みたいなペースでも、数週書いて休んでの ペースでも、あそこなら許容されるだろうし。しかしスピリッツ行きがけっこ うあるけど、その分今の連載陣がいくつか終了するのだろうか。  ページは増えたか知らないが、電撃大王読むところ減ったなあとかふと連想 した。  刃牙、恐竜と戦う展開に唖然とさせられた。同じ空想具現化なら、ピクルを 出して戦えば良いのに。そして最終ページで「疵面」の予告があったのにはも っと驚いた。あれほど凄まじくもしょんぼりな敵前逃亡してても本誌で救済さ れるんだ。でも、別にREDの連載の続きとは限らないのか。何事も無かったよ うに拳を握るところから始めるのかもしれない。 
   7/30(水)  今月のアワーズ、ヘルシング休載ってもともとの予定だっただろうか。  休んでばかりの気がするのだが。  ナポレオンでのタレーラン登場を見て、そう言えばフーシェは何やっている のだろうと思い出した。ここぞという時しか出てこないのかもしれない。  今月は「それでも町は廻っている」の頭がゆわんゆわんしかねない感じが良 かった。それと骨董品屋のねーちゃんの秘密にほうと思わされた。最後まで読 んでから、最初の車中でのやり取りとか読み返してしまった。
   7/29(火)  深夜の馬鹿力、前振りが面白かった割には、野球合宿自体はそれほど酷い目 にあった話でもなかったな。予約までしたのに結局野球場が使えないとか、宿 で話が違うという目にあったわけでもなく。日焼けしすぎて吐いたり、夜寒く なったのも自業自得で理不尽な事態でもないし。  金払えよというのは同感だったが。  コーナー入って最初がモンスターハンターのコーナーで少し失望。1週空け だったからか読まれるはがきが多かった。どうしても被害者側として聴くので 立て続けに嫌な気分になる。完全に第三者として聴いていれば良いのだろうけ ど、それが出来るなら伊集院のラジオをテープに録音してまで聴かないだろう とも思う。話の傾向で、まったく理がない言いがかりよりは、まだ自分理論が 見える方がマシに感じた。使わない人間の分の駐車券をくれと言われるとか。 遊戯王カードの返品の方は完全に駄目で嫌悪感しかない。しかし何だかぞっと しつつも伊集院が楽しんでいるようだから何だかんだで続いていくのか。夢の 内容を話すコーナーと少し性質が近いのかもしれない。
   7/28(月)  出掛けていて、昼に何回か行った事のある店に入ったが、確か膨大な数のラ ンチメニューがあった筈だったのに、統合されてあっさりになっていた。さる メニューを見るともともとはついていた一品がオプション扱いになっていたり と、よりリーズナブルに提供するためというより、実質的な値上げかと感じた。  どこも大変なんだろうけど。味自体は記憶と変わらなかった。
   7/27(日)  まだ、ビートたけしがさんまの車壊すとかデレビでおれるのだな。相当に非 難の電話とか来てそうだけど。夜とか早朝とかにちょっと27時間テレビにチャ ンネル合わせる度にぐだぐだ感漂う雰囲気だったが、これは見られて良かった かもしれない。面白いかどうかはまた別として。  ナンシー関が生きていたらどう評価しただろう。たけしを誉めたか、今田に 着目したか。テレビでひょうきん族同窓会してるのにうんざりするか。    通販で注文していた「ブーム ブロックス」が届いていたので早速プレイ。  Blogの紹介を読んで、これは買いだと思ったが、正解。  ジャンルとしてはパズルないしアクションパズルになるだろうか。角柱や石 のを積み重ねて構築されたオブジェに対して、ボールや爆弾を投げて崩すと、 掴んで引っ張るという2アクションを柱として、いろんなゴール設定での遊び が詰まっている。より少ない回数で建造物を壊すにはどうするか、ギミックの 爆弾にどう当てればいいのか、落とすとマイナスになる柱を落とさずに崩して いくにはどうしたら良いか、どこの角度からどうすればよいのかを考えるのが 楽しく、なおかつ手を振って投げると壊れるという反応が気持ちよい。  豪快さと緻密さとがうまく共存していて、試行錯誤が苦にならない。  パズルかと思っていると、射的みたいなルールの面があったりもするし、ア ドベンチャーモードだと城に攻めて来る敵に爆弾を投げつけて撃退するという ランパートを彷彿とさせる事もやらされる。  まだプレイ解除されていない面が多数あるので、さらに驚くようなゲームが あると思う。楽しみ。  パッケージの絵とか、およそ可愛さの感じられない動物達とか、何も知らな いで手にとって購入意欲がわくとは思えないのだが、まかり間違って売れて欲 しいと思う。  
   7/26(土)  休みにまとめて読もうと思っていた「ナツノクモ」(篠房六郎)を昨日から の二日掛かりで全八巻読了。 最後の方何話かの強引な話の畳み方に何事と思 って調べたら打ち切りだったのか。もったいない。  連載が続いていたらまだまだあの辺の話には行かなかっただろうし、結果と してぐだぐだになって今の到達点にも到らなかった可能性もあるいけど、惜し いなあ。  現実とネットゲーム上の仮想世界の関係性、互いに顔も知らない者同士での 共生による精神治療、事件が起こった時の安易な原因特定とそれを排斥しよう とする正義、など興味深い題材を表面に出したり沈めたりしつつエンターテイ メントとして進めている描き方、シリアスと馬鹿の混ぜあいとかも巧いなと思 う。単純にファンタジーないしはゲーム世界マンガとしての動向も興味を引く。  ただ、まとめて読んでいるので追いやすいのだけど、雑誌で読んでいたなら 結構話を掴むのに苦労したんじゃないかとも思う。  ところどころ毒や黒いものを含みつつも風が吹いていた七巻途中までに対し て、淀んだ最後の数話が何とも言えない。描かないと終わらないけれど、本来 なら少しずつ段階踏んで消化させたんだろうなあ。  そして最後。あれを踏まえて読み返すと、印象がガラリと変わるのが凄い。  執着とか、執着無さとか、なるほどなあ。    現実世界でのゲームしている時の光景は最後の場面以外では出てきていなか ったように記憶しているけど、単に注意散漫で憶えていないだけか。  作中で現実での会話とかはあるにしても、直接的に見せないようにしていよ うにも思うのだけど。ゲームの中ではむしろゲームなのだと思わせるやり取り とかを入れていたけど。  それにしてもあの手の頭や顔にはめてやるタイプのインターフェイス見ると 妙にぞっとするのだが何故だろう。何かトラウマになるような事でもあっただ ろうか。ガスマスクも似たような気味悪さを感じる。  掘り起こすと、致命的な記憶が甦ってしまうのか。仮面とかは全然平気だか ら、顔が見えていないのが駄目な訳ではないな。  告知から待ちに待っていた中年の初コミックス「年刊中年チャンプ」を無事 購入。もしかすると「少女マテリアル」(鳴子ハナハル)以上にわくわくとし ていたかもしれない。まあ、あちらは雑誌での総集編とかも出ていたし。  しかしまとめてまとめると凄いな。  カバー剥いだ時の平野耕太を思わせるテイストに眩暈。そして熱心なファン であればあるほど愕然とさせられ悲嘆にくれかねないるメッセージが酷い。今 まで描いた作品で今後コミックスが出たとして収録されるかどうかの予測を並 べてあるのだけど、収録されないというのが幾つもある。これのはどうすれば いいのか。二年も前の雑誌とか今から集めろというの酷いな。  あくまで予測・予定の範疇で、そもそも今回のが売れないと次すらない可能 性だってあるのだが。  コンビニ売りの本なので今までわからなかったが、けっこうきっちり消され る部分も描いていたのに驚いた。
   7/25(金)  何とはなくクリスティの好きな長編を五つ選ぶならどれかなどと考えていた が、「ナイルに死す」「ゼロ時間へ」「鏡は縦にひび割れて」「白昼の悪魔」 あたりまで出て迷った。意外と「オリエント急行殺人事件」とか「そして誰も いなくなった」とかは真っ先には出ないな。入れたとしても少しも違和感は無 いけど。ポアロばかりとかマープルおばさんばかりでなく、ばらけるのが何だ か面白い。「白昼の悪魔」より「開いたトランプ」とか「五匹の子豚」とかを 入れるべきか。後は「アクロイド殺し」とか「何故エヴァンスに頼まなかった のか」あたりか。リストとか眺めて検討するといろいろと様変わりしそうな気 もするが。  今挙げているのはけっこう名作揃いだと思うが、「ナイルに死す」なんかは ミステリーファンの評価とかだととせのくらいの位置なのだろう。妙に好きで 何度か通読しているのだが。  序盤の「それじゃあ、今日は大統領は来ていないから、その分の空き部屋を 借りるよ」を彷彿とさせるようなしないようなレストランの描写とか、殺人事 件が起こってポアロ登場でなくて、相当に話が進んでから殺人事件が起こる道 中記の構造と、それまでの登場人物をじっくりと固めていく様、それらの枝葉 をきっちりと整理していく手腕、犯人の人物像、殺人の計画と実行の顛末とか 思い出してみると幾らでも良いところが出てくるな。やはり名作だ。  短編で同じように五本選ぶとしたら、マープルおばさんに並んでクィン氏や パーカー・パインが確実に入ってきて、やっぱりばらけるか。  
   7/24(木)  モノとしては同じものでも、売っている店に高級感を持たせてなおかつ高値 をつけておく方が客の購買欲や満足感が上がるみたいな理論があって、多分該 当するサンプル事例も多いのだろうけど、逆もあるなと思った。特に食べ物屋。  同じものが出されて普通の店であればそこそこの味と納得されるものでも、 なまじ高級店とか老舗の味とか謳われている所のものだと、この程度かと低評 価になってもう足を運ばないといった感じで。  今日立ち寄った店がまさにそれだったのだが。不味いか美味いかで分けるの であれば迷わず美味いにするけど、あれで○○一とかでかでかと掲げられても なあ。  刃牙での唐突な克己持ち上げは、バキ末期のアライJr持ち上げを彷彿とさせ られる。思えばあれは何だったのだろう。主人公に喰わせる為だろうとは予想 していたけど、全然効果見せていなかったし。今回も、克己がピクルに挑んで 勝つにしろ負けるにしろ、そこから何かが生まれるとも思えないのだが。ピク ルを強くさせる為の餌的な役割なんだろうけど。
   7/23(水)  久々にSSなどUPしようかと手直し。TM関係じゃないので、今ひとつ言葉遣い とかに疑問が生じる。書いたの自体けっこう前だし。原典もう一回無読み直し てみないといけないか。  
   7/22(火)  昼に近場の食堂で日替わり定食を食べたが、いつの間にか値上げしていた。  なかなかにせちがらいご時勢だとしみじみとした。微妙にラーメンの具とか も違っているような。ナルトが前はのってたよな、確か。  それにしても日替わりランチとか定食とかやる店は、店に入る前に今日の内 容がわかるようにしていてくれれば良いのに。やっている店を見ると便利だと 思うんだが。見せて客逃すリスクを考慮しているのか、単に面倒なのか。  USBの接続コネクタ買って、ついでに無線LANの親機を購入。今のだとどうに も二階の自室でネットにつないでいると時折切れたり、転送速度の遅さにイラ イラしたりしていたから。10%ポイント還元とかにもなっていたし。  しかしスタンドタイプのパワーなんたら設定のものと、横置き方のさらに高 性能っぽいのとで値段の差が千円なんだが、どう違うのだろう。横置きを購入。
   7/21(月)  伊集院光の話を聞いていると、はなまるうどんが食べたくなる。  しかしげそ天も良いけれど、やはりちくわ天だろう。  会社帰りに少し遠回りするくらいで行ける処に店があるといいのになあ。  モンスターハンター無かったな。毎回やるとは言っていなかったけど。    PCのUSBの口が接触不良になって難儀。  上下二口あるうちの片方の差込口で、端子を固定する樹脂板みたいなのが割 れて、そちらだけでなくて何故か両方とも接続できなくなった。一時的か不良 で時間を置いたら直ったがどうも不安。修理に出しても高そうだしなあ。修理 出すならついでに壊れているDVDドライブも見て貰えるが、そこまでするなら 新しく買った方が得な気もするし悩みどころ。買ったら買ったで環境移すのが 面倒そうだしなあ。OSも当分XPの方が良いし。騙し騙しやっているうちに二、 三年は経ちそうな気がする。
   7/20(日)  DSヘラクレス少し進展。  東に向かっての旅かと思ったら、意外な人物、そしてなるほどここでこんな ものがと驚きつつ納得するものが。姫様のキャラづけいいなあ。  またセーブなし連続戦闘のようなので中断。  対策が事前セーブのお知らせなのだろうけど、けっこう時間掛かるのでここ は考えて欲しかった。  昼は時間がズレてたこともありバーミアンヘ。随分と久々。  ドリンクバーのオレンジジュースとフルーツミックスだったかが一応は果汁 100%だったのに、HI-Cグレープフルーツが無果汁だったのに驚いた。HI-C何た らのシリーズは10%くらいは果汁入っているんじゃなかったっけ。  
   7/19(土)  メロンブックスに行ったら夏コミカタログがあったので購入。重い。  今年は暑いかなあ。  待ち時間用としてドラクエV辺りは良いかもしれない。  Wも中断中だが。
   7/18(金)  新聞広告で「マイナス・ゼロ」(広瀬正)の集英社文庫復刻版が出ると知っ た。これは良いニュース。連続刊行という事は「ツィス」とか「タイムマシン のつくり方」も全て出るのだな、名作復刻は良い事だ。  広瀬正作品では代表作「マイナス・ゼロ」も素晴らしいが、「エロス」を読 んだ時の驚きが忘れ難い。一見してSFではないけど、他のジャンルには絶対に 渡したくない読後感。似た作品を挙げたりか何が凄いのかを語る事が出来ない もどかしさと言ったらない。とにかく読んでみてくれという本を上げるなら、 これは必ず挙げる。ただ、タイトルは別な方が良かったと思う。  筒井康隆の書いた「タイムマシンのつくり方」の解説はちゃんと収録される だろうか。作品解説であると同時に広瀬正のSF作家としての生涯と日本SF黎明 期について語った長文で、ある意味筒井康隆らしからぬペーソスに溢れた名文 だと思う。  存在を知った時にはもう本屋では売っていなかくて古本屋で見かけたら買っ ていたので、「ツィス」と「T型フォード殺人事件」は未読。刊行が楽しみ。    昨日の「ザ・マジックアワー」についてつらつらと思い起こしてみて、やは りストーリー設定自体での問題点はあったなと感じた。  デラ富樫を連れて来るまでは明確だったが、その後の到達点が決まっていな いのが大きかったと思う。「ラジヲの時間」のラジオドラマを何とか成立させ る、「みんなの家」の家を建てる、「ザ・有頂天ホテル」の無事に新年のセレ モニーを迎えるなど、過去作品だと最終ゴールが早めに提示されていた。途中 で枝葉が出たり右往左往していてもそれならば揺るがないし、むしろこれでど う辿り着くのかと思わせられたのだけど、「ザ・マジックアワー」の場合、登 場人物が言っていた「ずっとこんな事続けてられない。どうするのよ」という まさにそれがネックだったと思う。  結末の姿がまったく見えないというストーリー展開もありだが、デラ富樫自 体は困りもしないし危機を感じもしないので、緊迫感が生じにくい。備後が主 役で舞い上がって自由奔放なデラ富樫を制御しようと悪戦苦闘するのが正面に きていれば成立するけれど、デラ富樫の内面とかに比重が置かれているし。  一日乗り切るとか一週間後のイベントを乗り切るとかゴールを作って悪戦苦 闘させた方が良かった気がする。  あるいは備後と富樫は知らないけれど、実は偽者になっている事でとんでも ない導火線に火のついた爆弾を抱えているのだという設定にするとか。単純に 何かの用が済んだらボス達はあっさりと二人を始末しようとしているとするだ けでも違った気がする。もしかすると本物のデラ富樫の存在がそれだったのか もしれないけど、最初だけでずっと存在空気だったしなあ。  良いシーンとかやり取りとかが気に入ってるだけに、もにょもにょ感がある のだろうか。有頂天ホテルの時は特に無かったのになあ。  もう一回観ると、見逃していた伏線とか説明とかあって印象違うだろうか。
   7/17(木)  時間が取れたので「ザ・マジックアワー」を観に行った。  さすがに公開からけっこう経っての平日で観客はそう多くない。ちょうど良 い塩梅。   しかし持ち込み禁止の映画館だと売り物の高さが半端でないな。表の自動販 売機なら150円弱、スーパーとかなら100円で買えるペットボトルのミネラルウ ォーターが200円というのは何なのだろう。山の上にある売店とか新幹線の車 内販売だってそこまでは取らないのに。  本編上映前のお楽しみ、近日公開映画の予告編は日本映画ばかりで「崖の上 のポニョ」「デトロイド・メタル・シティ」「20世紀少年」「パコと魔法の絵 本」の四本。驚いた事にどれも面白そうだった。 「ポニョ」は積極的に情報入れてなかったのでどんな話なのかも知らなかった が、また有名人声優攻勢かいと若干うんざりさせられた。ただ単なる風景描写 とか人の動きとかが何とも惹きつけられる。やっぱり宮崎駿だなあ。  話も日常物から始まってスケールが大きくなる流れになりそうで興味を引い た。ヒットするんだろうな、また。 「デトロイド・メタル・シティ」はクラウザーさんになっていない時の姿の再 現度が凄いなと思った。しょぼくれたオーラのなさが何とも言えない。  ただ、あの姿のままでどす暗い怨念を燃やすシーンではどうなるのか。  予告編としては良いのだけど、映画として面白いか、少し疑問。あの原作世 界をなまじ忠実に描いてもどうなのだろう。でもオリジナルでラブストーリー とかやられても困るし。 「20世紀少年」は原作脱落派なので観ないと思うが、序盤からのわくわく感は 凄かった。知ってるのに何が起こるんだろうと思わせてくれた。オチつけるの どうするのだろう。三部作ねえ。 「パコと魔法の絵本」は最初ふうんと眺めていたが、劇中劇の描写とか少女と 偏屈爺さんの絡みとか、けっこう良いんじゃないかという感想に到った。それ にしても「ガマ王子VSザリガニ魔人」ってタイトルは良いな。    そして始まった「ザ・マジックアワー」本編。  冒頭からの町角の姿が、三谷幸喜が出まくって見せていた町のセットの模型 と同じだというよく考えたら間違っている感動があった。あそこはわざと小さ くして遠近法の錯覚起こしてるんだよなとか。  ボスの愛人との浮気がばれた妻夫木聡が、幻の殺し屋デラ富樫を探す事にな って苦肉の策として売れない映画俳優の佐藤浩市を連れて来て……とかいった 導入部は何度も見聞きしていたが、やはり現物見るといろいろと仕込みがあっ たりと面白い。笑い自体は入れてなかったけど。  で、佐藤浩市が出てからの実質スタート、満遍なくやっている過剰で少し古 臭い演技とかが堪らなかった。知らないが故のズレとかもお約束ながら笑いを 誘う。お約束の展開と、それを微妙にズラすのとか、実に良い。  最初にデラ富樫をボスの所に連れて行くシーン、あのCMでも出てるナイフ舐 めるシーンからのくだりとか本当に良かった。西田敏行の返しが素晴らしすぎ る。威厳ある姿とのギャップといい最高。  いろいろと破綻を含みつつも騙しつつ、最後はきちんと大団円で終わり…… になっていたかな、あれは。  とりあえず充分面白かった。観て良かった。  ただ、ちょっと見ていてすっきりしなかった部分もあった。  あんまりはらはらしない、特に後半。何でかと思ったが、変な話、主人公が デラ富樫だったからだと思う。偽者だとばれて困るのは備後であって富樫では ない。もちろん富樫だってただでは済まないだろうけど、ボス以下あまり凶悪 な面も見せていないのでに危機と直結していない。少なくともしていないよう に思えてしまう。  富樫の描き方に対して備後の背景が薄すぎるのかもしれない。ボスの部下で クラブの支配人に上り詰め、踊り子だった深津絵里演じるボスの愛人とは古馴 染みとか役割・位置の説明はあるけど、それだけで。ボスの愛人の魅力の無さ っぷりも不思議だった。最後の変化に向けての前段階なんだろうけど、単なる 自分勝手にしか見えなかった。自由になりたいならさっさとどこにでも行けた だろうし。  後は最後の大仕掛け、あれで本気でやろうとしていたのならお粗末すぎるだ ろう。光とかスモッグとか。あそこは観客が本物と思うくらいにしていないと いけなかったと思う。ちょっと解せなかった。  こうまでいろいろと考えさせるだけでも、けっこう熱入れて観させられたん だなと思う。
   7/16(水)  最近知った蕎麦屋に行ってみたが、昼だけで今日は終わりにしたのか、終了 札が出ていた。その前は場所が良くわからずたどり着けなかった。次あたりは 店内には入れたものの注文したものが品切れとかまでは前進出来そうだが、当 分いいや。  帰りに夕食用に肉屋で鶏唐揚とコロッケなど購入したが、ショーケースの値 札と壁に貼ってある価格表とで微妙な差異がある罠が。それと鶏唐揚の値段が 違っているので訊ねると、ちょうど200gでなくてオーバーしたと答えられたが 40円高くなるのは誤差の範囲なんだろうか。重量で一割以上多くなっている。    どうも「FFXIII」がPS3オンリーではなくXBOX360でも出る事に怒っている人 間というのがよくわからない。ユーザーへの裏切りという意見も謎。  SSの誇る「グランディア」とか「サンダーフォース」とかがPS行った時に時 勢だなあとの寂しさはあっても別段怒りはなかったが。サードの作品だし。  FFの為にハード買って待ち続けていたのに発売中止になったとかならいくら 怒ってもいいと思うのだが。PC-FX「天外魔境3」に比べたら天国だろう。挙 句の果てに出たのかまた酷かったらしいし、あっちは。   
   7/15(火)  朝、「FFXIII」のマルチプラットフォーム展開のニュースを見た。  どっちみちやる事は無いだろうからどうでもいいのだが、影響は大きいだろ うなあ。日本ではPS3のみとか言っても、どうせ間をおいて発売だろうし。  しかし、こういう発表をすると言う事は完成させて発売するのだな。どっち かと言うと凍結方向になるとと思っていた。少し意外だ。  コンコルド錯誤みたいな状態なのか。  篠房六郎を薦めていたのは誰だったか。アフタヌーン系だともとはるか。  唐突に「ナツノクモ」が読みたくなったが、IKKIの本ってあまり普通の本屋 に置いていない。「ぼくらの」とばこにも置いてある。  何件か回って六巻まで確保。あと二冊。ブックオフも回った際に角川文庫版 の「妖異金瓶梅」(山田風太郎)発見、購入。
   7/14(月)  西瓜を帰りに買って来いと言われたので、スーパーで購入。幾つかの産地の ものがあったが心情的に新潟産を選ぶな。海辺と砂浜とスプリンクラーが懐か しい。  ついでに風見米菓のぷち風せんを探したが見つからず。知ってる限り某チェ ーン店でしか見かけない。コンビニとかにも置かれないし。  あのまさに風船のような膨らんだ形状、噛み砕いた時のパリンという快感、 食べたことある人間にははたいてい好評な一品なのに。値段もスーパーで売る レベルだからさほど高い訳でもないし、みっしりとした量感はないのにけっこ う食べでがあるし、もっとメジャーになっていてもおかしくないんだが。  遠出しなくても会社帰りにちょっと寄れば買えるから、今のままでも困って はいないが何だかもったいない。  バンブラDXで、何かの曲でバンジョー弾いて、ふとバオーを思い出した。  けっこう細かいディティールは覚えている割に、何で育朗はバオーに寄生さ れたんだっけと考えて答え出ず。調べればすぐなんだが。本も部屋にあるし。  車が事故にあって生き残りをドレスが実験体にしたんだったか。スミレが何 かしたのが引き金だったか。「マーチーーーン!!」とか「熱いコーヒーはな いのか(ゴボゴボ)」とか「今が殺しの刻だ!」とかは絵も含めて思い出せる のに。
   7/13(日)  朝の五時頃に目が覚めたので、レンタル期間が今日までの「サマータイムマ シーン・ブルース」のDVDを鑑賞。  これは面白い。少し眠気が残っていたのも失せた。映画館で観たなら、腕時 計がまったく気にならないレベル。  怒涛の展開とか、豪華な映像世界とかとは縁は無い。終始良い意味でのアマ チュア映画っぽい雰囲気だし、登場人物の言動もそこらにいそうな馬鹿大学生 のそれで、リアルな役作りなのかもしれないが、素で馬鹿やっているだけのよ うに見えるし、全体にチープなB級感全開。  が、入念に置かれた伏線のことごとくが唸るほど見事に整合性取りつつ回収 されていく様が感動的に素晴らしい。手放しでお見事と褒めるしかない。  前半での「ん?」と思いつつも通り過ぎた所はもちろん、何の変哲もなく流 していたあれやこれやまで、あるものは無理なく、あるものは意外性をもって きちんきちんと窪みにはめられていく感覚と驚き。これ見よがしで伏せてなど いない線すらちゃんと片付けられない超大作映画なんか腐るほどあるのに。  ガチガチのタイムパラドックスものにはしていないのに、良く出来た時間物 の持つ快感には満ちていて、他に欠点があったとしてもこれなら全て無視でき る。根本のタイムマシーンの出処はとかの部分は最初から説明放棄しているの なんかむしろ天晴れと言いたくなる。  途中で変に緊迫感あるシーン入れたり、偶然の作用による事件の拡大とかが 少ないのも良いなあ。一応慌てて隠れたりといったところはあるけど、演出で 盛り上げようなんて意識はほとんど感じられない。良い感じのゆるゆる感だっ た。映画館で観て面白さが増す作品とは思わないけど、中途半端に観客が入っ た箱で、反応を共にするのは楽しさを増したかもしれない。     夕方にしばらくぶりに「ヘラクレスの栄光」の続き再開。  自分達はなにものなのかを問いに門をくぐるが、神から一方的に断罪された り使命を与えられたりするのがヘラクレスらしい。また何かやらかしているの だろうか。  それにしてもずっとセーブできないのが辛かった。途中での試練を考えると 中途半端でセーブするとどうしようもない立ち往生になるのからだとはわかる んだが、けっこう長かった。  その後の意外な展開、意外な名前。  この先がまったく予想つかない。  時々過去の記憶らしき断片が出るが、Vの時みたいに素直な過去描写なのか 叙述物のように後で振り返ると……という仕掛けでもあるのか。そこも興味深 い。しかし、戦闘が難儀する割に宿に泊まる事がないゲームだな。バランスは 凄くいいのかもしれない。  
   7/12(土)  しばらく前に出来たが、今まで縁が無かったレストランに行ってみた。  期間限定なのか、前菜からデザートまで一式揃えたセットがかなりお得な値 段でという宣伝していたの見たからで、同様な客が多いのかけっこう混んでい たし、後からも何組か客がやってきていた。少し昼としては遅めの時間帯だっ たのだが  接客はなかなかしっかりしているし、キッチンを客から見える形にしていて きびきびとした動きを見せているのも良い。肝心の味もなかなか。  ただ、値段的には、少しレトリカルなものを感じた。サラダやら肉料理やら 何やらと単品の値段はあるから合わさる事で本来幾らになって、それをこれだ け割引していますという論法に嘘は無いが、その単品が妥当な値段からすると 高い。今回全体で二千円弱だったが、多分そもそもそれが妥当な値段の気がす る。それを倍近くの値段で出されて食べるかというと、食べないだろうなあ。  じゃあ定価が二千円弱だったら良いかというと、それなら積極的に行かない だろう。あの値段がこんなに安くというお値打ち感と満足感がの作用は大きい と思う。  こんな事を考えつつ食べる客も嫌だろうが。  デザートの飾りつけ自体は良かったけど、構成品のひとつのシファンケーキ が少しぼろぼろだったので改善を求めたい。フォークで小さく切って刺そうと すると刺さらず崩れるのはダメだろう。少し乾燥させすぎだ。古いのか。  そんなに何度も通いたいと思うほどは魅力は無かったが、憶えておこう。  車の中で今週の深夜の馬鹿力のテープを聴いていたが、日常のモンスターな 客を報告するコーナーは短命に終わると思った。というか終わって欲しいな。  面白いと思える要素は0でないにしても、それに対して嫌な気分になる要素 の方が多すぎる。中にはあまりに不条理で逆に面白くすらなったり、題材とか 切れ方とかが笑いを呼ぶ事もあるだろうけど、大概は理不尽さでマイナス方向 に揺さぶられるだけだと思う。  リスケンの場合は、全部が全部外からの攻撃・被害のネタじゃなくて、ある 意味自業自得だったり勝手な思い込みだったりしたのと、オチでとりあえずチ ャラに出来ていたが、こっちはただ一方的に言われっ放しだからなあ。  最初ダメだろうと思って良い感じに変質したコーナーも過去あるから、様子 見か。すっとフェードアウトするコーナーも多いし。  一方のイノシンさんのコーナーは単純な発見からネタとしての弄り、面白か ら感嘆系までいろいろ幅広くやれそうなので期待。単なるこじ付けダジャレが 主流になるかもしれないが。  しかし今更ながら、日曜日の秘密基地あるとバランス良かったんだなとは感 じる。テレビの方は知らないが、日常雑多を喋る時間は無いだろう。何だか喋 りたりない感があるようなないような。
   7/11(金)  出先からそのまま帰宅になったので、その辺の本屋とかブックオフなどに立 ち寄った。特にこれといったものもないので、もう少し足を伸ばそうかと思っ たが、雨が降ってきたので帰途に着いた。  検索ちゃん、松村邦洋がゲストで、伊集院の話のフリから「サラリーマン蛙 太郎」のネタやってくれたのに感動した。かれこれ何年前だろう、深夜の馬鹿 力で絶賛していて出来ればゲストで呼びたいとか言っていたのは。蛙太郎は蛙 だからゲゴケコ言っているのを、社長だか会長だかの津川雅彦はそのまま受け 答えしている訳なのか。これは面白い。  放映中にも指摘されていたが、太田光がリアクションして話奪ったり脱線し たりも出来ないってのも珍しい光景だったな。
   7/10(木)  某仮想冷水機の中の人のBlogで「クロノトリガー」ってそんな名作だっただ ろうかという素朴な疑問が書かれていて、どうだったかと記憶を辿ってみた。  確かに、当時楽しんでやっていたけど、何周もしたりとかはしていなかった な。強くてニューモードも序盤の方やって止まったし。  夢のトリオというのには確かに驚かされたけど、ドラクエは大丈夫なのかと 思ってたような記憶がある。まさかスクウェアとエニックスがくっつくとは想 像すらできなかったな。  それでも、何とか覚えているクロノトリガー構成要素はキラキラと輝くもの があると思う。  最初の王城の賑やかさ、カエルとグランドリエルと魔王の物語、荒廃した世 界、高度文明、裁判、死、ラヴォス、猫、風船。  戦闘システムどんなだったっけ。合体技あったのは覚えている。  名曲ぞろいのCDと、何度見ても素晴らしいOPとかが、好印象を強固にしてい るだろうか。町の人の会話とかが良かった印象もある。  心の殿堂入りしていたら、「クロノクロス」も手を出していたと思うのだけ ど、完全にスルーしているな。Wikiとかで設定だけ読むとむしろ「クロノトリ ガー」より好みなのに。  今やったらどんなだろうか。  DS版やった方がいいのだろうか、良かった記憶を留めておくべきか。  ドラクエVの花嫁候補が増えましたとかは、期待よりも何だかなあという暗 雲のみ感じるし。過去の名作って扱いが難しいな。   
   7/9(水)  どこの本屋行っても置いていない所から爆発的に売れているのだろと思われ る「サラリーマン田中K一が行く!」(田中圭一)をようやく見つけて購入。  あまり普段のテイストを出さないようにしているようにも思えないのだけど まっとうなのを心かげたというのも頷ける。  あまりセールストークとかうまくなさそうなのにトップの売り上げを誇る先 輩の武器の話とか凄く普通の漫画だ。味付けはともかく。  最後、倒産の危機で盛り上げて危機回生の事件と、新しい波を描いて終わり というのも綺麗だと思う。  でももやっぱりまっとうじゃないよなあ。普段のがもっとアレなだけで。
   7/8(火)  肉屋で鶏唐揚げを150g注文したら、「ピッタリ150gでなくて多少重量がズレ ますが良いですか」とか訪ねられた。基本は100g単位のところを半端な注文し たからなのだろうが、100g単位であれば寸分狂いなしなのだろうか。200gとか 買った時にはいちいち訊かれなかったのだが。  ここのはちょっとガキンガキンに揚げすぎなんだよなあ。一緒に買ったメン チカツなんかは調度良いと思うけど。  昨日遅くまで起きていたので、夜はそうそうに寝てしまった。
   7/7(月)  今月曜日に読める漫画では「センゴク」が一番楽しみになっている。これか ら長篠という事でどう描いていくのか、結果は知っているものの期待。今まで の武田軍団のあの描き方だと、鉄砲入れ替わり連射くらいあっさり対応しそう なんだが。わかっていながらなお対処できないという展開なのか。  根来衆は山田風太郎の忍法帖で存在を知ったが、甲賀や伊賀と比べると一枚 落ちる敵方として描かれがちな忍者集団との印象。なので鉄砲に関してのエキ スパート集団としての姿にまだ違和感がある。刷り込みって怖いな。そういう 意味では「大河ドラマ」なんかもかなり功罪あるよなあ。立場変がわれば描か れ方も変わらざるをえないものだが。
   7/6(日)  クラブニンテンドーへ「バンドブラザーズDX」分のポイントを登録。DSLプ レゼント企画が始まるまで待っていたが、危うく予約ポイントと早期購入ポイ ントをふいにするところだった。積んでいた「ジェットインパルス」を遊んで みて、こちらもポイント登録。しかし、2本分登録してからプレゼント申し込 むまでの手順がわかりにくく、手間取った。普通に登録していればシステムの 方で条件を満たした判断をして申し込みボタンを表示するという親切仕様だっ たが、逆に普段と同じポイント登録フォームしかない事に戸惑わされた。  3Dでレーダー頼りに敵を追い回す空戦ものが苦手なのに何故に「ジェットイ ンパルス」を買ったんだったろうかと少し不思議。出来自体は序盤しか弄って いないものの良さげと伝わってきたが。第三世界大戦後に復興のため国々は団 結したが世界平和は長く続かなかった的解説が、任天堂っぽくないなと少し驚 いた。「ゲームボーイウォーズ」の世界観も何気にシビアだが、あっちはまだ 羊の皮を被せている。    爆笑問題の午後のラジオを半分くらい聞いていたが、もうちょっと昼向きの ラジオと意識したほうがいいような気がした。テレビならあれでもいいと思う が、ちょっとわかりにくい。もともと三人でゲストいたりすると多すぎる。  あと今週のニュース解説みたいなところで、ニュースに合わせた曲を流すの がちょっとイラっとくるのは何故だろう。選曲がダジャレだったりするからな のか。
   7/5(土)  雨が降る前にという事で家庭菜園のじゃがいも掘りをやらされた。  さすがに古来より米や麦が取れぬ地方で多くの人間を飢餓から救ってきた作 物にしてドイツ人の魂、やたらと採れる。  去年は段ボール二箱くらいだったのが、今年は三箱にはなっていた。それで もまだ取り残しが土の中に眠ってはいるのだろうな。  そうしている作業の中、ハサミ虫、ダンゴ虫、ムカデっぽいの、バッタ類な どがしばしば現れ出る。風呂場などで唐突にムカデと対面すると驚きうろたえ るが、こうした所だと平然としたものなのは何故だろう。素手で閉鎖空間なの と得物を持って外にいる違いだろうか。  それと数え切れぬミミズ。こちらなどは益虫のうえこちらが迷惑を掛けてい る方なので、のたうっているところを丁重に土中にお帰り頂く。見方によって は「早すぎる埋葬」をやっているようなものだが。時期的なものもあるのか、 細いのが多いのだが、時にぎょっとするほど太いのが現れる。ただ、太さに対 して長さはそれほどでもないのが不思議に見える。小さい奴とのバランスで言 えばあと2、30pは必要なのだが、それほど長くなると確かにいと活動はし にくかろう。  確かKTさんだったか前に「GA 芸術科アートデザインクラス」(きゆづきさ とこ)が良いと言われて既刊二冊を読んだら確かに面白かったので、「棺担ぎ のクロ。〜懐中旅話〜」も既刊二冊を購入。だいぶ毛色が違うようなので先に 雑誌の連載を見てみようとしたが、表紙になっているのに原稿を落としていて これは本を買うしかあるまいと決意させてくれた。  結果、大当たり。  目的があって旅をしている秘密のある旅人という形式の物語は無数にあるだ ろうけど、独特の雰囲気を作り出すことの巧いこと。良いものを読んだ。  色を吸い取るエピソードとか、わがまま姫の話とか、髪を結う話とか、実に 良いな。しかし「GA」か「クロ」かそのうち深夜アニメ化しそうだな。
   7/4(金)  何となく食べてみたくなり、春雨のカップ麺を購入。  シーフード味でそう悪くはなかったが、やはり普通の麺の方が美味い。ただ 味のチョイスの問題で、坦々麺みたいなのだと春雨はけっこうあうかもしれな い。今度試してみよう。  春雨で思い出して「回螺」(安倍吉俊)を取り出して読んだ。そう言えば見 ようと思っていて「灰羽連盟」まだ見ていない。
   7/3(木)  何件か本屋行って「少女マテリアル」無事入手。  まあ週末にメロンブックス辺りに行けばあっさり買えるのだろうが。いや、 逆に危ないのか。良い一品だった。でも、快楽天で不定期掲載のカラー劇場を まとめて欲しいなあ。増刊号では、おまけ1Pが未収録という凶悪な構成だった し。まああと三年もしたら出るだろう。出るといいな。  ヤマダ電機で1/10の確率で500円分プレゼント企画していたので、しばし店 内をうろうろした挙句、VC用のポイント1000円を購入。マリオRPG辺りでも買 うとするか。プレゼントは外れた。  バンブラは「フルーツバスケット」OPなどをDLした。ずいぶんとポンポンと 曲が増えるのが凶悪だ。前作なんかだと、通販で追加曲のカートリッジを買う 形だったのに。この調子で行くともう一本買う必要が出るかもしれない。  出来ればDL専用の収納カートリッジとか出して欲しいが。  どうにも今週は夜も昼も眠い。  更新だけして力尽きた。
   7/2(水)  一応本屋を覗いてみたが「少女マテリアル」影も形もない。  普通の本屋だと今日だよな。  代わりに「Fate/complete material I Art material」のでかい箱があった ので購入。何事かと思ったら、後から出る二冊も収納できるケースが同梱され ていた。本棚に入れる事とか考えたら正直邪魔ではないかと思うのだが。結局 三冊まとめて引っこ抜かないと出せないような気がするし。  しかし、正直高いよなあ。買うけど。  気がついたら眠っていた。  更新の準備とかもしていたのだが。
   7/1(火)  バンブラDX、何時間も延々とではなくて、何曲かやって止めて、また立ち上 げて何曲かやってというパターンで何だかんだで時間食われている。  で、配信曲を見ると「ロトのテーマ」があったりするので落とさずにはいら れない。FC版の頃から8だの交響曲だのと数え切れぬほど聞いている曲なのに 1パートとはいえ自分で奏でていると妙な感動を覚えるた。魔界幻想とか戦国群 雄伝のOPとかルナークとか来ないかなあ。手間掛ければ自分で打ち込みもでき るのが怖いな。  あとはロミオの「空へ…」が投稿されていて感涙。  幾つかAmazonのマーケットプレイスに出品していたものに買い手がついたの で発送準備。そんなに大儲けとかの値段ではないが、古本屋とかに持っていっ たら二束三文だよなと思うとトルネコのような気分に。  まだまだ不要品は山ほどあるし、ちょっとずつでも片付いていって欲しい。
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