不定期日記 2008

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   12/31(水)  今年は寝過ごす事無く年を越した。  去年もそうだったか。  寝たまま年明けするのが何回か続いた気もする。  昼間に、DSiのネット設定をしようとしたが、何度と無く失敗。初期不良の 可能性まで考えたが、何とか設定完了。旧DSもWiiもあっさりと出来たのに。  しかし、かなり手触りがいい感じ。比較対象がつるりとしたDSなので、しっ とりとした感触が別物と感じさせる。  とりあえず「うごくメモ帳」をダウンロードして、投稿作品を眺めてみた。  カオスだな。新しいのを見てから、評価の高いものを幾つか試してみたが、 マリオのドット絵を見つめていて、それが消えるとルイージ残像として浮かぶ やつに感嘆。他にも、いろいろと凝ったものやら、簡単にして魅力的なものや らあり、一方で何これというのもあって、やはりカオス。簡単アニメツールと かの方向でなく「うごくメモ帳」というネーミングにしたのが秀逸とどこかで 目にしたが、その通りだと思う。何かパラパラ漫画描きたくなるな、これは。  
   12/30(火)  今年最後のイベント、冬コミ参加。  太陽も昇る前から出掛けるのは止めて、少しゆっくりと出掛けた。  新橋まで出てゆりかもめで国際展示場前に到着した時点で十時前後。そこか ら誘導に従いどう行っているのかわからない道を連れ回され、さほど待機時間 が苦にならないうちに入場。十一時くらいかと思っていたが、十数分は早かっ た。  A館から回ったが、A1の角の辺りが超激戦区となっていた。あれは倒れたら 人死に出てもおかしくない感じだった。去年はそれほど強烈に混んでいなかっ たと思うのだが、微妙な時間差とかもあるのか。わりあい順当に購入。TM関係 のエリアでKTさんのブースに行き挨拶と思ったら、MARさんもいた。まだ話を している余裕がなく別れて次へと。次いで西館へ。  久々に西紀さんと話をした気がする。他、八房龍之介の本など買って、また 東へ。456を幾つか回り、とりあえずの予定地はクリア。  けもこも屋もちょうど1限になった頃でさして並ばなかったので、今回は行 列らしい行列に参加していない。「CUT A DASH!!」でも行ってみようかと思っ たが、既に列の欠片すらなし。新刊無かったのか、もしかして。  なんだかんだあって二時過ぎにもとはるとビッグサイト撤退。  帰りもゆりかもめと思ったが、ちょうど水上バスの時間がちょうど良いよう なので一度試してみようとそちらへ。浅草までとなると時間もかかるが、浜松 町なら値段も手頃。わくわくと乗り込んだが、もとはるが気難しい顔をしてい た。何でも、海で船に乗るのが初めてだとかで不安を表明している。そういう 事は提案した時点で言って欲しい。  物は試しだとそのまま席についていた。ほどなく出発。なかなかの情景。  風も無くほとんど揺れが無いのが、非常に物足りなかった。  降りて、平気だったろうと問うと、平気ではなく危なかったらしい。冬の荒 波を擁する地方の人間であろうに。まあ、静かで揺れなど無きに等しい車だと 逆に酔うという事もあるようだし、不安感が後押しした面もあろう。佐渡に行 くジェットフォイルなんかは平気だったそうだし。  とりあえず朝飯でも食べようと話した。もう昼の時間も終わっていたが。  当初はカレーと主張されていたが、最終的に中華的なものに。カレーなら昨 日食べたろうと言ったが、奴はドライカレーだった。予め罠を仕掛けていた訳 なのだな、蛇め。  秋葉原のヨドバシカメラの食堂街で、刀削麺があるというのでそこへ。坦々 麺を注文。もとはるも最初それにしようとしていたらしいが、同じのは頼まな いというポリシーから非常に辛いのを注文していた。  ほどなく出来上がり、食べ始める。初めて食べたが、けっこう独特の食感で なかなか美味しい。うどんに近い気もするが、汁ともマッチしていた。メニュ ーで唐辛子マーク1つの辛さだが、だんだんと蓄積してじんわりときた。時々 咽るマーク3つだとどうだろうと、外観からして真っ赤なもとはるのの様子を 見ると、けっこう辛いらしい。さっきの醜態を挽回し冒険野郎と称された過去 を取り戻すべく頑張っていた。さすがにスープを一滴残さず飲み干すのは無理 だったが。    もとはると別れ、しばしラジオ会館などで物色。さすがに虎とかに行く気力 はなかった。五時ごろか、KTさん秋月さんと合流して居酒屋へ。  あれこれ話をして帰宅。  結局、DS使わなかったなあと思い、帰りの道中で延々とメテオスをやって過 ごした。
   12/29(月)  昼過ぎに、もとはるを迎えに駅へ。  落ち合ってとりあえず今年最後のメロンブックスへ。  西E田画集など購入。  駐車場へ向かうと、高い木の上に白鳥っぽい首の長い白い鳥が何羽かとまっ ていた。カラスとか鳩とかなら時に群がっているが、珍しい光景だった。都合 良く湖沼があるとは限らないのだろうけど。  それを見つつ、新潟のさる市では野生の鴇を保護する為に役所の人間とかが ボランティアとして駆り出されるといった話をされた。早く他の地方へ飛んで いけと思うらしい。なるほど。  とりあえず馬車道へ向かった。さすがに夕飯にしても早すぎるのでお茶にし てしばし愚にもつかぬ話を。飲み物がドリンクバーで馬車道らしくないなあと 思ったが、カップがスタンドで温められていたり、ティーパックではなくポッ トを使わせる辺りは馬車道と言えるかも知れない。  時期的に今年の云々という話題になるが、その中で18禁関係の諸作品を我々 はレフトナンバーと称するが何故だと疑問を呈したが、結論は出ず。語源とな っているのはFSSで間違いないが。とりあえず今年新たに読んだ書籍関係では、 TANA、尾野けぬじ、中年が三強であると思う。他にも今年は豊作だった。  外も暗くなって来たので店を出て、温泉センターへ向かった。ミスト風呂、 サウナ、露天風呂など堪能。  店を出て、明日の電車の切符を求めてから、カレー屋へ。ハンバーグの焼き カレーを食した。久々に来たが、変わる事無く美味かった。もとはるは何故か ドライカレー。なんで稀にしか来ないのにメニューの中からあえてそれを選択 するのがいささか不可解。しかし現物を見るとやはり美味そうだった。他人の 皿を見て羨ましくさせるのは名店の証しだと思う。  家へと戻り、もとはるが持って来た「タツノコ VS CAPCOM」で対戦しようと としたが、Wiiリモコンをゲスト登録する方法がわからずしばし難儀。  結局、任天堂のHPであれこれ探して説明書を発見してやり方を知った。有線 であれば繋ぐだけで簡単なんだが。  ゲーム自体はなかなか。キャラ入れ替えの様が「鉄拳タッグトーナメント」 を彷彿とさせる。攻撃は拳と足で4ボタンないし6ボタン欲しいところだが。  タツノコキャラの動きとか、さすがにらしくて好感。ドロンジョ様というか 三人組の動きとか堪らないものがある。ゴールドライタンとメカの戦いなんか は大味すぎて逆に面白かった。技きちんと把握するとまた違うのだろうけど。  ちょっと欲しくなった。  ついで「空の境界」DVDを観たいと言うのでを1,2章鑑賞。  原作既読者対象の作り方だが、これはこれでという感想だったようだ。  1章のスタッフロールでの声優陣眺めて、「鮮花がどこに?」と疑問を呈した のに少し笑い。これは皆思うのではないか。
   12/28(日)  大掃除に勤しんだ。  辛うじて自室に人を迎え入れられるようにした。
   12/27(土)  また気がついたら眠ってしまっていたらしく、炬燵で目覚めた。  朝の五時頃に目を覚ますのはもしかすると、30日にもとはるのスタンドで 寝過ごす事のないように、体がサイクルを作り出しているのかもしれない。  また「黄金のラフ」探して、結局延期らしいと知った。  やれやれだ。 
   12/26(金)  本屋で「それでも町は廻っている」五巻(石黒正数)購入。買った所では平 積みだったが、同じ系列店でも冊数で差異があったが、担当の判断の違いか。  連載で読んだのが収録され始めていた。半分くらいか。  しかし、フリーマーケットの話が掲載されていない。何か抹殺されるような 問題があったのか。今までも全話収録でなくて何本か抜けがあったのか。今週 の深夜の馬鹿力で、テレビで罰ゲーム部分は有料の携帯サイトでとかやってた り、最終回は放映せずDVDのみというアニメがあったりという風潮を批判をし ていたが、これもその一種か。毎回雑誌買わないと掲載されない話が出てくる ぞと。「酒のほそ道」なんかも事実上そうなっているしなあ。コンビニ本とか 読むとコミックス未収録話の多い事。  小学校のメッシーの話が巻を跨いでしまうから、1話を抜いて次に回しただ けだとは思うのだが。ちゃんと収録して欲しい。それにしても小学校に忘れ物 取りに行く話でちゃんと伏線張ってあるのな。さりげなく凄い。骨董品屋のお 姉さんも前の巻とか読み直してみると思わぬ布石が打ってあったりするのだろ うか。  大きくなってから小学校に行って小ささに驚く描写とか、夢と現を行き来す る話とか、やっぱり「それ町」は面白い。  ゲームキューブで遊んでるの「ファイトナイト」だろうか。  確か「黄金のラフ」も新刊出ていた筈だが、影も形もなし。そんなにもマイ ナーなのか。掲載誌のせいかもしれないが、もっと名が知られていてもいいと 思うのだがな。そう言えば、今現在、ゴルフを題材とした漫画って週刊少年誌 では皆無なのか。一時期はあちこちでやっていた気がするが。許斐剛あたりが 描けば凄いのになりそうなのに。 
   12/25(木)  やたらと眠い。  いろいろとしないといけないのになあと思いつつ炬燵の魔力にやられた。  あるいはメテオスのせいか。あれが何か呪力を発しているのか。  新たにメテオスの合成条件が提示されたが、集めにくい素材を1000とかなっ ているのを見ると、ちょっと眩暈。効率よい稼ぎ方とかあるのだろうけど。  やっていると、DSでコラムス出してくれないかなとちょっと思う。出たら延 々とやっていそうな気がする。コラムスは良いな。メガドラとSSとPS2版と持っ ていて、さらにWiiでもプレイしているのかと思うが。2以降にはほとんど惹か れないが、初代は飽きないなあ。
   12/24(水)  某書院の文庫を探してみたが入荷なし。  東京では売っていたらしいが一部で、ら早売り扱いらしい。文庫発売一覧と かにちゃんと発売日記載されているのだが、意味がない。下旬とかになってい るのなら別に構わないのだが。  うどんとカツ丼のセットを食べつつ、お品書きを眺めていて、この店に丼も の単体でのメニューがある事に始めて気がついた。麺類とのセットメニューし かないものだとばかり思っていた。セットメニューの方がお得なのだろうが、 別段ご飯ものだけでいいよという場合もあるしな。覚えておこう。  街中行かないためか、意外とクリスマスしている飾りつけとか見ないな。不 景気の影響もあるのか。個人の家の過剰な電飾とかは時折目に付くけど。あれ は何なのだろう。帰って来て光っていると嬉しいのか。 
   12/23(火)  今日のうちに鳥食べてケーキ食べてアルコールを摂取して早々に寝てしまっ た。美味いケーキというかクリームを評するのに、あまり甘くなくてというの は、聞く度に違和感を感じる。上品さとか過剰な味付けでないとか言っている のはわかるのだけど。    何だかんだでメテオスが再熱してプレイを重ねている。  惑星をひとつ合成。  こういう落ちてくるピースを回転させたりする落ちゲーでなく、積み重なっ たパネルの中を入れ替えするのは、何かグルーピングする名称はあるのだろう か。アクションパズルだと広すぎると思うが。「パネルでポン」とか「メガパ ネル」とかそれなりにあるような気がするが、意外と無いかな。
   12/22(月)  伊藤悠の新連載がスピリッツに来るとは思わなかった。  あの雑誌でこれ以上新連載がいるのかという点で疑問が生じなくも無いが。  何週か続けて休んでみたいな形態での連載を意図しているなら、スピリッツ は良い様な気もする。  それにしても週刊連載対応の為か、絵の感じが皇国とは違うな。  異次元飛ばされモノとしては少し異色だが、どうなるのかな。  ちょっとOVAのエルハザードを思い出したり。あれは初めと終わりが綺麗だっ たと思う。  マンガの限定版商法はまあ、買いたい人が買えばいいのかなとも思うが、表 紙を限定版と通常版で変えるのはもにょもにょさせられる。本の中身まで違う ならともかく、単に同梱で付録つくだけならカバー絵同じで良かろう。区別が つかないという事もないだろうし。
   12/21(日)  M1グランプリ、今回は見終わってあまり飛び抜けたコンビがいなかったな あという感想になった。トータルテンボスとか今年出られていたら、優勝でき たんじゃないかと感じた。去年はサンドウィッチマンがさらに上を行っていた し、完全に流れを持っていたのが不運だったが。  昨日やっていた再放送の方が面白かったかなあ。お笑いの場合、初見より知 ってて見る方が面白く感じる場合もあるけれど。  久々に「メテオス」と「メトロイドプライム・ピンボール」をやってみたが 面白くてしばし熱中。「メテオス」の面白いんだが猛烈にイライラとさせられ る感も久々だった。相性良さそうで、タッチペンは相性悪いと思う、あのゲー ムに関しては。馴れるとあの細かいのを完全制御できるようになるのかもしれ ないけど。メトピンについては、いつもやる度に説明書読み直してルールとか きちんと把握しようと思って、プレイ終わると忘れてしまう。ただやっていて も十分面白いのだが。ただ、敵に自機が壊されるのだけは、納得いかない。  
   12/20(土)  積んであった「きみとぼくが壊した世界」(西尾維新)を探して読んだ。  驚いた。凄く面白い。前作と前々作がつまらなくはないけどされほど感銘は 受けずという位置づけだったので舐めていた。  こういう構造自体に凝っているものにやられやすい性質を割り引いても、か なり面白いつくりだと思う。「匣の中の失楽」などが浮かぶけど、それよりも 目が覚めても目が覚めても夢というパターンに近いか。  それと、病院坂黒猫ってこんなに破壊力ある萌えキャラだったっけ。主人公 視点でされる描写と、一人称での内面描写との違いはあると思うが。シャーロ ック・ホームズ博物館に行った時の狂いっぷりとか、その後の怖がりぶりとか あまりに可愛すぎる。そういう意味では様刻のロゼッタ・ストーンへの偏愛な どもそうなのかもしれない。  最終的にどうなるのかというところに目が向いて、物語の発端だった読むと 死ぬ本とか作家の周りの死とかがどうでも良かったような気がする。  それと評価とミステリーに関するくだりのやり取りは興味深かった。どちら かというと米澤穂信の「愚者のエンドロール」での何でもかんでも今はミステ リーの範疇に入れられてしまうという言葉の方が頷けるが、対象とか事象につ いては違うのだろうな。  作家や作品に飽きたり嫌いになったりして離れる事を「卒業した」と表現す るのはどうも醜悪な感じがするが、「はぐれる」というのは良いな。確かには ぐれたのなら仕方ない。  ついで「きのうの世界」の残りを読んだ。  恩田陸の集大成という表現に頷ける。確かに恩田陸らしさが満載。読んでい て非常に良い感触。ただ、欠点であろうところもちゃんと含まれている。  単純に面白い、面白くないで判断すれば、圧倒的に面白いに傾く本だろう。  やっぱり恩田陸は凄いなと思いつつ読み進めて、ページを閉じた。  序盤からの謎を提示しつつゆっくりと描写されていく町の様子、そして町に 住まう人々。この辺のあれこれを単に説明の為の説明で終わらせず、こういう 所なんだなと自然と理解させていく手腕は本当に素晴らしいと思う。  三人称文体の部分も気をつけて読んだが、二人称で進む章なんかは何かのト リックを含んでいるのではと、より注意しつつ読んだ。そもそも「あなた」が いったい何者なのか明かされていなかったし。  中盤を過ぎた辺りからの不穏な空気、そして後半での大きな出来事、明かさ れる事実。ここら辺も単に神の視点から町を描くのでなく、これまでの登場人 物の視点からあけこれと描くのが巧い。どうなるんだこれと思わせて、きちん と収縮させていくのが、町の謎が解き明かされるのとあいまって快感だった。  途中の単語などから、もっとファンタジー寄りの話になるかなとも予想して いたので、ずっと地に足の着いている展開だったのが意外だった。飛躍しても それはそれで面白かったと思うが、普通の理の中で収めきったのが逆に凄かっ たとも思う。しかしそうなると、狐火とか諸々は何だったのだろう。フェイク だったのか。  そして最終章。書評など見てみると賛否両論みたいだが、これは余り感心し なかった。どうしても必要なものとは思えない。そもそもがあの人物は必要だ ったのか。発端として話の上で必要不可欠のように思えるけど、起こった事へ の関与と影響を考えると、どうなのだろう。彼を追って町へやってきたもう一 人の存在についてもちょっと中途半端な使われ方かなあ。単純に傍観者ならそ れでいいし、絡めるならもっと組み込んでも良かったんではないか。町に潜む 何ものか、因襲と禁忌を読者に感じさせる役割かとも思えるし、そう誘導する ような流れはあったのだが。  失踪した男は何で死んだのかという話と、特徴ある景観の町の秘密について の話、決して別々でなくつながりはあるのだけど、別段つながっていなくても それぞれ成り立つかなという感じがどうもしっくりこない一因になっているの だろうか。  それに途中の伏線っぽい事とか、謎が若干残ってはいる。作中ではっきりと おかしな事実と指摘されていてそのまま置き去りになっていたりするのは拙い のではないか。そこら辺をきっちり説明しきらないのが恩田陸の作風なのだろ うけど。同じ題材で他の人間が書いたら、同じ着地点を目指しても違った形に なったんじゃないかとは思える。  何となく読み終わってから名作「YU-NO」を思い起こしたが、どこが似ている のだろう。  そもそもがタイトル「きのうの世界」の意味が今ひとつピンときていなかっ たりもするし。ゆっくり読んだようでいて、何か読み落としている気はする。  無理やりにでも章単位で結末のあるひとつの話にしての連作ならば、男の話 が単体で成立しうるから違和感なくなったかもしれないけど、別物になるか。  無理にエピローグにしないでいつもの置き去りぼかしで良かったのにと思わ なくも無い。それはそれで不満があったろうけど。  でも、ちょこちょこ気になる部分はあるんだが、それをずっと上回る面白さ があった。良い本を読んだな。  年内はまだ平気だろうと思いつつ、スタッドレスに履き替えた。  替えた事で雪が降らないならそれはそれで良いし。  それにしてもガソリン安くなったなあ。満タンで五千円札で釣りが来るって 素晴らしい。
   12/19(金)  コアマガジンの新刊三冊をまとめて購入。全部あたりというヒット率。  夜中に目覚めて、「伊集院光のばんぐみのでぃーぶいでぃー vol.1」を観て みた。面白いとの評は見聞きしていたけど「真剣じゃんけん」が確かに秀逸な 内容だった。若手芸人を集めてじゃんけんさせるというだけなのに。金をかけ なくても企画力で面白くなるという好例だと感じた。  ただ、面白いと感じられる人は選ぶかもしれない。少なくとも万人向けでは ないだろう。「カイジ」のエスポワールでのあれこれの人間模様を高みから眺 める面白さだからな。これ、ゴールデンでそこそこ名前が売れている芸人でや ってもまったく面白くないだろうな。唯一テレビに出られる機会をかけてじゃ んけんさせたら、それはどろどろとしたものが渦巻くだろう。ルール説明して からすぐではなく三時間という相談したり疑心暗鬼にかられたりする暇を与え て、その間の密談やら裏切りやら罠やらを隠し撮りして眺めるという酷い企画 だな、しかし。  一見囚人のジレンマ的な着地点がありそうで、一発勝負だから報復ができず に、ある意味裏切ったもの勝ちな点になっているのもミソかもしれない。終わ った後でのリアルでの因縁にはなるか知れないが。  そしてのじゃんけんの結末と、オチ。蛇め。  他コーナーも、深夜の馬鹿力で言ってたのこれかあと頷いたりと、なかなか 面白かった。自転車を磨く企画も観たいな。
   12/18(木)  日曜日に録音していたTBSの日曜サンデーの「珍プレー・好プレー大賞」を車 の中で何日にも渡って聴いた。わりあい変な弄りはなくて例年通りのスタンス だった気はする。ただ、本数が少ない。ここ2,3年の上位3作とか流すのであれ ばあと何本か加えてほしかった。それほど失敗がなかったのかもしれないが。  途中で紹介する時の文章の読みがちょっと酷かった気がする。初見読みなの だろうけど、相当に噛んだり間違えたりというのが目立っていた。そこも本業 のアナウンサーに任せて良かった気がする。  最初の方で伊集院がこき下ろされていたのはちょっと面白かった。  昼に久々に吉野家行ったが、三杯食べると一杯タダのキャンペーン中に牛丼 食べると何とはなく損した気分になるだろうから牛鮭定食にした。随分と久々 に食べた。丼とは別の味わいがあるのだが。ところどころ前に来た時とはメニ ューが変わっていた。カツ系統は無くなったのか。カツ丼食べたければ他の店 に行くしなあ。  ケツイDS、案外動かない方が弾幕潜り抜けているものだなと思いつつも、死 亡して次回の残機を増やした。しかしシューティングで仮にもVERY HARDとか なっているモードでクリア云々の領域まで行けるようになるとは。
   12/17(水)  連載時に半分以上読み逃していた「青春少年マガジン1978〜1983」(小林ま こと)のコミックスを購入。最初通常サイズと思って探していて見つけられず 別な本を探している時に見つけた。  小林まことのデビューと少年マガジンの連載時の話、そして当時の仲間との エピソードを多少時間軸行き来しつつ描いている。読んでいて何か無性に小林 まことらしさが味わえた。  青春自体を描いた作品だと、途中で悲惨な事が多々あったりしても明るい読 後感になるものと、楽しいエピソードに満ちているのに何か透明な哀しさを残 すものがあるが、この本は後者だった。  当時新人3バカトリオと称されたうち二人が既に鬼籍に入ってしまっている という事実がそういう印象にさせる面もあるだろうが、それだけでなく全体を 通して馬鹿を描いていてもそれだけでない何かを感じさせる。ボロボロ泣きな がら描きましたという帯の煽りが答えなのかもしれない。冒頭で楽しかった思 い出などないと断言していながら、語られる話は決してそうではないというの もいろいろ複雑な感じだ。描き手の何かの投影が作用しているのだろうなあ。  連載を抱える漫画家だからこその苦しみの描写もダイレクトに描いていて、 けっこうインパクトがある。漫画家にだけはなるものじゃないなんて言葉を思 い起こさせる程に。次に眠れるのはえ日後かと呟きつつ描き続けて、その間に 窓の外では普通の人たちが出勤や通学をして帰宅し、また出掛けてというのを 繰り返している描写とか秀逸だと思う。高いところから下を見おろしていて、 震えながらしゃがみ込んで手すりを必死に握り締める描写とかもさらりと怖い。  過酷さとか精神の不安定さを描くと同時に、いつ死んでもはまわないから今 週号だけは仕上げさせてくださいとか思っているのが、業が深い。  続編的なものを描く機会があれば描いてほしい。ぜひ読みたい。
   12/16(火)    Amazonから発送メールもなかったのに「空の境界」DVDが届いていた。  まあ、いいけど。  発売日未定のままの「ウテナ」DVD-BOX下巻はいつになったら出るのだろう。  「アルカサル-王城-外伝 1」(青池保子)購読。  死後の娘の話とかもあるけど、史実からも離れて元気なペドロ王が出てくる のがなかなかに嬉しい。あまり話の正面に来ていない気もするが。  最終巻を読んだ時に、キャラを動かし描きつつも、歴史の状況と流れをきち んと示していく手腕が上手いと思ったが、この本の最初の話が同じ文法で描か れていて改めて認識した。  三本目は「修道士ファルコ」が未読だったので少し悔しかった。読んでたら おおと思って喜べただろうに。とりあえず白泉社文庫を探してみよう。  日本史の中で興味深い人物やエピソードはメジャーからマイナーまで多いし 例え名の知られない人物でも創作の題材となるのは「風雲児たち」や「センゴ ク」「へうげもの」等など今でもやっているものが幾つもある。これを国外、 全世界まで広げると、どれほど多数なのだろうか。日本では無名だけど現地で は絶大な知名度ある過去の人物なんて腐るほどいただろうし。少女漫画は意外 とその辺の要素を昔から活かしてきたように思う。一般には歴史好きは男の方 が多そうなんだが。少年誌だとこういうのはあまり浮かばない。  
   12/15(月)  センゴク、山県昌景の最期の描き方がもう。見事だった。  敵将な訳だし、主人公たる仙石とは直接的な関係も何も無いのに。まあ、止 めを刺したのは実は……とはやれないだろうが。破格だよなあ。  チェック洩れだった「玄人のひとりごと」十巻(中島徹)を見かけ購入。  毎号のビッグコミックオリジナルは読んでいる筈だが、さすがに二年掛りで ようやく一冊分まとまるペースなので、忘れてしまっている話が多い。ドイツ W杯なんて凄く懐かしい感じがする。恒例の年末にやっているの今年あった事 をダジャレにしつつする麻雀ネタなんかも、瞬時に思い出せないほど風化して いるネタがあったりするし。  今回は意外と雀卓を囲んでいるシーンが少なかった気がする。囲めなかった というネタがあったりもしていたが。  それにしても息の長い連載だな。「あぶさん」やら「浮浪雲」やら長期連載 の群れのような雑誌に載っているだけの事はある。    ケツイDS、ゲームオーバーになる度にゲーム開始時の残機数が増えたとアナ ウンスされるが、10機以上にもストック増えていくのに初めて気がついた。  何とはなく、9機まででカンストかと思っていた。死ぬと少し前まで戻された り、パワーダウンしたりはせずにそのままプレイが続くから、何度も挑み続け てさえいれはいつかはクリアできる訳か。この辺り、割り切りが凄いな。
   12/14(日)  星のカービィをクリア。最近出たSDXでなく、GBAの夢の泉の物語を今頃。  最終ボスのところでつまって年単位で停滞していたが、何となく取り出して 始めてみた。デデデ大王を倒して、唐突にゲームが変わるシューティング部分 をこなして、最終戦。立っていて星を飛ばしてもダメージ与えられないし、宙 に浮くと自在に攻撃できない。回転アタックで地味に攻撃するしかないのか、 という辺りで投げていたのだが、回転アタック中に他のゲームで言うところの ジャンプ攻撃が出来る事を発見。あっさりと撃破。  もしかして説明書とかには書いてあったのか。  スタッフロールの中で、各ボスを攻撃するシーンが現れ、こうやって攻撃す るのかと目から鱗な感じになった。基本的に何もない状態で倒す羽目になるか らなあ。しかしこういうのはいいな。映画でもそうだが、単に文字がずらずら と流れるだけのは見ているのが少々苦痛。そんなに凝ったものでない、本編の 絵でいいから出してくれると楽しんで見られるし、振り返られる。
   12/13(土)  冬コミのカタログを買いに行ったが、CD-ROM版しか棚になかった。  けっこう当日まで置いてあるイメージあったのにと思いレジに並んで他の本 を購入がてらダメもとで訊いてみると、女性向けのおまけ付のものであれば冊 子版ありますとの事なので持ってきて貰った。  さすがに今の時期はあまり買うものもない。 
   12/12(金)  「むこうぶち」最新刊の23巻を読んだら、2巻に出てきた男が再登場して再び 傀と卓を囲んでいたが、何年越しなんだろう。これなら11巻で続きを仄めかし ていながらそのままというのも、別段おかしくはない。まあ、雑誌の方でもう やっている可能性もあるだろうけど。  
   12/11(木)  ピクル、自ら狩りに行くのではなく、黙ってても餌がやって来るのを喜ぶと 言うのは、要は野性を捨てて飼われているという事なんじゃないのか。あんま りジャックと戦っても双方に思い入れが少ないからどうでも良いな。  しかしこの展開だと今年はもう主人公の出番は終わりだろうか。  今週はヤンジャンが出ていなかったが、そろそろそういう時期か。跳びで合 併号が出るのを見ると年末だなあと感じる。忘れないうちに千円札の  どうも今週は眠くて駄目だ。  ゲームもネットもほとんど手を出さずに眠ってしまった。
   12/10(水)  本屋で道満清明の「最後の性本能と水爆戦」を見かけて購入。また発売日が 延びるかと思っていた。しかし、前作、前々作とサイズ変えないで欲しい。  とか思って巻末まで読んだら、新しく前作・前々作を合本で出すとお知らせ か。どうせ書下ろしとかもつけるんだろうなあ。もう本屋に置いていないし、 こういうのもありかとは思うが。しかし何故に猿の惑星なのだろう。  それと本来のターゲットたる「いとこ同士」(のぞみ侑海)保護。  何年ぶりの新刊だろう。それなりにコンスタンスに描き続けていたのに。ま だストックも多いのだし、これが売れて弾みになるといいなあ。話とかキャラ 立てとか上手いし、十分にエロいと思うのだが。何が悪いのかさっぱりわから ない。まあ、いわゆるな絵柄ではないが。  ドラクエ]がWiiで発売というニュースとその反応などネットで眺めるとな かなか面白い。PS2よりあらゆる面で機能が上のハードで単純に同ベクトルで 進化させたものを作るのか、\からの流れでネットなどを活かした方向へ行 くのか。基本的に堀井雄二であればGBでもきちんとドラクエ作ってくれると 思っているので何も心配は無い。いつ出るのかという点を除けば。
   12/9(火)  今号のイブニング、もやしもんでの武藤さん日本地ビール批判読んでて、そ う言えば「美味しんぼ」では日本酒は何度も叩いていたけどビールはドライ以 外は割合是認の方向だったなと思った。山岡とかも普通に飲んでいたし。ウイ スキーなんかも本場のあれこれを褒め称えていたけど国産を引き合いに出して 文句つけたりはしていなかったな。むしろニッカの創始者の功績に触れたりし ていた記憶がある。関心の差か。もともとの発祥という問題かもしれない。  ビール=ピルスナーと言えるまで普及させたのは大手会社の努力の賜物みた いな発言には、なるほどと思った。そういう視点もあるのか。次回が新キャラ というかそこの地ビールのターンだろうがどうなるのか。  餓狼伝は、上からの物言いの丹波に少し萎えた。スポーツマンだとしても、 まだ試合しているだけ上だろう、何年も観客として驚き役しかしてなかった脇 役よりは。それはそれとして丹波と長田って何か因縁あったっけとふと首を捻 ってしまった。漫画版だと特に。ルールに守られた試合と何でもありの戦いと の違い、覚悟のあり方を指摘するのは梶原相手の時だったし。という事はもう 丹波と梶原が絡む事が無くなるのか。長田相手にした方が今後の展開に生きそ うだしなあ。  伊集院が出ていたので「踊る!さんま御殿」見ていたが、この手の番組に出 た時には珍しく随分と前に出ていたと感じた。松村邦洋とか共演者が絡みやす かったり、閉口するような人間がいなかったりとかの理由もあるけど、少しス タンスを変えようともしてるんだろうか。  これと続けて「テレビ鑑定団」を見る傍ら、「ガールズモード」のワールド コンテスト初参戦したら、初回で優勝してしまった。流れるスタッフロール。  あっけないと言えばあっけないな。  優勝したら終わりでなくて、イベントのひとつではあると思うが。毎月テー マも変わるようだし。しかし何で他のコンテストは専用モデルなのに、これは コーディネーターが自分でモデルを務めるのだろう。  鑑定団が終わる前にいつの間にか炬燵入ったまま眠っていた。途中で1、2 回ほど目覚めたがそのまま朝まで。
   12/8(月)  ちょっと「キン肉マンU世」の展開に驚く。どうせこうやって助かるのだろ うという展開を軽々と打ち消してくれた。先が読めない。本当にゆでたまご作 品か、これ。  しかし、月曜日は雑誌だけは幾つも手に取るものの読む漫画が少ないな。今 週は特に休載多くてぱらぱら見るのがほとんどだった。  
   12/7(日)  朝目覚めてから、「真庭語」(西尾維新)を読み始めて四本全部を読了。  読みやすいと言えば読みやすいが、浅いと言えば浅い。面白かったが予想し ていたのよりずっと普通だったような。読んだ感触が「刀語」というよりも、 零崎の話に近いように思えた。  ストーリーというより、個々の忍者の列伝というかエピソードを語っている 為だろうか。本編での雑魚っぷりとか奇矯な部分が無く、わりあい真っ当な忍 者話なので、あまり西尾維新らしくないかもしれない。喰鮫とか白鷺はともか く蝙蝠や蝶々が初代鑢が話の終わりに何らかの決意をするくだりなど特に。世 界設定とかを別にして、少しテイストを変えれば普通に時代小説に出来そうだ った。他の頭領の 話も書くのだろうな。読んで見たいとは思う。  妙に狂犬さんが良い人テイストなのは、内輪の話だからだろうか。  今回の登場人物含めての十二頭領になる過程の話をきちんと長い読み物でや っても面白いと思うのだけど、それはやらないだろうなあ。  伏線やらちょっと引っかかる材料をそのままにしてしまうのが西尾維新作品 だろうし。戯言シリーズからして。りすかはきっちり終えてくれるだろうか。    夜にもとはるに電話して冬はどうするんだという話と、国民の義務について の生臭い話をした。防犯についての相談は盗人にしろという言葉があったのを 思い出した。しかし片付くのか、この部屋は。
   12/6(土)  米澤穂信の新刊が出ているよと知らされて用事で出掛けがてら探したが見つ からず。チェーン店でなくちゃんとした本屋行かないとダメか。  代わりに西尾維新の「真庭語」と世界シリーズの四巻が出ていたので購入。  出るの全然知らなかった。  まだ「きみとぼくが壊した世界」を積んでて読んでなかったな。先に読まな いと。しかし何で同じ出版社から同時期にばたばたと出版されるのだろう。  恩田陸の「きのうの世界」をちょびちょびと読み進めた。一息に読むのはも ったいないような気がする。微妙に視点や語り口を変えて進めているのやそこ かしこの描写や位置関係が、後に向けての準備や仕掛けになっていそうな気も するし。読み飛ばさないようにはしておきたい。「ユージニア」はどんどんと 読み進んで、最後が少し訳がわからなかったからなあ。改めて最初から読み直 してみると、なるほどと思わせる部分があちこち散見できるだろう。
   12/5(金)  会社経由でなく直接目的地へ向かう為、いつもよりゆっくりと朝を過ごして いた。たまには良いな。  昼にあまり良い結果にはならないだろうと思いつついろいろあって中華のバ イキングに。通常の昼時間より早めだったがけっこう人がいたのに驚いた。そ ういうものか。買える頃には並んで待っている客も出ていたし。待つくらいな ら他にいくらでも店はあるだろうに。  あまり無茶に多量を食べようとしないで、少量ずつ味見程度にして気に入っ たものがあればそれをおかわりする方法で取り組んだ。概ね味は良かった。ホ イコーローや海老チリなどの定番もそれなりだし、揚げたての春巻や鶏唐揚げ なども良かった。ご飯で食べたかったなあ。別にしたければ白飯もあるし、お かず少々で食べればいいのだが、どうしてもバイキングの呪縛にかかってしま うな。あんかけ焼きソバなどもそれなりの量をとって味わいたかった。  マーボー豆腐は単体で味見してかなり美味かったので、小さな茶碗にご飯を よそってマーボ飯にして食した。これが一番満足感あったかもしれない。  あとはデザート類の満足感が相当だった。杏仁豆腐も良かったし、久々に食 べた揚げたゴマ団子が素晴らしかった。これは家で食べるのでなく外できちん としたのを食べるべきものだと思う。恐々と噛み潰して、あるところまで行く と口に出てくる火傷するほど熱いゴマ餡を堪能。さらに凍らせたライチーがあ るのが非常に偉い。両手の指で少々足りぬほど食した。味はメロンとかの方が 上だろうが、どちらが好きかといわれれば迷わずライチーだな。  何だかんだで満足して店を出た。限界まで食べようと無いのがコツか。
   12/4(木)  帰りに「428」を購入。  特典のメイキングDVD付だった。  Wiiのリモコンの電池充電しないとなあ。
   12/3(水)  今年のCLUB NINTENDOのプラチナ会員特典を選択して登録。  正直どれもあまり食指が伸びなかったが、マリオ帽子に。ルイージならもう 少し欲しくなったと思うが。  車の中で何年か前の深夜の馬鹿力テープを流していたら、ZONEのコーナーを やっていた。これはわりと好きだったが、伊集院にとってはこれも「日常モン スターハンター」も根っこは同じなのだなとふと思った。普通の生活の中でふ と現れる陥穽、理解できない何物か、ぞわぞわした感覚を愛でる趣向。  題材が違うだけで、異感覚への嗜好が優先されれば、理解不能な言い掛かり や自分本位な言動への嫌悪を上回って、楽しめるのだろう。ZONEのコーナーに してもスタッフに理解されない旨、何度か言っていたが、あのぞわぞわ感を快 と見る感覚が無ければ、確かに理解できないだろうな。    
   12/2(火)  TANA氏の表紙の雑誌があったので手に取ると、漫画も載っていたので購入。  最近でなく、けっこう前に出ていたらしい。不覚。だけど初めて聞いたよう な雑誌名だしなあ。通常の本屋で見かけるのだろうか。表紙が見えていれば気 がついたと思うのだが。  連載初回で状況説明でまだおとなしめな内容だが、良いなあ。メディアは違 うが、かぐやの諸作品とか神瀬作品などと同じで、ダーク方向に舵取りしなく ても濃厚にはいくらでも出来るよなと強く感じさせてくれた。  唐突にパイナップルが食べたくなり、スーパーで一口台にカットしてあるの を購入。1人分らしき数個入ったのだと物足りなそうだし、大きいのは3,4 人分は詰まっている。間があればいいのにと思いつつ大きいのを選択。余った ら凍らせておいてもいいかと思っていたが、運転の合間に食べるのが丁度良く 何だかんだで全部食べてしまった。酸味と甘みのバランスは良かった。これで 夕飯終わりでも良かったが、帰ってから飛び魚のお茶漬けだかと八宝菜少々を 食べた。飛び魚は焼いたのにしろ干物にしろ食べた事が無いので、飛び魚の風 味が感じられたのかはわからなかった。永谷園のノーマルのとかと比べれば磯 の風味はあったような気がするが。そもそもどこのだろう、これ。  無性に眠くて、部屋でネットやりかけて毛布を被っていたら寝ていた。
   12/1(月)  先週から今週にかけての「センゴク」、長篠の戦の解釈と火力のぶつけ方が 圧巻だったとは思うが、結末が早過ぎないかと少し疑問を感じた。ほとんどの 部隊は交戦中だし、主要な武田方武将は生きていてむしろ押していたりもして いたし。何でいつの間にか武田方が乾坤一擲みたいな雰囲気になっているのが わからない。何か途中の過程を読み落としていただろうか。  従来の長篠の戦の場合、鉄砲交替撃ちや、勝頼の勇み足とか重臣達の隙間と かを敗因としているのに対して、「センゴク」勝頼の場合は将才を示している し主要武将からの指示も受けているからどうするのだろうとは思っていたが。 無思慮に騎馬突撃続けてばたばた討ち死にという描き方はどう考えても出来な いから。  で、次週は休みか。良いところで。  キン肉マン二世は悪の化身なり拠り代になるキン肉マンというのを予想して いたので、少し意表をつかれると共に、時限装置ならあまりケビンのパターン と変わらないじゃないかとも思った。百人読めば九割が誰が何をすれば良いの かがわかる解決法が提示されているし。でも、そこを捻るのかな、ゆでだし。  テレビつけていたら「428」のCMがかかったが、わくわくとさせられた。BAD ENDからの選択肢変更で登場人物の関係が変わる辺りに、「街」だなあとしみ じみとしてしまう。ただ、「街」やってないと今ひとつピンと来ないような気 がする。そこだけ見れば、普通のノベルゲーとあまり変わらないし。とにかく 楽しみだ。シナリオ大丈夫だよなあ、極力情報入れないようにしているが。  
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